2009年08月20日
教育委員会とガチンコミーティング
バスケットボールの地域の場づくりを実現していくには、総合型地域スポーツクラブという活動の中で進めていくことが望ましいと思っています。しかしそうなると、いろんな新たな課題や新たに関係づくりをしていかないといけない人達が出てきます。地域行政との関係づくりは、総合型地域スポーツクラブとして、また地域バスケットボールの場づくりという意味でも必要だと思います。なかなか難しいんですけどね・・・ 2~3か月に1回のペースで2年前くらいから、地域で唯一、公の立場でスポーツ振興をすすめる教育委員会(体育課)と総合型地域スポーツクラブとしての考えをぶつけ、課題を共有し協議するミーティングの場を持っています。 僕は彼らとのこの協議には、現場の経験と様々な問題意識やアプローチ策で頭をフル回転させながら、憤りエネルギーがあっても、とっても温厚でソフトに、でも強い気持ちでガチンコで臨むようにしています(笑) なにせ、地域に住む人たちが、日々の家庭や仕事に忙殺されその余裕がなかったり、自分達のことでいっぱいであまり地域課題というレベルまで関心を持てないのはまだしも、地域スポーツ振興や地域サービス提供するのが「本職」の人達ですから。かたや同じように地域スポーツ振興というレベルでの活動を自分達で事業に必要な資金、人材、モノを確保を困難が連続しながらも進める立場として、必然的に彼らを見る目はより厳しくなります。 大変失礼ながらも、「余計なことをして他の住民からクレームがあがってほしくない」、「それは自分の仕事ではない」、「決まっていることしかしない、考えようともしない」というのが行政だ!というくらいのことを思っている部分もあります。 基本的に行政の人達は、あまりに無関心だったり動かないぶりを感じずにえないことがあります、この不景気で民間では給与や雇用をカットされ大変のなか、所詮地域住民へのサービスというのは口だけで、民間に比べればはるかに低い意識やレベルでぬくぬくと安定した給与貰って何やってんだ!!と本気でキレてしまいそうになることもあることは言うまでもなく(苦笑)たいていは、いわゆる出来ないことをまず前提で考える思考や改善よりも自分達へのクレームを逃れることの理由づくりが体質化していたりと・・・ だからよく言われるのは、地域行政との関係づくりにこだわりすぎじゃないの、もっとスタンドアローンでやってしまえばという声です。また議員さんを味方にすればという人も・・・ 確かに地域行政は最も変わらないやっかいな相手にもなりますが、逆に最大の協力者にもなります。また地域体育協会も同じで大きな協力者もなかにはいます。また議員さんやお偉いさんからのスーパートップダウンは、一時的にはいいのかもしれませんが、現場の人達のモチベーションがあがらない原因になりがちです。そこはバランスだと思います。できれば現場から仕組みづくりをしてそれが回り続く形にしたいです。 僕の描く地域スポーツ振興のビジョンの絵には、地域行政の現場関係者や地域体育協会の全てが登場人物であり、それらとの関係構築と育むことが、10年、20年、50年、100年と続くような地域のクラブになると思っています。 ということで徹底的に彼らと意識共有をするようにしてきました・・・ 今日の打ち合わせには、相手方は課長、係長2名、担当者4名と主力オールメンバー(笑)。こちらは副マネージャーが緊急入院してしまったこともあったものの(ストレス性ではありませんのであしからず)、代表の僕とクラブ顧問の県クラブアドバイザーとさらに今年からアドバイザーをしている方(昨年まで大学でスポーツ社会学講師をされていた方)が勉強させて欲しいと出席しました。 内容は大きく分けると・・・ 1)4~7月度のクラブ事業報告 2)市スポーツ行政の現状と彼らの来年度を含めた方向性の意識共有 3)施設面での確保調整相談 4)その他(ホームページ連携など) です。 1)はそもそも彼らは別に主催でも主管でもなく言う必要があるの?と思うかもしれません。ただ僕らの活動を理解してもらうためには必要だと思っています。行政からの支援というのはよく補助金などで示されるケースがほとんどです。でも僕らにはお金は出せないし出さないと言い切っています。それはもはや彼らが主催で新規に進める事業の予算確保もできず削減されていっている実情があります。その上で総合型地域スポーツクラブを支援するとは言う。僕らの実情がどうなっているのかを僕ら側から報告し課題共有に繋げています。 2)はその反対で彼らはどこへ進もうとしているのか、どうしたいのか、何を彼らとして課題にしているのかを支障ないレベルでも確認し共有することで、今後僕らクラブのアクションが結果的に僕ら独自の地域スポーツ振興が協力支援が受けられなかったり関係づくりが出来ないようにならないように確認する意味で行いました。地域スポーツ振興という言葉は曖昧です。本当は活動の効果などを検証するような機関があればいいのですがf^_^; 3)は、1)でも言ったようにお金は出さない・・・ではどんな支援があるのか、いわゆる事業として必要な「カネ」「人」「モノ」の3つ要素の中で「モノ」にあたる施設確保は、特に総合型地域スポーツクラブ事業では肝になります。まず明確であるその部分への協力支援をより具体的にまた絶えずそれが大事なことを忘れてもらわないように取り上げています。 そんなわけで、熱くなりすぎると内容の多くは「改革しましょう」なので、いわゆる『要望圧力団体』とみなされ、まったく閉ざされてしまうので、Win-Winの関係をつくりましょうと、温厚にソフトにのぞむわけです。たまに声のトーンが強くなっている自分を抑えながら(苦笑) 議論をかわしながらの会議はノンストップであっという間に終わり、意識共有と今後にむけた確認ができ、会議中はガチンコとはいえ、終われば協力的な雰囲気で、この会議体を今後も持っていきましょうと相手側からも言われていることはご報告まで(笑) ※誤解ないように補足ですが、僕らクラブと地域行政は、関係づくりが出来ていると思います(県アドバイザーも感心してました)また中にはとても理解がある行政現場担当者もいます。また地域によっては地域ぐるみで町おこしなどと合わせて積極的に進めているところもあるようです。ただ、その体質や環境から多くは前述したような現状ではないでしょうか。
posted by old-rookie |01:34 |
総合型地域スポーツクラブ |
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教育委員会とガチンコミーティング
コメント投稿者ID :
はじめまして。yukizawa49と申します。
興味深く読ませて頂きました、ありがとうございました。
私自身も、総合型クラブとは遠からず近からずで永らくスポーツに関わってきた者です。
old-rookieさんの文中にある「地域スポーツ振興という言葉は曖昧です。本当は活動の効果などを検証するような機関があればいいのですが」という点は行政ももちろんですが、我々研究者の役割であると痛感しております。
ただし、中には効果測定の結果を客観的指標として受け入れない方も少なくはありません。
総合方クラブは、世間的にはまだまだヨチヨチ歩きの赤ん坊くらいの認識しかありません(俗に言われている成功クラブは別として…)。
世間的評価や必要性、またクラブ自体も、良くも悪くも転がっていくと思います。
ぜひともold-rookieさんには頑張って頂きたいですし、私も協力できる点は協力させて頂きたいと、勝手ながらに思っています。
長々と勝手に書かせて頂きましたが、お許し下さい。
今後のご活躍をお祈りすると共に、次回の内容を楽しみにしております。
posted by yukizawa49 | 2009-08-20 18:13
教育委員会とガチンコミーティング
コメント投稿者ID :
ukizawa49さん>
有難うございます。
確かにまだまだ総合型地域スポーツクラブの認知度は低く、また地域においてもその必要性を感じていない人達が多数であったり、地域活動(スポーツ振興)に関心がない方々も多く、前途多難かもしれません。
成功モデルになることは大切なことだと思いますし、失敗もあるかと思いますが、やり方によっては今までになく、地域に必要とされる道は開けると思っています。頑張りたいと思います!!
posted by old-rookie | 2009-09-29 03:11
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