2009年08月17日
アジア大会の日本代表(男子)を見て
イランの連覇、準優勝の中国、3位ヨルダンの3チームが世界選手権の切符を手にしました。 日本は、ケガ人が続出したことやコーチ交代があったなどの不安材料があったようですが、過去最低の結果です。コーチや選手のコメントから中東アジアのレベルがあがっていることや、もはや東アジアが勝てなくなっているとありました。 確かに中東アジア強いです。連覇したイラン、ヨルダン、またレバノンなどNBA経験がある選手がいるチームもあり、、、でも中東だけでなく、韓国にはもちろんフィリピン、台湾など東アジアのチームにも勝てなくなっている日本。チーム強化は仮に抜本的な改善をしていくとしても数年レベルでなくて、結果がでるのは7~8年以上かかるのではないでしょうか・・・それくらい差は開いておりさらに開き続けている・・・ アジア10位・・・ 今の日本バスケットボール界全体やトップを見ている人達にとっては、この結果は「そうだよな~」と感じた人もいたのではないでしょうか。個人的には、今回の結果を現状として受け止めても今後に繋がるものがあったのか・・・その方が気になりました。 今回のメンバーによる代表チーム構成は、ひとつの区切りで今後変わっていく?ような話もあるようです。とても勝手な個人的な意見として、20歳くらいの若い選手中心の構成にして、できれば10代も積極的に起用した新しいチームに一変すべきだと思います。短期での結果はもちろん3~4年どころかそれ以上をみたチームづくり。その中に常に10代の選手も起用していくような経験の場にもなる代表チームづくり・・・どちらかというと仕組みとしての在り方をかえるべきではないかと。。 ある程度固定メンバーでなく、競争原理も多くいれ、常に代表選手には危機感が感じられる、ハングリー&チャレンジ精神な集団にもしていく。勿論今の代表選手だってそういうものを持っているのかもしれませんが、国内レベルの中でエリート意識をもっている選手ではなく、常に安定よりも、世界を意識した選手達を集めていく(サッカーの日本代表のように)。それは今後世界で戦うにあたり、そのちょっとした日常的な意識の差が(ルーズボールやリバウンド、ディフェンスなどの)流れを変えるプレーとして出て結果につながるのではないかと感じます。 これまた勝手な意見ですが、ぜひヨーロッパのトップコーチを招聘して若手選手中心の代表チーム強化にあたって欲しいです。それもある程度長いスパンで任せ(今の日本代表もジェリコ氏によって育成された部分はあるかと思いますが)、日本協会は代表選手選考には口出さず、その下の育成環境づくり(底辺拡大と一貫育成)に力を入れる感じで。。。 カザフスタン戦に解説者の北原さんもカザフスタンのある選手のコーディネーション能力の高さを指摘していました。コーディネーション能力は、ユーロバスケにおいて、子どもの時からトレーニングされていて、その結果、背の高い選手もインサイドに限らず、アウトサイドのシュートがうまかったり、プレーもできて、必要とされる判断力やバランスの悪い状態でのシュートの成功率が高さを向上させます。 今まで書いてきましたが、コーディネーション能力は、本来子どもの時から育む能力ですが。。。トップレベルでもそれはファンダメンタル(チームおよび個人基礎技術)と同じくらい必要だと思うし、その差はもはや大きく開いてしまっていてこのままでは開くばかりだと感じます。日本チームを見ていてその能力が足りない気がします。 さらに高校、中学、ミニバスなどもそれぞれの中で勝利至上主義でチームとして大会結果に終始するのでなくて、選手の一貫育成観点の必要性に迫られているのではないかと個人的に改めて感じました。 エンデバーなどの取り組みもブロック(都道府県)レベルで機能しつつあるとも聞きますが、既存の決まった指導者達による網掛けされたサポートでは、まったく網羅されるには足りない気がします。より底辺拡大を前提としながらのより多くの選手を育める一貫育成、そこには世界基準の方針による育成が期待されると思います。日本独自とか日本らしさとかは、むしろそののうえでの話ではないでしょうか。。。 うーーん、代表選手選考もさることながら、仕組み自体が変わっていくことが必要だと思うと、期待や願いはあるものの、抜本的な既存体質や環境の改善をトップ主導でできるだけの力があるのだろうか・・・とも感じます。
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posted by old-rookie |00:46 |
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ヨーロッパのコーチ
コメント投稿者ID :
ある観点から見ていくと、日本のトップレベルの選手でもヨーロッパのレベルと比べるとファンダメンタル面が劣っているのだと思いました。
ジェリコの時も、ボールを使っての鬼ごっこから始めた訳ですし、逆にあの期間でやり足りなかったのだと思います。
まさにジュニアの時代から、まんべんなくファンダメンタルやコーディネーション、空間認知の各能力をのばすことの出来るメニューの開発・実施が望まれます。
協会がそこまで取り組まないと、アジアでのレベルは上がらないという状況まで来たのかも知れません。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kawashiman/
posted by kawashiman | 2009-09-29 05:58
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