2009年08月11日

バスケットボールの育成要素に思ふこと

アジアバスケットボール選手権で全日本男子がイランに完敗。準々決勝(ベスト8)が厳しい状況に。ヘッドコーチが変わったなど不運があったものの、イランのプレーヤーの個人技術がそもそもフィジカルに強くシュートが一枚も二枚も上手だったようです。 

そんなことも考えながら、バスケットボールプレイヤーにとって必要な要素ってなんなんだろうと、現在小中一貫クラブで子ども達を一緒に教えているTコーチと語りました。 

くまなくイラン戦を見ていたTコーチは言いました。大きな選手のフィジカルの強さとシュートのうまさ(バランスの難しいシュートの成功率)が圧倒的に違ったと言いました。 

僕自身が日本代表の試合を見ていて最も可能性を感じた、ジェリコヘッドコーチ時代、ジェリコはバスケットボールに必要なのは、 
『一にスピード、二にコーディネーション能力、三に身体的なもの(体の大きさや背の高さなど)』と言っていたそうです。 

その言葉からもあるように、単純にフィジカル(肉体的)なアドバンテージでイランが圧勝したのではなく、おそらくコーディネーション能力の差が大きいのはないかと個人的に思いました。 

ちなみにコーディネーション能力とは、競技スポーツのベースとなる能力で両そく性(左右を同様に扱えるような能力)、リズム感、空間把握能力などボディコントロールや状況判断しスムーズに体を動かす際に必要となる能力です。 


さて、現在週1~2回でミニバスクラブチーム(正確にいうと小中一貫のクラブチーム)活動を総合型地域スポーツクラブ活動の中で行っています。 

残念なことに、既存のミニバスチームと試合をしても結果はまだまだ出てきません。理由としては、、、、 
・歴史がなく伝統もなく先輩もいず、まったく0(ゼロ)からの活動であり、最上級生もチーム活動がどういうものかがイメージできない。 
・月1回程度練習試合を行っているものの、他チームに比べ経験不足 
・競技に必要な基礎体力(特にスタミナ、スピードなどにおいて)が圧倒的に他ミニバスチームに比べ低い 
・習いごとの感覚できているため、習慣化されていおらず、心のもちかたや意識が低い 

などがあります。他ミニバスチームと比べてしまうと気持ちが焦る部分がないと言えば嘘になりますが、そこは焦る気持ちをおさえ、育成計画として中学2年生あたりの時期に個人およびチームファンダメンタル(基礎技術)しっかり習得し、ある程度のレベルで発揮できるとし、今はしっかりと 

・体幹づくり 
・ボールハンドリング向上 
・コーディネーション能力向上 
・個人ファンダメンタル(基礎技術)の紹介・導入 
・チーム活動としての心構えを身につける 

に多くの時間を割いています。その上でスピードやスタミナをあげる内容に最近ようやくアプローチしている感じです。 本来ははスタミナやスピードがないとトランジション(攻守切替え)も対応できず、高める必要性があるのは分かっていたものの、つらく飽きやすい練習をバスケットボールというかスポーツをはじめたばかりの子ども達にいきなり導入することができず、心の状態をみながら夏場にもってくることにしました。

週1~2回、月1回程度の練習試合という練習時間の限界。分かってはいましたが、、、いやあ監督・コーチ、そして子ども達には『辛抱』という二文字の日々です。また、そういう環境の小学生の子供達の心の状態を考え、飽きない内容にもしていかねばなりません。ただつらくハードではこの子達はついてこられないからです。 

通常のミニバスチームであれば、練習の中でスピード、スタミナが向上していくことが可能なはずですが、とにかく時間が足りない。自主的な練習に任せていてもなかなかつらい練習はしないのが子ども達ですからそれも難しい。毎週コーチとの深夜まで打ち合わせをしますが葛藤の日々の連続です。 

ただ、目線を変えると(女子小学生のチームですが)ワンハンドでフリースローより遠い付近から5,6年生の高学年はほとんどセットシュートが入るようになってきていること、複合的な動き(ステップ&ターン後のシュートなど)がスムーズに動けるようになってきた子どもがいること、状況に応じてワンステップでレイアップシュートにいくなどを試す子どもも出てきており、それらのひとつひとつを褒めて伸ばすことが大切だと感じています。 

ただ、最近子供達を見ていて改めて感じるのは、、、、 
1)心 
2)基礎体力(スタミナなど) 
3)スピード、トランジション(切替え)、コーディネーション 
4)技術 

いわゆるTコーチも言っていましたが「心技体」というより「心体技」という順番かなということです。週1~2回の練習だとこれらの要素が実はそれぞれ別なことを感じます。これからもそもそもの環境づくり面での課題ふくめ、指導育成計画の修正も育成における課題はたくさん新たに出てくるでしょう。 

確実に少しずつですね^^;小学生時期はベースとなる能力を育み、バスケットボールをより好きなってもらうことを何よりも大切にし、中学生時期になったらそれらをベースにより育み、基礎技術習得することからより高い目標に望める育成サポートをしていくスタンスで。 

ちなみに話はおおいに飛躍しますが、Tコーチとは、トライアングルオフェンスやモーションオフェンスをいつかチーム指導できたらというちょっとした夢があります。Tコーチは、先日ロサンゼルスレイカーズのアシスタントコーチのトライアングルオフェンスをテーマとした指導者講習会に福井県まで行き参加したほど。興奮して帰ってきました(笑) 

まぁそれにも、そもそもしっかりとしたファンダメンタル(基礎技術)をベースとし判断力が必要です。。。。 

今のところは僕らの活動はもちろん、地域レベルで中高生くらいを見渡すかぎり、ファンダメンタルの低さから、まったくそれが見えず、いつかそういうこともできるくらいの場(高校生以上のトップクラブチームなど)をつくり、そういう場でプレーできるくらいの子ども達をどんどん地域の中で育てられるといいねと語りあいながら、何年先に訪れるか分からないその日に向けて、プレーのシュミレーションをしたり、語るのが僕らのマイブームです(笑) 

posted by old-rookie |03:19 | バスケを学ぶ・極める | コメント(2) | トラックバック(0)
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バスケットボールの育成要素に思ふこと

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お初です、                              自分も十数年全日本見て(雑誌やテレビで)いますが  今の日本のバスケ界の中では、強化は出来ている  方だと思いますが、他の国が強化(素材が良い中で)  進んでいるのだと、思います。日本の今後の強化は帰  化選手を獲得するのも、策だと思います、他国に劣る  所を帰化選手で補う、 過去にも、団ワイス、高橋マイ  ケル、桜木など、    それと協会もよりバスケに身を置いて代表が思うように結果を残せなくても、バスケの普及に努めてもらいたいです。 昨日のイラン戦、自分は折茂選手に惹かれました、残る試合体調に用心して、頑張って欲しいです、乱文ですみません。

posted by バスケは楽しいより。 | 2009-08-11 22:12

バスケットボールの育成要素に思ふこと

コメント投稿者ID :

田臥選手を引き留めれない協会/HCが、悪い!

posted by 日本バスケを盛り上げたい! | 2009-08-16 12:56

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