2009年03月17日
地域スポーツクラブを語る(一貫育成サポート)
明日の夜は、連携をとっているコーチング組織との来年度の打ち合わせを行う予定なこともあって、一貫育成サポートについて、改めて考えてみました。必要な要素は、 1)長期(10年、20年)以上は続く仕組み 2)個人ファンダメンタル(基本技術)の向上 3)既存スポーツ環境(チーム、部活など)との補完または連携関係 4)一貫サポートできる品質を個人でなく体制(システム)による管理 5)地域のスポーツ競技力強化(底上げ) かなとこの1年の地域スポーツ活動を通じ感じています。こういう話をすると場づくりが勝利主義なのかと楽しむのかという話がでます。また、受験などでスポーツをそこまでは時間がなかったり、楽しみたいという子供の場がなくなるのではないかと懸念の声が保護者からでたりf^_^; 本当に大切なのは、両方の場が地域にあり、参加者が選び、両方を行き来もできるような環境づくりだと考えます。また、逆に中学部活を発端とする越境問題があったりしますが、これもコーチングに長けた指導者がそこにいるからで集まるのであり、地域にそういう環境が出来ていけば変わるのではないかと思います。(そのコーチがもつスポーツ進学のレールなどを目的とする場合も多くあるでしょうが) さて、場づくりの具体的な例としては <1>一貫性あるスポーツ教室 <2>小中(高)一貫クラブ <3>部活動支援(指導者の派遣) があるかなとこの1年の地域スポーツ活動を通じ感じていますが、基本は<1>を優先しています。「一貫性あるスポーツ教室」であれば、個人のスキルアップに焦点をあてるため、既存のチーム活動や部活動との差別化もできますし、参加する子ども達にとってもわかりやすい。また前述した「楽しみたい」子どもをサポートをじゅうぶんにサポートでき、地域スポーツ底辺拡大にもなります。ただチーム種目であった場合、その成果が確認しやすいのは、やはり実際の試合であるわけで、それらに個人指導中心のコーチングにより効果がでているかは必ずしも確認できません・・・そこが限界です。 <2>は、試合での成果も確認でき、修正し日頃の指導に生かせることから理想的ですが、チーム指導と個人指導の観点から双方を向上させるのは相当大変です。雰囲気づくりや意識共有、チームルールの徹底なども必要です。子どものチームの場合は特に人間性を養う必要があるので、それらのコーチングスキルも求められます。また指導料をきちんと取るとなれば、保護者からの要望も多分にでるわけです。フロントとコーチが一体になり、さらに保護者に理解してもらえるだけの成果も必要となってきます。ただし、大きな視野でみると、地域スポーツが盛り上がっていくには重要でもあります。地域に素晴らしいチームができ、成果が出ることは地域に話題をもたらし、活性化させるからです。 <3>は、外部コーチとして入り<2>と同じ場合もありますが、側面的な支援という場合もあります。しかし学校部活という性格上、<2>よりもさらにに難しい面をかかえています。簡単にいえば指導料です。部活動に指導料が必要なのか、そこまでするのなら入部させるつもりはない。というのが保護者の大半の声だからです。ただし部活動の仕組みはやはり限界がきています。一時的によい指導者に恵まれても何年かで異動したり、指導者不足・スキル不足も否めません。熱心ならいいですが、時世を反映し熱心さも低下してきています。また越境という問題を耳にしますが、コーチングに優れた指導者がいるところに行ってしまうのは、その地域にそれだけの環境がないからだともいえます。 スポーツは、勉学と同じかそれ以上の効果を人にもたらすと思っています。ただそれはそのスポーツの持つ本当の意義を感じることができる必要があります。部活があるからそれでいいではその効果はもたらされません。 学校(特に中学校)は、地域スポーツ関係者や組織に部活動をスポーツによる子どもの育成事業として委託し、支援する場づくりがもっと進むことがいいのではないかと思います。個人委託ではなく、地域スポーツクラブのような長期的にサポートすることができる組織に委託する。地域行政も巻き込んで。 年度末に予算消化で工事をするより、地域の将来を担う子どもたちために予算化し事業として行っていけば、何倍も意味があるかと感じます。
posted by old-rookie |00:49 |
総合型地域スポーツクラブ |
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