2007年06月17日
石川康GM解任を我々はどう捉えるのか
FC琉球のゲームを見てきたが、特に感想や批評を述べるつもりはない。私は開幕戦しか見ておらず、昨シーズンに比べて日頃のトレーニングプロセスやこれまでの勝利を身をもって感じてはいない。あまりにも相対的な尺度が少ない為に、今日目の前で起こった「惨敗」を受け入れることは逆に難しくなかった。 まあ、そんな刹那的な感想より石川GMの話がしたい。我々が憶測でしか発言できない現実をクラブ側はどうみているのか。そしてメディアは何を考えてFC琉球に張り付いてるのか。双方が納得する甘い汁のためにプロパガンダを行い、沖縄県民を混乱に陥れる現在。我々は今一度FC琉球というクラブを見直すべき帰路に立っている。 シーズン中にGMが解任?その重さを県民、そしてクラブ側が理解していない。 繰り返される愚行 以前、私はこのブログでV・ファーレン長崎の大渕前監督解任の記事をアップしたことあるが、長崎側は記者会見を開き、なぜシーズン前にチームの舵取りを解任したのか、その理由をハッキリと伝えた。クラブ、そしてサポーターは団結し、現在は3位ながら十分上を見据えた戦いを続けている。 今回の件も解任の理由は似たようなものだろう。石川GMが沖縄にあるサッカークラブをまとめようとしたことが理由なのか、それとも本当に強化方針の相違なのか。そしてパーソナリティの部分で双方が歩み寄れなかったのか。 吉澤監督を獲得した事実は評価できるが、その他何を目的にFC琉球のGMになったのか、理解に苦しむのは私だけではないはずだ。 「なぜそうなったのか」議論できない現実を作り出したクラブ側の責任は重い。ポジティブな幻想だけを世に発信するクラブ固有の美的感覚がいいとは思えない。陰翳礼讃。影があるからこそ、光(クラブ)のありがたさを理解することができる。情報開示能力に欠け、美辞麗句だけを並べる今のクラブ側の対応は絶対に許されるべきことではない。 GMを理解する GMはチームが生き続けるという意味でも、極めて重要なポジションだった。日本では現場の最高責任者という役職でしか捉えられないが、天下り等ではなく、本当に選手に対して影響力を持ったGMがいるクラブは「強い」以前に「魅力的」という言葉が当てはまる。 私が尊敬するグリーンベイ・パッカーズのロン・ウルフ元GMは、当時の浦和より弱小で、地域の誇りと言えば失笑されるようなチームを強豪に「変化」させた。レジー・ホワイトを獲得し、人口10万人の小さな、本当に小さなフランチャイズでも世界は変えられると高々に宣言した人間がロン・ウルフだった。 1人で確実にチームは変わる。それがGMという場所だ。多くの経験値をひっさげてFC琉球に加わった石川康氏。その手腕は誰にも理解されぬままひっそりと終焉を遂げた。誰にも愛されず、誰からも支持されず。そこにあったのは単純なネームバリューだったのか。今言える確かなことは、血が通ってないクラブとは今の現状をいうのだ。 水面下で聞こえるのは、これから先、石川氏は沖縄に残るだろうし他のチームの一員として我々の前に現れるかもしれない。 そのとき、我々は彼に対して「おつかれさまでした」という一言を贈れるだろうか。 こういう瞬間に立ち会うとき、フットボールの世界は傲慢だと強く感じてしまう。もちろん、その現実があるからこそ、フットボールは悲壮だと言えるのだろうが。
posted by 奥間商店 |23:14 |
FC琉球 |
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ベターな選択を求めて 【蹴球つくばスタイル】
いつも試合の次の日から営業とか何やかんやと始まります。良さそうな話があったり、残念な一件があったり、何気ない一件が発展してしまったり・・・・・・ 以前も書きましたが、運営がしていることが表にはっきり表れるのは氷山の一角のようなものです。むしろこの段階ですら今まで表に出ていない出来事を書き綴れば、総エントリー数は現在の3倍強くらいになっていることでしょう。 さて地域リーグの金沢でGMが辞任。同じようにJFL琉球でもGMの退任が発表されました。やはりステージは違えど同じ肩書きの人たちの動向は気になってしまい
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Re:石川康GM解任を我々はどう捉えるのか
チーム全体の舵取りをするGMの解任。
そんな重要なポジションの解任にクラブの代表が「チーム運営の方向性が一致しなくなったため、互いに話し合って決めた」と一言で片付けてしまうのはいかがなものかと思います。
また、文面から察すると沖縄では特に今回の件が大きく取り上げられることもなく、流れてしまったようですね。
プロスポーツチームが存在しない沖縄だから、そういった部分に鈍感なのかもしれません。
マスコミ、サポーターもFC琉球のことを思うのならどこに原因があったのか深く追求していくべきでしょう。
私は沖縄にプロスポーツを根付かせて、沖縄をもっと幸せな場所にしたいという夢を持っています。
しかし、そのためには沖縄県民がプロスポーツを見る厳しい目を持ち、県民自身が成長していかなければいけないのかもしれません。
posted by つばさ | 2007-06-20 13:40
Re:石川康GM解任を我々はどう捉えるのか
つばささんコメントありがとうございます。
ポジティブな考えを前面に出すのは現在のスパイラルを抜け出すために必要不可欠なことです。しかし本当にそれだけで「今」を打開できるのかといえば疑問がかなり残る。これは私が昨シーズンからコメントし続けてきたことかもしれませんね。
一試合一試合が短いスパンで繰り返されるので諸問題を直視できないのか、実はかなり議論されているのか(伝わってはきませんが)、もしくはサポーターのクラブ批判が空気的にタブーになっているのか。
牽引役になるべきは本当はメディアなんですけどね。表面的な部分を書いて、結局後世に何が残るというのでしょうか。
ご指摘のように「県民が成長しなければ」発展はないわけですから、もちろんこの問題は私自身にも責任があると思いますね。そう遠くない未来のためにまだまだやるべきことは多いと強く感じています。
posted by 奥間店長 | 2007-06-21 00:40
Re:石川康GM解任を我々はどう捉えるのか
昔のnumberを掘り出し時に、ビジャレアルの特集が載っていました。トップの世界とはほど遠い3部のチームが、一人の男の情熱によりチャンピオンズリーグを戦うチームに変貌する。
時間はかかれど、こういう夢物語はいいものです。FC琉球がいつか夢を掴む日を、わたしも楽しみにしています。
posted by いごっそう | 2007-06-22 03:02
Re:石川康GM解任を我々はどう捉えるのか
近視眼的に降格回避を目標にして(切実ですが)やるのであれば、GMより監督だろうと思うんですがね。吉澤さんがどうこういうよりは、対症療法というか、ショック療法という意味で。
そして、中長期的なビジョンを持ってやるのであればGMと監督は一蓮托生でチームを練るべきかとおもいます。
GM解任になると、補強戦力やなんかのミスを認めてしまうし、あとは監督やりなさいでは無責任な気がします。
財政事情などの兼ね合いで、中長期的にタレントに頼らぬチームを作ろうとしているんだろうなと、熊本で見て感じてたんですが。
どうなんでしょうか?
熊本は短期集中でJを目指しています。
どっちが正解かは、将来になって見ないと分からないことですが。
posted by たのさん | 2007-06-22 20:46
Re:石川康GM解任を我々はどう捉えるのか
いごっそうさんコメントありがとうございます。
私もその記事は非常に印象に残っています。確かメッシーの表紙で熊崎敬氏が書いたやつですね。あのようなイエローサブマリンの奇跡の下には気の遠くなるような失敗例や破滅的な事実が存在します。成功例だからクローズアップされる、という部分も当然あるのでしょう。
現在のFC琉球は未だ太陽の光を目指す段階でその恩恵さえ受けることはできない状況です。いつの日か、山のような失敗例を笑える日がくることを私も願っていますが、そのためには一歩一歩課題をクリアするしかないでしょうね。
その一歩をなぜ私達と享受できないのか。私は、いつもそのことばかり考えています。
posted by okuma店長 | 2007-06-25 00:35
Re:石川康GM解任を我々はどう捉えるのか
たのさんコメントありがとうございます。
まさにおっしゃるとおり、どちらが正解かを知る為には未来を待つ以外方法はないでしょうね。
最初、FC琉球のビジョンは中長期的なスパンで強化するための施策としてGM、そして吉澤監督を招聘しました。しかし、内部の揉め事もありGMはいらないという結論に至ったそうです。
あそこまで大々的に報道した就任会見から数ヵ月後、「悲惨」な別れを我々に突きつけるクラブ側の姿勢は理解に苦しみますね。
地域やクラブの色、そして近未来の目標が異なれば当然行うべきマネジメントもまったく違うものになります。
熊本が最短距離で走ることに共感し、行動に移しているのは何もクラブだけではなくサポーターも同じ意見を持つがゆえに最後まで見放さずに、一緒に戦っていると思います。
今、FC琉球が何をしたいのか、どのような志があり、それがなぜ沖縄で行われるのか。初心を忘れたクラブに未来への意志を感じることは難しくなっています。
posted by オクマ店長 | 2007-06-25 00:46


