2009年02月21日

NL Central 2009 Preview - St. Louis Cardinals

スプリングトレーニングから1週間経ち、来週からはオープン戦が始まります。アメリカでは先週からA-Rod選手の話題で持切りなのは有名ですが、NFL名QBのBrett Favre選手の引退もタイミングが悪く忘れられてしまうのではと思ってしまうほどひっきりなしにどのメディアでもA-Rod, A-Rod・・・です。彼がステロイドを使ったことは事実ですが、彼が会見で述べたことに対して嘘か真実かではなく、今後どうやってステロイドを野球界から遮断するか、MLBの将来に焦点を合わせていくことが今一番必要なことだと思います。簡単な意見ですがこれしかないと思います。もうESPNのくだらない討論等、正直バカバカしくて見る価値もないように思います。。。

さて、今日から不定期ですがナショナルリーグ・セントラルの2009シーズン前の予想を球団ごとしていきます。初回はもちろん・・・セントルイス・カージナルス!

【新加入】   * ()内は投手の利き腕
RP: Charlie Manning(L) Trever Miller(L) Royce Ring(L) 
SS: Khalil Greene

【40人ロースター入り】
P: Matthew Scherer(R) 
INF: Tyler Greene 

【NRI注目選手】 (スプリングトレーニング招待選手)
P: Jess ToddClayton MortensenP.J. Walters 
INF: Allen CraigDavid FreeseJoe ThurstonBrett Wallace 
OF: Colby Rasmus

<*主な移籍・退団選手*>
SP: Braden Looper(R)、Mark Mulder(L) 
RP: Ron Villone(L)、Russ Springer(R)、Jason Isringhausen(R)、Randy Flores(L)、Tyler Johnson(L)
P: Mark Worrel(R)
SS: Cesar Izturis
2B: Adam Kennedy
INF: Felipe LopezAaron Miles
OF: Juan Encarnacion

・現在のロースター34/40人

まず投手について。先発5人は先日決まり、WainwrightCarpenterLohseWellemeyerPineiro。不安はPineiroと怪我。Garciaは手術から復帰すればPineiroのスポットを奪える実力はあるが今年は左のリリーフが不安なのでリリーフ中心と予想。さらに穴埋めだけならば使い勝手の良いThompson。マイナーにはBoggsMortensenToddなどのプロスペクトが虎視眈々と狙う。課題のクローザーはChris PerezJason Motteで競争。Motteは投手転向してから間もないこともあり武器になる変化球が課題。ということでPerezという見方が強いです。Perezの調子次第ではMcClellanFranklin、さらにはトレードによる獲得もありうるかもしれません。中継ぎは右がFranklinMcClellanKinneyThompsonMotteと予想。100マイルのストレートを投げるMotte、2年目はさらに成績を伸ばせそうなMcClellan、個人的には1年間怪我無く働けば中継ぎエースの力は充分あるとみたKinneyに注目!Franklinにはクローザーは荷が重そうなので中継ぎなら一安心。ベテランとしてブルペンを引っ張っていってもらいたい。左は3人を補強。しかし計算できそうなのは今のところMillerだけ。彼には左のスペシャリストとして、そして昨年レイズでの経験を活かしてほしい。ManningRingは未知数だがここはDave Duncan投手コーチの手腕に期待。Garciaが手術から復帰すれば厚みが増す。
やはり問題は怪我持ちの投手(特にCarpenter)とMortensenToddなどのプロスペクトたちがいつメジャーに上がってどの程度やれるかということ。彼ら次第では打線は良いだけにAll-Star開催地というアドバンテージを活かして後半から乗れるか!?

野手はKennedyの突然な解雇によりポッカリ空いたセカンド。今キャンプで外野からセカンド挑戦中で猛練習に励むSchumakerに使えそうなメドが立ち始めているということは大きい。もともと大学時代は内野手なので基本的な動作は問題ないだろうからあとはメジャーレベルの動きと実戦経験だけか。ただ不安は拭えないが彼がセカンドにはまればいろんなオプションが使えるだけにむしろ期待の方が大きい。挑戦といえばJoe Matherがサードを。長打力は魅力的なだけに出場機会を増やすのが狙い。そして、もうひとつ大きな問題はGlausの肩の怪我の状況がハッキリしないこと。5月復帰の予定が全く分からなくなってきた。開幕サードはチーム内競争を早くから打ち出し補強は全員使えない限りないとみる。有力はEdmondsトレードで獲得したDavid Freeseに昨年ドラ1ルーキーのBrett Wallace。総合的に見ればFreeseWallaceは打撃ならすでにメジャーで通用するレベルまで達しているといわれ現在日に日に評価は上がっているが課題は守備。スローイングや動き、すべてにおいてかなりの改善が必要。Allen Craigもパワーはあるが守備が課題。予想し辛いのはBrendan Ryan。他の候補者にないスピードを持っている。ただ昨年伸び悩んだので首脳陣の見方が少々厳しいのは確か。ただ9番サードならスピードを活かして監督の理想とする第2の1番打者の役割を果たす9番にピッタリ(カージナルスは投手が8番を打ちます)。いずれにせよこれからはじまる実戦でのアピール次第だがやはりWallaceに期待をしてみたいが守備を重視する監督なのでFreeseと予想。Wallaceがある程度目をつぶってもいい程度まで守備力を引き上げれたら彼だろう。
そしてファンが一番注目しているのはColby Rasmusで間違いなし!Schumakerのセカンドがはまれば間違いなく彼がセンターで、ライトにAnkielとレフトにLudwickで決まりだろう。Schumakerはトップバッターとして現状欠かせないだけにRasmusは9番というアイディアを監督は出している。将来的にRasmusは監督の理想とする長打力のある2番打者(Pujolsの前に左の強打者)またはトップバッターだろう。いきなり活躍できるようならばそこのスポットに入ってくるはず。Raumusの問題点は春先全く打てないことと怪我が多い点か。昨年は期待を完全に裏切っただけにトッププロスペクトといえども2年続くようだとイメージが悪くなってしまうのは避けたい。メジャーに上がるのはほぼ間違いないだろうからどこまでやれるかに期待。Rasmusが時期尚早となれば今年は体調が万全で臨めそうなDuncanに、MatherBartonらが外野の一角を狙う。実績もあるだけに年間通して安定して働けるようなら30ホーマー前後は残せそうなDuncanは最有力。でも彼の守備は・・・我慢!我慢!Matherは長打力のある代打として重宝されるだろう。Bartonは昨年成功した唯一のルール5ドラフト野手だが今年は年間通しての25人ロースター入りは保証されてないのですべてにおいて発展途上の能力を上げたい。もう少し左投手から打てるようだと出番は増えるだろう。内野はショートに新加入のGreene。低打率だが長打力は充分で下位打線で恐怖の存在となれるか。実は守備にも定評がありここも見逃せない。内野のユーティリティーはMilesが抜けたので競争激しく、RyanBardenTyler Greene、さらにマイナー契約のThurstonでそのスポットを争います。最後にキャッチャーですが、このポジションに関しては問題ないかとほぼ確信しています。監督から打てなくてもレギュラーで使うといわれるくらいの肩と守備のMolina。打撃も成長して、あとは成績を保ちつつ伸ばしていくだけです。あえて心配な点をあげるとすれば昨年苦しんだ脳震盪が癖にならないことと・・・ナショナル・リーグで一番遅いといわれる足です。笑
打線に関してはPujolsの後、または前後を打つAnkielLudwickが共に年間通して安定した良い成績を残すことが求められます。カージナルスが強かった時はPujolsの後を打っていたEdomondsRolenが実力・知名度ともにすばらしかっため投手がPujolsを避けづらかったのが大きな要因でしょうから、AnkielLudwickがその2人のような存在に近づければ2006年以来のプレーオフも見えてくるはずです。


2009年のカージナルスも昨年に引き続きチーム内競争・チームの若返りを図りつつ勝ちにいくスタイルです。昨年よりは若手投手が充実し、野手はSchumakerAnkielLudwickなどが育ってきておりセントラルのレベルは全体的に高いですが決して大きく見劣りすることはありません。クローザー、怪我持ち・怪我人の多さ、Pujolsの前後を打つ打者に不安はあり、シーズン中の順位次第ではトレードはもちろんあると思いますが、どうやらGMは忍耐強そうで、明確な目標に持って芯のぶれないようにチーム作りに向かっているのでプロスペクトの放出には渋ると思います。トレード候補なら飽和気味の外野手が有力になるでしょう。鍵はCarpenterが年間通してローテを守り、クローザーが確立されること、怪我人が出ず(特に長期の)、積極的に起用されるであろうプロスペクトたちが活躍できるようだとプレーオフが現実になってくると思います。

次回はカージナルスのライバル・・・シカゴ・カブスです!

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posted by okarasawa5s |13:17 | St. Louis Cardinals | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年02月11日

Adam Kennedy解雇の意図は?

スプリングトレーニングまで5日を残した昨日カージナルスのKennedy二塁手が解雇されました。

特別大きな扱いもされず、ファンの間だけで大きな反響があったくらいです。正直、今オフシーズンで一番反響が大きかったのではないかと思います。ホームページの記事には200件以上ものファンコメントが寄せられ、いつも通りGM批判とカブスファンらしき人からのコメントで大いに盛り上がっています。

今後Kennedyが他球団と契約すれば、その球団は彼の今シーズンの年俸$4,000,000(約3,6億円)のうち、メジャー最低保障年俸額だけ払い、残りはカージナルスが負担するということになっていますので結局その殆どを払わないといけない為、経済的にはよろしくない解雇です。

ただ、チームの士気を保つor上げるにはそうせざる得なかったのかな、というのが今回の意図のようです。
地元セントルイス紙によると、昨年末に”一応”Kennedyを2009年のレギュラー二塁手として使うというニュースが流れましたが、レギュラー”確約”して欲しい本人と監督・首脳陣及び球団との溝があり、”チームの士気や競争に影響がでる”というLa Russa監督のコメントもあります。カージナルス移籍初年度の成績はあまりに酷く、打率は2割をやっと超えたほど。はじめはセカンドのレギュラーとして使われるも打てないのでMilesにポジションを奪われる形でシーズンを終えました(2年連続で)。それなのにレギュラーとして使って欲しい、トレードに出して欲しい等の発言があり、球団もトレードに必死だったのですが、Kennedyをそこまで欲しいというチームなんて皆無だったでしょうし、彼の年俸の負担や交換選手の兼ね合いで折り合わず、他球団への長期間のアプローチも虚しく本人は不況の為オファーが来るか相当不安の中の解雇に、発言からショックも見受けられます。

2007年の不甲斐無い成績、それを引きずりファン感謝祭への不参加でLa Russa監督から批判を受け、そして監督への繰り返しトレードの要求。結局自分で自分の首を絞めてしまったわけです。今年は過去2年より多くの出場機会を得られただろうに・・・。

GMの発言にあるように、La Russa監督とここ数週間チームの足並みを揃えるための話をしてきたということで、結果を残せないわがままなベテランはチームの士気に影響するので経済的な問題はあるもののチームのことを考えてベストな選択をとったということになります。

さて、これで二塁手争いが非常におもしろくなってきました。大学時代は内野手だったSchumakerが今春は二塁挑戦が決まっており、もし彼がはまればセンターにトッププロスペクトColby Rasmusが上手く収まります。昨年伸び悩んだBrendan Ryanにオリンピック代表Brian Barden、ホームランを期待できるTyler Greeneも狙います。他にもJarrett Hoffpauirにマイナー契約のJoe Thurstonもおりレギュラーとしては物足りないレベルかもしれませんが、ある程度経験を積めば無難にこなせると信じます。それにSchumakerは当たればそこそこ大きい宝くじのようなものですから、チーム内の競争もし烈になりKennedy解雇はプラスに働くかもしれません。(MilesF. Lopezのことはもう忘れましょう笑)

地元セントルイス紙を読んでいて気づいたのですが”Competition(競争)”という言葉がGM、特に監督からよく出ていました。GM批判が絶えず多いのですが、2人で話し合って決めたチームの方向性、今キャンプのテーマなので一ファンとして冷静に”Competition”を見守るのがファンにとってベストでしょうか。それにしても、Schumakerが守るセカンド・・・早く見たいです!笑

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posted by okarasawa5s |14:21 | St. Louis Cardinals | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年02月03日

メジャー契約を勝ち取れ!

つい先日高橋建投手がメジャー4球団に絞ったとニュースが出ましたが、今日ブルージェイズとマイナー契約で合意に達しました。これから渡米してフィジカルを受けた後、問題なければ正式に契約となります。これでアメリカンリーグ東地区の5球団すべてに日本人プレーヤーが所属することになります。

自分がカープファンですので主観的な意見ですとメジャー契約を勝ち取るだけでなく先発として活躍して欲しいというのが正直な気持ちでしょうか。

さて、そのブルージェイズ(以下ジェイズとします)ですが、今のところローテーションの空き2つ、またはリリーフとしての活躍を期待しているようですが、結構厳しいかもしれないです。
まずリリーフとしてですがジェイズのブルペンは30球団一といわれているほど層が厚いです。
クローザーにB.J. Ryan。左のリリーフにはCarlsonDownsTalletの3本柱。左の層の厚さは間違いなく30球団一です。右は07年クローザーを務めたものの昨年は怪我に泣いたAccardに、今年こそは1年間フルで結果を残して欲しい期待のLeague。そこにWolfeCampFrasorなどが控えます。左のリリーフであれば故障者が出るか、Carlsonが2年目のジンクスにぶつかる等がなければ、ここ数年成績を伸ばしているDownsTalletが急に成績を大きく下げることは考え難いですから40歳の高橋投手には出番は回ってきづらいのではと考えます。さらに40人ロースターにはメジャー経験も少なからずある24歳と若いCastroなど左投手は豊富です。

先発ローテーション争いはというと、A.J. Burnettが抜け、Marcumが怪我で早々と今季絶望。McGowanは早くても5月か6月も未だにハッキリとメドは立っていない状況で、HalladayLitschPurceyの3人しか決まっておりません。財政的な問題もあり今年はFA市場には目を向けずチーム内で競争させる方針を早くから打ち出しています。McGowanが戻ってくるまでの2つのイスを高橋投手を含め少なくとも8人の候補たちで争いますが、まずその筆頭がBaseballAmericaのTop 10 Prospectsでジェイズのマイナー組織の中で3位になったBrett Cecil(左腕)。大学時代はクローザーもドラフト後に先発としてキャリアをスタートさせ、僅か1年でAAAまで昇格。昨年は3つの組織で28試合に先発し8-5 2.88ERAという成績を残しています。鋭いスライダーを武器にイニング数を超える三振数も奪っています。さらに当たり年といわれている2005年のドラフト1位のRicky RomeroBrad Millsのプロスペクトらも狙います。ここに怪我から復活を賭け、問題なく投げれれば間違いなく4番手としてローテの一角を担うであろうCasey Janssen。さらにベテランMatt ClementMike Marothのカージナルスで全く使い物にならなかったコンビに、昨年先発経験のあるScott Richmondが続きます。ただ若い候補たちは経験不足は否めませんし(高橋投手もメジャーは初ですが・・・)、無理をしてメジャーで投げさせるならベテランを使ってもう少しマイナーに漬け込むはずですので、これはキャンプからアピールして文句なしの結果を残すしかありません。開幕メジャーに残れなくても何が起こるかわかりませんから辛抱強く良いピッチングを続けて是非ヤンキースやレッドソックス相手に投げ勝つ姿を見てみたいものです。

今日は元カープ選手ということで贔屓してしまいましたが最後も主観的な意見で終わらせていただこうと思います。笑 2007年投壊したカージナルスにトレードでやってきて、0-5 ERA10.66と投壊を救うどころかそれに大いに貢献してくれたMike Marothと昨年何もせずに消えていったMatt Clementには負けないでほしいです!笑

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posted by okarasawa5s |13:03 | Tronto Blue Jays | コメント(0) | トラックバック(0)
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