2007年08月09日
シリング、DLからの復帰も白星ならず。
今シーズンに入って、レッドソックスのエース、カート・シリング投手の元気が無い。故障者リストに乗ってから60日目。ローテーションに復帰したシリング投手は、8月6日ロスアンジェルス・エンジェルス戦に先発したものの、4失点を喫し、復帰を白星で飾れなかった。 セオ・エプスタインGMとレッドソックスは、2007年シーズン後にFA選手となるシリング投手と、春季キャンプ前時点では契約延長はしないと発表した。今年40歳という年齢に加え、今シーズン、怪我をするのではという懸念からの決断だった。契約を延長して、気持ちよく開幕を迎えたかったシリングは、レッドソックスの判断に失望感を表したが、4月、5月を5勝2敗、防御率3.68という好成績でシーズンのスタートを切った。 しかし、6月に入ってから徐々に安定感を欠きはじめる。シリングはあわやノーヒットノーランを達成しそうになった、6月7日の対アスレチック戦を除いた3試合で、最高でも5回を投げきるのがやっと。同月の防御率は5.79と、4月、5月の防御率に比べておよそ2点も悪くなっている。それに加えて、MRIスキャンで異常なしと診断されたが、6月18日の対ブレーブス戦後に肩の異常を訴えるなど、怪我の心配も依然としてある。 「なんだかしっくりいかないんだよ。今年はずっと色んなことを受け入れるように努力しているよ。それは年のせいなのかもしれないし、(物事が)うまく行かないからかもしれない」と毎週出演するラジオ番組で気持ちを吐露したシリング。普段ならもっと強気の発言をするのに、こんなしおらしい、元気のないシリングを見た記憶は無い。 2004年、ヤンキースとアメリカン・リーグの王座をかけた戦ったチャンピオン・シリーズ第6戦で、まだ術後まもない足首から出血していても、痛みをこらえてチームのために黙々と投げ続けたシリング。優勝に見放され続けてるフィラデルフィア・フィリーズで、9シーズン(2000年は途中から在籍)ひたすら黙々と投げ、通算101勝をかき集めたシリング。常に反骨精神に溢れ、勝ちに飢えを覚えず、貪欲に野球と向き合ってきた。 8月8日現在でチームは68勝44敗でアメリカン・リーグ東地区1位。2位ヤンキースに5.5ゲーム差をつけており、気の早いファンは3年ぶりの優勝を疑わない。ただ、ヤンキースは一時の絶不調から抜け出し、西地区のエンジェルス、中地区で昨年ワールドシリーズに出場したタイガースと、強打者ぞろいのインディアンズも調子を崩さない。 厳しい戦いが予想される今年だからこそ、40歳の右腕にはまだまだ頑張ってもらわなくてはいけない。いつもの強気でファンとチームを引っ張ってもらわなくてはいけない。
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posted by nysports |06:57 |
MLB |
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