2008年02月22日

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

2月17日(アメリカ東部時間)、セルビアの自治区だったコソボが念願の独立を宣言。ニューヨークにある国連では緊急の安全保障理事会が開かれ、アメリカ、イギリス、ドイツなどいわゆる西側諸国が安保理決議1244に基づき独立を支持する一方、ロシアは「国際社会はこのコソボの独立宣言を無視するべき」であり、独立を支持する「アメリカなど勝手な見解は、ほとんど論理的ではない」(露・チュルキン国連大使)と、双方の意見は真っ向から対立した。

その後、ロシアと一緒に独立に反対していたセルビアの首都ベオグラードでは、21日、独立に抗議する国会議事堂への平和行進の最中、参加者が暴徒化し、アメリカ大使館の窓ガラスを割るなどの破壊行為に出た。何人かは建物の中に侵入し、建物に掲げられていた星条旗を燃やし、セルビアの国旗を代わりに立てた。警察の車に投石する若い男性たち、火をつけられ、燃え上がる車。

セルビア人、クロアチア人、スロベニア人、モンテネグロ人、マケドニア人、イスラム教徒、アルバニア人・・・。ユーゴスラビアという国の制度の下、緩くではあるがまとまってあった各民族は、ユーゴ崩壊後声高々に自分たちの主張を繰り返し、多くの場合で異なる民族に強い敵対心を抱きながら、それぞれ国家として独立した。

それらの国家をどう自分たちの陣営として迎え、またバルカン地域においてどう自陣営の優勢さを確立するか・・・。この数日間は国際社会の微妙なパワーゲームを見せつけられ、また今日はべオグラードでの破壊行為で群集心理の怖さを思い知らされた。

それらの様子をテレビでつぶさに見ていて、日本で闘病生活を送っているイビチャ・オシムと、重慶で必死にプレーするサッカー日本代表を想った。

ナショナリズムから来る排他的行為を何よりも嫌い、かつては各民族に配慮して選考されていた代表選手を、「必要ならば11人全員をコソボのアルバニア人で揃える」と明言した旧ユーゴ代表監督のコスモポリタンは、遠い日本でこのニュースをどう聞いたのだろうか。今日べオで起こった暴動を、どう感じたのだろうか。

人間の愚行が引き起こす数々の、口にするにもはばかれるような、いたたまれない現実の数々。オシムは、それらを心の奥底に閉じ込めて、よりサッカーへの愛を深くし、そのスポーツの追求により自らの身を投じたのだ、と勝手ながら思う。

そんな大柄のサラエボっ子が、「日本サッカーの日本化」の先に、何を一番選手や日本の人たちに伝えたかったのだろうか。

彼の著書を何度も読み返し、言動を振り返ると、それは「リスクを恐れず、自分たちの持てる可能性を信じ、一瞬一瞬をサッカーに、そして仕事に、あるいは自分の信じた道を生きなさい」ということではないだろうか。「日本でサッカー監督になるというのは本当に素晴らしい経験だ。なにしろ24時間サッカー漬けの生活が出来る」という旨の発言を、オシムは一冊の本の中でしている(イビチャ・オシムの真実  ゲラルト・エンツィガー、トム・ホーファー共著、 平 陽子 訳)。

多くの日本人は、今日砲弾に倒れて死ぬか、朝起きて「今日も一日生きて過ごせるか」という心配をせずに、自分の「これだ」という道を一生懸命追求することが出来る環境にある。だったら、やってみようよ。せっかくやれるチャンスがあるのに、やらない手は無いよ、そう言っている気がする。

オシムが病魔に襲われる前、代表の練習を温かい眼差しで見守っていたオシムの柔和な笑顔を思い出す。2005年、ジェフが初めてナビスコを制覇、試合後選手達が大柄なオシム監督を胴上げしようした時の、嬉しさと驚きと、申し訳なさが同居したオシムの表情を思い出す。日本人の可能性を人一倍信じ、それを指導を通じて感じた選手たちの「懸命に学ぼう」という真剣な眼差しと態度に、日本の将来を見たのだと思う。だから自分の身を賭してまで、代表監督に就任したのだと思う。

正直、2010年が本当に、本当に楽しみでしょうがなかった。オシムが僕たちと一緒に世界を驚かせ、かつ今後の日本代表が追求するべき道を作ってくれる、と。

僕が未だそんな無いものねだりを繰り返しているとき、ピッチに立つ選手たちは現実をしっかりと見つめ、重慶でまた逞しさを増していた。確かに中国戦は途中で没収試合やボイコットにする手も考えなければいけなかったほど、試合環境は酷かったように思える。ペットボトルは投げつけられ、バスは囲まれ、小さな日の丸は焼かれたと聞く。

ただ、選手が見せてくれた「静かに燃やした闘志」には本当に、感服した。試合後、中澤選手がチームメートを熱い気合の入ったハイタッチで称えたシーンは純粋に感動した。岡田監督の、批判するところは批判した上で、リスクマネージメントを考えた相手へのコメントに、監督の円熟された人間性といい意味でのしたたかさを覚えた。今はただ、安田選手をはじめ、怪我をした選手の大事を祈るばかりだ。

日本代表はこれから勝ち上がるにつれ、様々な難しい場面に遭遇すると思う。最後の一秒まで、諦めないで走って欲しい。常に上への渇望を忘れずに、懸命にプレーして欲しい。それが日本サッカー界のために全力を尽くし続けた一人の人間への、最低限の責なのだから。

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posted by nysports |06:12 | Thoughts | コメント(23) | トラックバック(1)
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政治とスポーツの関係、2つの側面から見て〜切り離せないものだからこそ 【フィールド上の些事争論】

さて、リーグ戦の合間を縫っての国際Aマッチウィークがもうすぐやってくるわけで、またぞろ代表への関心も高まってくる頃です。 そんな中、ひっそりと、小さな扱いのニュースに思わず目を向けてしまいました。 セルビア領内にあるコソボ自治州。木村元彦さんの本によると、その代表チームは既に「セルビア・モンテネグロ」という連邦国家が未だ「ユーゴスラビア」と名乗っていた時代、すなわち90年代から活動をしていたわけですが、セルビアとしては今になってもなかなか存在そのものを認めることができないようです。 セルビアはコソボが事実

2008-02-22 13:30 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
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コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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僕も同じく攻める時には、リスクを恐れずに攻めて欲しいと思います。トラップしてから、考えるのでなく。もらう前から、ドリブルやシュートができるコース、体勢を図って欲しいです。シュートも打つ時は、落ち着いて蹴って欲しい。これだけで、今の代表のレベルは上がると思います。(言うのは簡単だけど笑)

僕は、民族統一をさせたオシム監督の時代のユーゴスラビアの全盛期の時にサッカーやっていたので、こうして国が別れていくの辛いですね。1990年は若いボバン、スーケル、ミヤトビッチ等、才能溢れた選手揃えていただけに、1994年のアメリカ大会が楽しみだっと思いますね。そんなオシムが日本人の持つポテンシャルに期待してくれたことに恩恵を感じます。ワールドカップ予選前に倒れて、似たような感じになって、とても残念です。だから、僕も現在の代表選手には責任をもう少し責任を感じて欲しいです。

ありがとうございました!

posted by のり | 2008-02-22 07:06

ありがとうございました

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とてもたのしいblogですね☆
僕もオシムが大好きなので、いたく感動いたしました☆
オシムが日本人に伝えたかった事、選手選考からも感じてました。
巻や羽生、山岸は代表選手として?がつくレベルだと今でも思っていますが、
彼等はいつも誰よりも一生懸命に見えます。
誰よりも自分の可能性と実力を把握し、ホイッスルと同時に全力で戦いますよね。
ナショナルチームとしてとても誇りに感じます。
それがオシムチルドレン。
岡田さんにも熱いものを感じます。
これから、プレーの面だけでなく、心意気も日本ナショナルチームとして大成していってほしいです

posted by mira | 2008-02-22 08:27

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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僕はサッカーの専門家ではないが、それでも日本代表を熱く応援しています。
知識がなくても、俄かでも、サポーターに違いはありません。

そんな僕がオシムさんに感じた事は「自己抑制の欠如」「大衆を味方にするしたたかさの欠如」。オシムサッカーの先見性など素人には解らないから、彼の発言や挙動で判断しました。
本当の名将なら、もう少し「したたか」で「狡猾」であって欲しい。大多数の無責任な素人サポーターに背を向け、独善的に突っ走ったのでは、大きな勝利は望めません。
代表監督は理論家であり、勝負師であり、何よりも大衆政治家であらねばなりません。
ミドルを果敢に撃った選手を怒鳴って萎縮させたり、ボランチの選手をトップで使ってプロテストを表現したり、記者会見で聞くに堪えないレトリックを振り回したり…まるで子供です。
「言葉」は時に嘘も隠しています。オシムさんの人間的な弱さ、独善性、思考の硬直性を見抜けず、彼の饒舌に乗せられている方に反省を促す次第です。

posted by オレ、オレ…オレですよ。 | 2008-02-22 09:41

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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僕も「オシムの言葉」に感動した身なので、コソボの件では複雑な思いを抱きました。凄惨な殺し合いが始まらなければいいのですが。
しばらくオシム関連のニュースを聞きませんが、順調に回復しているといいのですが。元気になって欲しいです。
1年も前のTVでのオシムを取り上げた番組を思い出します。
――日本のサッカーが1日だけ強くなればいいのなら、そういう方法もあるだろう。しかしそうでないのなら、1歩ずつ確実に進歩していかなければならないのだ。
うろ覚えで不正確な引用ですが。
一瞬の華やかさとか、2010年のためだけに動くのではなく、日本のサッカーが真に実力をつけられるような代表強化になっていって欲しいものです。

posted by alpinist | 2008-02-22 09:48

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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オシムさんは種を撒く人なんだなあと思いました。
ジェフや代表で指導を受けた選手達の言葉を聞くと、まさに彼らの中に、そして彼らを応援している我々の中に何かを植え付けてくれたように感じるのです。
それを育てるのは、受け取った側の問題なんだなあと思います。

美しく気高い花が咲きますように。

そして、彼の故郷に平穏な日々が訪れますようにと願わずにいられません。

posted by いなげ | 2008-02-22 10:51

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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人様の国の問題を
アメリカが支持し、
ロシアが反対する。
一昔前の冷戦とかいうヤツの臭いがします。
どうか代理戦争にだけはならない事を祈ります。

posted by きよっぴ | 2008-02-22 11:07

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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名文です。

ブログというと、自己満足、欲求不満・・・
というイメージだったのですが・・。

冷静で静かな、こういうブログもあるんですね。

posted by ウイング・バック | 2008-02-22 11:39

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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ブログ感動しました。
ありがとうございます。

オレ、オレ、、、オレですよ、さん

伝えたいことも分かります。
おかげで、ちょい省みることもしました。

あの人が「オレ、オレ」だという指摘、おそらく正しいと思います。

オシム前監督は、芸術家なんですね。
(それも、とっても気難しくて頑固なタイプ)

芸術家は、政治でも言動でもなく、
作品そのもので、自己を表現します。

その実現のためには、とことん自己中心的です。

確かに、何が言いたいか分からないことや、矛盾したことや子供っぽい感情的なことも言いました。

ですが、自分の作品に対してだけは、一切ブレや妥協がなかったはずです。

そして、オシムさんにとっては、ただチームだけが作品の対象なのではなく、構成員の1人1人の成長までが、その対象になってたように思えてなりません。(もっと大きく広かったかも)

できれば、
オシムさんの日本代表という芸術作品を、南アフリカW杯で僕は見たかった、本当の本当に。

最後に、うまく言えないけど、
あの人の根底には、愛があるように感じるから好きです。

サッカー愛や、人に対する深い愛

僕の世界で一番好きな監督ですね。

(次は、ヴェンゲル監督。)

posted by アーセン | 2008-02-22 12:26

のりさんへ

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コメント有難うございます。

のりさんのおっしゃるとおり、リスクを恐れずに攻める姿勢はサッカーにとってとても大事な要素だと、最近特に感じます。たとえ、劣勢で引いた形の時でさえも、「ここだっ」と感じた時は、バランスを壊してでも攻め込まなくては点なんて一生取れない、そう思います。

そんな中で、ベースとなる技術、トラップの基本であったり、体の入れ方であったり、オフボールの動きであったりと、それら技術の習得をいかに早いうちから習得させることが出来るか。今後の日本サッカーを大きく左右する要因の一つであると考えます。

僕もきちんとW杯を意識してみたのは1990年のイタリア大会からです。未だに寝ぼけ眼でみたソ連対アルゼンチン戦の映像が浮かんできます。試合自体は大したこと無かったのですが(笑)。

おっしゃるとおり、ユーゴには若く、才能溢れる選手が沢山いて、今思うと、あのままずっとチームを熟成させていったら、アメリカ大会ではもしかしたら、優勝も狙えんじゃないかなぁ、と一人妄想してます。

賛否両論あるみたいですが、僕は素直にオシムがフィールドに描いたサッカーが大好きでした。

コメント、有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 00:57

Miraさまへ

コメント投稿者ID :

Miraさま

コメント有難うございます。こんな僕の稚拙な文章でも楽しんで下さった見たいで、とても嬉しいです。

Miraさんが仰るとおり、僕もオシムの選手選考から何を求めようとしているのか、どんなサッカーをしたいか、感じることが出来ました。確かに「千葉枠」と揶揄された選考ですが、チームのベース作りの段階では自ら率いたジェフの選手たちを呼んで、自分の実現したいサッカーを代表に召集された選手、メディア含めて認識させるためには当たり前だと考えます。

その上で競争を図り、勝ち残っていく選手で代表を構成する・・・。巻選手、羽生選手が岡田監督になっても召集されていることからも、彼らがえこひいきで青い代表ユニフォームを着ていなかったことは分かります。

日本サッカーがW杯で優勝するまで(僕個人は不可能ではない、と思っています。たとえバカ呼ばわりされようとも)、かなりの年月を要するでしょう。その過程で、私たちが代表にどんなサッカーを見せて欲しいか-。全力で、たとえ0-3で負けていたとしても最後まで1点を必死で取ろうとする気持ちをプレーに込める代表であって欲しいと思います。

有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 01:17

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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オレ、オレ…オレですよ。さんオシム監督のインタビューや会見を見たり読んだりしたことがあるでしょうか?

ニュースなどで流れる切り取った発言では子供の行動に見えるかもしれませんが、スポーツナビ等で会見の全文を読んでみてください。
彼は稚拙なことに対して容赦がありません。
ミドルシュートした選手に対して怒鳴ったとありますが、選手(中村憲)のミドルを打ったタイミングに対して怒鳴ったのだと思います。
オシム監督はインタビューでも安易な質問に対してはぐらかしますが、それでも食い下がらなければちゃんと質問に対して考えていることを述べます。

彼の過去がそのようにさせたかもしれませんが、 それ以上にオシム監督の発言にはサッカーに対する愛があふれています。
愛があるからこそ、選手だけではなく、メディアや選手を取り巻く環境が調子に乗らないよう発言にトゲを出したりするのではないでしょうか?

posted by ノッティ | 2008-02-23 01:43

オレ、オレ・・・オレですよ さんへ

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コメント有難うございます。

知識が無く、専門家じゃないとオレさんはおっしゃいますが僕もそうですよ。偉そうにこの場所を借りて意見を述べていますが、日本代表を熱く応援・サポートするその気持ちは日本サッカー界にとって、とても大切なものですから。

その上でのご意見、有難うございます。

確かに僕もオシムに関する著書を読み漁り、どんどんはまって行った身ですから、どこか独りよがりで公正さに欠けていたかも知れません。その点は反省しております。

確かにもっと分かりやすく一般の方に自分の考えを伝えた方がいいかもな、そう思ったことは何度もあります。ただ、オシムが独善的であったとはどうしても思えないのです。

オシムが紡いた言葉は、表面的には「え?」と思えるかも知れませんが、彼のサッカー哲学を著書、インタビュー、行動を通して学ぶと、オシムにはブレが無かった。最終目的-南アフリカW杯でのベスト8進出(間違っていたらすみません)の遂行のために常に逆算して行動に移し、その間にある試合は常にその大きな目的の準備として考える。

確かにアジアカップでの選手交代の拙さは何らかの説明が欲しかったですが、選手に対する批判はそこまで的外れではなかったと思います。

稲本をトップ下で使う、もしかしたら彼の爆発的な飛び出しと、彼の球際の強さから前からの守備を実践し、そこから派生する鋭いカウンターを実行したかったのだ、もしくはチョイスとして持っていたかったのだと理解しています。

中村憲のミドル、あの場面では左にフリーになっていた(走りこんでいた)選手がいたのに、その選手にパスを出さずにシュートに持ち込んだ。強引に持ち込むのか、より確実な選択をするのか。そのバランスを学ばせたたかったのだと思います。

なによりもオシムの指導を受けた選手は、オシムがどういう人間性を持っていたか、分かっていると思います。決して口先だけではなく、選手のこと、日本サッカーのことを真剣に考えていたからあれだけ多くの選手がついて行ったのだと考えます。

全てはオシムの口から出たわけではなく、彼に関する本、彼のインタビューと言動、選手のインタビューを通じた、僕の推測しかないのですが・・・。

有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 01:53

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

コメント投稿者ID :

わたしもオシム氏が大好きです。
サッカーを好きになったのも彼の生き方に共感を覚えたことから始まりました。
彼の教えが日本代表選手一人ひとりのプレーに、またサッカー選手としていきてゆくことに、
そして私たちサッカーファンの生きる勇気になることだろうとおもいます。

posted by オシム氏に | 2008-02-23 01:58

Alpinist さまへ

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Alpinistさまへコメント、有難うございます。

恥ずかしながら、僕も「オシムの言葉」に感動してしまった一人です。特に「シュワーボ、オスタニ!」と選手が涙ながらに歌ったくだりと、佐藤勇選手が終了直前にシュートを外してしまい、落ち込んでいたときに、「あの時間帯にゴール前にいた勇人を褒めてあげて下さい」とオシムが言ったくだりはちょっと泣けました。

さて。今日もCNNを見ていると、セルビアでの抗議活動が流れていました。小康状態になってきているようで、少しほっとしています。また新たな戦争にならないよう祈っています。

>一瞬の華やかさとか、2010年のためだけに動くのではなく、日本のサッカーが真に実力をつけられるような代表強化になっていって欲しいものです。

全くその通りだと思います。2010年の後にもサッカーは続きます。確かに勝ちは大切ですが、日本サッカーが真の実力をつけるにはどうしたらいいのか。僕たちはそれをみんなで、懸命に模索していかなくてはいけないと思います。

有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 02:07

いなげさまへ

コメント投稿者ID :

いなげさま

コメント、有難うございます。種を蒔く人。本当にその通りだと思います。僕たちにサッカーをここまで想い、考える機会を与えてくれたオシムに感謝しています。

だから僕たちは、選手たちは、その蒔かれた種を一生懸命育てて花を育てなくてはいけないと思います。

素敵なコメント、有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 02:13

きよっぴさまへ

コメント投稿者ID :

きよっぴさまへ

コメント、有難うございます。
本当に、仰るとおりだと思います。
代理戦争にだけはなって欲しくないし、
誰もそんなことは望んでいませんよね。

もしお時間があるようでしたら
「サラエボの花」(原題:グルヴァヴィツァ)をご覧になってください。戦争がもたらす傷と、その傷を抱えながら日々を懸命に、前向きに生きる姿がとても丁寧に描かれていました。

コメント、有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 02:22

ウイングバックさまへ

コメント投稿者ID :

ウイングバックさま

コメント有難うございます。正直、ちょっと恥ずかしいです(笑)。僕も自己満足の粋を出ていませんよ。書きたいことをただ書きなぐっているだけですから。もし良かったらまたのぞきに来てくださいね。

有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 02:26

アーセンさまへ

コメント投稿者ID :

コメント、有難うございます。

芸術家、確かにそうかもしれませんね。職人、って言ってもいいかもしれません。

僕はオシムの、あの選手を見守る温かい眼差しが大好きでした。オシムは権力や周りの雑音には耳を貸さず、でもきちんとした批判や意見には耳を傾け、そこから互いに議論を重ねる真摯な態度も持ち合わせていたと思います。

確かに、そこでブレはなかったと記憶しています。

僕も彼のサッカーに対する熱い思い、選手に対する愛情、日本への尊敬、それらが感じることが出来ました。僕もオシムの作り上げた日本代表、南アフリカで見たかったです。本当に。

ベンゲル、日本代表の監督になってくれないですかね(笑)。いや、岡田監督がどうこうっていうんじゃなくて(個人的には大好きです)、将来的にって意味で。ベンゲルがどう日本チームを高めるか、すごく興味があります。

posted by 筆者 | 2008-02-23 02:36

ノッティさまへ

コメント投稿者ID :

ノッティさま

コメント、有難うございます。

仰るとおり、性質上しょうがないのは分かりますが、新聞やテレビでの切り取られたコメントだけを見聞きすると「????」ということはありましたよね。

ただ、全文を読んで、かつどのような状況下でコメントをしたのかを把握しながら辿っていくと、そこにはサポーター、メディア、協会、全てを巻き込んで日本サッカーを良くしていこうという姿勢が見て取れました。

J1の試合だけではなく、J2の試合や高ノ宮杯(間違っていたらすみません)の試合まで現地で観戦し、夜には欧州サッカーを研究し、常に今サッカーシーンで何が起こっているかを把握しようと努め、それらをいかに自分のサッカー哲学とすり合わせて日本代表に還元しようと考え続けていたオシム。

もっとそのサッカーを見たかった、というのが正直な気持ちです。

posted by 筆者 | 2008-02-23 02:48

オシム氏に さまへ

コメント投稿者ID :

オシム氏に さま

コメント、有難うございます。僕もオシムの人間性に共感を覚えた一人です。オシムが再び現場に立つことはかなり厳しいかもしれません。けど、彼が今まで日本サッカー界に与えてくれたものを、僕たちは一生懸命育てていく義務があると思います。

有難うございました。

posted by 筆者 | 2008-02-23 02:57

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

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仕事中に泣かせるブログを読んではいけません(泣笑)
あやうく上司に見つかるところでした。

ところで管理人さんはyoutubeの「川口能活 オシムを語る」はご存知ですか?
オシム時代の選手の思いに胸を打たれました。。。

posted by ゴロー | 2008-02-25 15:37

ゴローさんへ

コメント投稿者ID :

ゴローさま

コメント、有難うございました。もちろん、見させて頂きました。「日本のサッカー界は、オシムさんがいてくれることに、もっと感謝しなくちゃいけないですよ」、ととても澄んだ顔でその思いを紡いだ川口選手の言葉は、今でも僕の頭に残っています。

先日は鈴木啓太選手の密着をYoutubeで見ました。選手にあそこまで愛される指導者も珍しいなぁ、と改めてその偉大さを再確認しました。

ありがとうございました。

posted by 筆者 | 2008-02-26 14:36

コソボ独立と、オシムと、日本代表と。

コメント投稿者ID :

私もこの記事にとっても感動しました。こんなに遅くにコメントすること、どうかお許しください。

私はまだ若く、芸術家と呼べるほど大成した者ではないのですが、私も作品を作る一人として、オシムさんの姿を見ていると、彼は芸術家であり、職人気質を持った人であるなあ、と感じています。それは私が思う芸術家の姿ですが(笑)。

何よりも純粋にサッカーそのものが大好きで、自分の哲学を持っていて、感情的で(笑)。そして、作品を一つ一つ、丁寧に、大切に、作り上げて行く姿勢です。これは、時の流れが早く、結果をすぐに求める世の中では、とても難しいことだと思います。

そして、オシムさんが選手たちに求めた道は、長い道のりになるものだと思います。選手たち一人一人が成長していくのも、さらにその選手たちが集まったひとつのチームが結果を出すのも、日々の小さな作品に対して、ひとつひとつ丁寧に接していくことが、より強い力に繋がって行くのだと思います。私も応援する身として、作る人間として、そのことを忘れずにいなければなりません。

オシムさんが病で倒れてしまったことは本当に残念でなりません。しかし、その後も彼は、一歩ずつ、彼の哲学を見せてくれるかのように復帰し始めました。

Delayed gratification それはきっとやってくるはずです。
私はそう信じています。そして、オシムさんにありがとうの言葉でいっぱいです。なんだか感傷的になってしまいましたが、ブログ応援しています。

ありがとうございました!

posted by 豆 | 2008-12-09 06:51

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