2006年11月18日

天皇杯にぼやく

天皇杯は4回戦からJ1のチームが登場した
そこでJ1のチームvsJ2以下のチームの試合が数多く行われ
コンサドーレにアップセットをされたジェフ以外のJ1勢が
順当に5回戦へとコマを進めた

何気にトーナメント表を眺めながら1つ気づいたことがある
J1vsJ2以下の試合の会場を見てみると
秋田で行われたアルディージャのゲーム以外は
すべてJ1のチームのホーム(あるいは準ホーム)スタジアムだ
これってなぜ?

わたくし国内のサッカー事情にはあまり詳しくない
日本のサッカーのことを書くのも初めてだ
したがってその理由はわたくしにはよくわからないが
下部リーグのチームのホームスタジアムだと
キャパシティーに限界があり興行として成り立たないから?
それともJ1のチームが1つでも多く勝ち上がったほうが
やはり興行として成り立つから?

日本のサッカーを底辺から盛り上げようとするならば
逆に下部リーグのチームのホームで開催したほうが
J1以外のチームの地域密着にも貢献できそうな気がするのだが?
普段はお目にかかれないJ1のチームを
わが街で見ることのできる数少ないチャンスではないか
さらには番狂わせの可能性も少しは高まるだろうし
それによってトーナメントも盛り上がる気がするのだが?

とはいえ冷静になって考えてみると
4回戦にどのチームがコマを進めるかを
事前に予想・的中するのは事実上不可能だ
加えて3回戦終了から4回戦開始までの期間は約1ヶ月
やはり4回戦を下部リーグのチームのホームで
開催するのは難しいのかな・・・?

やはりわたくしの憶測だけでは話がまとまらないようです
国内のサッカー事情にお詳しい皆様方
ぜひこんなわたくしにお知恵を拝借させてください

posted by わたくし |00:39 | ワールドサッカー | コメント(6) |
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2006年11月15日

ダメ虎トホホ伝説 part VI

今回からはドラフト篇がスタート
日本一に輝いた85年以降のドラフト1位選手にスポットをあてて
ダメ虎のトホホな歴史を振り返ることにしよう
なお年度表記はドラフト指名年度ではなく
あくまでも入団1年目の年度を表すことにする(敬称略)


1986年 遠山昭治(奨治)

あの清原和博のハズレ1位指名として入団
ルーキーイヤーに8勝をマークするも
翌年以降はケガにも泣かされ目立った活躍はできず
90年のオフにロッテへとトレードされる
ロッテから阪神へとやって来たのは高橋慶彦
まだ伸びそうな若手を放出して
ピークを過ぎたベテランを獲得するという
「ダメ虎トレード」の被害者となってしまう
ロッテでも投手としてはパッとしないまま打者へ転向
ファームで才能が開花したと思いきや1軍では通用せず
97年のオフにあえなく自由契約となる

その後古巣阪神の入団テストに野球人生を託す
もちろん野手として受験するも首脳陣の目には留まらず
ところが阪神在籍時代のコーチでもあった一枝修平の一言
「ついでやからブルペンで投げてみぃ」
温情もあったのか投手として合格
その頃の阪神のリリーフ陣は
当時の投手コーチの古沢の意向によりみんな横手投げ
てゆうか彼が横手投げ投手しか指導できないだけ
遠山もまた強制的にサイドスローへと転向

99年野村克也のもとで復活を遂げる
強制的にシュートをマスターさせられたのが功を奏し
リーグ有数の左キラーとして名を馳せることとなる
遠山の名を背負った宿命なのか
新聞の見出しはこぞって「遠山の金さん」になぞらえたものだった
気を良くした本人も左肩に桜のタトゥーを入れ・・・(嘘)
ところが名を馳せすぎるのも困りもの
右打者を迎えると強制的にファーストを守らされ
「遠山‐葛西‐遠山‐葛西」というノムさん必殺リレーが完成
他球団の失笑を誘う哀れな継投に一役買うハメになる

02年のオフに惜しまれながらも現役引退
記録には残らないが記憶には間違いなく残る投手だった
だが優勝の翌年に入団し優勝の前年に引退だなんて
なんともトホホな話ではないか


1987年 猪俣隆

主に先発として活躍したサウスポー
同期入団の阿波野秀幸・西崎幸弘らとともに
「トレンディーエース」という今になって考えると
何ともダサいニックネームを頂戴する
92年の確変イヤーを支えた投手のひとり
翌93年には2ケタ勝利をマークするが
その後は故障もあり97年オフに自由契約
98年から2シーズンだけ中日に在籍(成績等詳細不明)

現役引退後は日本を飛び出しアメリカへ
メジャー挑戦? いえいえ
アメリカにて寿司職人の修行を始めたのだ
寿司なら日本でも握れそうなものだが
よほどダメ虎の苦いトラウマを忘れ去りたかったようだ
周囲から「元阪神」として見られる環境では
新たなチャレンジの障害になってしまうから
思い切ってアメリカで一から新たな道を歩みたかったとのことだ


1988年 野田浩司

入団当初から先発として期待通りの活躍
90年に2ケタ勝利を挙げ翌年には開幕投手を務める
着々とエースへの道を歩んでいるように見えたが
92年のオフに「ダメ虎トレード」の犠牲者になる
代わりにやって来たのが松永浩美
ご存知のように1年でダイエーへ移籍 トホホ・・・

オリックス移籍1年目に最多勝のタイトルを獲得
後に1試合の最多奪三振記録も樹立するなど
華やかな野球人生を謳歌することとなり
ダメ虎ファンのフロントに対する憎悪をより激しくするのに貢献する

引退後は解説者として活躍
関西を拠点に活動しているにもかかわらず
担当する試合はもっぱらオリックスのゲーム
やはりダメ虎への怨念は拭い去れないままなのだろうか・・・


番外編 1982年 源五郎丸洋

パンチョ伊東がその個性的な名前を読み上げた瞬間
ドラフト会議の会場には一斉にどよめきが起こったそうだ
「誰だそれ?」
「阪神の隠し玉か?」
「それって本名か?」
聞くところによるとかなりの速球派で
将来を嘱望されていたとのことらしい

ところがルーキーイヤーのキャンプでいきなり大ケガ
結局一度も1軍のマウンドに登ることなく現役引退
その後はスポーツ店を経営するもすぐに閉店したらしい

この頃わたくしはまだ小学生だった
もちろん阪神ファンのわたくしではあったが
2軍の選手についての知識・情報は皆無なトラキチ少年だった
容姿・風貌については言うまでもなく微塵も覚えていないが
それでも源五郎丸の名だけは鮮明に記憶に残っている
入団時の期待度の大きさと個性的な名前のインパクト
それとは対照的なきわめて寂しいプロとしての実績
このギャップもまたダメ虎のトホホな歴史といってもいいのかも


監督篇同様に長期化が予想されております
次回につづく

posted by わたくし |23:02 | ダメ虎トホホ伝説 | コメント(8) |
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2006年11月14日

「巨人が強くないと野球が盛り上がらない」にぼやく

プロ野球人気についていろんな意見が交わされている今日
そのなかの代表的な意見が「巨人が~」である
はぁ・・・
いつまでそんなこと言ってるのかなぁ
球界のご意見番として今なお影響力を保持している
星野仙一氏までもが常々こう仰っているのだが
それを耳にするたびに心底ガッカリさせられる

ホントに盛り上がる?
確かに凋落の一途をたどっているTVの視聴率は
回復を見せるのかもしれない
でも考えてみていただきたい
それは決して野球の盛り上がりなどではない
単にメディアが盛り上がるだけの話ではないか?

そもそも視聴率低迷にしても
それを野球人気低迷と結びつけるのはおかしい
だって全国中継されるのって巨人戦オンリーなわけだし
単に巨人ファンが愛すべきチームの体たらくに
愛想を尽かしたっていうだけの話では?
良識あるプロ野球ファンの方は
もう何年も前から民放の中継にはソッポを向いてるはず

話を戻そう
巨人が今後強さを回復したとしよう
するとメディアはここぞとばかりに巨人に偏向する
民放各局はまたしても巨人戦を奪い合う
そうしたメディアの盛り上がりが巨人の懐を潤わせる
一方他球団の経営はより一層巨人依存型になる
収入の格差はみるみるうちに大きくなる
チームのスター選手を繋ぎ止められなくなる
財布のヒモが緩くなった巨人が有力選手を買い漁る・・・

などなど
いくら今日の腐敗したメディアが盛り上がったところで
野球界には何一ついいことなんてありゃしない

ホントの意味でプロ野球が盛り上がるには
巨人が単なる12分の1になることが必要だし
メディアが良識ある報道をすることが必要なのだ
メディアは分け隔てなく12球団を取り扱い
とくに民放は12球団の試合を全国中継する
そうすることにより収入格差を無くす・・・
な~んて有り得ない話なのは承知の上なんだけどね
おそらくわたくしがこの世から去るまでに
12球団の試合が民放の地上波で全国中継なんて
実現しないだろうなぁ

要するに
巨人に頼らないプロ野球界
腐敗したメディアに頼らないプロ野球界というのが
理想なのは言うまでもないことなのだが
それが単なる理想論であって
実現性は紙のように薄いというのも
わたくし自身しっかりと認識している

じゃあどうすればいいのか?
もはやわたくしにはわからない
問題提起だけしておいて解答を示さないという
きわめて無責任なわたくしである
しかし言い訳をさせていただくと
巨人が球団経営の方針を抜本的に変えるなんて
まず有り得ないでしょ?
民放を中心とした腐敗したメディアが良識を取り戻すなんて
もっと有り得ないでしょ?
巨人とメディアの改革なくしてプロ野球界の成長なし
つまり成長は望むべくもない・・・

最後にひとつ補足させていただくと
ここで言う「プロ野球の盛り上がり」とは
あくまでも全国規模の盛り上がりという意味である
地域的には現状でもいろんなところで盛り上がっているし
観客動員を伸ばしている球団も少なくない
ただやはり日本一のメジャースポーツとして
国じゅうを巻き込んで盛り上がってほしい
という意味でのお話でございます

posted by わたくし |18:20 | プロ野球 | コメント(11) |
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2006年11月12日

千葉ロッテマリーンズ総括

65勝70敗1分け 4位
得点502(4) 失点562(4) 打率.252(6) 防御率3.78(4)

セ・パ交流戦では2連覇を飾ったが
リーグの首位争いにはまったく絡めずに
プレーオフの出場権すら逃してしまった

攻撃陣は昨シーズン同様に日替わりオーダーで戦ったが
これが今シーズンは機能しなかったし
昨シーズンのような勢いも感じられなかった
主力打者たちの打撃成績が昨シーズンよりも
下降もしくは良くても現状維持といったところだった
西岡は盗塁王を獲得したが打率は若干物足らないし
今年も3割をマークした福浦は打点が少なすぎた
今江・里崎あたりはもっといい数字を残せるはずだ
助っ人たちもベニー以外は大誤算
そのベニーも福浦とともに終盤に戦線離脱してしまった
楽しみな若手もたくさん出てきたが
打撃面での貢献が見られたのは青野・大松ぐらいだった
その大松だが将来とても楽しみな選手だ
チーム待望の和製大砲になれる可能性は高いのでは

守備は内野に関しては安定していたが
外野のほうはサブローの低迷もあり
不動のレギュラーすらいない状況だった
捕手は里崎が年々出場試合数を伸ばしているが
もう来シーズンは完全に固定したほうがいいのでは

投手陣も昨シーズンからは軒並み数字がダウンした
とくに昨シーズンは6人が2ケタ勝利した先発陣
移籍したセラフィニを除く5人が今シーズンもローテを守ったが
一番の誤算は渡辺俊の大不振だった
やはり相手チームの打者に慣れられたこともあったのだろうか
最も安定した小野は勝ち運に見放され
久保は2年目のジンクス(死語)にまんまとハマった?
清水・小林宏が最終盤に10勝目をあげるのがやっとであった
オール右腕の先発陣のなかにあって
左腕の成瀬の出現が唯一の明るい材料だった

リリーフ陣はどうだったか
薮田・藤田・小林雅のいわゆるYFKトリオが中心だが
FとKがやや安定感を欠いてしまったのではなかったか
この3人につづく4人目の投手も現れず
シーズンを通して台所事情が苦しい1年だった

チームが結果を残せなかった理由のひとつとして
開幕前のWBCを挙げる声が少なくなかった
たしかに12球団でもっとも多く選手を代表に送り込んだし
まったく影響がないわけではなかったかもしれない
だがWBCに出場した日の丸戦士たちのなかで
シーズンでも活躍した選手も数多くいたのだから
それを言い訳にすることはできないはずだ
昨シーズンの日本一がフロックだと言われないためにも
来シーズンは最低でもプレーオフ進出はしなければならない
毎日メンバーを入れ替えるボビーには賛否両論あると思うが
結果にかかわらず若手を積極的に起用した今シーズンの采配は
間違いなく来シーズンにつながるだろうと期待している

posted by わたくし |00:23 | プロ野球 | コメント(7) |
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2006年11月12日

読売ジャイアンツ総括

65勝79敗2分け 4位
得点552(5) 失点592(3) 打率.251(6) 防御率3.65(3)

あの開幕ダッシュはいったい何だったのか
その後の失速ぶりは目を覆いたくなるものだった
結果的に球団史上初の2年連続Bクラスに沈んだ

攻撃陣はイ・スンヨプにおんぶにだっこ
彼がいなければ最下位も有り得たのではないだろうか
日本の野球にようやく順応したのか
それともセ・リーグの野球が性に合っていたのか
韓国最強打者にふさわしい成績を残した
ところが他の主力打者がこぞって不振にあえいでしまった
ヨシノブはもはや恒例となった負傷による離脱
仁志・清水はもう居場所さえなくなりつつある
阿部は野手にコンバートしたほうがいいのでは?
二岡は終盤に打率が急降下
25HRをマークしたが本拠地が本拠地だけに評価はできない
元来攻撃のチームである巨人だが
得点が5位・打率が6位に終わったのは彼らの責任だ

小坂・木村拓・小関・実松といった移籍組も
誰一人として機能しなかった

むしろ今シーズンの攻撃陣を語るには
若手たちの話題に触れなければならない
久々に走れる選手の登場となった鈴木
故障による離脱が痛かったがあの足はまさに脅威
出場89試合で25盗塁をマークした
ファイトあふれるハツラツプレーが持ち味の矢野
彼もまたここ数年の巨人にはいないタイプの選手だ
さらには2年目の亀井・ルーキー脇谷など
将来楽しみな生え抜きの若手が次々に台頭し始めた
巨人においてこんな光景を見るのはいつ以来かな
彼らには守備面での向上も期待される
守れる選手が皆無のチーム状況を救わねばならない

チーム成績を見て意外だったのが
失点・防御率がともにリーグ3位だったこと
先発陣ではパウエルの加入と内海の成長
両者ともに好不調の波が大きかったが2ケタ勝利をマークした
とくに内海はもっとよくなりそうな予感がする
2シーズン続けて1ケタに終わったエース上原
今シーズンに関しては勝ち運にも見放されたが
ここ数年でストレートの球威がガタ落ちした印象だ
それでも抜群の制球とフォークのキレは相変わらずさすがだ
そして何と言っても姜建銘(ジャン・チェンミン)
まだ若いしうまく育てれば大化けしそうだ

だがリリーフ陣は今年も悪かった
このチームはいつもそうなのだが
能力のある若手投手を先発させたりリリーフで使ったりと
起用法に一貫性を欠き伸び悩ませるという印象がある
木佐貫・真田・野間口といった素材を活かせなかった反省をするべきでは?

さて
オフの移籍市場において今年も派手に動いている巨人
その方針についてはここではあえてツッコまないことにする
概ねみなさんと同様の意見を抱いていることだし・・・
最後に渡辺恒雄大先生のありがたい御言葉を紹介しよう
この一言にチームが抱える矛盾が集約されている
「長期的視野のもとにチームを再建する、まずは来年優勝。」

posted by わたくし |00:20 | プロ野球 | コメント(7) |
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2006年11月11日

フィル・ジャクソンのチーム再建法

現地時間11月10日に行われた
レイカーズvsピストンズ@ステイプルズ・センター

試合は序盤からターンオーバーの目立つ雑な展開
そんななか徐々にペースを握ったのがピストンズ
守備の要ベン・ウォレスを失ったとはいえ
あいかわらずいいディフェンスを見せる
オフェンスでもアウトサイドショットが好調
さらに攻守においてリバウンドを支配した

一方のレイカーズは立ち上がりから苦しい展開
右ヒザの手術により出遅れたコービー・ブライアントは
明らかに体のキレがなく調整不足を露呈
シュートどころかボールを触る機会も少ない
チームはいつも以上にトライアングル・オフェンスに固執した

ブルズ・レイカーズでお馴染みのトライアングル・オフェンスは
わたくしのようなシロウトには到底解説できない難解なシステムだ
NBAのトップクラスの選手ですら
完全に会得するには時間が必要なようだ
マイケル・ジョーダン曰く
いちばん速く会得したのは
あのデニス・ロッドマンとのこと
またの名を「機会均等オフェンス」ともいうシステムだが
コービーがボールを欲しがらない今日は
まさに機会均等なオフェンスだった

ところが先程も申し上げた通り難解なオフェンスゆえに
今日もなかなかうまく機能してはいなかった
動くべきところに選手が動かなかったり
動いてはいけない選手が動いてしまったりと
やはり若い選手が多いだけにまだまだ時間が必要だ

さて試合は第3Qを終えてピストンズが15ptsリード
コービーはここまでまだレイアップ1本の2ptsのみ
もし第4Qの序盤でも試合の流れをつかめないなら
コービーを休ませて若手に経験を積ませてもよさそうな展開

しかしフィル・ジャクソンの考えは違った
彼はコービーに対してこう指示したはずだ
「点を取りにいけ」と
だがその指示の目的はおそらく試合の逆転ではない
いくらコービーといえど15pts差は容易には覆せない
ましてや相手は百戦錬磨のピストンズだ
ここからはわたくしの推測ではあるが
フィル・ジャクソンの本当の目的は
試合終盤の厳しい局面での追い上げを
若手たちに経験させることだったように思えた

そしてコービーは点を取り始めた
故障明けながらもさすがのプレーを見せ
第4Qだけで17ptsをマークした
そしてコービーの気迫に呼応するかのように
若い選手たちも発奮して動きがよくなった
ピストンズに対して高い位置から執拗にプレスをかける
残念ながらあまり機能はしていなかったが
それでも選手たちはただひたすらに動いた

やはり逆転するには至らなかったが
こうした終盤での怒涛の追い上げというのは
若い選手たちにとっては貴重な経験になる
「バスケットは経験のスポーツ」とはよくいったものだ
今後のレイカーズ再建にあたり
今日のような試合はうってつけの材料だ

これまで強いチームばかりを率いていたフィル・ジャクソン
ところが今のレイカーズは強豪と呼ぶには程遠いチームだ
3連覇当時のメンバーはコービーだけになってしまった
それゆえにフィル・ジャクソンの采配には注目なのだが
彼のチーム再建法が垣間見えた興味深い試合であった

posted by わたくし |21:58 | NBA | コメント(0) |
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2006年11月09日

「マイケル・ジョーダンの姿をした神だ」

チームが接戦をモノにしたにもかかわらず
ボストン・セルティックスのラリー・バードは
相手チームのまだ2年目のプレイヤーを手放しで絶賛
このバードの一言がきっかけで
後にマイケル・ジョーダンは「神」として
世界中の人々から崇拝されることとなった

85/86 Eastern Conference Playoff 1stRound Game2
ボストン・セルティックスvsシカゴ・ブルズ@ボストンガーデン
マイケル・ジョーダン伝説の序章ともなったこの試合
以前から見たくて見たくてしょうがなかったのだが
ようやく試合の映像を見ることができた
J sportsさんありがとう

この85/86シーズンのブルズは
ジョーダンが骨折によりシーズンの大半を欠場したこともあり
苦しみながらもギリギリ8位でプレーオフに進出
ジョーダンがブルズでのキャリアで唯一
1ケタ得点に終わった試合もあった
一方のセルティックスはまさに黄金時代の真っ只中
ロサンゼルス・レイカーズとタイトルを分け合っていたまさに王者
Game1はセルティックスが快勝した(ジョーダンは49pts)

Game2も立ち上がりから
ジョーダンvsセルティックスの様相を呈していた
セルティックスはケビン・マクヘイルを中心とした
強力なフロントコート陣を前面に押し出し
攻守ともにインサイドを支配する
一方ブルズはやはりジョーダン中心の攻撃になる
得点だけでなくボール運びの役目を担うシーンも少なくなかった
第1Qの序盤にいきなりブロックショットを2つくらうジョーダン
それでも怯むことなく果敢にドライブインを繰り返していた

だが得点以外の面で他のブルズの選手たちの奮闘もあり
前半をリードして終えることに成功したブルズ
リバウンドの本数がセルティックスの約半分だったにもかかわらずだ
ジョーダンは前半は23pts
ここまではまだ特筆すべきゲームではなかった

後半に入りセルティックスはバードがいよいよ乗ってきた
加えてインサイドの攻撃陣は相変わらずの高確率をキープ
バードのロングレンジの3Pでついに逆転に成功
このまま王者のペースになると思われたが
ブルズにはジョーダンがいる
1on1ではもう誰も止められない
順調に得点を積み重ね試合はシーソーゲームへ

そのままゲームは終盤へ
第4Qも残り6秒 2点ビハインドのブルズ
もちろんジョーダンに全てを託すブルズ
終了ブザーギリギリで放たれたジョーダンのショットは
リングに嫌われ万事休すと思いきやファールの笛
マクヘイルのファールによりジョーダンにフリースロー
もちろん2投とも沈めてゲームはオーバータイムへ
ジョーダンはここまで52ptsをマークしていた

オーバータイムも
ブルズはジョーダン一辺倒のオフェンス
同点で迎えた残り5秒
ゲームを決めるべくジョーダンが狙うも外してしまう
だが残り2秒でのバードのショットも決まらずダブル・オーバータイムへ

ここにきてチーム力の差が出てしまう
セルティックスは多彩なオフェンスから
いろんな選手がスコアを重ねる
だがブルズはやはりジョーダンオンリー
連続ゴールで4点差を追いつくも
その後再びの同点ショットを失敗して今度こそ万事休す

やはりジョーダンといえど
たったひとりで王者を倒すには至らなかった
続くGame3にも敗れて結果的にスイープで敗退となった

素晴らしいプレーを見せたジョーダンだが
第4Q・OT・2OTと
勝負を決めるショットはことごとくミスしてしまった
ジョーダンのキャリアの代名詞の一つである
「無類の勝負強さ」を身につけるのはもう少し後の話ではあった
だが百戦錬磨の王者に対しても
何も恐れることなく立ち向かっていく姿には脱帽
そして63ptsという驚異的なスコアも残した
わたくしの記憶が確かならば
これは未だにプレーオフ記録のはずだ

そしてもうひとつ特筆すべきは
「エアー」と称されたその跳躍力
身体能力に優れた選手が数多くいる今日のNBA
ジャンプの最高到達点だけなら
全盛期のジョーダンを上回る選手は何人かいるとは思うが
やはりあの滞空時間の長さはジョーダンが群を抜いている
ホントに空中で止まっているように見える
いや 止まっているのだ

試合後のバードのコメントは
決してリップサービスなどではなかったはずだ
その後の数々のジョーダン伝説を見れば
ジョーダンが「神」であることは明白だからだ

posted by わたくし |18:04 | NBA Classic | コメント(8) |
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2006年11月07日

谷⇔鴨志田・長田

オリックス総括の中で
谷はもうモチベーションが・・・と申し上げたが
さっそくトレードとはねぇ

それにしても釣り合わないトレードだ 長田って誰?
厄介払いなのか?
ヨミウリへの貢物か?
身売りへの準備か?
いろいろ勘繰ってしまうわたくし

posted by わたくし |18:33 | プロ野球 | コメント(18) |
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2006年11月07日

オリックスバッファローズ総括

52勝81敗3分け 5位
得点481(5)  失点570(5)  打率.253(5)  防御率3.84(5)

一時は楽天に迫られる時期もあり
何とか最下位転落は免れたが酷い成績だった

攻撃陣に関しては補強の失敗に尽きる
清原・中村はケガの連続
助っ人外国人は総スベり
この面子にどれだけの計算を立てていたかは知らないが
間違いなくフロントの責任である
シーズンを通して頑張ったのは塩崎・村松ぐらいか
谷はもうこのチームでモチベーションを見い出すのは不可能?
北川は少々かわいそうだった(後述)

投手陣は先発では平野・デイビー・川越は頑張った
終盤に大失速したもののルーキー平野は今後も楽しみ
序盤はむしろハムの八木よりもよかったのでは?
課題はまず年間を通して投げ抜くスタミナだ
リリーフの柱である加藤・菊地原・大久保は
揃って昨シーズンよりも悪かった印象
新たな投手の台頭も見られず今後も不安がいっぱいだ

ゴメンナサイ
シーズンの振り返りはたったこれだけ
わたくし12球団いろんな試合を見てきたつもりだが
オリックスの試合を見る回数は圧倒的に少なかった
だからあまりあれこれ書けない
じゃあなぜあまり試合を見なかったかというと・・・

ファンの方に怒られるのを覚悟で言わせていただくと
もはやわたくしにとって魅力のない球団に成り下がってしまったからだ
これはもちろん選手たちのことを言ってるわけではなく
球団の経営に携わっている方々のことを指している

かつては魅力いっぱいのチームだった
震災で傷ついた神戸の街や人々に勇気を与えていた頃は
球団の存在自体がなくてはならないものだった
ところがイチローをポスティングにかけた頃からおかしくなった
チームの成績が低迷したのは仕方のない面もある
だが毎年監督を交代させる人事には明確なビジョンが感じられず
営業面の成績を挽回すべくネームバリューに頼った補強を展開
あげくには神戸の人々に愛され続けた美しいスタジアムから
大した集客力も期待できないドーム球場にフランチャイズを移転
今の状態の球団が大阪で地域密着型の経営ができるほど甘くはないはずだ

話を今シーズンの戦いに戻そう
中村監督の意向なのかフロントからの圧力なのか
清原・中村を手厚く保護して他の選手を邪険に扱うやり方には
オリックスファンならずとも呆れ果てていた
清原がケガすればその後の方針をすべて本人に委ねる一方で
肩に爆弾を抱える北川に対しては
「今シーズンはケガと付き合ってもらう」などと公言
結果的にシーズン終盤に手術はしたのだが
こんなやり方を目の当たりにさせられては
北川本人だけでなく他の選手やファンも士気が下がるのは当然だ
谷の低迷などはその最たる例ではないだろうか

その手厚い保護を受けたふたりも
結局は満足な成績を残せないままシーズンを終えた
法外な年棒を支払っているにもかかわらずだ

経営陣はこのふたりを獲得するにあたり
その効果を期待したのはやはり営業面においてだったのだろうが
懸案の観客動員数も微増に終わったようだ
それともプレーの面でも本気で期待していたのだろうか
中村についてはケガがなければもう少し打てたのかもしれないが
清原に関してはケガの多さも含め成績が期待できないのは
シロウトの野球ファンでも簡単に想像がついた話だ
もし清原がシーズンを通して4番に座り
全盛期に近い活躍をすると本気で期待していたのなら
今すぐ球団経営から身を引いたほうがいいだろう

誤解のないようにもう一度申し上げておくが
わたくしの怒りの矛先は清原・中村を含めた選手たちではない
あくまでも球団の経営に従事しているお偉方たちへの憤りなのだ
ひとりの野球ファンとして清原には頑張ってほしいと思っている
だが彼を特別扱いする首脳陣・フロントには再考の余地があるのではないか

あれこれと厳しいことを偉そうに申し上げてしまったが
それもこれも関西に籍を置く球団として気になる存在だからだ
わたくし阪神ファンではあるが
関西のファン・マスコミが阪神一色に染まっているのは
決して好ましいことではないと思っている
だからこそオリックスにはいろんな意味で奮起してほしいのだ

posted by わたくし |00:05 | プロ野球 | コメント(8) |
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2006年11月07日

広島東洋カープ総括

62勝79敗5分け 5位
得点549(6)  失点648(5)  打率.266(4)  防御率3.96(5)

やはり今シーズンも優勝争いに絡むことはなく
なんとか最下位を脱出するにとどまった

チーム打率はそこそこの数字をマークしたが
リーグ最下位の得点力向上にはつながらなかった
ホームランの出やすい広島市民球場を本拠地にしながら
チームのホームラン数は横浜と並びリーグワーストの127
20本以上打った打者が4人いたのだが
それでも打線に迫力はあまり感じられなかった
打率3割こそならなかったが4番の風格が出てきた新井
シーズン途中に戦線離脱したがやはり長打力は本物だった栗原
全試合出場こそ逃したが相変わらず打撃技術はピカイチの前田
この3人への依存度の高さが目立ってしまった印象だ
東出・梵とようやく固定できた1,2番コンビも
東出は終盤に不調に陥り梵は負傷による離脱が痛かった
こうして見ると悪くないメンバーが揃っているのだが
やはりうまく噛み合わなかったということか
それでも横浜と同様に純国産打線を組んだのは好感が持てる

走塁面では東出・梵以外に走れる野手の台頭が待たれるし
この2人にしてももっと走れるのではないだろうか

とはいえ攻撃面では来シーズン以降に期待できる要素はある
問題はやはり投手を含めた守りの面にある
まず正捕手を固定できないことには上位進出は難しい
かつてポジションを掴んだかに見えた石原も伸び悩み
強肩が持ち味の倉にその座を脅かされつつある
両者ともまずは打撃よりも守備面での向上を期待したい

野手の守りでも信頼できる選手がひとりもいない状況
失策の多さはここ数年指摘され続けているし
リーダー不在ではチームとしての連携もままならない
セを制した中日との差は果てしなく大きい

投手陣も相変わらず苦しい
黒田に関しては今シーズンさらに一皮剥けたようだ
かつての荒々しさは影を潜め安定感バツグンのピッチング
防御率1.85というのは素晴らしいとしか言いようがない
ただその他の先発陣はというとやはり物足りない
ベテラン佐々岡は頑張ってローテを守り通したが
もはや全盛期の活躍は期待できない
大竹はエース級の素材だが今シーズンも殻を破れず
結局1シーズン先発で投げぬいたのはこの3人のみ

リリーフ陣もまだまだ質量ともに不足している
そんななか永川は見事に頼れるストッパーとして定着した
与四球をもう少し減らすことができれば言うことなし
永川以外に褒められるべきは梅津ぐらいか
まだ2年目ながら安定感のあるピッチングを見せてくれた

高橋建や長谷川や横山といった
中堅・ベテランクラスの投手に奮起を期待したいところだが
彼らに関してはまず起用法をはっきりさせるべきかもしれない

攻守ともに課題が山積みのカープだが
戦力補強において圧倒的に不利な立場にいるのは否めない
それでもこのチームにはしっかりとした土台があるはずだ
かつての野村・緒方・前田・江藤・金本
そして今では新井・栗原・嶋・東出など
「ウチが育てた」と胸を張って言える選手が後を絶たないのは
本当に素晴らしいことだと思うのだが
そうした選手たちを繋ぎ止めることができないのは
球界の悪しき流れによるものだが広島にも非はある
しかし!
FA移籍が濃厚とされていた黒田が残留を表明!
プロ野球ファンとして久々に嬉しいニュースだ
黒田にお金を使いすぎて
経営悪化しそうでチョット心配

posted by わたくし |00:02 | プロ野球 | コメント(2) |
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