2008年01月11日

第84回東京箱根間往復大学駅伝競走

総合12位‐また一度原点へ戻り‐


まさかのシード落ち・・・

誰もがそう思ったことであろう。まさかの結果となってしまったのだ。
出雲3位、全日本2位・・・箱根は?
淡々と過ぎていった三大駅伝。周囲の期待は膨らむ一方であった。
しかし、箱根駅伝だけは実力が前面にでたのである。


流れを変えられず

1区野口拓也(1年)は悔しそうであった。
流れを作らなければならない1区で流れが掴めない。
予想もしないスローペースな上、前を行く者が現れてこなかった。
何度か前に出ようとするが、集団にのまれる。
11位で主将北村聡(4年)へ襷を渡すこととなった。

プレッシャーと闘い

誰もが2区に期待をしたであろう。
ここを走るのは主将・北村聡であったからだ。
今年初めて5区以外を任された。念願の2区であったのだ。
前を行く大学を追う。後ろからは強烈なスピードで伊達(東海大)が追ってきた。伊達に追いつかれたが北村もぴったりとくっ付き並走を続けた。

どちらが先に出るか・・・

それはまぎれもなく伊達であった。
北村は追うことが出来ず、順位は2つ上げたものの、納得のいく走りは出来なかった。

ルーキーから主将へ
北村自身主将と言う立場から、絶対にミスの出来ないプレッシャーの中走った
そのように保科(前主将)はコメントをした。

この時点で順位は9位

その後3区を任された森賢大(2年)も追い上げる。
準エースと言われる森。竹澤(早稲田大)の前を行くシーンも何度かあった。何とかしてこの流れを変えたい。しかし、中々順位は上がらないまま4区永井大隆(3年)へ。

永井はぐんぐんと前を行く大学との差を縮めていった。
その差は確実に詰まっていくが、光は中々見えてこない。
苦しいレースとなった。そして久保岡諭司(2年)と襷を繋いだ。

久保岡にとっての始めての箱根であり、落ち着いてスタートを切ることとなったが、現実は甘くなかった。周囲の期待、そしてのしかかるプレッシャー・・・



往路14位

力尽きた久保岡がゴールテープを切った。
ゴールで迎えたのは北村主将、そして森であった。

日体大にとってはまさかの順位。しかし残り1日がまだ残っている。
その期待に誰もが胸を膨らませた。


応援風景
厳しい長旅 石谷慶一郎(3年)が芦ノ湖をスタートするが、流れは変わらない。“ここで変えなければ”石谷本人はそう思いながら走り続けた。しかし、順位を1つ上げた13位で谷野琢弥(1年)と襷を繋ぐ。 前との差は僅かではあるが縮まってはいる。しかし、苦しい長旅が続いてしまう。 繋ぎの区間。役割を果たせなかったと谷野は振り返る。 8区で待つ高橋宏弥(4年)は、後輩の頑張りに“よく頑張った”と頭を撫で、スタートをした。 最後の箱根駅伝 次に待つ後輩への貯金をしたかった。しかし、現実は甘くない。長く、険しい現実がもしかしたら目の前にあるかも知れない。それを打ち破りたい。 安定力 流れを変えたのは9区を走った野口功太(3年)であった。 シード争いをしている日大・東洋に近づく。 順位も13位から11位へと・・・ あと一歩でシード圏内に入る。 運営管理車から降りた別府監督は、野口と並走しながら冷静に的確なアドバイスをしていた。 あと一歩・・・もう少し・・ 出口和也(1年)が10区を任された。 しかし、距離にも、箱根の雰囲気にも慣れない新風は、本来の力を発揮できずゴールテープを切ることとなった。 これが現実であったのだ。 態度・意識・考え方を変え、チームをまた一からやり直します 突きつけられた現実に、監督はこうコメントした。今回のチームに大砲となる者は北村だけで、戦力はなかった。 もしかしたらシード落ち・・・ そのように常日頃選手たちへ言い続けてきた。 精神的な支えがなく、マイナス部分が諸に出た。 そして、箱根までの期間周囲の評価が高まる一方で、その結果を過信し勘違いしてしまった。 それが今回の日体大の箱根駅伝だったのである。 また一度原点へ戻り、チームを立て直す。 今、日体大は新たなるスタートを切ることとなったのだ。


posted by 長谷川 絢 |17:58 | 陸上競技・駅伝 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月15日

第39回全国大学駅伝

    エースを軸に確実な走り

 11月4日に行われた全日本大学駅伝(名古屋市熱田神宮~三重県伊勢神宮までの106,8キロ)に、日本体育大学は駒澤大学に次ぎ26チーム中2位の好成績を納めた。
  箱根駅伝に繋がる走りができたであろう。


    初出場

 7区で駅伝初出場1年生の谷野が区間賞を獲得。駅伝を走れることを証明。出雲・全日本を通して区間賞を獲ってないのは、野口(拓)となった。箱根では1区の起用が有力か。
野口(拓)の意地の走りも注目である。



     四天王健在

 駅伝界四天王の1人主将北村は、最終区8区で早大・中大を抜いて2位でゴール。安定感のある走りをみせてくれた。 
 7区谷野から襷をもらうときの、谷野を励ました仕種がとても印象的であった。エースとしても主将としても役割を果たした。

 最終区日本人1位の記録で、箱根では区間賞も匂わせた。3年間守り続けた山登り5区か、エース区間2区、もしくは、最終区で勝負か、、とても楽しみだ。


   

閉会式後、笑顔で集合写真の日体大チーム


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posted by 安田 昌平 |21:55 | 陸上競技・駅伝 | コメント(1) | トラックバック(1)
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