2008年04月28日
変わり続けることを止めない強さ
震わせ続けた134分 春の選手権大会第4戦目は、強豪校法政大とあたった。5位決定戦。日体大は創部以来、ここまで勝ち進んだことはなかった。昨年は、入れ替え戦を経験するなど、1部の下位にいたのだ。しかし、何かが変わった日体大アイスホッケーと言われている通り、今春の彼等は変わり続けていたのだ。目の色が違う。常に挑戦者で、会場を期待と歓喜で震わせ続けたのだ。 そして、日体大は春の選手権を初の快挙となる6位で締めくくった。6強入りを果たしたのだ。44秒 開始早々44秒、新井康平#17が先制点を決める(アシスタント伊豆田#21) 会場にどよめきが湧き上がる。あっという間の隙を突いたシュートであった。![]()
守りの日体大 相手の法政大には何本も攻撃されるが、日体大の持ち味は『守り』。それを徹底的に守り抜いた。死守し続けたのだ。 キーパーは1年の西垣#77だった。 『守り抜く、そのことだけでした。(シュートを)入れられても先輩方が絶対に決めてくれると信じていました』主将・新井の2得点目 第2ピリ15分54秒 新井がノーマークのチャンスをものにし、2得点目を決めた。 『勝てると思っていた』 新井の言葉通り、会場の誰もが思っただろう。あと1点を決めれば、法政大と並ぶ。シュートチャンスは少ない中でも、一本一本に“決めるんだ”と言う気持ちが込められていた。 迫力、気力、目の色。全員が同一方向を見ていた。 橋本#8のカット ゴールでは法政大が何本も攻撃し続けていた。 西垣は死守し続け、それを支え続けていたのは4年橋本修人#8(副主将)だった。シュート数: 日体大18本 法政大62本 打たれ続けたが、数字が証明してくれる通り、『守りの日体大』を忠実に守り抜いた真の実力とも言えよう。 明確化 『紙にその試合試合での自己の目標を書き、控え室の壁に貼ってチームメイトに見てもらうことで、自己の目標を明確化しました』 石井監督はそう話した。 目標の明確化。そして、良いところを伸ばすと言う、常に前向きな姿勢が大会の結果としても顕著に現れた。 『実力は兼ね備えた選手達が揃っています。それを、どう引き出すことが出来るか。しかし、春の大会で彼等の力が出てきました』
石井監督の新体制の下、氷上+陸上と言うトレーニングを積み秋に向けて更なる躍進に繋がることを願う。 過信ではなく、自信へと 『結果としては6強入りです。しかし、目標とするのは難しいホッケーではなく、簡単なホッケー。そして、“守り”を忘れないこと。それが、日体大のホッケーです。実力の結果ですが、過信にならないよう、選手の自信へとなって秋へ向かいたいです』 今日対戦した法政大は、川村コーチの母校でもあったのだ。ミスが多いチームは勝てないとコーチが言うように、いかにミスを少なくするか。そして、チームプレイであることから、単に“自分だけが”と言うホッケーであってはならない。チームとして難しいホッケーではなく、守りに重点を置き“簡単”なホッケーをすることが重要なのだ。
幸せの反対は無関心 マザー・テレサの言葉であるが、日体大アイスホッケーに相応すると感じた。 チームがまとまれば一体感が生まれるが、各々が肝心な部分で疎かにしたりすれば、穴が生まれる。 『昨年までのチームはまとまりがあったけど、何か足りないものがあった』と新井は話した。しかし今のチームには一体感が生まれ、中身が詰まってきた日体大はこれからも進化し続けてほしい。 そして、一人ひとりが大好きなアイスホッケーを楽しんで活気溢れるプレーをしてほしいと思う。 大切なことから無関心となっては幸せはないように、意識が変わった日体大のアイスホッケーの強さをこれからも楽しみに待っていてほしい。![]()
日体大●2-3○法政大 応援がどこの大学よりも光っていた日体大である。選手と応援が一体となった。変わってきた日体大から、変わったと言われる日体大へなることを期待したい。![]()
posted by 長谷川 絢 |01:42 |
アイスホッケー部 |
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