2007年05月21日

[北海道日本ハム]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
昨季の日本一チームながら、今季ここまでBクラスに沈む北海道日本ハムにとって、
交流戦は現状打破のきっかけとなるのか!?

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低迷の原因のひとつには、武田久の前年度の疲労が目に見えてありました。マイケルがいなかったことも大きかった。ここに来て、ようやく調子が戻ってきました。外国人監督というのは、継投ありきでゲームを考えているものなので、そこがうまく組めなかったのが誤算でしたね。
小笠原がいないのは、今季始まる前から十分わかっていたこと。タフなシーズンになるのは予想できたはずなんですけど、現状で計算していた武田久、マイケルの離脱っていうのがチームにとっては一番痛いんです。

うれしい“計算外”は、たとえば陽仲壽が出てきて打ってくれたこと。だけど計算している選手の当てが外れると、途端にチームが狂いだすんですね。3番打者探しにはオープン戦から苦労していて、稲葉が打ったり坪井が打ったりしていた。1番から5番を固定できないチームというのはさまよう場合が多いので、ようやく落ち着いてきた打線を中心に、追い上げを期待します。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[西武]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
エース松坂が抜けた穴をベテラン西口&若きエース涌井の活躍で埋め、
上位を確保と善戦している西武。
ペナントレースを一歩抜け出すためにも、交流戦は重要な戦いになります。

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僕が開幕前に唯一読みきれなかったチームが西武。開幕投手もはずしてますからね(苦笑)。ここまでの成績は、勝ち方を知っているチームの底力。まず首脳陣が勝ち方をよく知っているんです。いま低迷しているチームは、この交流戦をきっかけに浮上したいと思うものですが、西武というのは“勝負はまだまだ先だ”っていうのがわかっていると思うんですよ。

考えてみると、開幕から赤田がいない、片岡も抜けた、リーファーも常時出ているわけではない。それでも、出ている選手が西武の野球を知っているんです。

あとは、中島和田の右バッターが打撃十傑で上位にいるというのがすごいことなんですよ。右で入っているのは外国人ばかり。日本人で入っているのは、テクニックも読みもレベルが高いということなんです。中島はホームランが出てない時期もあったんですけど、攻守で中心的存在だし、打率がこれだけ残せるっていうのは成長の証ですよね。
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2007年05月21日

[福岡ソフトバンク]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
安定した投手陣と強力打線で首位をキープしている福岡ソフトバンク。
下位にさらなる差をつけるためにも、交流戦でも上位を目指したいところです。

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ソフトバンクのキーマンは、投手では新垣と攻撃では多村だと考えています。
交流戦は先発が4枚あれば乗り切れるんですが、4枚のうち3枚がしっかりしていれば、実質交流戦は成功という形になります。斉藤和巳がいれば4本柱なんですけど、新垣、和田杉内の3枚にガトームソンを持ってきたということで、ソフトバンクはやはり揺るぎないと思いますね。あえて言えば、その中では新垣がまだ投げてみないとわからないという状況。新垣は去年の交流戦は足をケガして離脱しているんで、同じ失敗は繰り返さないでほしいですね。

多村は今でもケガを抱えながらですが、交流戦に入れば日程が開きますので、ここはしっかりと出場して結果を残せば弾みもつきます。ここにきて多村は少し(調子が)落ちてきているんで、交流戦は勝負どころですね。セ、パで移った選手のひとりですから、相手を知っているか知らないかというのはすごく大きな部分。そういう意味では、開幕してからの1カ月半よりは交流戦の方が落ち着いてできるんじゃないかなと思います。

投打ともに揺るぎないメンバーなので、どこか粗探ししなきゃと思うくらいですね(笑)。あとは左のリリーフくらいじゃないですか。ニコースキーが下に落ちたので。ただ、それを補うだけの力は十分ありますよ。ソフトバンクにとっては、(2位以下に)差をつけるチャンスですね。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[千葉ロッテ]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
一昨年覇者から一転、昨季は悔しい思いをした千葉ロッテですが、
首位に1ゲーム差のリーグ2位で得意の交流戦に突入。3連覇なるか!?

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千葉ロッテは小林宏を筆頭に、投手陣の打撃がいいんですよ。その辺がやはり首位で交流戦を乗り切った原動力ともいえるんじゃないでしょうか。パ・リーグのピッチャーって、セ・リーグのピッチャーを“絶対打てないものだ”って思ってるんですよ。それがまず、(パのピッチャーに)四球を出すとベンチの雰囲気が悪くなる。打たれるともっと悪くなる。さらに打点を取られたり長打を打たれると、もう引きずっちゃうんですよね。セのピッチャーにとっては、プレッシャーですね。歯車がくるっちゃうんですよ。パのピッチャーはダメもとで振ってきてますから。パの投手陣の打撃にもちょっと注目ですね。

打撃ではずば抜けてる選手がいないんですけど、野球がうまいんですよね。たとえば、ロッテで代表される選手って今江だと思うんですけど、彼はしつこい。アウトになってもランナーが進んでたりとか、そういう粘りがあるのと、あれだけ打順がいつも変わっても、それなりのスタイルを貫けるっていうのが強みかな。これにTSUYOSHIがもう少し出塁率を上げてくれれば、クリーンアップにいい形でつなげます。彼はスイッチに加えて機動力も使える選手なので、TSUYOSHIのリードオフマンぶりが出れば、ロッテはことしも交流戦の王者が見えてくるのかな、と思いますね。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[オリックス]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
泥沼の10連敗などが大きく響き、5位に5ゲーム差の最下位に沈むオリックス。
現状を抜け出すべく、交流戦に活路を見出したいところです。

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打者がそろって打っていたので、打てなくなるときもまた、そろってダメになるものなんです。1年間の調子のバイオリズムというのがあるので……。ローズラロッカに加えて、6番あたりを打ってた下山なんかは3割6分くらいをずっと打っていたんですけど、軒並み調子を落としてしまったのが大きかった。

外国人監督なだけに、外国人選手の心をうまくつかんで、セラフィニをリリーフさせたりといろいろやっていたんですけど、その策も今は尽きてしまったという感じです。どちらかというとパワーでぶつかっていくアメリカとは違って、痛いところをチクチク突く日本の野球にコリンズ監督も試行錯誤しているというか、予想以上のものだったんじゃないですかね。

 セ、パの情報というのがすごく行き来する交流戦の1カ月なんですけど、オリックスは思い切って情報のない選手を使うのも面白いかも知れませんね。好調のラロッカははずせないと思いますけど、岡田貴弘とか由田慎太郎を使ってみてもいいですね。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[東北楽天]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
創設以来2年連続の最下位だった東北楽天ですが、
球団初の5連勝をマークするなど“台風の目”となっています。
交流戦でさらに波に乗り、上位進出を狙います。

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選手にとって、やはりメディアの力って大きいんですよ。僕も楽天の取材にはよく行きますが、田中があれだけ注目されているとやっぱり取材陣の数が多い。野村監督自身も注目されていますしね。そうなると他の選手も相乗効果で、いつも以上のパフォーマンスができるようになってくる。チームとしていい形ができてきたんで、楽天の中での成長っていうのが見えてきたんじゃないですかね。

レギュラー格に抜擢したはまだ勉強中なんですけど、彼の頑張りというのは楽天にとって大きいですね。あとは去年3割を打った鉄平。ことしはかなりマークされて壁にぶち当たっている感じがありますけど、打線ではキーマンですね。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[中日]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
4月後半から5月前半にかけてやや順位を下げたものの、
交流戦前の首位決戦に勝ち越し、首位と1ゲーム差の2位につけて交流戦に入る中日。
エンジンがかかってきた昨季のリーグ覇者に注目です!

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僕は中日では谷繁をキーマンに挙げます。
中日のピッチャーは先発も抑えもしっかりしていますが、キャッチャーのリードによってある程度試合は支配されるもの。ピッチャーでも、たとえばルーキーや外国人が投げると相手チームは「どんなピッチャーなんだろう?」と思いますけど、キャッチャーが慣れられるとリードが読まれやすいという危険性があるので、注意したいところです。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[阪神]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
エース井川のメジャー移籍に加え、先発陣を中心とした故障などが大きく響き、
ここまで下位に低迷する阪神。
ペナント奪回に向けて、交流戦で復調なるか!?

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阪神は投手陣に故障が多くて、本当はキーマンは安藤、と言いたいんですが、まだメドも経っていないですから。あえて名前を挙げるとしたら、福原狩野ですね。狩野のリードは相手もまだ「どんなキャッチャーだろう?」と読まれづらいと思うんです。試合はキャッチャーによって左右されるところが大きいので、注目しています。

打線では、どうしても1、2番とクリーンアップがミーティングの対象になりやすいところ。去年は金本が打ったのはもちろんですが、シーツ浜中も打っていたんです。ことしはシーツがよくなくて、浜中はいなかったでしょ。金本ひとり頼みになってますから、マークが集中してしまうんです。これから阪神としては、3、5番ですね。やっぱり4番っていうのはそれなりの仕事をすると思うので、キーマンはその前後。3番に入ったの課題は、左投手じゃないですか。右(投手へ)の切り札で出てきた選手ですから、左投手への免疫がまだないんですよ。パ・リーグのリードっていうのは、言葉は悪いですけど“えげつない”。弱い、と思ったら徹底的にきますから。セ・リーグというのはどちらかというと「駆け引き」重視。交流戦で試される、という感じでしょうか。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[東京ヤクルト]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
投打の主力の離脱で大幅に戦力ダウンした東京ヤクルト。
ここまで最下位に沈む苦しい戦いを強いられています。
昨年は2位に食い込んだ交流戦をきっかけに、上位との差を詰めていきたいところです。

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東京ヤクルトでは、個人的には古田に注目しています。キャッチャーのリードというのはウェイトを大きく占めていて、パ・リーグの選手は古田がマスクをかぶっているだけで“対古田”になるんですよ。「古田さんだからどうか」「裏をかいてくるんじゃないか」とかバッターが考えてくれれば、もう術中にはまってるんです。今のままだったら、ただの“監督”。リグスがいない、岩村がいない……ヤクルトはどう考えても厳しい状態だし、チームも低迷しているので、古田が試合に出てマスクをかぶれば、チームの起爆剤にもなると思います。

※記録は2007年5月21日現在
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2007年05月21日

[巨人]阿波野秀幸の交流戦チェック!

ことしで3年目となる「セ・パ交流戦」が5月22日からスタートします。
過去2年は千葉ロッテが連覇した一方、
おととしは中日、昨年は巨人が失速しV逸。
ペナントレースへの影響も大きく、注目が集まります。
約1カ月、合計144試合の熱き戦いを野球解説者の阿波野秀幸氏が大分析!
投打がうまくかみ合い、ここまでリーグ首位の巨人。
昨年失速した“鬼門”交流戦で同じ失敗を繰り返さないことが、5年ぶりのペナント奪回への近道となります。

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巨人は好調なので、おそらくこのまま“ストッパー上原”で行くんじゃないかな。交流戦の日程を見ると先発ピッチャーが1枚いらないわけで、だから余計に上原の先発復帰というより、むしろ後ろで固定というのがいいのかなと思っています。いまのところ、上原は抑えでフィットしています。抑えは巨人の泣き所ですから。上原もここ2年くらいチームに迷惑をかけているという気持ちと、ことしの出遅れがあるので、「なんとかチームの役に立ちたい」と、かなりポジティブな状況で行けると思うんですよね。2戦やって1日休み、2戦やって1日休み、ということが多いですから、故障明けの上原にとってもそんなにハンデになる日程ではないと思います。

打線では、2番にが入っていますが、彼もパ・リーグをよく知っている選手。ここまでの好調さを維持できるかがポイントになりますね。

※記録は2007年5月21日現在
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