2007年02月22日

[阿波野秀幸のキャンプレポート2007]巨人を支える“キャプテン”阿部慎之助

「プロ野球界のお正月」とも言われる2月1日、12球団が一斉キャンプイン。2007年シーズンに向けて、いよいよ動き始めました。各球団で実戦練習が行われるなど、早くも終盤に差し掛かった春季キャンプ。ペナントレースの行方を左右するキャンプの様子を、解説者・阿波野秀幸さんが独自の視点で徹底チェックします!
第4回目は、1995年からの3年間在籍し、2001年から5年間投手コーチを務めた巨人をチェック。2002年以来のV奪還が至上命題のチームを支える新キャプテン・阿部慎之助選手に迫ります!

・・・

巨人の守備の要である阿部慎之助に、
ことし、新たにキャプテンというポジションが与えられました。
人一倍責任感が強く、攻撃面と守備面で欠かす事のできない慎之助に
『これから強い巨人軍を作っていってくれ!』
という期待を込めて、原監督が任命したのです。
その働きぶりに注目してみました。

ことしの一軍の宮崎キャンプには、
移籍選手・新人・新外国人が合わせて12名参加しています。
新天地でプレーすることは、誰もが不安で気を使うものです、
その不安な部分を“キャプテン”慎之助は積極的なコミュニケーションを取って取り除いてあげています。
実際、移籍してきたベテラン選手も
「イメージと違ってやりやすい」と言っていました。
自然とそのような雰囲気を作っているのでしょう。
以前から外国人や若手選手たちと時間を見つけては食事に出掛ける姿を見ていたので、
キャンプでも続けているはずです。

キャンプの練習では、捕手が投手のボールを受けることが大切です。
投手の仕上がり具合や新球種を把握したり……。
打撃練習を優先するあまりに、
それがおろそかになることが時としてありますが、
ことしのメニューでは投球練習の間はしっかりブルペンで投球を受けていたので、
心配りができていると思いました。

シーズンが始まり、順調に戦えている時にはキャプテンは特別必要ありません。
しかし、連敗中やチームがひとつになっていない時こそ出番です!
今シーズンは“キャプテン”慎之助に注目していきましょう!!

■阿波野秀幸/Hideyuki Awano
1964年7月28日生まれ。神奈川県出身。桜丘高-亜大-近鉄-巨人-横浜。178センチ、75キロ。左投げ左打ち。
87年に、巨人、大洋と競合の末、近鉄にドラフト1位で入団。先発として1年目から活躍し、15勝を挙げて新人王に輝いた。89年には最多勝と奪三振王を獲得してリーグ優勝に貢献。95年、巨人にトレード。98年には横浜に移籍し、2000年に引退。01年から巨人の投手コーチ、06年から横浜の投手コーチを務めた。

関連リンク
球団別情報・読売ジャイアンツ(スポーツナビ)
12球団・キャンプ情報(スポーツナビ)
[巨人]春季キャンプ編(スポーツナビ・プラス)

posted by スポーツナビ編集部 |18:39 | 阿波野秀幸のキャンプレポート2007 | コメント(0) | トラックバック(3)
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