2007年07月30日
ブロガー対談企画「とことんサッカーを語る」 ~その七~
ここのところ少しご無沙汰だったのは、まぁ単純に日本が負けたからです(サウジアラビア、そして韓国に)。そのなかでちょっとサッカーに対してネガティブになっていましたね。 そのうち、もう少し落ち着いたときに、何らかの形でアジアカップの記事を出してみたいとは思ってますけどね。 復活の第一弾として、連載の第七回をお送りします。 観戦論:バランス UJ「あー、次香川(セレッソ大阪)が出るんかー」(注:翌日はU-20ワールドカップのナイジェリア戦という日程だった) DGS「自分が期待しているのは青木君ですから」 ブン「青木孝太ですか。まぁ、悪く言っている人もいましたけど。どれだけのレベルなら満足できるのかと。僕はそこが知りたいですよ(笑)」 UJ「確かに。なんか、5人くらいブチ抜いてゴール決めないと、褒められないんじゃないかって(笑)」 DGS「メッシ並み?」 ブン「メッシだって、カップ戦でしかそういうこと、できないですからね。リーグ戦とか、CLでは絶対やらせてもらえないでしょうから。そんなのは。まあ、僕も確かに悪く言うときはありますけど」 UJ「そういうふうに書いてくと、あんまり的を射た答えは返ってこんけど」 DGS「バランスをね、もってたいなとは思いますよ。掛け値なしで「イイ」って言うところも持ってたいけども、なお満足したくないという」 ブン「例えばアジアカップの場合だって気温とか湿度とか、芝の具合だとかの外的要因も大きいじゃないですか。そういうのも含めて考えてあげないと、走れてないとかっていうのも、オイオイ40℃近い中で90分走り続けろってのはどうなんだ、とか思いますしね」 A「そこでまぁ、プロだから、ってことも入ってきちゃうんでしょうけどね」 ブン「メッシだって止まりますよ、足」 (一同笑) 選手と、監督と DGS「アジアカップに関しては、ある程度の結果をね、ドロ臭くても出してもらわないと」 ブン「前回はまさにそんな感じでしたけど」 DGS「あれで盛り上がっちゃったからね」 ブン「ちょっと勝ち方が劇的すぎましたから。特に決勝トーナメントで。何しろ、絶対負けると思ってた試合が、勝ってますから」 DGS「劇的といえば劇的だけど――」 ブン「あれで、ロスタイムに強いジーコなんて言われましたけど」 A「やったのは選手ですから」 DGS「あんときぐらいに、もう、気付いておくべきだったかも」 ブン「どうでしょう、2005年くらいにはもう、ジーコの解任に賛同する会みたいなのを見たような覚えがありますよ。馳さんがその最先鋒だったような気がします」 DGS「ドイツで、ある程度、例えばグループリーグ突破とか、世界を驚かせようとか、ベストなんちゃらとかどうかは分からんけど、それを期待してた人たちって、ジーコに期待してたわけじゃないですからね。ヒデであり、俊輔であり、ってことろじゃないですかね」 ブン「もちろん、若いころにワールドユースとかオリンピックとかで、彼らは結果を残してて、それがベースにあってっていうのがあるので」 DGS「監督がジーコでも、ギリギリでも予選勝ってきたし、選手の能力でやれるんじゃねぇか、っていう夢をね」 ブン「妄信する、じゃないですけどね」 UJ「三分間で3点とられるとは思わんかったけど」 DGS「あれは、ほんっと小野がわかんなかった。玉田でしょう?」 ブン「僕は稲本かなと思いましたけどね。単純に守備を固めるっていう。個人的には、もう俊輔を下げてもいいかなと思ったんで、あの時は。コンディション不良が目にも明らか、って感じでしたし」 DGS「自分はもう、あの魔の8分のずっと前、後半の、もう10何分の時に、玉田」 ブン「とりあえず前で動ける人。巻でも良かったですけど。前で巻にチェイシングさせるっていう」 DGS「僕はやっぱ、オーストラリアが前に来てたから、一発で前に抜けられるナイフを持ってたほうが、オーストラリアも出なくなるだろうと」 ブン「スピードですよね」 DGS「それで追加点を取れればラッキーですし、取れなきゃやっぱり稲本とかを入れて、俊輔とかを下げて」 ブン「交代が遅いとは言われてましたからね、ジーコは」 DGS「まぁ坪井君で狂ったんだけどね」 ブン「坪井批判のスレッドとか立ってましたからね(笑)」 UJ「かわいそうにね」 DGS「なんか俺が見たのは、裏取られたとか能力的な部分じゃなくて、例えばカズだったら足がつっても何でも出たいと思ってた。そこで、足つるかと。コンディション不良さらけだすかと」 ブン「バックの選手がつる時間帯じゃないですよね」 DGS「カズであり、あんときだったら久保であり、落とされた人間が熱望していた舞台で、あるかと。ただあそこで、やっぱり茂庭っていうカードしか切れないのが、やっぱりジーコの監督としての能力が低いっつーのを、著しく現しているかなと」 ブン「センターバックいなかったですからね」 DGS「あんとき、4バックじゃないのかと思いませんでした?」 ブン「あぁ、そうですね」 DGS「俺は思ったんですよ、もう4バックにして、中盤から前の人間を入れて、ある程度前からのチェイシングなり、受身をとるっていう意識を見せとかないと。だって、オーストラリアが切ってくるカードは分かりきっているわけだし。僕はもう、最初から玉田を入れろと。坪井どうのこうのの前に。そこで茂庭っていうカードしか、あっ、この人(ジーコ)は切れねーんだと思いましたもん」 ブン「茂庭もあの時、コンディションが万全だとは思えなかったですね。バカンスから帰って、急遽召集されたっていう感じでしたからね」 UJ「ブラジル、それで通用しますからね。ブラジルなら」 A「ここは、日本です(笑)」 ホンの10年前まで A「確かに、アジアカップでは日本は勝ってしかるべきだ、っていう意見はあるでしょうけど、むしろユーロみたいに、全体が上がっていったらいいんじゃないかって思いますけどね」 DGS「モデルはそうだよね。アジアでもまれて、負けることも当然、毎回あると」 ブン「思わぬ番狂わせがあって、と」 DGS「ほんの10年前までね、韓国には一切勝てねえって、あったわけで」 ブン「ドーハのときは、韓国に勝って泣いてたくらいですからね」 DGS「最近でしょ? 韓国相手にね、簡単に負けちゃいけないっていう感じになったのは」 ブン「韓国人からしたら、対等なんて言うのはおこがましいでしょうね」 DGS「確かに、おこがましい(笑)」 UJ「でも、悪いですけど、アンダーエイジとかを見ても世界に通用するサッカーが出来てないですからね、韓国は。ユースの組織がまともなのは日本だけっていう」 ブン「若年層だと、あの制度が――」 UJ「なんやったっけ」 DGS「4強制度」 ブン「これ、どのスポーツでも共通らしいですね。野球でもそうですけど。これはね、相当悪い制度だと思いますよ」 DGS「それでも、ワールドカップの成績は、ね」 ブン「だからその、選ばれし選手は強力なメンタリティを持っているわけですよ。エリート中のエリートで。そこらへんは、もしかしたら日本人も見習うべきところがあるかもしれませんけど」 DGS「WBC(ワールドベースボールクラシック)だって、結果は日本が世界一ですけど、韓国には負けてるわけだからね」 ブン「しかも一つはホームで負けてるわけですからね。これ、野球だからあんまり言われてないのでしょうけど、見逃せない事実だと思いますよ」 UJ「まぁ、それはイチロー発言があったから(笑)」 ブン「あれは、確かに凄かったですからね」 UJ「さすがにちょっとカチーンとくるでしょう(笑)」 ブン「でもイチローのキャリアを考えると、理解できなくはないと思うんですよ。あれほどの選手は、いないですから」 DGS「ああいうメンタリティを持った選手って、やっぱりサッカー界にいてほしいとは思いますよ」 その八へ続く。
posted by nori |09:22 |
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