2007年07月25日
<<当記事は日本対サウジアラビア戦が開始される前に執筆しています>>
人間だから、間違いはある。そう言ってしまいたくなることは、よくある。そして時には、間違ったという事実に目をつぶってしまいたくなることも。けれど、そんなとにには次の言葉を思い出したい。
人間だから、間違ったときには謝ることができる。そして、その間違いを直すこともできる。
はい、私が間違ったのは――というより知らなかったことなのですが、それは、今大会の記者会見でのオシム監督への質問は、英語でおこなわれているということ。
情報ソースはスポニチワールドサッカープラス内コラム、西部謙司さんのMIXED ZONE
NGワードは「3連覇」
先日から私はたびたびオシム監督の会見を記事内に引用していて、中には苦言めいたものを書いたものもありました。「記者がなってないから」みたいな論調で。
そりゃ、英語じゃなかなか質問できないですよね、日本の記者さんには。
というわけで、発言を撤回させていただいた上で、サッカーに携わる記者さんにこの場で謝罪させていただきます。
で、この記事は日本対サウジ戦の1時間半まえに執筆しています。PC画面横ではテレビで赤い虎たちと赤い悪魔たちがイラク相手に闘っています。決勝のために(3位決定戦のた……は考えないことにします)イラクと韓国をスカウティングするつもりが、ネットのニュースとかが気になってろくに集中できていませんが。
何となく、ちらちら見ている感じでは韓国が押しているのかな? ただ、イラクもチャンスはいくつか作っているので、あとは精度の差でしょうか。
気合はものすごく感じるので、つまらない試合ではないんじゃないかとは思います(よく見てないから分からず……)。
どっちと日本は戦うのかな。どう転んでも(日本が優勝しようが4位になろうが)、私はアジアカップを最後まで楽しみたい。そんなふうに思います。
先日、UJさん(私と同じスポナビ+のブロガー)のブログ『サッカーへのひとり言』にて、韓国の新聞である朝鮮日報が多少浮かれた記事を書いていたことに触れています。
記事には一応「油断は禁物」という一文が含まれているのですが、タイトルから記事の終わりまでのほとんどの部分は、簡単に勝てるんじゃないかと読者に思わせかねない記事。
隣国として、韓国には勝ってほしいと思いますけれどね。
で、日本を見ればそれほど浮かれた記事はないにせよ、相手との移動などの条件を対比して、日本の有利さをうたう文面は随所に見られます。私としては安易に「有利? いいじゃん」と思っていました、正直なところ。しかし、今日の宇都宮徹壱さんのコラムを読み、考え方を改めました。
パレンバンか、ジャカルタか(日々是亜洲杯2007)
<以下、引用文>
サウジ代表を率いるブラジル人のアンジョス監督は、この日の会見でこう述べている。
「サウジは日本に比べて、休みが非常に短い。われわれはジャカルタから12時間かけて、マラソンのような旅をしてきたというのに、その間、日本はトレーニングをしている。あまり言い訳にしたくないが、今回のアジアカップの日程には問題があると思う」
サウジが、ウズベキスタンとの準々決勝をジャカルタで戦ったのは、2日前のことである。翌日に12時間かけて移動。昨日はほとんど満足な練習など、できなかったはずだ。
しかも勝っても負けても、彼らは再びインドネシアに戻って戦わなければならない。これではまるで“罰ゲーム”である。
「レギュレーションがそうなっているから」と言ってしまえば、それまでの話だ。が、日本と同様グループ1位抜けしたチームが、このような不利な仕打ちを受けるというのは、いかがなものだろうか。抽選次第では、日本とサウジの立場が入れ替わっていたかもしれないのだ。そう考えると、私は無邪気に「日本が有利!」と喜ぶことなどできない。
もっともな話ですよね。
ただ、現実として日本代表は楽なスケジュールの組に入れたことは、もうしょうがない。運営の拙さを指摘しても遅すぎるわけです。開き直って、選手たちは「有利だからラッキー」と思えばいい。その大会運営を目の当たりにした者たちは、AFCに対して「今後はこのような拙い大会はするな」と意見を言えばいい。起きてしまったことは動かしようのないことだからです。
もし、これで恐ろしいことがあるとすれば、選手に慢心が生まれてしまうかもしれない点。慢心が生まれなくても、「相手より有利なんだから勝って当たり前」という心理から、選手がプレッシャーを感じてしまうかもしれない点。
ただ、私はその部分は楽観視しています。開き直ってくれれば早いんでしょうけど、日本人はなかなかそうは思えない。で、きっとオシムもそういった日本人気質は理解しているはず。だから、それについての真理的マネジメントはできているはず。
オシムさんが何て言うかは想像の粋を出ませんが「餌を求めるライオンは、傷ついて片足を失った兎でさえ全力で追う」とか? 兎ネタはもう使わないかなぁ。というか、サウジを兎なんて言ったら失礼ですよね。
サウジアラビア関係者の皆様、ごめんなさい。
あなたがたを侮ったりするつもりは、私を含めて日本には一人もいないので、今日はお互いきもちよく応援しましょう! 勝っても負けても、恨みっこは……ま、最小限にとどめるってコトで一つよろしく……お願いします。
posted by nori |20:59 |
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2007年07月25日
連載第六回です。
だいぶ長くなってきたこの連載。それでもこち亀とかグインサーガ
ほどにはなりませんのでご安心を。
次回の対談である関東スポナビ総会の開催日程が(ほぼ?)決まり、私に対して密かなプレッシャーになっていることなど、誰も知る由もなかった……。
(それまでに名古屋編を終わらせないとね!)
ま、そんなことは置いといて。
初見の方は下からのリンクからどうぞ。もしくは左の過去記事からも飛べます。
この伝説の名(迷)対談はここから始まった。
ブロガー対談企画「とことんサッカーを語る」 ~その一~
踊る大記者会見
DGS「まぁでも、アジアカップは楽しみですよね。とりあえずオシムはそこそこ本気っぽいんで。その気になってるから(笑)」
UJ「あの、なんかこっちに向かって言ってくれる言葉と選手に向かって言う言葉が違うから」
A「メディア操作というか」
UJ「今はメディアがうるさいんで、とりあえず言っとくっていう感じもするんけど。選手には、まあ負けるなとは絶対に言わないし(笑) そういう意味では、あまり、オシムさんの発言に右往左往しないほうがいいんじゃないかな」
DGS「読めないっすよー! オシムの会見みてても、なぁにが本心なのか、まーったく分かんないもん」
ブン「オシムさんになってから会見の文章をじっくり読むようになりましたけど、かなり難しいですよね」
UJ「(笑)いや、だから(オシム監督は)俺はピッチ上で仕事するんだ、と。ピッチで一生懸命やるんだから、会見はもうジョークでいいんじゃないの、と。だから、オシムの記者会見って、オシムにとったらどうでもいいのよ(笑)。どうでもいいのにあれこれ考えるのがねぇ、しんどいなぁって」
ブン「記者さんもね、問題はあるでしょうけど」
今、オシムって言っちゃったね……。
DGS「アジア杯がどうあれ、たぶん(オシム監督の)更迭はないですからね。グループリーグ敗退でも」
ブン「難しいんですよね。当然、選んだ側の責任というのも出てくるんで。ジーコのときもそうでしたけど」
DGS「あれは――」
注:ここからは実名を出すことは多少問題があるので、イニシャルトークでお楽しみください。
DGS「Kさんが辞めたくなかったから更迭できなかったんじゃ(笑)」
ブン「キナ臭いうわさがいっぱい流れましたからね」
(中略)
ブン「じゃあ(Kさんの)かわりに誰がやるのって言われると、またそれは別の問題なってくるんで、難しいところですから」
UJ「誰にやらすつもりですかね。Tさんですか?」
DGS「Tさん?」
ブン「完全に――(略)」
DGS「Tさんなっちゃっても結局――(略)」
(一同笑)
DGS「オシムのね、後任も、じゃあリストアップしてんのかって言われると、どうなんだと思うからね」
ブン「まださすがにしてないんじゃないですか。頭に片隅にあるんですかね」
DGS「基本的に仕事の内容としては、どっかでしてかなきゃいかないですからね。やっぱりどこで切ってもいいように」
20年やるかもね?
ブン「長年の恋人、片思いの相手ですかね」
DGS「ベンゲルですか?」
UJ「最近、なにかとありそうですからね」
DGS「ベンゲルだと、オシムの路線とは変わるようなきがするんだけど。引き出しは多そうですけど」
ブン「でも、代表の監督をやったことがないっていうのはちょっと、ハンディかもしれないですね。オシムさんと違って。クラブでみっちりと、こう、熟成する時間があるんだったら、若手をちょっと思い切って使うことは出来るんであって。じゃあこの代表の限られた日数で同じことができるのかって言われると、難しい。そもそも、ベンゲル自身、代表監督は引退した老人の仕事だっていうふうに言っていて。それを甘んじて受けいれるのかどうか、興味がありますけど」
UJ「ないとおもうよ」
ブン「多分、今のアーセナルでの全権を振るえるスタイル、イングランドスタイル、あれがものすごく心地いいんじゃないかなと」
UJ「(そうでないと)やりにくくてしゃあないもんね」
ブン「多かれ少なかれ、フロントとの対立が、日本だろうが世界だろうがあると思うんで。イングランドスタイルは特殊な感じもしますけど、まぁそういうスタイルも最近少なくなってるみたいですけどね」
UJ「まぁでもベンゲルさんは実際、実績で、自分で作り上げたもんだから。それを捨ててまで来ないでしょう」
ブン「クラブレベルでの名将ですからね」
UJ「20年やるかもね(笑)」
ポストオシム、ポスト外国人監督
DGS「遠い将来かもしれないんですけど、最終的にはやっぱり僕は日本人監督でワールドカップ、グループリーグ突破をしてほしいんでね」
ブン「10年くらい先にはなるでしょうけれども。日本人の指導者も、海外に出て勉強してほしいですね」
UJ「バルサのコーチの人、(スポナビ+で)書いてましたね」
ブン「あー、バルサスクールの」
A「村松さん」
UJ「まぁ、もっと早くから行ったほうがいいと思うんですよ」
ブン「ホントはだからその、海外に指導者としてキャリアを積む。今はどうしてもやっぱり(監督をやる人といえば)選手として(成功した人)のイメージがあって、それで結果を出している人もいますけど、そういう人ばっかりだと多様性がないかなと。例えば三浦さん(三浦俊也、現札幌監督)みたいな、ああいう人がもっと増えてもいいと思いますね」
DGS「日本でね、S級(ライセンス)取らせることにばっかりこだわってないで、やっぱり海外に派遣して、一流のチームなりシステムを持っているチームに、何年か継続して学ばせて、日本に還元してもらう。そういうことをね」
ブン「そういう流れが出来ても不思議ではないですよね。あまりそういうことを言う人が少ないかなぁって思うんですけど」
第七回へつづく。
posted by nori44 |10:48 |
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