2007年07月16日

ベトナム戦を前に&ブロガー対談企画「とことんサッカーを語る」 ~その三~

連載第三回です。
当サイトに初めて来ていただいた方は、まずは以下の注意書きから。

※詳しい内容は前回の記事を参考にしてくださいませ~。

と、過去の記事に本来私が果たす役割を丸投げ……。
っていうのもなんだかいただけないので、一応簡単に説明しますと、当連載はスポナビ+のブロガーたちが開いた座談会の模様を、このわたくし、(ダメ)ライターの卵がフルサイズで文章化したものです。

アジアカップのベトナム戦があと二時間足らずで始まりますが、とにかくグループリーグは突破してほしいですね。だって、この連載、予選突破してもらわないと話の内容が現実に合わなくなるわけで……。
つまり、「グループリーグ突破はしてもらわないと」と対談中では皆さんが話しているわけですよ。でも、現実に突破してないのだったら、その言葉はむなしく響くだけですからね。
そのような個人的都合もあるので「絶対勝ってくれ!!」と、いつも以上に代表の面々にエールをおくりたい! 
いやー、totoをはじめて買ったとき以上に今日は必死に応援しそうです。その意味でも楽しみ。

代表DF事情を深読み
DGS「アジア杯と、五輪最終予選終わった後は、楽しみだよね。どんだけ入れ替わるのか」
ブン「6人くらい入れ替わるんじゃないかなと」
DGS「飛び飛びで、(U-20の選手が)A(代表)まで来るんじゃないかと思うもんね。人材難は人材難だから」
「サイドバック」
DGS「それどころかセンターバックもいないじゃないの。どうせ阿部がやるんでしょ、アジアカップ」
ブン「……今野?」
DGS「今野って!」
ブン「今野君はやっぱり、アンカーで使ってほしいなと思うんですけどね」
DGS「そりゃそうでしょう、やっぱり。どう考えてもセンターバックタイプじゃないね」
ブン「彼はやっぱり、クリーンにボールを奪う技術が、日本でもトップクラスだと思うんで。それを考えると、絶対アンカーだろうと思うんですよ。今オシムはアンカーのポジションを鈴木に全部まかせちゃっているわけですけど、そこに今野君をちょっと。まぁ、鈴木君も悪い選手だとはいいませんけど」
DGS「だから啓太を軸でいくんなら、もう今野はバックアッパーでいいじゃない」
ブン「そこで勝負させてあげたほうが多分今野もやりがいがあるんじゃないかなと」
「二人が競争してね」
UJ「ワンボランチだったら今野に任せたいね」
ブン「サポーターの理想がそれかもとか思ったり。見てる側からすれば、今野ワンボランチ」
DGS「このへん核心にせまった話になってきてるね。録音してる?」
「いやいや、してますよ」
UJ「監督の好き嫌いだし、俺たちも、オシムに任せたんだったらオシムの日本代表なんでしかたないんよ」
ブン「稲本がどんな扱いうけようが……」
DGS「僕は稲本がね、バッチリだったら、もう稲本ワンボランチでいいんじゃないかと思うんだよね」
ブン「ああいう使われ方(前めのMFとして出場)をされてしまったのは、稲本には不運でしたけど」
UJ「でも、やってましたからね。プレミアで。今回もそうでしょ? フランクフルト行ったのも」
ブン「日本人の感覚だと、稲本イコールボランチ。守備的なイメージがやっぱり強いのかもですけど、イングランドだとやっぱり、どうしてもセンターハーフってくくりですから」

アジアカップはぶっちゃけ……
DGS「アジアカップは、ぶっちゃけどのへんまでぐらいまでいくんじゃねえのかと。対談ぽくもっていきますが(笑)。お気楽コメンテーターだから」
UJ「予選敗退もありうると(笑)」
ブン「さすがに、おとなしい日本人でもそれは許さないでしょう」
DGS「それだったら、もう更迭ですね」
ブン「変えるならこのタイミングでしょう」
UJ「その、内容論もあるじゃないですか」
ブン「前回だって、決して内容的にほめられたものじゃないし」
DGS「奇跡、奇跡で(笑)」
UJ「あれは、でも、あれみて切ろうとしたんでしょ。ジーコを。だからそれはそれでアリなんだろうけど、長期的な強化っていうところで、唯一アジアでまともな強化をしているのは日本だけじゃないですか」
ブン「AFCの会長さんも言ってますからね。インフラが整っているのは日本だけだって」
DGS「ほんっと、それは思いますね」
UJ「今回韓国やばいよ。けが人多いですし」
ブン「韓国は、なんていうんですか、アジアカップに対する相性の悪さみたいなものを多少自覚しているところもあるかと」
DGS「あるあるある」
ブン「大昔に2回優勝しただけで。毎回優勝候補にあげられながら、こう、韓国国民の期待を裏切り続けているというのが、やっぱり頭の片すみに絶対あると思うんですよ。それに加え、今回けが人続出で、ピム・ファーベークもお世辞にも支持をえているとは言いがたい状況ですから」
DGS「ただ、日韓にしてもドイツにしても、その前にしても、アジアカップどうのこうのじゃなくて、ワールドカップでは日本より上にいきますからね。そこの、メンタルというか、すげぇなあと」

代表のファミリーとは?
DGS「2連覇、アジア(カップ)でしたじゃないですか。あれを日本のやっぱり、こう、サッカー界的、国民的に勘違いしちゃって。その後の検証が緩くなったことは否定できないですよ。韓国は負けたから、もうやっぱり、突き上げ突き上げで結局本番のワールドカップで、日本より上の成績で」
ブン「でも、それって、あれですよね。2002年のときも実はよく言われたわけですけど、日本のほうが事前の評判がものすごく良かった。韓国はまぁ、厳しい国(グループリーグ)にも入りましたし。ポルトガルがいたりして。ヒディングも、事前は全然結果を出してなかったわけですよ。で、結果をみたら、どうだって感じですよ、ベスト4ですから。実はそのへんで(日本は)学びきれてないのかな、っていう」
UJ「いや、あのね、実際やっぱり、4年って長いのよ。今回はちょっと、早すぎんのよ、アジアカップ」
DGS「前倒しされちゃってるからね」
UJ「そこは微妙なんですけど、2年で作れない監督は、4年やらしてもダメなのよ。で、2年やらして、その次になにやらそうかってときに、何かのびしろがない人はそこで止まっちゃうのよ。そこで日本は4年周期のときに止まっちゃう、っていう感じかな」
DGS「ジーコがドイツで失敗したのを受ければね、もうアフリカ(南アフリカW杯)で結果を求めるなんて、どんだけごう慢なんだっていうぐらいの話じゃない。だって全然若手起用しないでドイツにのぞんでんだから」
ブン「アレはまあ、正直、残念ではありましたね。ここまで同世代で固めるっちゅうのは、ないですからね」
DGS「あれで、オシムに代わったとき、入れ替えて4年後に答えだせって、もう(笑)」
ブン「駒野が若手とか言われていたの、正直がっかりしましたよ」
DGS「24,5だよね」
ブン「サッカー選手で25歳を若手と言いますか?」
DGS「中堅だよ」
UJ「ファミリーファミリーと言いますけどね、縦のつながりのファミリーじゃないのよ、あれね」
ブン「横ですからね」
UJ「しかも、出る選手なんてホンマ正直、悪いですけど、11プラス3(人)じゃないですか、一試合。ほんなら、もうコアのメンバー決まってんだったら、それ以外はもう、バックアップのメンバーとしてベンチ盛り上げるとか、将来のために、とか」
DGS「それはほんっと大事です」
UJ「それでファミリーなのよ」
ブン「ロナウドやカカもそうでしたからね」
DGS「2002年のときに、思いっきりトルシエを批判しましたけど。なんで最後に秋田とゴンやねん、って。で、ゴンがね、二戦目に出てきたとき、会場の盛り上がりというか。あれはやっぱりゴンでしか作れない」
ブン「それはありますよ」
DGS「だから今回、アジアカップ負けたらもう、播戸離脱のせいですわ」
(一同笑)
DGS「あれはでかいと思います。だって最後のメシがカンパインだよ? パイナップル」
(一同笑)
DGS「魂おいてきたまでは、まぁまぁ。カズのパクリで。カンパインってお前(笑)」

連載第四回へ続く。

この対談、7月7日に開かれたものを収録してあるので、その時の話といま開かれているアジアカップでの代表の実際の様子を照らし合わせてみても面白いかと思いますね。
実際、私も対談を書きおこす際、音声を聞いていてニヤニヤしてましたし(笑)。


最後に、新潟中越沖地震の被災に遭われた方々の心中、お察し申し上げます。なにか私に出来ることがあれば、少しでも力になりたいと思っております。
とりあえず、新潟在住の私の友人は無事だったようです。
原発が燃えていたという、ともすれば最悪の二次災害に発展するケースもありましたので、まだまだ心理的な負担は大きいかと思います。
私としては、(特に信奉する宗教はないのですけれども)ただただ多くの人が救出されるのを祈るばかりです。

posted by nori |16:58 | 対談記事 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年07月16日

ブロガー対談企画「とことんサッカーを語る」 ~その二~

概要:スポナビ+の偉大なるブロガー二人とコメンテーターに、当ブログの管理人でもあるダメ人間Aが加わった座談会、その内容を完全収録。
連載第二回。
※詳しい内容は前回の記事を参考にしてくださいませ~。

ここまでの時点でみえてきた三人の特徴などを紹介。
UJさん(対談内での表記:UJ):謙虚・自称シャイ・お笑い好き。ご自身では「偏屈」とおっしゃいますが、そんなことなく、その独自の語り口はその場に安心感を与えます。
bunchonsann(同表記:ブン)さん:正確で着実、知識の宝庫。淡々と語られる自身のサッカー観は、場の全員がうなずく内容。
DGSさん(同表記:DGS):ここぞのところで会話をリードする司令塔。更にいうと、フィジカルにも強くシュートまで持ち込める現代型トレクワルティスタ。

ブログとの付き合い方とは
「DGSさんは、ブログは作らないんですか?」
DGS「いや、俺ね、やりたかったの。でももう、無理! と思って」
UJ「何で?」
DGS「やっぱりね、勉強する時間がない」
UJ「いやいや、勉強しなくたってええやん。だから、あんなん好き勝手書いてりゃいいんだから。俺なんて毎日好き勝手書いてんだから(笑)」
DGS「(スポナビ+を見るようになって)最初の二ヶ月くらい過ぎたときに、それまでいろんなところに行ってたの。いろんな文章あるじゃん? で、自分もそのうち立ち上げよう、って思ってたわけ、最初にやりはじめたときは。そのうちどんどんへこんでいって、無理だろ? みたいな」
ブン「いちばん面倒なのは、どういうネタを書こうというのはあるんですけど、僕はちょっとあまのじゃくで、人とかぶるネタは書きたくないんで。マッチレポートとか書くじゃないですか、サッカーの場合だと。ああいうのだと、絶対に誰かと被るんで、極力書きたくないですね。だから書いたとしてもさわりくらいで。ちょっと逃げという感じもしなくもないですけど」
DGS「キリンカップの二試合とか、ペルー戦とか、ブログ書いてる人で意見こんなに(両手いっぱいに広げて)違う」
UJ「あ、見に行ったんですよね」
DGS「生で見てたんですけど、おおー、いい試合だなと。思ったんだけど、帰ってきてブログ見たら「なんだこの寒い試合は」みたいな」
ブン「プロのライターだって分かれますからね。U-20(ワールドカップ)だってそうじゃないですか。スコットランド戦でも、コスタリカ戦でもボロクソ言っている人いますから。裏ばっかりとられやがって、みたいな。あのときは作戦面で内田君は前に行くべきだ、っていうのがあったらしいんだけど、そういうのを含めてなお良くないと、そういうのもあるし。それは人それぞれ見かたが全然違うんですよね」
UJ「それが面白いんよね」
DGS「コメントだけしてると面白い」
UJ「そういうときね、ああいえばこういうでいいんですよ」
(一同笑)
ブン「たまに、こいつやりこめたいな、というときありますから。それで、コイツやりこめられたな、と思ったら来なくなりましたから(笑)。(中略)俺のハンドルネームは変だ、みたいな。そんなことまで言ってきたんで、お前の人間性のほうがダメだろう、と」

話は少し逸れ、松田直樹がテーマに
UJ「松田ねぇ」
ブン「今、呼んでほしいとか思いますけどね」
DGS「呼んでほしいね、コンディションが完全なら」
ブン「正直なところ、日韓大会の頃はあんまり好きじゃなかったんですよ。確かに、パワフルでアグレッシブなところがストッパーとしていいな、と思ってたんですけど、大きなミスもたびたびやらかすっていうイメージがあって。で、けっこう裏をとられて、マークずれたりとか。トルシエのときは多かったんですけど、マリノスに専念し始めて、ジーコがあまり呼ばなくなってから、非常にいいなぁと思うようになったんですよ。ああいう結果(ジーコとの確執があったと言われている)になって残念だなと」
UJ「松田はほんと、メンタルだから。私生活がモロに出る」
ブン「ただ、選手としての能力は疑いないなと。ジーコがあんな言い訳をするくらいなら、フィジカルが足らなかったとか、高さがないとかって言われると、えっ、何で!? いまさらそんなこと言うのって」
「分かってるよって(笑)」
ブン「まぁ宮本君には、ちょっと申し訳ないんですけれども(UJのほうを見る)」
UJ「あぁ。いいえ~(笑)」

ブラジル人ジーコ
UJ「ジーコは、まぁ長島さんみたいなものだからしょうがないのよ」
DGS「ちょうど、『ジーコ備忘録』という本を読み始めたんだけど、ほんとに、おっしゃるとおり長島さんみたいな感じですよ。まぁ、選手としては一流だったんでしょうけど、監督としての能力ってのは、ないっすね」
UJ「まぁ、人格だけはね」
ブン「イスタンブールの人も、日本人と同じような批判をしてるみたいですよ。戦術についての決まりごとがない、ようなことで」
DGS「ブラジルの監督をやるんだったら、上手くいったんじゃないかな」
UJ「それでいけたとおもう。カリスマだけで」

その三へ続く。
<<次回予告>>
話はついにアジアカップに。マスメディアがさかんに報道していたような「ノルマ」だとか「ベスト4」などという単語をあざ笑うかのような、サポーターの本心からくるぶっちゃけトークが満載。乞うご期待!

posted by nori44 |01:43 | 対談記事 | コメント(0) | トラックバック(1)
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