2007年09月25日

録画していたJの試合。そしてACLに思いを馳せる。

 ここ数日、私がブログを書かずにいる間にもサッカーの世界はめまぐるしく動いていました。

■ちょっとネタは古くなりますが、先日のJでは浦和が首位をキープ。

 浦和は横浜F・マリノスとの中盤の凌ぎ合いを、一点の重みを噛み締めての勝利。最少得点で試合の勝敗がついたわけですが、両チームの攻防は見ていて楽しかった。ファンの皆様は冷や汗モノだったでしょうけれども。
 中盤の本職がいなかったこの日のマリノス(by モーリーさん)でしたが、それでも攻撃の形を数多く作れたのは、チームとしてのシステムが浸透している証拠なのかもしれません。
 にもかかわらず浦和に勝てないのは、ゴールまであと一歩というところの差が、浦和の個の総和と比較したときに下回ったから、ともいえる試合でした。
 失点のシーンは安易なラインの後退によるものでしょうけど。

 Jは降格争いを含めてフィナーレへ向けて白熱していくところですが、忘れてはいけないコンペティションもある。

■浦和、そしてもちろん川崎もですが、ACLの試合も明日にはあるわけです。

 そちらは普段のJの舞台とはちょっと違う、アジアと日本という位置関係での試合が見られるので、非常に新鮮ですね。
 長い間、Jリーグは2000年のジュビロ磐田を除けば、すぐ外に広がるアジアに目を向けたのは初めてですからね。サッカーって本当は、世界と繋がっているという感覚があるはずなんです。
 地元で蹴ったボールが、最後は世界に繋がっている。もちろん、夢のまた夢のまた夢の……話ですが、それでも天皇杯を制すれば世界一にだってなれる可能性がある。その部分こそがサッカーの魅力だと思うんです。その感覚をようやく日本のサッカーに関わる全ての人が共有できる。そのことを確かなものにするためにも、浦和・川崎の両クラブには結果を出してほしいですね。

 日ごろはJの対戦相手からはいい意味で忌避されるレッズサポーターたちですが、浦和を日本代表みたいな形で見た場合、こんなに頼もしいサポはいない。「日本にもサポーターの文化が生まれつつある」ということを韓国のクラブを含めて、外に向けてアピールできれば、中東の選手たちも日本に興味を持つのではないでしょうか。
 イスラム教への認識の低さなどがあり、決して日本はムスリムたちにとって過ごしやすい国ではないでしょうが、サッカーを通して国際交流のきっかけとなってくれればそれは歓迎したいですし、そして可能性は低いかもしれませんが、彼の国の代表クラスがJに来てくれれば、Jは非常に面白いことになるでしょうね。

 それにしても、一時期騒がれた「ベストメンバー規定」もびっくりな川崎の主力をごっそり休ませたターンオーバー采配……実は関塚監督はびくびくしていたんじゃないでしょうか(笑) 川崎の場合はナビスコも残っていて、リーグ終了後は天皇杯も当然戦うことになるわけですが、この関塚監督の判断には敬意を払いたいです。
 もちろん私も「主力を休ませればいいでしょ」って単純に思いましたが、思うのと実際にやるのは別。関塚監督が行動に移したという点を評価したいです。

■アマちゃんだった私は「浦和はリーグ優勝すればクラブW杯出られるんだし、無理しなくても……」と思っていたのですが。

 週刊サッカーダイジェストの10月2日号『セルジオ越後の天国と地獄』の越後氏の意見を読んで、はっとさせられました。

 日本のチームを参加させるために、無理やり作った開催国枠に頼って出場することは、各大陸の王者が競い合うという本来の趣旨から明らかに外れているのだからね。(中略)
 今後、この大会の意義まで問われかねない。日本のチームがACLで勝つことは、クラブW杯という、興行優先になりがちな大会を救う意味でも重要なことかもしれないね。

 UEFAチャンピオンズリーグで大金を稼ぐUEFAに対抗したいFIFAの意向もあるのだろうから大会が成功するためには日本チームが必要……などと、オトナの事情を深読みしてしまうところですが、それを抜きにしてもACLタイトルを引っ提げて参加してほしい。
 ついでに言うと、放映権を持つ日本の某テレビ局さん……いや、みなまで言うまい。それも含めてきっと、オトナの事情です(笑)

 オトナの話ついでに、オカネの話をしましょうか……。

 Jリーグの優勝賞金は2億円。2位、1億円。
 (もちろんJリーグ優勝となるとそれまでの試合ではスタジアムが満員になるでしょうし、グッズも売れますので、2億円という数字以上の価値があることは確か)
 ナビスコカップの賞金は1位が1億円。2位で5000万円。

 浦和の2006年度の営業収入が70億円。川崎は28億円。
 浦和の入場収入は25億円。川崎は4億円。2006年度Jクラブ情報開示

 クラブW杯は500万ドルで約5億8千万円。2位、400万ドル。3位には250万ドル。FIFAがクラブワールドカップの賞金を引き上げ
 

posted by nori |17:19 | サッカー | コメント(2) | トラックバック(0)
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Re:録画していたJの試合。そしてACLに思いを馳せる。

浦和のサポーターの力ってのは絶大ですね。
これはすべてサポの金でしょ?

posted by FANTASTIC4 | 2007-09-25 21:22

Re:録画していたJの試合。そしてACLに思いを馳せる。

FANTASTIC4さま

もちろん、お金の力ではありますが、「お金をかけてもいい」と思わせるだけの魅力がそこにはある、ということも言えるんでしょうね。
現時点での世界最強リーグというとイングランド・プレミアリーグかもしれませんが、かなり単純に言えば、それもプレミアに潤沢な資金があるから、となるでしょうから。

posted by 管理人nori | 2007-09-26 00:33

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