2009年04月01日

ドラゴンズ対カープ(4月1日ウエスタン)

 今年初めてのウェスタン観戦、1日ナゴヤ球場のドラゴンズ対カープ戦です。

 ドラゴンズ先発は川井投手、雄太と改名し今年にかける。昨年、先発で初勝利を挙げたようにローテーション入りが期待されているのだろう。
カーブでカウントをとれる。インコースもつけるという武器はある。しかし、球速の方は140㎞には届くことはない。だから、低めにいくこと、コントロールを間違わないこと、これが大切。が、それをおかしてしまうと痛打を浴びる。5回2失点という結果だが、ときおり甘いボールがあり2軍では2失点だが1軍だったらば、と不安に思ってしまった。

 デラロサ、イ・ビョンギュが出場していたが、デラロサ3タコ、イ・ビョンギュは3打数1安打。残念ながら、周囲のオジサンたちの厳しいヤジにさらされていた。

 それから、岩崎恭が途中出場。7回表からの登板の菊池投手。2死までこぎつけるもランナーはふたり。ここで切っておきたいところ。カープ岩本の打った打球が岩崎恭のもとへ。これがわずかにイレギュラー。岩崎恭は対応できずにグラブにはじいてランナーふたりを返してしまった。エラーこそつかなかったものの、できれば捕ってほしいし、前にはじいてほしいプレーだ。

 菊池も結果が問われているであろうし、あれが遊ゴロかタイムリーかでは、ダメージが違う(事実、この日の敗戦投手は菊池)。その後の打席で三振を喫するなど、岩崎恭にとってはさんざん。でも、彼はまだルーキー。今日を糧に頑張ってほしいです。

 背番号70から逆襲を目指す中里投手も登板。今年の中里はどうだろうと期待して見た。すると、代わりばなの初球をホームラン。それでも後続3人を打ちとる。球速の方も140㎞を超えていた。それより気になるのは、投げるフォームが完全なオーバースローではないこと。中里イコール本格派になってほしいという思いがあるだけに、これからの彼がどうなっていくか気になってしまった。

 悪いことばかりではなくいいことも。なんといっても、堂上剛がよかった。4対6で敗戦も、この日の全打点4点を彼が叩き出した。打席で独特のゆとりと言おうか「間」がある。たしか、際どいボールが投げられたとき、堂上剛は非常にゆったり見逃していた。ボールの見極めができている状態。ファームにいると打撃面では、ワンランク上の選手にさえ見えてしまう。

 しかし、走塁面では進塁をためらうようなプレーも。打撃だけならばひけを取らないだけに、逆にもったいないと感じてしまう。そうしたジレンマもあるのだろう、ドラファンからの声援は相変わらず大きい。

 この日、いいとはいえなかった岩崎恭のような選手。次に行くときには、彼がどう成長しているのか。ファーム観戦は結果よりも、そうしたことに目がいきます。今年も選手の成長を見に、ナゴヤ球場に通うつもりです。

posted by nomura |17:46 | 中日ドラゴンズ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年04月01日

今年のドラゴンズ、不安もあって楽しみもある

 金曜日に迫ったプロ野球開幕。ここにきてドラゴンズの下馬評が低い。3月31日発売の中日スポーツ。いうまでもなくドラゴンズの親会社中日新聞のスポーツ紙。ここでの評論家の順位予想、15人中13人が巨人優勝を予想。

 巨人の戦力の充実を考えればいたしかたないかもしれないが、ドラゴンズのBクラスを3人が予想。他紙を見ていないが、中スポがこれではもっと厳しいのではと思ってしまう。

 実際、29日の朝日新聞のプロ野球戦力診断ではBクラス濃厚とバッサリ。川上、ウッズ、ノリの穴を埋めれていないとのことだ。たしかに今季は大きな補強には頼らなかった。だが、現有戦力の“のび”に期待するというのもある。

 落合監督の婦人の手記で「風穴を開けたから良い風が吹く」と監督が言っていたというように、そうした“のび”に落合監督自身も期待しているに違いないと思う。

 打率でこそ西武の栗山にトップを譲ったものの、32本という数の安打を放った藤井の活躍、これこそ“のび”の最たるものか。ウッズ、ノリとは別の見方になってしまうが、マイナス要因を補える何かに違いないだろう。

 そうした新たな力があっても、チームにマイナス採点をする理由。これは防御率の高さ、そして失策の多さがあるからだろう。

 オープン戦では防御率は4,79で12球団中11位。失策は23試合で31という数(本来、オープン戦の数字を比較すべきではないが)。昨年の公式戦が144試合で75だから2試合におよそひとつというものが、1試合に絶対にひとつ以上はしている計算。投手が打たれて、守りもいいとはいえない。これでは新戦力が台頭してきてもチーム状態に「?」がつくのは仕方ないのかもしれない。

 アライバのコンバートもお試し期間(ここにきて荒木が負傷、井端が眼病だったときもあり思うようにコンビが組めずそろっての実戦が少ないことから、開幕はセカンド荒木、ショート井端というもとさやとの予想)。地方球場、アライバ以外の選手が守備についていたというのもある。それでもチームとしてこの失策数はいただけない。

 チームとしてどういう野球をするのかが見えてこないというのもある。守り勝つ野球をするには、オープン戦を見る限り心もとない。されとて、打ち勝つだけの力があるかといえば、これも未知の力、ブランコ次第といえようか。

 これといった何かがないまま、このまま開幕を迎えてしまうことに不安を感じる人は多いだろうし、それが評論家のこうした評価につながっているのだろう。でも、ふたを開けてみなければ分からないというのも面白いといえばおもしろい。

 チームに対する期待が減る半面。選手個々人、特にこれまで光の当たらなかった選手がどう輝くのだろうという楽しみはある。不安もあって、楽しみもある開幕。今年のドラゴンズはどうなるのか、とにかく4月3日が待ち遠しいことはたしかです。

posted by nomura |00:17 | 中日ドラゴンズ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月27日

ドラゴンズオープン戦、対オリックス戦

 WBCの熱もさめぬが、ちょうど1週間後の金曜日にプロ野球も開幕。この日のドラゴンズ、対オリックスとのオープン戦。先発マウンドに上がったのは、吉見投手だった。

 立ち上がり、2番大村に右前打、盗塁。スコアリングポジションになったものの、ラロッカ、ローズを打ちとり無得点。ローズのときのピッチング、すごくボールが走っていたように思う。

 ナゴヤドームのセンターのスコアボードで150キロを表示。吉見が150キロと思っていたら、それ以降表示されなかったので真偽の方は定かではないですが。それでも吉見投手は悪くはなかったように思えた。

 吉見は5回、6回に得点された。5回はフェルナンデスにデッドボールのあと。6回は大村に完全にモーションを盗まれ思わずボーク。こうした自分のミスから得点につながってしまうのはいただけない。それでも6回2失点6三振なら合格点では。

 スタメンの方も、1番からアライバに森野。ブランコ、和田、イ・ビョンギュと続いて藤井、谷繁の順。これが開幕オーダーか、と思わせるラインナップ。しかし、攻撃の方は、オリックス・近藤の投げた6回のうち4回を、3人で攻撃を終えてしまうというもの。どこか淡白な打線は見ていて不安が残った。

 そして、守備。7回表に荒木選手のエラーがあった。アライバコンビのコンバート。是非が言われるが、彼らの総合力からすればこなせるのではとも思う。ポジショニングなど、経験だろうかいいとこ守っているなあというのがいくつもあった。

 しかし、ここでの日高のゴロをさばいた荒木。捕球は難なくするのだが、そこから送球までがセカンドの「間」が抜けないのだろうか。その前の後藤のときの遊ゴロもそうだが、彼が思うより意外とランナーが進んでいて思ったタイミングで投げれていないのでは。名手だけに逆にこれまでの経験、クセがなかなか抜けないのでは。

 試合は1対3、ドラゴンズは敗れオリックスの勝利。そのオリックス、2回裏・ドラゴンズ・和田の遊ゴロ。このとき、大引、後藤の二遊間が魅せた。アライバをほうふつさせるような、セカンドの後藤が捕球、大引にトス。ショートの大引がファーストへというプレー。

 ひいきのチームが勝つ試合もいいが、こうした純粋にプロとしてすごいと思えるプレーを見るだけでもプロ野球を見る価値はあると思った。

posted by nomura |18:58 | 中日ドラゴンズ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年03月25日

和田、宮本、そして川崎

 日本代表WBC連覇。MVPこそ松坂投手であるが、彼だけでなく他の選手の活躍もあがる。誰かひとりに頼りきったチームではなく、一丸となってなしえた栄光だと思う。

 そんな中、準決勝アメリカ戦での川崎選手の活躍がひかる。本来はショートだが、今大会では中島の控え。この試合の前までは3試合出場で2打席だけ。どちらかといえば裏方。それでも「ベンチでも試合に出ていました」と語っていた。

 そんな川崎の姿勢、それはヤクルトの宮本選手から学んだという。07年12月北京五輪予選、このときの宮本の姿を彼は語る。「試合に出たのは僕だったけど宮本さんが一番出たい気持ちでいたと思う。僕らへの接し方は勉強になった」。

 宮本はWBC前回大会に参加。このとき彼は、最後の最後30番目に選ばれている。主力としてのメンバー入りとは言い難い。

 前回大会後のNumber650号“世界一の誇り”より、以下抜粋
“出場を了承した時点で、チーム内での自分の立場も十分に理解していた。ショートにはすでにソフトバンクの川崎宗則が選出されていた。アテネ五輪のときのようにレギュラーとしてグラウンドでチームをけん引できないことは分かっていた。それでも控え選手として、チームを後ろから支えることはできるはずだと思った。”

 宮本はまとめ役、そしてときに打撃投手として志願登板するなどチームのために彼ができることをやっていた。そして世界一に。

 “「自分のメッセージがチームの中で伝わったかどうかは、はっきり言って分かりません。でも、僕は代表のユニホームを着るのは、これが最後だと思っている。だからこそ、何かを伝えたいと思うし、自分自身でも何かをつかみとって帰っていかなければならないと思っていた。」”(実際は北京五輪もメンバー)

 その宮本がアテネ五輪で2度目の韓国との敗戦後、ベンチでその大会において控えだった和田一浩(現ドラゴンズ)だけがひとり目をはらし泣いていた光景が忘れられないという。

 “「選手としてあれだけ苦しい思いをしてベンチに座り続けてきたのに、チームを思ってあそこで泣ける。ああいう気持ちが大事なんです。あんな選手が集まったチームならば、絶対に強いチームになると思うし、そういう心を日の丸を背負う選手たちは受け継いでいかなければならないと思う」”

 野球という集団スポーツ。優れた能力も求められるがチームを思える心、ひとつになるということも必要ではないだろうか。「和」の心を持つ日本人という国民性は、全員がチームを思いやることができるのではないだろうか。

 和田の涙、宮本のキャプテンシー。そして、それを受け継いだ川崎の意志。日本代表が今後も伝え続けねばならないひとつのイズムだと思う。

posted by nomura |19:55 | 中日ドラゴンズ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年03月24日

野球じゃないけどWBCのこと

 WBCが開幕した当初、イチローの調子は良いとはいえなかった。そんな中「いつも連絡のない人からメールとかがあって、そういうことなんだろうな、と思った。それがちょっとおもしろかった」と、彼は発言。WBCという大会の注目度の高さを、彼独特の言い回しで現したのだろうか。

 視聴率の高さ、ニュースで取り上げられる街の様子。それだけでも、今回のこの大会ちょっとスゴイなと思っていた。

 僕はスーパーで働いているのだが、ここ何日か休憩所がすごかった。WBCを見ている人たち。ここ、こんなに人いたっけと思うぐらい試合中にはそこに人が集まっていた。

 ひとつのプレーに一喜一憂。パートのおばちゃんなんか、普段野球の話なんてしないくせに「あの韓国のピッチャーは…」なんて解説者のような言いかたをする。

 偶然、どのカードか忘れたけど、そこで試合終了の瞬間を見れたときがあった。日本代表が勝って、よかったなと思い仕事に戻ろうとしたとき。掃除のおばちゃん(けっこう高齢)が、「日本、勝ったの?」と聞いてきた。勝ちましたけどと答えると「日本、勝ったの。よかったわあ」と、本当にうれしそうな顔をしていた。

 おそらくこの人は、いつもはここまで野球、プロ野球など見ないのだろう。それでもこの大会。世界一に向けて、日本代表という名のもとに集まった選手が躍動。野球に興味があるなしにかかわらず、同じ日本人として誇らしい気持ちになれるのだろう。

 僕の家の近所の公園にホームレスの人がいる。最近のことなのだが、そこに住んでいる人はテントに日本の国旗をたてている。直接聞いたのではないが、その人もWBC日本代表を誇らしげに思っているのだろうか。

 所得の多い、少ないではなく同じ日本に生まれた人すべてにこうした気持ちを与えてくれる代表選手。日本国民に分け隔てなく、笑顔と満ち足りた気持ちを与えてくれるということ。

 「日本のファンの人たちに笑顔を届けられて最高です」。イチロー選手の試合後のコメント。だが、逆にお礼をいいたいぐらいである。
 代表選手たちの活躍から笑顔をもらえて、こっちこそ最高です。今日はそう感じれる幸せを胸にしている人が多いのではないだろうか。

posted by nomura |21:23 | 中日ドラゴンズ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年03月23日

アライバという高い壁

 WBCたけなわであるが、プロ野球の方も開幕まで2週間を切り目下。ドラゴンズもオープン戦、開幕一軍へ向けて競争が激しい。

 藤井、野本の争いに象徴されるように今年のドラゴンズはウッズ、ノリの抜けたことでレギュラー争いが熾烈。チャンスがあるかもということで、実績を残してない若手選手が奮闘しているだろう。

 だが、アライバコンビ。このふたりは、ポジションこそ変われど開幕に名を連ねそうである。

 荒木、井端のセカンドショートコンバート。井端にいたっては、目の障害で満足にキャンプすら遅れていない。付け入るすきはあるのでは。それでも、彼らの牙城は簡単に崩れないないのかもしれない。

 オープン戦のテレビ解説で、ドラゴンズOB高木氏が言っていた。それはセンター前に抜けようかというあたり。セカンド西川が打球を追っていた。西川は必死にボールを追うも、グラブに触れることすらできなかった。そこで、高木さんが感じたこと。“荒木だったら、捕れたのでは…”、きわどい当たりをそのように表現していた。

 高木さんが感じること、そして残念ながら僕も同じように感じてしまった。

 ドラゴンズには、ポストアライバという選手が多くいる。しかし、彼らからポストの肩書が外れるのは至難の業だ。

 その日、見たセンターに抜けていく当たり。たしかに、荒木なら補給できた可能性が高い。しかし、その荒木は落合監督いうところの“守備ならメジャーでも十分やっていける状態”。つまり、彼本来のマックスのとき、そこのレベルの高さと後付けで参加した選手は比べられる。

 僕らは選手のベストプレーを見てしまう。それはベストだから、満点に近い。すると、そのベストなプレーの印象が強すぎて、その選手が常にそのプレーができると錯覚してしまう。

 年齢、コンディション。どんな名選手であれ、時を重ねて必ずベストなプレーから遠くなっていくに違いない。しかし、その選手がベストなプレーをしていたという印象は残ってしまう。

荒木は今年、32歳。井端にいたっては34歳。全盛期、トップコンディションでプレーできているわけではないのかもしれない。しかし、彼らのような選手からポジションを奪うということ。ケガ抜きでいえば、「荒木だったらとれたのに…」というベストに近いその選手本人のポテンシャルを越えねばならない。

ここ最近、ずっとゴールデングラブを受賞しているアライバのふたり。そんなレベルの高い彼らの最高を基準にしてしまう危うさ。レギュラー争いというが、これまでそこにいた選手を越えねばならないという高い壁。

若手選手のレギュラー定着。アライバコンビのそれは、現実以上にものすごく高いものだと思う。

posted by nomura |00:08 | 中日ドラゴンズ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月22日

グランパスの試合、スポーツの魅力とは

 いつもはFC岐阜を中心にサッカー観戦するのだが、この日はたまたまグランパスの試合を観戦。22日に行われたホーム瑞穂での対エスパルス戦、結果はグランパスが3対1で勝利。

 グランパスの試合を見ての個人的な感想。正直、面白いと思った。いつも見ているFC岐阜の試合、J2の試合よりレベルが高く、魅力的だった。

 今週発売されたNumberで、ストイコビッチ監督のインタビュー。「もっと楽しいサッカーが見たくないか?」。そういうわけではないが、この日の試合もすこぶる楽しかった。

 田中隼磨の動きだし、楢崎の無駄のない動き。これはもはや、もちろんといっていいぐらいのダビィの凄さ。中村や、吉村の目立たない動きだが、彼らのゲームコントロール。運動量は多くないが、マギヌンの質。数えればきりがないが、リアルに目にすると面白かった。

 だが、この面白さやはりいい選手がいるからなのだろうか。制作費の高い映画は基本的に面白い。お金がかかっているだけあって、いい脚本が集まり、良い技術。話題の俳優も出演し、これがすべてではないがお金があることによって面白いもの、スぺクタルなものができるのではないかという推論。

 ハーフタイム中、オフィシャルスポンサーが紹介されていた。トヨタ、そしてその系列企業。地元の、多くの人が認知するような会社が列記。岐阜の現状になれている僕は、その規模に圧倒された。

 ダビィには3億の価値があるらしい。これはFC岐阜でいえば、年間予算の半分以上を占める。田中、マギヌン、玉田、ダビィなど他チームからきた選手。補強という方法、簡単には言えないがお金をかけたことでチームは強くなった。そして、質の高い選手が集まれば試合はおのずと面白くなる。グランパスの選手個人のレベルの高さを見ながらそう思ってしまった。

 スポーツファンとして、質の高いゲームを求める。しかし、それがすべてではない。僕個人のことだが、野球でいえばメジャーも見るが高校野球も見る。プロ野球もペナントレースだけでなく、2軍の試合も見る。それはなぜだろうか。

 面白いゲーム、質の高い試合が見たい。だが、それ以上に試合、選手、そういったひとつの部分やプレー、背景に思いをはせながらの感情移入。これらがあるから、僕は生で何かを感じたくスタジアムへ足を運ぶ。

 お金をかけた映画が面白いのは当たり前。(なかにはそうでないのもあるが)しかし、だからといってお金がかかっていない映画がつまらないというわけではない。

 そこに情熱があればこそ。そういったものに感化されることで、ときに感動を生むことがある。スポーツもしかり、お金がなくとも情熱、気持ちさえ伝わればそこに感動は生まれると思う。

 面白いものは見たい。が、面白くなくとも、そこに感情移入さえしていれば、そこで何かを感じることはできる。スポーツの魅力、春、野球など開幕の季節ですが今年も何かに魅せられそうです。

posted by nomura |23:24 | FC岐阜 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月15日

FC岐阜、ホーム開幕は敗戦

 15日に行われたFC岐阜のホーム開幕戦。対甲府戦は、0対1で敗戦。開幕2連勝とはならなかった。

 序盤、ホーム開幕戦ということもあり岐阜が攻勢。しかし、それも10分程度だろうか。残りは甲府ペースで試合が進んだように感じた。

 事実、前半17分に甲府、森田選手のゴール。岐阜のミスもあったが、先制を許す。マラニョンやFWの金選手。チームとして岐阜にないものを持っている甲府。総合力で優位に見える。

 それでも、岐阜は必死に食らいつく。菊池や秋田の体を張ったプレー。相手が優位とかではなく、目の前の敵に対しやるべきことをやってやろうという姿勢には好感がもてた。

 岐阜は選手全員がよく走っていた。監督のいう「最後まで走りきるサッカー」をピッチで表現しようとしていた。前半終了間際に、センターバックが上がったことでチャンス。走って、スペースを作って相手をかき回してこそゴールへ向かう。若返ったチーム、目指すべきはそこだろうか。

 それから、菅選手が必死にゲームをコントロールしようとしていたのが印象的。ときにはDFラインに入ったり、周囲の選手に支持。DF陣が空中戦で上がっていくのをフォロー。キャプテンマークを巻いた姿、背番号「7」。この日の菅選手の雄姿、前キャプテン北村隆二を思わずにはいられなかった。
 北村選手はチームを去ってしまった。しかし、残った者の責任。きっと、菅和範はその重みをかみしめながらプレーすることができる。チームの中心選手として、今季の菅には大いに期待したいです。

 大友、片桐のスタメンFW。スピードもあり、運動量も豊富だった。しかし、高さがないのは相手にとって脅威ではないだろう。たしか、前半はじめてのFKで彼らふたりがともに地点へ。空中戦をそこまで求められていないとはいえ、少し寂しかった。

 後半30分、大友に代わって交代した朴・ジュンキョン。彼のポストに期待。頑強そうな体、壁となりボールを預かる。ガツガツ削られてもキープできる耐性がありそうだ。

 それから、同じく途中交代で入った染矢選手。スピードがあるのはもちろん、中に切れ込んでいく姿勢がいい。得点に絡むんだというのが伝わってくるようだった。

 負けはしたが、新戦力などに光る部分も見え、悪くないのでは。永芳選手なんかは、チームにフィットしたらもっとできそうな感じがする。ただの敗戦ではなく、可能性も見えた試合。だからだろう終了後、負けてもあたたかい拍手が選手に向けられた。

 最後にこの日の観客は6803人。昨季の平均が約3700人だから、個人的にはよくやったと思う。日曜日Jリーグのホーム開幕という特別な日。
 これに対し、今週、“平日”の木曜日に同じ長良川で行われたドラゴンズの“オープン戦”。観客は千人以上も多い、8155人だった。
 ドラゴンズとは規模や歴史が違うといっても、スポーツを見に来る人、見たい人というのはいないわけではない。今年はもっと多くの人がホームに訪れることを祈ってます。

posted by nomura |17:12 | FC岐阜 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月12日

FC岐阜の窮状を思う

 11日に放送された、NHKニュースウォッチ9のスポーツコーナー内でFC岐阜が特集されていた。いい話題というより、チームの窮状を伝えるものであった。

 累積3億円の赤字があるチーム。番組内でも放送されていたが、昨年のJ2平均運営費11億円に対し、今年のFC岐阜は5億1万円。およそ、半分程度の予算でのぞむ。

 これでも、昨年ベテランと呼ばれる選手を大量解雇。大幅なリストラを敢行。チームをスリム化させた。それだけでなく、スタッフの給料も削減させるなど苦肉の策。だが、それを持ってしても今年だけでも9000万円の赤字。

 岐阜はリーグから、5000万円を借り入れている。しかし、それも返さなければならない。

 先日、発表されたところによると返済できない場合は、J2クラブはJ1に昇格できないことを規約に明記することを決めたのだそうだ。その期限はJ2最終節の30日前。削減に削減を重ねたチーム。今年度だけでも9000万円赤字のチームから、5000万円をしぼり出すということ。厳しいというより不可能に近いのではないか。

 それを解消する手段が1口1000円の募金を5万口集めるというもの。岐阜はホームで25試合あり、例えばだが1試合で2000口集めなければならない。昨季の平均入場者数3745人であり、毎回半分以上の人が募金に訪れねばならない。これは現実的と言えないのではないか。

 野球のWBC。前回大会から比べると、注目度が違う。テレビの視聴率もそうだが、集客も。これは前回「世界一」となったことによる連覇への期待感が大きいのではないか。

 岐阜もいつかは大きくなる、J1に。そういう期待感があるからこそ、サポーターはスタジアムへ足を運ぶのではないだろうか。それが、お金が返せないということで規約によってトップカテゴリーに行けなくなる。チームに対する期待感の何割かがなくなってしまうのではないか。

 今西GMは放送の中で言っていた。「支援してもらう中で、我々ももっと元気な姿を見てもらって勇気、元気を返したい」と。

 8日にラストランをした高橋尚子選手(岐阜県出身)。引退の会見で「支えられて、元気をもらって楽しい時間を過ごせた」と、彼女は語っていた。

 FC岐阜というチームを応援する。そして、ガンバレといってくれる人の声を聞いて、チームが頑張れる。
 苦しい現状、支えられ支えるという関係。ガンバレという人がいて、頑張れる。そして、その対象(FC岐阜)が頑張って、今度はまた逆にガンバレと言った人が励まされる。

  チームは厳しい。それでも、支える人がいるという現実。選手が頑張り、サポーターが応援する。その声を糧に今度は、選手が奮起。誰かが何かを支え、そして癒されるということ。

 苦しい中で、お互いとにかく前に進まねばならないという事実。チーム、選手だけでなくサポーターにも決意が求められているのだろうか。

posted by nomura |00:42 | FC岐阜 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年03月09日

FC岐阜、秋田選手

 FC岐阜は8日の開幕戦、栃木SCに1対0で勝利。幸先のいいスタートを切った。ガラリと変わったチーム、抱える負債。見えない不安ばかりのなか、これ以上ないニュース。

 そんなFC岐阜で、いま注目されている選手がいる。背番号6、秋田英義選手だ。15年ぶりにJのピッチに戻ってきた34歳。艱難辛苦あっただろう彼の人生。それが人々の心を揺さぶるのだろう。

 彼について。昨季までの所属がJFLのガイナーレ鳥取、デビューはグランパスという情報ぐらいはあった。しかし、その間彼がどうしていたのかは知らなかった。彼の履歴を見ると、20代、スポーツ選手として一般的に一番あぶらが乗っているとされる時期をアマチュアクラブで過ごしている。

 Jリーグ、グランパスという日本でいえばトップのところからアマチュアで10年以上過ごすということ。サッカーを辞めようという選択を、数えられないくらいしたに違いない。

 それでもあきらめることなくプレー。アマチュアからJFLへ。そして今季、FC岐阜の入団テストを経て再びのJリーグのピッチ。

 7日に放送されたNHKのサタデースポーツ。彼は言っている。「人に負けたくないというのはあった。それがずっと続いていた」。10年以上もプロではない環境に身を置く。まわりがどうこうではなく、俺はまだできるんだという思いを持ち続けたところに、彼の凄さがあるのではないか。

 景気が悪くなり、不況といわれて久しい。勝ち組とか、負け組とか言われたりもする。でも、僕は自分もそうだが周りでも勝っている人、要領よく生きている人を見たことがない。みんな本当に地道に生きていて、それでも何かができるという思いを持っているのではないか。だからだろうか、秋田選手のようなメンタリティに惹かれる。

 秋田選手は鋼のような肉体を持っている。もちろん、一朝一夕にできるものではない。それを維持し、過去にはアマチュアとして普通の生活をして暮らすこと。言うのは簡単だが、これほど困難なことはないだろう。

 9日朝日新聞夕刊より「拾ってくれたFC岐阜に恩返しをしたい。おっさんだってあきらめなければプレーできるんだ。それを若いやつに見せてやる」。

 “おっさんだってあきらめなければできる”。彼の言葉、そしてそのプレーに勇気をもらえそうだ。

 苦しいチーム、はなやかとはいえない。だが、必死にやっている人たちはそこに確実にいる。15日、ホームでの開幕戦。そんなチームと秋田選手の活躍を生で感じたいです。

posted by nomura |19:18 | FC岐阜 | コメント(3) | トラックバック(0)
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