2008年08月07日
佐藤充の今季初勝利。そして、浅尾君は初セーブ。チームとしていいカタチの勝利ではないだろうか。
初回、昨日と同じように飯原にタイムリーで1点先制される。佐藤はボールはいいが、失投もあるのではという内容。それでも、彼はヤクルト打線をこの1点に抑えた。
4回まで毎回、スコアリングポジションにランナーを進められる。うち3回は、三塁まで進まれた。
佐藤のピッチングを見ていて、彼が多少横から投げているのに気づかされる。ボールによっては館山と同じくらいの角度から。上背があるのだから、もっと上から角度をつけて投げればいいのにと思う。しかし、現状、このスタイル。勝てなかった2年間、試行錯誤、苦悩ぶりが今のフォームにあらわれているのではないか。
先制されても、打線の援護がなくても、ランナーを出しても、粘り強く谷繁のミットに投げ込む。勝利に対する強い信念がなければできない投球だと思う。
06年に9勝を挙げたものの、ここまでおよそ2年間勝利から遠ざかる。結果を出したことで、周囲からの注目度も違う。そんな中、大きな故障もないのに足踏みした。悩み、雑音、彼にかかる重圧は小さくなかっただろう。
しかし、そういったことを跳ね返して、いまの彼はマウンドに立っている。だから、佐藤は粘り強く、もくもくと投げることができる。この日のピッチングのように。
5、6、7回、それまでと対象的に3人ずつで回を終える。尻上がりによくなる調子。この日だけではなく、今後にも期待したいような内容だった。
佐藤の今季初勝利は素直におめでとうと言いたい。が、この日の内容を見ると、もっともっとやってくれる投手、やらねばならない投手だとも感じた。だから、ホント期待してますよ。
それから、なかなか出る機会がないが岩崎にも期待。9回裏、最後のプレーで井端とのキレイな6-4-3を披露。ランナー、ユウイチの併殺を阻止しようとするスライディングもしっかりとかわしていた。
五輪中ということもあり、ふたりの中村、直倫、そして岩崎が一軍にいる。それでも、スタメンの機会は少ない。
だが、この日の彼の守備のようにキラリと光るものがあるのも事実。若手の積極的な起用を望むし、彼ら個人個人が活躍することにも期待しています。
posted by nomura |21:47 |
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2008年08月06日
マサさんの200勝フィーバーで浮かれていたが、今日から松山でのヤクルト戦はCSに向け大切な3位、4位争い。とにかくヤクルトには勝ちを先行、そのためにも初戦がほしい。
初回、三塁までランナーを進めるも、打席にはウッズ。9試合連続ノーヒット中の4番。ここも簡単に空三振。
裏の攻撃にヤクルトが先制。先発・小笠原は福地、川島、飯原の足を警戒。盗塁などを気にし、恐る恐る投げる。投げていてマイナスイメージが大きいのだろうか、思い切りの良さが見られずやはりというか飯原にタイムリー。
スクリューをいいコースに投げ、ここに投げれば打たれないだろうというプラス思考の石川。対して、ここに投げたら打たれるんじゃないかというピッチングに見えた小笠原。ドラゴンズにとっていやな立ち上がりに見えた。
5回裏にヤクルトが追加点。ドラゴンズの攻撃は併殺などもあり、試合展開を考えると6回終わって2対0のスコア、厳しく感じる。
そんな中、7回表先頭のウッズがホームランを放った。2-2のカウントからインコースのまっすぐ。打てないウッズの印象が強く、簡単に牛耳れると思ったのだろうか。インコースが得意ではないウッズだが、ホームランバッター。そこはないだろうという福川のリード。ドラゴンズにも流れは来るのか。
そして、8回表。ヤクルト、飯原がミス。エラーこそつかなかったものの、捕球体勢にありながらボールを逸らして二塁打にしてしまう。強くなった雨があったものの、ドラゴンズとしては助けられたプレーだ。結局、そこから小池のタイムリーがうまれ同点に。
試合は延長に入り、ドラゴンズに本塁憤死などもあり得点のチャンスもあった。だが、お互い決め手を欠いているという印象のほうが強い。
解説のデニーさんが、3位、4位のチームゆえの決定力不足を露呈しているのではないか。好機にたたみかけられることができないチーム状態、それが今の両チームの順位にあらわれている。と、いうようなことを語っていた。
その通りだと思うし、4時間半近い試合時間。12回、戦って引き分けという結果。中日にとっては負けなくてよかったゲーム。だが、物足りなさがあるのも事実だ。
posted by nomura |22:01 |
中日ドラゴンズ |
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2008年08月05日
3日の巨人との試合。代打でプロ初打席へむかう堂上直倫へあふれんばかりの声援。そこに彼への期待の高さを感じずにはいられなかった。
ドラゴンズは、昨年日本一のチーム。それがシーズン中盤を超えても、いまだ5割前後の勝敗。チームに新しい風を運んでほしいというのが、ファンなら誰しも思うはずだ。しかし、彼にはあくまで自分のためにプレーしてほしい。
昨年、2軍では数多く4番に座った。だが、それはあくまで経験。実際、今季はスタメンからも外れることが多い。
オフのファン感謝デー。お兄ちゃんとの兄弟対決のホームラン競争が行われた。そのときには、兄と比べての非力さ、まだまだ先は長いと感じた。しかし、その彼を今年2軍の公式戦ではじめて見たときには見間違えてしまった。
ひとまわり大きくなった下半身、その充実ぶり。先は長いと感じたのが、もしかしたら意外と早く一軍にくるのではと期待した。同期入団のマー君が新人王。自分の代わりに指名された坂本が巨人のレギュラーとしてオールスター出場でヒットを放つ。
鍛錬の結果として、下半身の充実ぶり。これには同期の選手に負けてたまるかという悔しい気持ちが反映されているのではないだろうか。
チームのムードを変えるとか、新風を吹き込むということではなく、自分のためだけにプレーしてほしい。マー君や坂本に対して、先を越された悔しさ。ただ、それだけをぶつけるように。
この日の打席、射抜くような目で投手と対峙。逞しく見えたのは、体が大きくなっただけではない。あふれんばかりの負けん気、今の彼にはそれが充実していたのだろう。
背番号「1」というのは、グランドで輝いてこそ存在感を持つ。直倫、今がその時だ!
posted by nomura |00:02 |
中日ドラゴンズ |
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2008年08月04日
30歳前後の東海地方で育った男の子。僕もそうだが、マサさんをずっと見てきたのだと思う。彼の25年のプロ生活、そしてこの世代が物心ついてプロ野球を見はじめた時期。東海地方で中日ドラゴンズに接してきた僕らの世代と、マサさんの現役時代はシンクロしている。
小さなころは、「山本はさあ…」なんて、大人ぶって話したり、背伸びしたりもしていた。少し大きくなると、パワプロでマサさんのスクリューばかり投げた。ナゴヤドームができて、勝ち星を重ねチームに貢献する彼のすごさが分かるようになってきた。
僕らが見続けてきたそんな彼が、もはや金字塔といっていい200勝にこの日、王手をかけた。
1、2年と結果を残す選手はいる。だが、継続してプロで活躍する選手というのは少ない。自分のパフォーマンスの維持。相手球団から研究されるたりもする。そして、毎年のように「超高校級」や「10年にひとりの逸材」といった有望株が入団してくる。それらすべてに打ち勝って結果を残し続けることの困難さ。
それを思うと、穏やかな顔から想像もつかないほど肉体的にも、精神的にも戦い続けてきたのだと思う。それも25年の間、第一線の舞台で。
僕らマサさん世代(あえて、こう呼ばしてもらうが)も大人になって、社会に出るようになった。働くこと、生きていくことの大変さ。誰でもそうだが、そういったものはあるだろう。
一般の人間と、マサさんを比較するのは失礼かもしれない。それでも社会に出たことで、彼の25年という時間、200勝の重みという凄さが余計に分かるようになってきた。
彼を見続け、彼の凄さが分かるようにもなった。だから、200勝達成が自然と、ジーンと胸に響いてくる。今夜は、多くのメディアに取り上げられるだろうが、ひとりで余韻に浸りたい。
posted by nomura |21:08 |
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2008年08月01日
FC岐阜は10万人動員作戦を行っている。1試合平均5000人達しないと不可能で、現在のよくて3000人程度では及ばない。駅前でレギュラー選手までもビラを配ったりと、涙ぐましい努力をしている。
岐阜市近郊のファンを増やすにはそうした地道な活動こそ意義がある。だが、岐阜市でFC岐阜に興味を持ってくれる人間には限界がある。スタジアムで中日ドラゴンズのバックを持ってきているファンを見かける。この地方でスポーツに関心がある、ドラゴンズに関心。そういう類の人間が、FC岐阜を応援しようとしてくれる。しかし、それ以外の全くスポーツに興味がない人間。そういう人たちは興味すら持ってくれない。PR活動が響かない層というのは確実に存在する。
それなら、岐阜以外の広域化を視野にいれ、そこの部分でスポーツが好きという人間を呼び込むべきだ。岐阜もいいが、もっと愛知寄り。FC岐阜が練習に使う各務ヶ原という土地。ここは、愛知県の犬山、江南、一宮市といった市に近く、ここのファン層を取り入れれば、もっと愛されるチームになると思う。
そういったじかに接することができない所のファンを呼び込むために、森山=地元発のスターの「顔」がいきるのではないか。プレシーズンマッチでグランパスとFC岐阜が試合をした時、公式戦以上に観客が入っていた。J1だから仕方ないのだが、東海地方という括りでは、グランパスの露出が圧倒的に多く、人は集まる。
Jリーグ創設からいるチーム、グランパス。マスコミ、中日新聞や中日スポーツには頻繁に取り上げられる。地元テレビ局にはいまも番組枠がある。これだけ露出していれば、人気は出る。そして、森山はそのチームにいて、なおかつ取り上げられる回数も多かった。FC岐阜の知名度をあげるためには、知名度の高い森山を使うことを必要に感じる。
しかし、こうした安直なファン増を望むのは本来のJの思想ではない。鬼武チェアマンが、「クラブは少しずつ大きくなっていくもの。ひたむきなプレーを見せていけば、きっと共感を呼ぶ」と、FC岐阜に関して語ってくれていた。あくまで地域密着の理念、長い目でという考え方こそ正しい。が、FC岐阜は開幕当初、ユニホームに胸スポンサーすら付かなかったチーム。長い目も重要だが、目に見える結果、即効薬も求められるのではないか。
J2になって、ファーストシーズン。ここまで、昇格争いに絡むわけでもない。来季になれば、選手はまた入れ替わる可能性がある。そんな中、森山のパフォーマンスが格別、落ちていたり、故障などしているのならベンチ入りを逃すのも仕方ない。だが、そうでないなら今のこの状況。もっと、もっと、FC岐阜というチームが盛り上がるためには彼をベンチ入りさせる。森山という「顔」の存在を前面に出すべきではないだろうか。
FC岐阜はこの日もホームで勝てなかった。ホームで勝てないというレッテルを張られつつあるチーム。ファンの足をつなぎとめるためにも森山という存在はやっぱり必要かもしれない。
posted by nomura |23:26 |
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2008年08月01日
1日のFC岐阜の試合。水戸に0対1の敗戦。またもやホームで勝てなかった。後半、高木に代わって、大友を投入。労を惜しまない献身的な走りが光った。敵ゴール前から、自軍ゴール前まで走る。無尽蔵のスタミナを披露。しかし、得点機が少なくいいボールがなくては、その努力も流れの中で得点の予感とはならなかった。
深津、川島を前でプレーさせているあたりポスト役の必要性をチームが求めているのはわかる。しっかりしたポスト役さえいれば、展開も変わってくるのにと思うも、いないのだからしかたない。大友の良さを生かすには、彼が生きるFWがいたらなあと思う。(ガチャも、片桐も、それがあることで、もっと生きてくるはず)。菅のボランチからサイドバックへのコンバートがあったように、そうしたサプライズでもない限りこの問題は解消されないのだろうか。
ここから、脱線します。
実はこの試合、後半からの観戦となった。本来なら、キックオフ1時間くらい前に行き、スタジアムの雰囲気を楽しんでから試合を見るのが好きだ。でも、この日はそれができなかった。
チケットは回数券で持っていて、試合に行く予定も立てていた。ところが急に、ペアチケットが当選した。メインスタンドだったので、自分も見たかったがサッカー好きの友達に譲って、FC岐阜を好きになってもらえたらと思い何人かにあたってみた。
ところが、いっこうに返事がかんばしくない。やっとひとりだけ付き合ってくれたのだが、その子は7時まで仕事ということ。結局、自分もそれに付き合い後半からの観戦とあいなった。
“それJ2でしょ”、とか。“面白いの?”とか。見たことがないからしかたないのだが、すこぶる反応が良くない。なかでも印象に残っているのが、“あ~、あの森山のいるチーム。でっ、森山、出るの?”と聞かれたので、最近出場してないから出ないと思うと答えた。“あ~、そう、だったらいいわ、”。断られてこんなことを言うのも何だが、彼のこの返答、個人的には間違ってないと思う。
自分が見に行く試合、試合のレベルどうこうよりも熱狂するためには、感情移入できる装置が必要だと思う。グランパスエイトにいた森山。この地方のサッカーファンなら、この言葉だけで感情移入できるだろう。彼のプレースタイル、足跡。そして、39歳のいまなお現役でいるということ。無条件に声援を送りたくなる。
ビーチバレーの浅尾、バトミントンのオグシオ。ハンドボールの宮崎。多くの選手ではなく、スポットライトを浴びることができるヒーロー、ヒロインがいてこそ競技の隆盛となる。逆に、ヒーロー、ヒロインを生み出せない競技は魅力的とは言い難く、誰もが目を向けてくれるわけではない。
翻って、FC岐阜。森山というヒーローがいる、だが試合に出ているわけではない。彼のように森山が出るなら見に行ってもいいという人間の存在。観客増を望むならコアではない人こそ取り入れるべきではなかろうか。それなら、森山の出場はありだと思う。
FC岐阜のFW陣。片桐がファーストチョイスで、彼とだれを合わせるかという選択。総合力の小島。嗅覚の鋭い片山。そして、身体能力の高い相川。3人の中からひとり、戦術、パフォーマンスを考え片桐と2トップを組ませるというのがいまのチーム。もちろん、森山が衰えたとは思わない。練習を見に行った時、彼は40歳近いんだから違うメニューで練習しているんだろうなあ、と勝手な想像をしていた。しかし、彼はまったく同じメニューをこなしていた。(4、5月の時点)時間がたち汗をかいたユニホームを雑巾のように絞る。したたる汗、39歳の森山が高校生のように見えた。
松永監督は選手を選ぶ際、すこぶる公平に見るのだろう。森山という一人の選手、そのデキ、パフォーマンスがゲームにベストかどうかということだけを判断する。もちろん、監督の判断は正しいと思う。が、観客動員などを考えると森山という「顔」も使うべきかもしれない。
posted by nomura |23:20 |
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