2008年07月29日
前半戦、最後のゲーム。負ければ貯金がなくなる横浜との対戦。前日、チェンで負けているだけに今日は負けたくない。
先発は佐藤充、2軍では完封もしており結果を残している。しかし、1軍では‥、といった内容が続いている。結果を残したい、うまくやろうとしているのだろうか序盤、変化球が多めか。神経を使っている割には、失投もあって村田にホームランを浴びたりもする。
まっすぐ、フォークは悪くなく要所でいいボールがあるだけにもったいないと感じてしまう。それでも6回を投げ、5連続三振を含む7奪三振。五輪組の川上、チェン、そして吉見がケガと先発陣がいなくなるので今後に期待、というかやってもらわないと困る投手。
二転三転する試合、横浜に点を取られるたびにノリのホームランが飛び出した。ホームラン後のコメントも、今日は絶対勝ちますと言い続ける。勝つために打つ、これができる選手をヒーローといってもいいだろう。
7回表、ビグビーのホームランで3対4と横浜に勝ち越される。続く、ジェイジェイの打球がショートへ、これを井端がエラー。勝ち越されてのエラー。守備から負けるという試合展開なのかとイヤな予感。2死、三塁となって朝尾が登板、絶対に抑えたい場面。打者、大西が右方向に強い当たり。それをノリが好守で救った。
井端もエラーした、慣れない豊橋の土のグランド。逆シングルでガッチリ捕球、あわてることなく浅尾に送球。ウッズだったら取れない打球も難なくこなす。4打数4安打、3ホームランの4打点、プラスチームを救ったファインプレー。やっぱり、彼がヒーローだ。
3対4のまま試合は進み、横浜は8回裏からクローザーの寺原を登板。しかし、先頭バッターとして相対するのは”絶対勝ちます”と、言い続ける今日のヒーローのノリ。彼のバットから放たれた打球はきれいな放物線でバックスクリーン直撃。出来すぎなくらいのホームランはアーチストのなせる技か。
途絶えてしまったが、彼がホームランを打つと負けないという不敗神話があった。彼は意識していないと言っていた。だが、この日のように絶対勝ちますといってホームランを打つ。自分のバットが勝利に導けるという強い意思があり、そのプラスの空気がチームに伝播することで生まれるべくして不敗神話があったのではなかろうか。
結果、9回裏に森野がサヨナラ打。絶対勝ちますといった、彼の空気。それがチームに伝わり、勝利に導いてくれたのだと思う。
posted by nomura |21:30 |
中日ドラゴンズ |
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2008年07月28日
白鵬の全勝で幕を閉じた名古屋場所。この地方に住んでいる僕としては、場所が終わってしまって寂しさを感じる。だからというわけではないが、少しばかり雑感です。
白鵬の強さが群を抜いていた今場所。当事者の対戦相手が”強えなぁ”と、唸るような表情をしていたのが印象的。圧倒的すぎるほどの彼の強さに時代到来を感じる。しかし、朝青龍、彼がそこにどう絡んでくるのかホントはもっと見たかった。
実は今場所、佐渡ヶ嶽部屋に出稽古に来ていたとき朝青龍に偶然サインをもらった。それがうれしくて、翌日仕事場で最初に会ったバイトの女の子にそれを伝えた。彼女は「ウケル~」と、なんにでも言うような今どきすぎるくらいの子で、普段は話は噛み合わないことが多い。そんな子でも、朝青龍のサインはうらやましがってくれた。
私も会いたいというんで、朝青龍には無理だが、琴光喜や琴欧洲なら行ったら会えるよと答えた。すると、彼女は「誰それ、知らな~い。ワタシ、マニアじゃないし‥」。僕は絶句、琴光喜はしょうがないけど、琴欧洲はCMも出てたし全国区じゃないの。
彼女に聞いてみると、相撲で知っているのは朝青龍だけだというのだ。それもなぜ知っていたかというと、一時期のワイドショーなどでテレビに取り上げられまくっていたからだという。朝青龍自体はマスコミ嫌いだろうが、彼を扱ってくれるということは露出度増、知名度増につながる。引退したとき、相撲ファンに知られた存在というだけでなく、全国誰もが知っているという存在というのは大きいと思う。プラスに転化することはできないだろうが、経済効果としては大きいと思った。
サインといえば、千秋楽の日、琴光喜にももらえた。場所中の最後の稽古が終わり、いつもならさっと力士たちが奥に行ってしまうところ。が、琴光喜は自らこちらにきてくれ写真や握手のサービスに応じる。顔にも表れているが、この人やっぱいい人だわ~思ってしまった。
しかし、いい人っぷりが邪魔していないかとも思う。勝負の世界、いい人だけではやっていけない。敵がイヤがること、敵の弱いところそういうところをあえてつくようなワル光喜が今後は見たい。
金曜に賜杯の結果が決まってしまった。面白みのない場所と言えばそうだが、魅力的な力士は多数いた。そのひとり、将司である。新入幕の彼の奮闘ぶり、思わず目がいった。
仕切りのとき、顔、しかも自分のアゴを”ゴッ、ゴッ”と音がするぐらい殴る。顔をパンパンと叩いて気合いを入れるというのは見たことがある。しかし、ここまでの気合の入れ方にはなかなかお目にかかれない。
夏場所前に彼の長男が亡くなったという。彼は「一番の供養は現役中は自分が勝って番付けを上げること。それしかない」と語っていた。内に秘めた気迫。派手さはないが青い炎のように、静かに強い熱さが彼から感じられた。新入幕での10勝5敗。健闘以外のなにものでもない。
気迫でとっていた彼の相撲。こういう力士がいるなら、優勝が決まったとして興がそがれることはない。将司にはありがとうと言いたいし、よくがんばったと心から言いたい。
来場所は朝青龍が白鵬時代到来を防ぐかが見どころだろう。しかし、仮に来場所も休場したからといって即、引退勧告とかは言わないでほしい。
いままで、彼以上に休場していた横綱も多かった。彼はここまでほとんど休むことなく酷使して、実績も残してきた。マイナスイメージの強い彼だが、実績とか他の横綱と比較して考慮してあげることも必要だ。それでも、やっぱり普通に千秋楽で白鵬との勝負が見たい。終わったばかりだというのに、次の場所が待ち遠しい。
posted by nomura |22:55 |
相撲 |
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2008年07月26日
中田が序盤、ベストピッチをしようとも、不振のチームの一因であるウッズをスタメンから外しても。井端と荒木を入れ替えたって。1、2回の絶好機があっても。それでも、それでも、ドラゴンズは今日も甲子園で勝てなかった。
4回裏、そこまでパーフェクトの中田が失点してしまう。森野のエラーから、そして、小池と和田の連係のまずさ。今日も守備でチームが負けた。そう言うのは簡単だ。しかし、ドラゴンズファンだがあえて言いたい。昨日、今日の負け、関本というスゴイ選手にやられたのだと。
前日の試合で満塁ホームラン。そして、この日の殊勲打。昨夜の捕手、小田のコメント。「あらだけ粘られたら仕方ない。逆球だったとしても渾身の球だったんだから」。敵チームでありながら褒めざるを得ない。敗因ではなく、ただ関本がすごかったということか。
4回裏、2死・一、二塁で打席にはその関本。1球目、2球目ともにまっすぐ。150キロ前後のボール。なおかつ2球目は伸びてくるようなボール。ど真ん中でありながら渾身のスィングも後方へのファール。投げた中田もすごいが、タイミング的に負けていない関本もすごい。そして3球目、変化球はボール。あれだけ質の高い真っすぐの次のボールなのに、遅い球を見極めることができる。関本の持っている間。中田はここまでノーヒットピッチのはずなのにいやな予感を感じてしまった。
1-2となって、アウトローに150キロ超のストレートで追いこむ。ここに、この球威で投げ込めたら打たれることはないというボールが決まる。もちろん、バッテリーもそこに投げ込めたことで優位になったと思ったはず。続けて投げてもリスクは低い、確信にちかい思いが同じボールを要求させた。しかし、関本はそれをファール。それもあと少しでヒットになるようなあたりを打って見せた。前のアウトローより多少甘かったかもしれないが、どうしてという思いがドラゴンズバッテリーにはよぎったはず。
だからか、最後の打たれたボールは変化球を投げてしまった。中田の質の高いまっすぐ。いつもなら一番信頼するべき武器を、関本という選手のすごさがそれを選択させなかった。
(変化球を打った関本、その前のアウトローをあわやのファールしたのも。読みで打ったのか、それとも自然と打ったのか分からない。読みではなく、自然と打ったのだとしたらすごいを通り越して恐ろしささえ感じる)
結局、それが三塁打となり2点入って決勝点。スコアはこのまま2対0で阪神が勝った。
最後の最後で、守護神・藤川と、代打・ウッズの対戦。(結果は三振)
2死・二塁、立浪、井上という代打のカードは使っている。ウッズの後は9番の打順だが、迷うことなく勝負。ホームランを打たれて同点なんてことは微塵も考えていない。
中日バッテリーはポイントで自分たちの信頼するべきボールを投げられなかった。対して、ここでの阪神バッテリー。自分たちのやっている今の野球にゆるぎない自信があるからだろう。ウッズに対して、堂々と迷うことなく野球をしてのけた。
自分たちの野球を迷うことなくやる阪神。反対に、どこかこれでいいんだろうかと自信なさそうにプレーしているようなドラゴンズ。3勝12敗1分け。認めたくないがその差は驚くほど大きい。
posted by nomura |21:03 |
中日ドラゴンズ |
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2008年07月25日
25日の阪神対中日戦。両チームの開幕投手が先発、好ゲームを期待。ドラファンとしては、なんといっても川上。もっかの防御率1位。そして、おそらくはオリンピック前、最後の先発。どうあったって期待してしまう。
立ち上がり、安藤はよかった。そして、同じように川上も。先頭の赤星、つまったような内野安打。内容では川上の勝ちだと思う。
(初回、まっすぐ、カットも含めてだが、それの調子がいいだけに配球がそこに集中。ゆるいカーブなど交えていたらどうなっていたかと悔んでしまう)
次打者、平野の打席。犠打のかまえ。だが、1-2のカウント、そこからバスターエンドラン。荒木がポジショニングよく捕球し、逆シングルのままバックトス。アライバのスーパープレイか、と思わせるも井端の一塁への送球が逸れ、アウト1つだけ。荒木のプレーはいいプレーであり、守備では負けていないはず。だが、よくない守備があるとそこから引き離されてしまう。
1死・一塁、鳥谷がライトへヒット。三塁への進塁を防ごうと森野が送球も、それが逸れる。1ヒット、そしてエラーのランプがつき、先制点を奪われる。この間の甲子園での3連敗。思い返すと、エラーで負けたといってもよいだろう。ボーンヘッドではないミスだが、このカードでエラーは大きな差となって表れてしまう。
相手の嫌がることをする、ミスをしない。両者の対戦では、それができるチームが勝つ。2対0のスコアのまま、中日が4回に反撃のチャンス。これは井端が相手に対し、いやらしい野球をしたから。井端の打った打球、フェンスに達することのないただのセンター前ヒット。これを、なんと2ベースにしてしまう。続く、森野の打球を葛城がエラー。嫌がるプレーと、エラー。がぜん、ドラゴンズに得点のチャンス。
しかし、打席に立つのは前の広島3連戦でヒットのないウッズ。阪神バッテリーは自信を持って相対しているように見えた。
ベースに離れて立つ、ウッズ。外で簡単にストライク。次は内にボール気味の、打ってもファールにしかならない球で2-0。結果、追いこんでからの変化球で併殺に打ち取られる。ホームランの出にくい甲子園。こうしたらウッズを簡単に打ち取れるんだよと言わんばかりのリード。矢野のリード、そこに投げることのできた安藤。川上-小田、安藤-矢野、バッテリーの総合力からいえばこの日の阪神のほうが上だったのかもしれない。
5回裏に関本のグランドスラムで6対0。(その前の赤星、平野のコンビの攻撃。いいころのアライバのような相手に何かしてくるのでは、そう思わせ実際に仕掛けてくる攻撃。やっぱりこういう野球は敵へのダメージが大きい)今年、甲子園で一度も勝ててないドラゴンズ。そう考えると、残念ながらここで決まったと言わざる得ない。
だが、3連戦、絶対に一矢報いねば。クライマックスの舞台は甲子園となるだろう。ならば、甲子園=勝てないというイメージだけは覆さねば。ドラゴンズ、明日はどうか勝ってくれ!
posted by nomura |21:04 |
中日ドラゴンズ |
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2008年07月23日
週末に阪神と甲子園で3連戦。先の甲子園での3連敗は22年ぶりという屈辱。それを晴らすためには、広島に3連勝して乗り込みたかった。23日の試合結果、3対8の敗戦。勝てると思っていただけに、悔しい。
中日の先発は佐藤亮。最近、新聞の先発予想に何度も書いてあったが、ことごとく違っていた。限られたチャンスであるのははっきりしており、モノにしたいところか。佐藤亮の特徴は大きなカーブ。いいボールであるのは間違いなく、だからこそ先発のマウンドにたてるのだろう。
しかし、何だか昨日のカープ先発、大島を見ているよう。カーブはいいんだけど、それが生かされているのだろうか、そう思ってしまう。もちろん、谷繁がインコースに直球を要求すればもっと良さが生きるのだろう。だが、そこに投げれるかどうか、その技術が佐藤亮にあるかどうかが明暗を分けた。
5回表、2死・一、二塁で広島4番の栗原を迎える。栗原には3回表にもタイムリーを打たれており警戒しすぎてもしすぎることはない場面。初球のカーブにタイミングが合わない。彼だけでなく、広島打線がこのボールに苦しんでいる。2球目は真っすぐを強振。栗原の狙いはストレートだろうか、バッテリーならずともそう思ってしまう。カウント2-0となり、外のまっすぐで一球外す。(これをインコースで外すボールならば、次のカーブにあそこまで合わせられることはなかったのかもしれない)
決め球はカーブ、選択としては間違っていないはず。が、結果は最悪のもの。まるで、カーブがくるのを見越したかのようなスイング。打球はライナーでレフトスタンドに飛び込み逆転。決め球を読み、それをしとめる。4番の仕事を栗原はやってのけた。シーズン開幕当初、彼は新井の後釜に座らされた4番、そんなイメージがあった。だが、この日のこの打席、4番らしく、4番の仕事をした栗原。カープには誇れる4番がいてうらやましく感じた。
とまあ、こんなことをいうのも比較対象がいるからか。ウッズ、そのひとである。この日の打席、3三振、1四球。3度のスコアリングポジションで、2三振。いただけない‥。正直、森野が良いだけに打順を入れ替えてくれないかとも思う。幸いなことに、ウッズ=ホームランの印象はあるので四球は多い(リーグ1位、55)。ゆえに出塁率も高く、3番として出塁するといカタチ。後に続くのは、打撃好調の森野、そしてノリベンコンビの3人で打点を稼ぐという打線。ウッズ不調なだけにベストではないか。
金曜からの阪神戦。オリンピック前の川上のラスト登板が有力。ただでさえ、気合いを前面に押し出す彼のピッチング。いつも以上に気合の入ったマウンドとなるのを期待する。
posted by nomura |21:34 |
中日ドラゴンズ |
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2008年07月21日
1勝2敗の阪神3連戦。前日のゲームは7対6勝利も、最終回に4点取られて辛勝。楽観的になれそうもなく、広島との3連戦のアタマ。
ドラゴンズの攻撃、なんとはじまって3球で1点が入った。荒木、初球をヒット。井端は初球、犠打を決める。そして、森野への初球はワイルドピッチとキャッチャーの送球エラー、これで先制。
大竹の立ち上がりの悪さもあるが、初球で犠打を決めた井端。サードが送球を逸らしたのを見逃さず得点した荒木の走塁。相手の隙をつき、点を取る野球ができてこそドラゴンズ。ホームランもうれしいが、こういう点のとり方もうれしい。
そして、3回裏の攻撃。山本、荒木がともに、投ゴロで2アウト。打席には井端。2-3からたたきつけるようなあたりが、三遊間へ。これがサード、シーボルのエラーを誘って、出塁。井端の走塁が悪送球を生んだと言ってもいいだろう。
次打者の森野がセンター前。このときの井端の走塁がホントすばらしい。センターの赤松の守備位置。2死・一塁で森野、広島としては長打警戒の守備位置か。赤松のボールの捕球の仕方を見ると、左打席の森野を見こしてライトよりにも守っていたのだろう。普通のセンター前なら、ただの一、二塁にしかならない。しかし、赤松の守備位置を頭におくことで「次」にいけるかもという状況判断をしておく。だからこそ、森野が打った瞬間から井端は迷うことなくサードへ向かった。三塁コーチにほとんど目もくれず、いけると信じてひたすら走った。
2アウトから、エラーがらみの失点。相手のすきをついて、嫌がる野球をやる。これこそがドラゴンズのスタイルのはず。それが見えた3回裏の井端のプレー、こういう野球をもっと、もっと見たい。
先発の山本マサ。自身がよくなかったとはいうものの、この日はカーブがよかったか。が、多投すればそれも打たれる可能性。6回無失点も、そこがギリだっただけに、セットアッパーに浅尾がいるという彼の存在感。背番号「41」が、非常に頼もしく見えてきた。
そして、その6回裏に4点をとり、試合を決める。山本の代打で出てきた立浪がタイムリー。名球会の先輩が、200勝へのカウントダウンを後押しするかのようなヒット。デキすぎともいうぐらいの展開。終わってみれば8対0の大勝。会心のゲームとはこのことか。
今は順位のことをいっても仕方ないかもしれない。だからこそ1戦1戦、必死に戦ってほしい。ホームランを打つのもいいが、ノリが犠打を決めたり、チームがつながってひとつになってこそ順位は上がっていく。いいゲームをした翌日、明日が大事だと思う。
posted by nomura |21:21 |
中日ドラゴンズ |
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2008年07月18日
巨人を倒し、連勝で地元に戻るドラゴンズ。阪神は新井が離脱し、チーム状態がいいとはいえない。3連戦の頭を取って、3つもらうはず。が、描いた青写真はもろくも崩れた。18日の阪神戦、1対2の敗戦。痛いなぁ。
野茂が引退を表明した翌日、元気だったのは阪神の同い年の3人。先発の下柳。決勝打を放った矢野。そして、川上から豪快な一発を放った金本。
野茂は「お客さんに見せるパフォーマンスは出せない」と、言ったが阪神の40歳トリオのこの日の活躍はファンを満足させるには十分すぎるほどのものだった。ベテランの技ではなく、40歳を迎えてなお、相手をねじ伏せた彼ら3人。正直、おそろしいし、敵ながらスゴイと思う。
序盤、川上、下柳ともに好投。がっぷり4つに組んで、動かないような展開。どこかでどちらかのチームが仕掛ける。リスクのある攻撃を時に選択しなければ、ゲームは動かない。
前の甲子園での対決で、林が前進守備の荒木のバックホームでセーフになっていた。ゴロ、ゴーではなく、バットに当たった瞬間からスタートしてくる。リスクの高いプレーだが、両チームの戦いではこういう選択がないと勝ちにつながらない。この日の6回表、鳥谷の打席、仕掛けてくるも三振ゲッツー。成功することはなかったが、動いてくる阪神に怖さを感じた。
だが、負けずにドラゴンズも動いてくる。続く裏の攻撃で、1死・一塁でエンドランのカタチか。結果、ヒットとなり一、三塁にする。
(この打席で粘る井端。彼らしさを存分に見せてくれた。五輪代表落選がよほど悔しかったのだろう。これからはその気持ちをバネにチームを引っ張ってくれるのではないかという気にさせてくれた。)
ランナーが荒木、井端のミートする技術、下柳の制球力。すべてを総合し選択した手が見事にはまった。そして、次打者の森野がタイムリー。作戦もはまる、点数もドラゴンズに入る。本来なら、勢いに乗れたはず。それが、4番のウッズが併殺打。一転してムードはしぼんでしまった。得点圏打率が2割8厘という低いウッズだが、併殺だけはホント勘弁してほしかった。
直後、川上が金本から被弾、同点にされる。そして、9回まで試合は進み裏の攻撃でサヨナラを狙うドラゴンズが9回表の頭から岩瀬を投入。しかし、抑えきれない。1イニングに4安打も打たれ、1点ですんでよかったといったところ。4安打のうち、高橋、関本、矢野と右打者に3安打を打たれる。右打者への弱さが際立つ。
連勝で勢いのあったドラゴンズ。前夜9回に6盗塁され、負けたタイガース。はじまる前には、勝つ確率がホームのドラゴンズのほうが高かった試合ではなかったか。しかし、ウッズ、岩瀬とチームで給料の高い1位、2位が仕事に失敗してはこの結果となってしまう。
これ以上言うと文句ばかりになるのでこの辺で‥。明日の小笠原に期待で、ドラゴンズが勝ってくれることを祈る。
posted by nomura |21:19 |
中日ドラゴンズ |
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2008年07月17日
五輪代表が決まった。ドラゴンズからは川上、岩瀬、荒木、森野が選ばれた。残念ながら、井端は選ばれることはなかった。予選を戦ったからには出たいと語っていただけに、悔しい思いもあるだろう。気持ちは簡単に切り替わらないが、シーズンでぶつけてほしい。
7月になってドラゴンズは大きく失速した。理由は主力が離脱したこと。元気なのはトラ(荒木)だけ‥。と、落合監督がいうように開幕してからの戦力降下が顕著になってきた。
そこでここにきての五輪。これは痛い。川上は、あと2回ほどしか先発の機会がない。調子がよくなった森野がいなくなるのもキツイ。もちろん、ルールだし日本のためだから仕方ない。
今のドラゴンズの現状からいうと、クライマックス出場が目指すべきところ。しかし、16日現在、2位から5位まで4ゲーム差。順位なんてどう転ぶか分からないし、期間中失速などすればCSすら危うい。
ドラゴンズの4人というのは4チーム(巨人、中日、広島、ヤクルト)の中でも最多。それ以外では、ヤクルトが宮本、青木とダメージが大きいのでは。広島がゼロで、ここが浮上してくる可能性が高い。11勝を挙げ、リーグの勝ち頭のルイス。選手間投票でオールスターに選ばれるなど、他選手も認める実力。その彼が1軍を外れ、万全の状態でそこに焦点を合わしている。
この間、ブログ内で日本人選手が離脱することを見越して、チェンについて書いた。先日の巨人戦での投球もそうだが、彼は先発の柱となってくれるだろう(先日の試合が先発として、プロ初星だけど)。
川上が抜ければ小笠原と山本、吉見。これに2軍から中田、川井あたりが絡んでくるのか。最近の吉見の不振を見ると、この先発陣の中で小笠原が軸となるのか。そんな中、台湾代表で抜けるチェンがいたならと思ってしまう。
ヤクルトはイム・チャンヨンを召集しないでくれと韓国側に要請した。本人は国を代表する戦い、出場の意欲があったという。
チェンのことを考えれば、出るな!と強くいうつもりはない。でも、僕はやっぱりドラゴンズファンだ。
チェン個人と球団の契約がどうなっているかは分からない。でも、ヤクルトのようにする方法はなかったのだろうか。
スケールの大きなフォームで投げるチェンの投球は好きだ。異国から来て、大豊さんとの縁を大事にするところも心温まる。ケガを乗り越えてやっとスタートラインに立った彼には飛躍してほしい。しかし、それもこれもドラゴンズが優勝するという行為が前提にあってこそ。
中田、朝倉、山井と先発の軸と予想された彼らが今はいない。チェンには五輪で活躍してほしい。でも、それ以上に今のドラゴンズの窮状を助けてほしいという思いもある。
正直、チームのことしか考えない僕のような意見が間違っていると思う。チェンも代表としていくのが決まっているので、この話題はいまさら感がある。それでもやっぱり、ファンとして優勝する可能性を優先的に考えてほしい。
チームのことだけ考える自分の主張。優勝してほしいという願い。ホントのところ何が正しいのか分からない。
posted by nomura |19:53 |
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2008年07月16日
旭川での前日のゲームは先頭打者ホームランという派手な幕開け。そしてこの日、札幌ドームで行われた試合はチェン、内海がともに好投。投手戦としてゲームははじまる。
本来なら、内海を得意としているドラ打線。だが、この日のスタメンマスクは鶴岡、勝手が違ったか。それでもウッズにフォアボールを出してしまうというのは相変わらず。この日も3四球(内海2、上原1)と、これだけ歩かされると逆にありがたい。
これに対して、チェンは5回までフォアボールすら出さない。スピードガンの表示で150キロが出るわけでもない。しかし、その真っすぐの質は高い。選手名鑑には182センチとあるが、ダイナミックなフォームで投げる彼はもっと大きく感じる。腕を大きく振ってズドンとくるボール。チェンと言えば、その真っすぐ。おそらく、巨人打線は真っすぐを意識していただろう。それでも、打ち取れる威力がこの日の彼の投げるボールにはあった。(また、谷繁が変化球をいい感じで散らしていた)
だが、スコアボードに得点が入ったのは巨人のほうが先。6回裏に古城の初ヒットそして、ランナーが三塁まで進んだときワイルドピッチで1点を失う。が、代打で出てきた大道を併殺、ピンチを乗り切る。
そして、8回表。ドラゴンズが一気呵成の5得点。これで、試合を決める。その中でも、森野のフォアボールがポイントのように思う。この回、先頭の立浪がヒットで出塁。ドラの代打の切り札も、ここまでヒット3本、1割を切る打率だ。その立浪がこの場面でヒットを放つ。ベンチとしては、いやがうえでも盛り上がる。ところが、続く荒木が犠打を決めれない。それなら、井端が何とかしてくれるのではの期待もセカンドゴロで併殺を免れるのがやっと。立浪がヒットを打ったのに‥。ランナーに英智がいて、アライバと続いた攻撃だったのに‥。期待が大きかっただけにムードはしぼみ、巨人に流れを渡してしまいかねなかった。
そして、2死・一塁で森野が打席。個人的に思うのだが、森野は今季で一番というくらい気合いの入った顔をしていた。自分の状態がいい、もちろんそれも頭にあるだろう。立浪がヒット、アライバでダメ。だったら、俺が何とかしてやるという気概。打席からそれが伝わってくるようだった。ただでさえ、ウッズに弱い内海。その彼が前のバッターである森野にフォアボールを出すということ、最も避けたかったに違いない。それでも思わず出させてしまうほどの圧力。森野はこの日、ノーヒットだがフォアボールを出させてしまったこの打席には十分すぎるほど価値があると思う。
内海は、ここで降板。上原が2番手で登板。その彼から、ウッズ、フォアボールの後、2塁打3連続というこの上ない攻撃。試合を決定づけ、5対1で巨人に連勝。
そして、金曜からナゴヤドームに戻って阪神との3連戦。悪夢のような7月、それは甲子園での3連敗からはじまった。井端も森野もいなかった甲子園でのゲーム。が、今は彼らふたりがいる。借りは返さなければならない。
posted by nomura |22:23 |
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2008年07月15日
両チーム、ともに先頭打者ホームランではじまったゲーム。これを華々しいととるか荒れたゲームととるか、2回以降の展開。
巨人の先発、木佐貫は4回で降板。対する中日、山本は6回まで投げた。しかし、2ホームラン、4失点と打たれてしまっている。結果から言うと、7対4でドラゴンズの勝利だが荒れ気味のゲーム。勝負はどちらに転んでもおかしくなかったのではないか。
分かれ目は4回の攻防か。中日は1番、荒木からの打順、ヒットで出塁。次打者の井端。投手の木佐貫は、アライバコンビを過剰なくらい意識。なにかあるのではという勘ぐりながらの投球で、井端にもヒットを打たれ二、三塁にして降板。続く、森野の打席で左の山口。彼が最高にいいボールを投げていた。それにもかかわらず、最後の1球だけが、本当にどうしてというくらいもったいないボール。動揺があったわけではないだろうが、次のウッズにもタイムリーを打たれる。
後続の和田、ノリを連続三振。森野へのカウントを作るまでのボールといい、山口がよかっただけに、本当にあの1球が悔やまれる。そして、追い込まれてから失投を見逃さなかった森野もほめたい。(6回にも同じ、山口から逆方向へのホームラン。こちらは見事というしかないバッティングだった)
裏の巨人の攻撃も、なんと3連打。そして、3番目の打者、阿部が3ランホームランをスタンドにたたきこむ。派手な攻撃で1点差に迫る。流れは再び巨人にいこうとしていた。
次打席には坂本、1-2からのボールを強振。しっかり振りぬいた打球、球足は速く、センターに抜けてもおかしくなかった。それを井端が好捕。ボールも止めたし、巨人へいきかけた流れも止めたナイスプレーだった。その後、巨人が1死・二塁の場面で、投手、山口をそのまま打席に立たせるという采配。巨人の事情は知らないが、中日としてはこれにも助けられた。結局、山口、ヨシノブが連続三振。
ドラゴンズのほうは、この回以降点を取られることはなかった。その中でも、浅尾が2イニングを投げてくれたのが大きい。吉見、チェンが先発転向すると、彼らから岩瀬という方程式もなくなる。そこのポジションへ浅尾をあてはめたいベンチ。そして、それにこたえた浅尾。
キャッチャーの谷繁以外、先発野手はヒット。カウントダウンのマサさんにも勝ちがつき、あと3勝。浅尾が好投でセットアッパーとしてカタチも見えた。勝てなかったヤクルト3連戦を払しょくするかのようなゲーム。内容、結果ともにあった会心の試合だったと思う。
posted by nomura |17:35 |
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