2008年10月31日

クロアチア・カップ/病み上がりのディナモ、6発で準々決勝へ

29日、クロアチア・カップでベスト8を賭けた戦いが行われました。ここまでのラウンドは一発勝負で行われます。

nogomet-54159.jpgディナモ・ザグレブはフルヴァツキ・ドラゴヴォリャッツと相手の本拠地「NSCスティエパン・スパイッチ」で対戦しました。前節の国内リーグのリエカ戦ではウイルス集団感染で試合延期の恩恵を受けたディナモですが、感染者のうち6人までが先発出場。リエカ側からは捏造の疑いが持たれているわけですが、そう思われても仕方ないほど選手たちはピンピンとしていました。怪我で長期離脱していた右SBのエトーが2ヶ月半ぶりに出場しています。
このほど元セレッソ監督のポボルが新監督に就任した二部のドラゴヴォリャッツにとって、同じザグレブ市にホームを置くディナモは別格でありました。
13分、FWバラバン(写真右)が30m近い直接FKを右ポストに当てながら相手ゴールに沈めると、32分にはDFイバネスの左からのミドルシュートがGKユリッチ・バーレのキャッチミスも手伝って股間を抜けてゴールに刺さります。
ドラゴヴォリャッツも24分にFWコプノヴィッチが同点に追いつく機会があるも、GKケラヴァの好判断もあってセーブされてしまいます。

後半は更なるディナモのゴールショー。61分にMFスアレスの右クロスからバラバンがファーポストでヘディングシュートを決めると、その7分後にも全く同じ形でバラバンが決めてハットトリックを達成。ようやくバラバンも本調子になってきました。
69分には外国人で唯一ウイルスにやられたMFサミールが左からコースを上手く突いたシュートを決めれば、その2分後にはサミールとエトーのブラジルコンビで左サイドを崩し、最後はFWタディッチが押し込んで、6-0という大量スコアで勝利しました。

ハイドゥク・スプリトは3部リーグのコナヴリャニン・チリピと対戦。ヴチェヴィッチ監督辞任後、最初の試合となるハイドゥクを指揮したのはアシスタントのアンテ・ミシェでした。コナヴリャニンは2006/07シーズンにベスト8まで勝ち抜いた伏兵ですが、24分にMFアンドリッチが直接FKを決めると、49分にはFWのポジションに入ったイブリチッチがDFルビルのアシストからシュートを決めて2-0で退けています。
ちなみにハイドゥクの後任監督ですが、本命視されるズラトコ・クラニチャールがヤル気を見せているものの、ハイドゥクの一部の株主の中には彼が無類のアルコール好きであることに不信感を持っているため、未だに契約まで話が進んでいません。ミシェが次のヴァルテクス戦も率いる可能性が高くなっています。

カップ戦の予想外の結果としては、二部ポモラッツ(監督は元代表DFダミール・ミリノヴィッチ)がヴァルテクス・ヴァラジディンを下し、また前ラウンドではオシエクを葬り去った三部ザゴラ・ウネシッチが現在二部首位のカルロヴァッツを終了間際の決勝ゴールで下しています。

全試合の結果はこちら。

Hrvatski Dragovoljac - Dinamo Zagreb 0:6
Konavljanin Cilipi -  0:2
Zagora Unesic - Karlovac 2:1
Oriolik Oriovac - Cibalia Vikovci 0:4
Moslavina Kutina  0:2
Inter Zapresic - Zagreb 0:2
Zadar - Rijeka 2:2 (PK 4:5)
Pomorac - Varteks Varazdin 2:0

また準々決勝の組み合わせも既に決まっています。初戦は11月12日、第2戦は11月27日ですが、11月27日にUEFAカップの対スパルタク・モスクワ戦が控えるディナモは別の日取りになる予定です。

Zagora Unesic  - Dinamo Zagreb
Hajduk Split- Slaven Belupo
Rijeka - Zagreb
Pomorac - Cibalia Vinkovci


元名古屋グランパスのDFで、今季からオーストリア一部のラスク・リンツの監督を務めていたアンドレイ・パナデイッチが、不振の責任を取って解雇されました。ここ三試合で最下位のアルタッハ(1-3)、オーストリア・ウィーン(0-5)、ケルンテン(0-1)と連敗したことを受け、レイシェル会長は「ネガティブなスパイラルを断ち切りたい」ということでパナディッチ監督を切ってしまいました。ちなみにパナディッチが指揮した14試合は7勝7敗、現在は10チーム中6位に位置しています。


posted by 長束恭行 |02:05 | サッカーニュース | コメント(0) |
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2008年10月28日

ホッフェンハイム躍進を語る/トミスラフ・マリッチのクロアチア紙インタビュー

26日のブンデスリーガ第9節でホッフェンハイムがハンブルガーSVを3-0と粉砕し、堂々の首位に立ちました。この試合の前半は衛星放送で見ていましたが、ハンブルガーSVがハーフウェーラインを一向に超えられず、オリッチとペトリッチが立ち往生し、あっさりと三発をぶち込こまれる光景を見て、ホッフェンハイムというチームが如何に本物であるかを見せつけられました。

nogomet-53865.jpg今から2年半前、片田舎のジンスヘイムに足を運びれ、当時はまだ三部だったホッフェンハイムでトレーニングするトミスラフ・マリッチ(写真)の元を訪ねました。浦和レッズでの経験や日韓ワールドカップに関連してマリッチにロングインタビュー(こちらに掲載)を行ったわけですが、あの時に彼は
「ホッフェンハイムはブンデス一部参入の野心を持ったクラブで、いずれはそのサクセスストーリーがドイツで語られることだろう」
と予言していました。2007/08シーズンに二部に昇格し、今季から一部に昇格。そして今は首位。これまで多くのクロアチアのサッカー関係者にインタビューしてきましたが、その中でもマリッチは一つ一つの言葉に最も心がこもっていたのを覚えています。それだけに今のホッフェンハイムの躍進を喜ばずにいられません。

そのハンブルガーSVとの決戦を前に、Sportske Novosti紙がトミスラフ・マリッチにインタビューをしています。ホッフェンハイムの躍進の理由やクロアチア代表に関する話がある興味深い内容なので翻訳してみました。


「クロアチア代表での古くからの知人であるイヴィツァ・オリッチとムラデン・ペトリッチと会えることを楽しみにしているよ」
-ホッフェンハイムのラルフ・ラングニックの第一アシスタントコーチのトミスラフ・マリッチは語った。

「オリッチとは私がクロアチア代表に最後に呼ばれた2003年末以来会ってない。ペトリッチとは今夏、(クロアチアの保養地)ブレラでの夕食で会ったよ」

-クロアチアの強力ツートップに対し、ホームのホッフェンハイムは厳格に対処していくつもりか?
「いや、決して我々は"警官"(マンマーク)を置くことはしないよ。選手個々やスペースではなく、ボールに狙いを定めるのさ。ボールホルダーに対して我々は二人、行けるのならば三人で当って行くんだ」

-それには申し分のない程のフィジカルの準備が必要なのでは?
「もちろん。走力は現代サッカーの最も重要な要素の一つだ。パワーのない選手なんて選手じゃないよ」

nogomet-53867.jpg-ブンデス初参戦ながら今季のヒットとなったホッフェンハイムだが、ハンブルガーSVとの試合でどんな結果だったら満足できる?
「ホームだろうがアウェーだろうが、我々は同様に戦うんだ。つまり、勝利するよう努力するということだ。けれども、"相手をぶっ壊す"なんて命題を持ってして戦うことは決してない。ハンブルガーSVの長所も短所も分かっている。カウンターに気をつけながら、勝点3を狙いに行くよ。引分けでも充分だろう」

-多くの人々に印象づける貴方たちの成功をどのように捉えているか?
「トレーニングにおいて我々は完全に集中しているんだ。誰もが完璧ではないのだから、個々の練習次第でクオリティを高められることは意識している。また完璧なセレクション、とりわけユース学校でのセレクションには誇りを持っているよ。このように上手く進んでいることは幸せだけど、順位表を見て浮かれることはないし、調子にも乗ることはないさ。目標は美しく、そして速いプレーをすることだ。一試合ずつ戦いながらも、勝った際には高揚感に溺れることはなく、負けた時でもフラストレーションに悩まされはしない。自分たちがどんな存在かは分かっているし、他のチームがどうかも分かっているんだ。バイエルン、シャルケ、バイヤー……彼らは僕たちが傲慢になれるような相手でないことは当たり前だ」

-マリッチは攻撃陣の構築を担当している。ボスニア代表のイビシェヴィッチ、サリホヴィッチ、フランス国籍のセネガル人バの調子を見れば、彼の成果はファンタスティックだ。
「素晴らしい若者だし、個性のある若者だよ。向上心やヤル気で溢れているね」

nogomet-53868.jpg-トミスラフはなぜホッフェンハイムへやってきたのか?
「ヘイルブロンに生まれただけに、ここは私の出身地方だ。天皇賞決勝から3部リーグへとやってきたこと、(浦和の)7万人のサポーターが(ホッフェンハイムの)1000人のサポーターに変わることが通常でなかったことは認識しているよ。いくらホッフェンハイムのプロジェクトが約束されたものであってもね。私はリスクへと赴き、それが当ったんだ」

-ブンデス二部昇格の際には、スタッフとしてのポジションを与えたラングニック監督と協力しながら、選手としても大いにチームを助けた。
「同時に自分自分もトレーニングし、必要とあればピッチへと飛んでいったんだ。そんな役割を喜んで引き受けたよ」

-束の間に彼はケルンの有名な監督学校でB級とA級のライセンスを取得した。まもなく最も価値のあるプロ級ライセンスを所有することになる。
「サッカーを学ぶことに恐ろしいほど関心を持っているんだ。シェフ(ラングニック)からは多くのことを学んだよ。彼は相当な完璧主義者だし、システムや戦術のエキスパートだ。お互いが理解しながら、補完し合っているよ。気を使い合うこともないしね。袖を絡めながら一緒に働いているんだ。またスポーツには運も必要で、現時点では運が我々についている。そして自らのコンセプトを諦めることはしない。安定したブンデス一部のクラブになることを我々は確信していのさ」

-トミスラフ・マリッチと彼の妻レナータは定期的にクロアチア国営放送を見ているだけに、クロアチアで起こっていること全てに眼を向けている。元代表として今のクロアチア代表に関しては?
「現在戦っている予選でミスを犯したというつもりはない。イングランドと戦う前から自らを英雄視する必要はなかった、という意見に同意するけど、あの敗北は様々な状況が重なり合って起きたものだ。泣く必要はないんだよ。プレーオフを経て、南アフリカまで到達すればいい。プレーオフは我々にとって初めてでないのだから」

-ビリッチ監督は?
「スラヴェン・ビリッチはカールスルーエで一シーズン一緒にプレーした。5歳年上だったわけだけど、彼はスター選手だったし、キャプテンマークを身につけたリーダーで、僕はまだ駆け出しだった。彼がいかなる才能かは直ぐに理解したよ。エドゥアルドとクラニチャールが怪我から回復し、モドリッチが活躍し、マンジュキッチが定着するようになれば、クロアチアはまた脅威となり、輝く存在になるだろうね」

-左足首の骨折が貴方をユーロ2004・ポルトガル大会を遠ざけてしまったことを悔やんでいるか?
「いや、信じ難い協調性と愛国心が染み渡った雰囲気を持つクロアチア代表の一員となったことを私は本当に幸せに感じているんだ。クロアチア代表としての9試合は、生きている間ずっと記憶していることだろう」


posted by 長束恭行 |21:31 | サッカーコラム | コメント(3) |
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2008年10月28日

クロアチア・リーグ第12節/ディナモの選手がウイルス集団感染で試合延期、ハイドゥクのヴチェヴィッチ監督辞任

11月26日、クロアチア・リーグ第12節が行われたものの、ディナモ、ハイドゥクそれぞれがトラブルに巻き込まれます。

夜に行われる唯一のカード「リエカvs.ディナモ・ザグレブ」でしたが、試合開始4時間前の16時頃に中止が発表。理由は「ディナモの選手たちのウィルス集団感染」でした。
nogomet-53764.jpgGKケラヴァ、MFミキッチ、MFバデリ、MFヴルドリャク、DFドゥルピッチが体調の不良を訴えてリエカ遠征に参加せずに病院の感染症課へ。ユースの選手で補った上でチームがリエカへと移動してからは、FWマンジュキッチ、FWタディッチ、DFロヴレン、MFサミール、GKロンチャリッチが次々と同じ症状を訴えました。これでは試合にならないとディナモは中止・延期を申し入れ、クロアチア・リーグ規約の第19条の
「火事や洪水、それに似たやむを得ない理由が起きた際には試合が延期できる」
に則って、リエカ側もディナモの申し入れを渋々認めることになりました。
ケラヴァ(写真)はインタビューにて
「死にそうだ。僕の体重は数キロも減ってしまった。チームメイトも同様にね。高熱、下痢、吐き気を伴う重いウイルスだと聞いている」
と症状を語っています。延期による新しい日取りは12月10日が濃厚。私も試合観戦のためリエカまで行っていたのですが、予想外の中止に呆気に取られてしまいました。


ディナモが選手たちをウイルスで失った一方で、ライバルのハイドゥク・スプリトは監督以下コーチ陣を失ってしまいました。
nogomet-53765.jpg3位ハイドゥクは最下位ザダールとアウェーで対戦。ザダールは技術に優れたハイドゥクのキープレイヤーをしつこくマークして攻撃を阻止。それでも23分にMFバルトロヴィッチが右サイドでドリブルからシュートするもDFバトコスキにブロックされ、53分にはMFイブリチッチから左サイドでフリーにてボールをもらったMFガブリッチがシュートするもGKヴコヴィッチの正面に終わります。
ザダールの弱点をなかなか見つけられないハイドゥクに対し、ザダールは前から不安定なハイドゥク守備陣にプレッシャーを掛け続け、59分、前線へと挙がっていたMFリュビチッチ(写真)が縦パスを胸トラップから巧みにボールを受けると、中央へと切れ込んで25mの距離からミドルシュート。これがゴール左下に突き刺さり、ザダールが先制に成功します。U-21代表にも名を連ねるハイドゥク・ユース育ちの20歳リュビチッチですが、今季にハイドゥクの監督に就任したヴチェヴィッチに戦力外を通告され、ザダールに移籍していました。彼は試合後、こう喜びを口にしています。
「今日は僕の人生にとって最も幸せにな日だ。僕を追いやった奴ら相手にゴールを決めたんだからね」
ハイドゥクの最大のチャンスは78分、DFブリャトの右クロスにFWカリニッチがヘディングを叩きつけるも、難しいワンバウンドのボールをGKヴコヴィッチが左手でかきだしてセーブ。虎の子の一点を守ったザダールが7年ぶりの勝利を収めました。

nogomet-53766.jpg試合後、ハイドゥクのヴチェヴィッチ監督(写真右、左はアシスタントのヴヨヴィッチ)は4ヶ月間の指揮ののち、突然の辞任を表明しました。
「もう私はハイドゥクの監督ではない。私やアシスタントを含めたスタッフ全員が辞表を出すことに決めたんだ。辞表を撤回することはない。単に残してきた結果が悪いのだからね。
マクシミールでディナモに勝利したのち、何が起こったのかは分からない。しかし、ハイドゥクはビッグクラブだし、このように勝点をこぼしてしまいのは許されないことだ。プレー内容について語るつもりはない。けれども、ピッチでもっと力を出せるよう私が選手たちにモチベーションづけできなかったのは明らかだ。ハイドゥクに対しては私は余りに感情を抱いているために、モラル的な理由で監督の座を降りなければならないんだ」
と語っています。ヴチェヴィッチ監督らに信頼を置いていたフロントは寝耳に水で、ショックを受けている模様。新監督候補にはゾラン・ヴリッチ、イヴォ・シュシャク、ズラトコ・クラニチャールなどの名前が挙がっています。


今季はホーム全勝の2位スラヴェン・ベルーポは、チバリア・ヴィンコヴチをホームに迎えました。40分にチバリアのDFレウタールが一発退場したものの、1人少ないチバリア相手にスラヴェンは苦戦。90分、ヴルチーナの直接FKがペナルティエリア内のチバリアの壁に当ったのですが、その際にチバリアにハンドを取られてPK。チバリアの猛抗議は受け入れられず、ヴルチーナがきっちりとPKを決めてスラヴェンが1-0で勝利。一試合少ないディナモと勝点で並び、2位をキープしています。

全試合の結果はこちら。試合名をクリックすれば、クロアチア国営放送のダイジェスト動画が見られます。

Zadar - Hajduk Split 1:0
1:0 59' Ljubicic

Sibenik - Inter Zapresic 1:1
0:1 20' Bule
1:1 41' Zec

Zagreb - Varteks Varazdin 0:3
0:1 14' Mujanovic
0:2 49' Smrekar
0:3 66' Mumlek

Slaven Belupo - Cibalia Vinkovci 1:0
1:0 90' Vrucina (PK)

Osijek - Croatia Sesvete 4:2
1:0  4' Barisic
1:1 11' Palic
2:1 58' Smoje
3:1 60' Andre Luiz
4:1 67' Barisic
4:2 85' V.Petrovic (PK)

Rijeka - Dinamo Zagreb 延期

【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ (勝点23) -1試合
2位…スラヴェン・ベルーポ (23)
3位…ハイドゥク・スプリト (20)
4位…シベニク (18)
5位…ヴァルテクス・ヴァラジディン (17)
6位…ザグレブ (17)
7位…リエカ (15) -1試合
8位…オシエク (15)
9位…クロアチア・セスヴェッテ (15)
10位…チバリア・ヴィンコヴチ (14)
11位…インテル・ザプレシッチ (11)
12位…ザダール (8)

【ゴール】
10ゴール…カリニッチ(ハイドゥク)
9ゴール…ヴルチーナ(スラヴェン)
6ゴール…ゼッツ(シベニク)、ムヤノヴィッチ(ヴァルテクス)
5ゴール…マンジュキッチ(ディナモ)、シャルビーニ弟(リエカ)、ペトロヴィッチ(セスヴェッテ)、ムムレク(ヴァルテクス)


私のホームページでも応援サイトを設けている元クロアチアU-21代表FWドマゴイ・アブラモヴィッチ(27)ですが、26日にフィンランド一部リーグの最終節が行われ、彼が所属するインテル・トゥルクがFFヤラに2-0で勝利。創立18年目にしてリーグ初優勝を成し遂げました。この試合でも勝利を決定づける2点目を85分に決めたアブラモヴィッチは、今年7月に加入以来、全試合においてほぼフルタイムでプレー。12試合で7得点を決め、初優勝に大いに貢献しました。優勝の模様はこちらで見ることができます。


posted by 長束恭行 |00:25 | サッカーニュース | コメント(0) |
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2008年10月25日

UEFAカップ リーグ第一節/ディナモ、NEC相手に劇的な逆転勝利

UEFAカップのリーグラウンド第1節「ディナモ・ザグレブvs.NECナイメヘン」が、ディナモの本拠地マクシミール・スタディオンで行われました。
nogomet-53232.jpg前売りが2000枚ほど売れずに心配された観客の入りも、予想外に12000人ほど集まりました。ここ一番で期待を裏切ってきたディナモだけに、私も多くを期待することなくスタジアムに足を運んだのですが、この夜の逆転劇には狐につままれたような気分にさせられました。

昨年に引き続いてリーグラウンドに進出したディナモにとって、このグループ初戦が大きな鍵を握ります。昨年の初戦ではバーゼル相手に散々チャンスを作りながら失意のスコアレスドロー。今季のディナモは昨年ほどの戦力がなく、おまけにGKブティナが怪我、DFドゥルピッチが病気で欠場。イヴァンコヴィッチは以下のメンバーを並べてきました(4-2-3-1)。
GKケラヴァ-DFロヴレン、ビシュチャン、カルロス、イバネス-MFヴルドリャク、バデリ-ミキッチ、モラレス、サミール-FWマンジュキッチ

現在、エールディビジ5位のNECナイメヘンは欧州ではまだ無名の存在とはいえ、昨年2月24日以来、公式戦で敗れたのは9月21日のヘーレンフェーン戦のみ。一回戦でディナモ・ブカレストを下してリーグラウンドへと進出してきました。10月5日にはアウェーでフェイエノールトを2-0と下し、今季は公式戦6勝3分1敗と好調を維持しています。ベーン監督はアウェーにおいても、持ち前の3トップによる布陣を崩さずに挑んできました(4-3-3)。
GKバボシュ-DFフェルナンデス、ゾメル、ウィスヘルホフ、エル・アクシャウィ-MFシブム、ラドムスキ、ダヴィッズ-FWヌティバゾンキザ、ヤンセン、シェーネ

ここ最近の不調を払拭するようなスタートをディナモが切ります。開始3分にカウンターからマンジュキッチが右から持ち込み、中央のモラレスへボールを送ると、背後から上がってきたヴルドリャクがグラウンダーで強烈なシュート。GKバボシュがコーナーキックへと追いやりますが、そこからNECのペナルティエリアにて攻防が続きます。4分、モラレスの右CKをバボシュがパンチングするも、ボールは正面のマンジュキッチの足元に。マンジュキッチはそのままボレーで相手ゴールへと叩き込み、早くも先制に成功します。
その後もディナモはBBBの熱い応援に支えられ、ゲームをコントロールします。オフサイドになりましたが、9分にはロヴレンのヘディングでゴールに突き刺さるシーンもありました。
nogomet-53233.jpgいつも欧州の舞台でディナモはディフェンスの凡ミスで失点する「持病」があるのですが、その持病が23分に姿を表します。ウィスヘスホフの縦へのロングボールにGKケラヴァが飛び出したものの、ケラヴァの指示を無視したカルロス(写真中央)がクリアし損ね、ボールはそのままゴールへ。コメディを見せられるかのようなオウンゴールで、折角の先制点をフイにしてしまいました。
この失点を機にディナモは急に自信を失い、そしてNECが目を覚まします。25分にワンツーからカルロスをあっさりと振り切ってヌティバゾンキザが右からシュート。これにはGKケラヴァが右足でシュートを止めてピンチからチームを救います。カルロスは至って平凡なブラジル人選手なのですが、この後もボールを持つたびに観客からブーイングを浴びせられました。俊敏性とスピードに欠けるビシュチャンとのセンターバックのコンビは危うさを常に覗かせ、他の選手たちのサポートもあって相手の攻撃から持ちこたえます。
ようやくディナモは40分、ミキッチの右クロスからマンジュキッチが中央やや左でヘディングシュートを試みるものの、ボールは左ポストのわずかに外。前半を1-1で終えます。

nogomet-53234.jpg後半頭から本調子から遠いモラレスを代えて、バラバンをトップ下に起用。かつてはクロアチア代表に名を連ねていたバラバンですが、チャンスをことごとく潰してきたことでサポーターの信頼は低く、ブーイングを持って迎えられました。
若いGK、不安定な最終ライン、中盤の低い構成力、FW陣の決定力不足と全てのラインに課題を抱えているディナモですが、相手のNECもそんなディナモを脅かすほどの相手ではありませんでした。
ディナモは57分、バラバンが正面20mの位置でFKを得るも、低い弾道のシュートはGKバボシュの正面を突き、63分のイバネスのミドルシュートはコースは良かったもののバボシュが飛びついて防ぎます。チーム一のタレントはハンガリー代表にも名を連ねるGKバボシュ。彼は最初の失点を挽回すべく、69分にはバデリのミドルシュートを好反応で防ぐと、バデリの右クロスからビシュチャンが完璧なコースに放ったはずのヘディングシュートすら掻き出します。
nogomet-53236.jpgディナモのGKケラヴァも72分、カウンターからヌティバゾンキザが放ったシュートを食い止めますが、78分に再びディフェンスが抱える持病が姿を現してしまいました。ロヴレンの何でもないパスミスからNECは相手陣内でカウンターを発動し、ボールはヌティバゾンキザからペナルティエリアに突っ込んだシェーネへ。GKケラヴァは無駄に前へと飛び出し、またビシュチャンはシェーネのボールをカットするどころかフリーで走り込んできたヤンセンにアシストしてしまい、そのまま無人のゴールにシュートを放り込まれてしまいます。毎度繰り返されるお笑い守備にスタンドからは怒号が飛び、席を立つ観客も出てきました。
しかし、ここからドラマが起きます。81分、左ハーフウェーライン辺りからイバネスが糸を引くようなクロスを入れると、右のマンジュキッチがワンタッチで中央のバラバンへ。ペナルティエリア手前のバラバンは目の前に二人の相手DFがいながらもシュートを選択。名誉挽回とばかり、ビューティフルゴールがネット左上へと突き刺さります(写真上)。
ディナモは息を吹き返し、スタンドの応援はヒートアップ。そして4分後の85分、ミキッチの右CKにヴルドリャクがスペースに飛び込み、へディングシュートを左へと流して逆転に成功(写真下)。このような劇的なディナモの試合は久しく、スタジアムも喜びが爆発しました。このまま3-2で逃げ切り、ディナモは肝心の第一戦をモノにしました。


試合後、イヴァンコヴィッチ監督(写真中央)は
nogomet-53237.jpg「またして我々は欧州の舞台でドラマチックな試合をやり、そして勝利を果たした。第一節で勝利を収めたのは最高な気分だし、この先の試合もかなり楽観的に迎えることができるね。テンポもあり、ダイナミックな好試合だった。早くにリードしたが、あの不器用な失点が我々のプレースタイルを壊してしまったよ。ビシュチャンとミキッチを除けば誰もが若い選手たちだけに、あの失点の後に元来のプレースタイルを戻すのは楽じゃなかった。でも、二失点目の後に我々は偉大なキャラクターを示せたのだ。今夜、チームがあのようにプレーしてくれたことに、私は自分の運と満足、そして誇りを強調したいよ」
とコメントしています。これまで針のむしろ状態だっだけに「プロフェッサー」ことイヴァンコヴィッチの面目を保った試合でした。次は不調に喘ぐトットナム・ホットスパーとの対決。かつての司令塔モドリッチが相手とはいえ、ドローという結果でも引き出せば39年ぶりとなる念願の"欧州冬越え"が見えてきます。
一方、NECのビーン監督は
「ハードな試合だった。努力はしたが、我々には欧州の経験が欠けていたんだ。勝越しゴールの後は守り始めたわけだけど、バラバンの素晴らしいゴールを食らい、そして三点目を喫してしまった。それでも私は自分の若いチームを誇りに思っている。なぜなら試合そのものは素晴らしかったからだ」
と語っています。

同グループのもう一戦「ウディネーゼvs.トットナム・ホットスパー」は2-0でウディネーゼの勝利。5チーム中3チームが来年以降の決勝トーナメントに進出するわけですが、ディナモは既に二位につけています(スパルタク・モスクワは今節休み)。

クロアチア国営放送のニュース映像はこちらで見られます。


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2008年10月23日

クロアチア・リーグ第11節/ディナモ、辛うじてシベニクに引分

仕事の関係でクロアチアを離れていたために遅れてしまいましたが、19日に行われたクロアチア・リーグ第11節の報告を。

国内では無敵の様相だった首位ディナモ・ザグレブはここに来て急ブレーキ。前節のオシエク戦には辛うじて勝利したとはいえ、今節はここ三連勝と好調の4位シベニクとアウェーで対戦しました。
nogomet-53094.jpgディナモは成績以外にもトラブルメーカーに悩まされています。先日のカップ戦でシュートミスを連発したFWショコタが散々観客に馬鹿にされたのを腹いせに、ゴールを決めた直後に観客に向けてボールを蹴り込んで罰金処分。同様の理由でサポーターと関係の良くないFWバラバンも罰金処分を食らいました。またクロアチア代表でもあるDFドゥルピッチ(写真)は77万4000クーナ(約1350万円)の税金未払いが発覚した上に、18日には自動車の運転中に携帯電話使用とスピード違反で警察官に停められ、更に警察官を侮辱したとして逮捕される事件が発生。ちなみに私の友人も彼と路上で接触事故を起こしそうになり、相手が悪いのにもかかわらず汚い言葉をかけられています。そのような品のない性格でベジクタシュ移籍もフイにした彼ですが、シベニク戦では怪我もあって欠場。こんな問題児に関心を示してくれているナンシーにディナモは売却を試みようとしているようです。
またこの試合では面白いことに、シベニクはホームのオレンジではなくアウェーのブルーのユニフォームを選択し、ブルーがトレードマークのディナモはアウェーのオレンジのユニフォームを選択。お互いチームカラーとユニフォームの色が逆転する、という現象が起きました。

ここ10試合の直接対決で1勝9敗とシベニクにとってディナモは相性の悪い相手。しかし、現時点での両チームの自信の差がピッチに現れ、真っ向勝負に出たシベニクがチャンスをものにしていきます。
16分、FWロディッチのスルーパスにボスニア・ヘルツェゴビナU-21代表FWのゼッツが抜け出し、俊足をかっ飛ばすとDFビシュチャンはついて来られず、最後はGKケラヴァの左脇を抜くシュートを決めてシベニクが先制に成功します。
nogomet-53095.jpgただでさえ今のディナモは中盤の構成力に問題を抱えているのにもかかわらず、チリ代表から怪我で戻ってきたMFモラレスすら欠いてしまっては簡単にチャンスが作れません。27分にMFミキッチの折り返しにMFマンジュキッチが突っ込みますが、シュートを打てずに終わります。
もがくディナモにシベニクが再び水に浴びせます。33分、ロディッチが再びディナモのDFラインの背後を取ったゼッツの浮き球でスルーパスを通すと、飛び出したGKケラヴァの目の前で器用に合わせ、ふわりと浮いたボールはディナモ・ゴールに吸い込まれました。
このまま引き下がれないディナモは43分、MFサミールの左からのパスをマンジュキッチがヒールで流し、ペナルティエリアでDFライッチを背にボールをもらったFWタディッチが左へとコースを取り、シュートを叩き込んで1点差へと縮めました。
後半に入ってディナモは頭からMFフルゴヴィッチ、60分からMFスアレスを入れて流れを変えようにも効果はなかったのですが、次第にシベニクが息切れをし始めます。2ゴールの活躍を見せたゼッツが足に痙攣を起こして外に運ばれ、シベニクが一人少ない状態の67分、ディナモはカウンターからマンジュキッチが決定機を迎えるも、GKスラヴィツァが近距離のシュートをセーブ。73分にはマンジュキッチが再びヒールでパスを繋ぎ、飛び込んだフルゴヴィッチがシュートチャンスを迎えるもののDFの好反応もあって打ち切れません。
シベニクの逃げ切りまで後少しという85分、ディナモはゴールから30m近く離れた位置でFKを得ると、DFイバネスが低い弾道でゴール左下へと直接叩き込みます。これまでイバネスはチャンスとあれば、何度となく遠い距離から左足でシュートを放っていたのですが、ようやくゴールが実った瞬間でした。ロスタイムにも途中交代のFWショコタが、サミールのFKからバッグヘッドでシュートを放つもののGKスラヴィツァがセーブ。とはいえ、最後でディナモは勝点1を拾った形になりました。
金星を逃したシベニクのカリニッチ監督は
「もし試合前に王者相手で勝点1を提供してくれるというのなら、喜んでそれを受け入れただろう。ただし、このような終わり方をすれば、我々が勝利しなかったことに後悔さえしてしまう。わずか数分だけが残されていたわけだからね。私は誰に罪を被せることはしない。もちろん、勝点1は大きな事柄なのだから」
と幾ばくかの無念を見せています。


財政難から株式組織へと転じたハイドゥク・スプリトでしたが、このほど市場に流れた37%の株式の全ての売却に成功しました。ちなみに残りの63%は国への借金の肩代わりとしてスプリト市が保有し、第一株主となっています。
サポーターのトルツィダに売却する第二段階では全株のわずか2.2%分しか売れず先行きが心配されましたが、企業や大口相手の第四段階で日本円にして1~2億円ほどを投資する株主が次々と現れました。これで3100万クーナ(約5億4000万円)ほどあったクラブの借金も、株式の売却で5000万クーナ(約8億7000万円)のプラスに転じ、ようやく財政が正常化しています。

とはいえ、ピッチ上におけるハイドゥクはディナモにアウェーで勝利しておきながら、次節のインテル・ザプレシッチに引き分け、前節はクロアチア・セスヴェッテに負けるなど、どうも乗り切れません。今節はホームのポリュウド・スタディオンで迎えた相手が8位チバリア・ヴィンコヴチを迎えました。
nogomet-53096.jpg開始13分、MFアンドリッチの左クロスをDFバガリッチが手で止めてしまい、ハイドゥクにPKが与えられると、これをFWカリニッチ(写真)が決めて先制します。
追加点を早くに奪って安全圏に入りたいハイドゥクでしたが、23分には右サイドからFWバルトロヴィッチがシュートをクロスバーに当てると、後半51分にはカリニッチの近距離からのヘディングシュートをチバリアGKブルツサがセービング。チバリアのGKブルツサは57分にMFイブリチッチのドリブルからのシュート、58分にはカリニッチとの1対1を食い止め、彼がこれほど当らなければ大量失点で終わるところでした。
しかし67分、MFガブリッチの縦パスにカリニッチが抜け出し、背後からDFメシッチがカリニッチを倒して二度目のPK。これまたカリニッチが決め、2-0でハイドゥクが勝利しました。
現在リーグ得点王のカリニッチですが、10得点のうち実に6得点がPKによるもの。流れからゴールがなかなか決められないカリニッチに対してサポーターのトルツィダは不満を持っており、この試合でもブーイングを浴びせました。カリニッチは試合後、
「彼らのブーイングなんて気にならないよ。僕は自分のプレーをしているんだし、ブーイングをしたければ好きなだけするがいい」
と突き放しました。カリニッチはこの冬の国外移籍が濃厚とされ、水曜日にヴァレンシアのスポーツディレクターのフェルナンド・ゴメスが交渉でスプリトに訪れています。700万ユーロの移籍金の提示額に対し、ハイドゥクは低いとして拒否。希望額としては800万ユーロ辺りがラインとされているようです。


2位スラヴェン・ベルーポは、この5節を3勝2分と好調のクロアチア・セスヴェッテを迎えてのホームマッチ。ポサヴェツのゴールを皮切りに、エースストライカー、ヴルチーナの2ゴールを含む4得点でセスヴェッテを一蹴。ここ一年はホームで負けがなく、かつ今季はホームで未だ全勝を続けています。スラヴェン・ベルーポとハイドゥクはこれでディナモに勝点差3まで近づきました。
またオシエクに敗れ、11位に転落したインテル・ザプレシッチのミルヴォイ・ブラチュン監督が辞任を表明。今季4人目の監督辞任となりました。

全試合の結果はこちら。試合名をクリックすれば、クロアチア国営放送のダイジェスト動画が見られます。

Sibenik - Dinamo Zagreb 2:2
1:0 16' Zec
2:0 33' Zec
2:1 43' Tadic
2:2 85' Ibanez

Hajduk Split - Cibalia Vinkovci 2:0
1:0 13' Kalinic (PK)
2:0 67' Kalinic (PK)

Slaven Belupo - Croatia Sesvete 4:0
1:0 36' Posavec
2:0 50' Vrucina (PK)
3:0 58' Vrucina
4:0 69' Juric

Varteks Varazdin - Rijeka 3:3
0:1  9' An.Sharbini (PK)
0:2 16' Ah.Sharbini
0:3 58' Ah.Sharbini
1:3 61' Mumlek (PK)
2:3 77' Mujanovic
3:3 80' Vuk

Osijek - Inter Zapresic 2:1
0:1 15' Bule
1:1 38' Babic
2:1 90' Milicevic

Zagreb - Zadar 0:0


【順位】
1位…ディナモ・ザグレブ (勝点23)
2位…スラヴェン・ベルーポ (20)
3位…ハイドゥク・スプリト (20)
4位…シベニク (17)
5位…ザグレブ (17)
6位…リエカ (15)
7位…クロアチア・セスヴェッテ (15)
8位…ヴァルテクス・ヴァラジディン (14)
9位…チバリア・ヴィンコヴチ (14)
10位…オシエク (12)
11位…インテル・ザプレシッチ (10)
12位…ザダール (5)

【ゴール】
10ゴール…カリニッチ(ハイドゥク)
8ゴール…ヴルチーナ(スラヴェン)
5ゴール…マンジュキッチ(ディナモ)、ムヤノヴィッチ(ヴァルテクス)、シャルビーニ弟(リエカ)、ゼッツ(シベニク)
4ゴール…ドディク(インテル)、シヴォニッチ(インテル)、バラバン(ディナモ)、マルチッチ(チバリア)、ペトロヴィッチ(セスヴェッテ)、バビッチ(オシエク)、ミリチェヴィッチ(オシエク)、ムムレク(ヴァルテクス)


nogomet-53097.jpg19日のプレミア・リーグ第8節「ストーク・シティvs.トットナム・ホットスパー」で、71分にクロアチア代表DFヴェドラン・チョルルカ(写真)の顎にチームメイトのGKゴメスの膝が当たって倒れ込み、意識を失った彼は酸素マスクをつけられて病院に運ばれるというショッキングな事故が起きました。GKゴメスにはその4分前にもチョルルカの胸に拳をぶつけていたわけで、二度に渡る身内の"攻撃"でノックダウンしてしまったチョルルカは幸いにも骨折などはなく、次節には出場可能だと言われています。
エドゥアルドの骨折、クラニチャールの故障、トットナムの低迷と、なにかとクロアチアのプレミア組は災難を味わっていますね。


posted by 長束恭行 |22:02 | サッカーニュース | コメント(0) |
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