2008年04月29日

モドリッチ、トットナムと正式にサイン/ディナモのGKコッホ、引退へ

ディナモ・ザグレブのMFルカ・モドリッチがメディカル・チェックを終えて、昨日、正式にトッテナム・ホットスパーと6年契約にサインしました。ただし、今季いっぱいはディナモでプレーし、ハイドゥクとのカップ戦制覇で花道を飾る考えです。トッテナムでの週給は5万ユーロとされ、わずか二週間でディナモでの年俸を稼ぐことになります。ちなみに背番号はクロアチア代表と同じ「14」となっています。

ディナモ所属のドイツ人GKゲオルグ・コッホ(写真)が背中の状態が思わしくなく。今季限りで引退をすることを、スポーツ・ディレクターのゾラン・マミッチが明らかにしています。
今季ディナモに加入した36歳のコッホは常にディフェンス陣を怒鳴り散らすほどの闘争心と数々のスーパーセーブを見せ、わずか一年でサポーターの心を掴みました。しかし、背中の痛みが取れず、後半はミドルシュートをあっさりと決められるシーンが目立ちました。
ディナモは若いケラヴァとロンチャリッチしかGKがおらず、経験豊かな選手の獲得が急がれることになります。第一候補としてはパナシナイコス所属の代表GKガリノヴィッチの名前が挙がっています。

29日、ベジクタシュのディレクター、エンギン氏がザグレブを訪れ、この冬にディナモから獲得したDFゴルドン・シルデンフェルドの返却に関して話し合いをしています。当初はディノ・ドゥルピッチを獲得をするはずが、かつての不祥事がトルコ・メディアに暴かれて変更(ハイドゥクのサポーターに向けて尻を出した事件)。それからシルデンフェルドを200万ユーロで獲得しました。
ベジクタシュでレギュラーとしてプレーしたシルデンフェルドでしたが、右眼の視界がいきなり失われる原因不明の病気に数日襲われてしまい、その後は復帰したとはいえ、ベジクタシュはディナモに返却を要求することになりました。オプションとしてイゴール・ビシュチャンを金銭をプラスして彼と交換できないか希望しているようです。

また先週土曜日の第31節の結果は、水曜日に行われる第27節(延期分)と合わせてレポートします。


posted by 長束恭行 |23:58 | サッカーコラム | コメント(2) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月27日

ルカ・モドリッチ、トッテナム・ホットスパーに移籍決定

モドリッチディナモ・ザグレブ所属のクロアチア代表MFルカ・モドリッチ(22・写真)が、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーに移籍することが正式に決まりました。契約期間は5年間です。
金曜の夜から土曜にかけて、プライベートジェットでザグレブに訪れたトッテナムのダニエル・レヴィ会長とディナモのマミッチ副会長が合意し、土曜日になってモドリッチとマミッチ・スポーツディレクターがロンドンへと渡りました。書類のやり取りと労働ビザ取得、またメディカル・チェックが残っていますが、長きに渡った移籍レースもこれで終わりを告げたことになります。
移籍金額の見解はメディアによって幾つか分かれており、英国メディアは2000万ユーロ~2500ユーロの範囲内、またクロアチア・メディアは2600万ユーロと書いています。それでもトッテナム、ディナモ両チームにとっては史上最高の移籍金額であり、クロアチア選手史上の最高の移籍金額ともなります。また年俸は200万ユーロ辺りとされています。

移籍が解決したことを受けてモドリッチ本人は
「これで本当に気分は楽になったよ。とうとう全てが決まって、ビッグクラブに行けることは嬉しいね。話し合いには同席しなかったけど、マミッチ兄弟が全てに関して私に伝えてくれた。世界最強のリーグに行くこと、またチョルルカやエドゥアルドといった仲間たちとの大きなダービーマッチが待ち構えていることは僕にとって幸せなことだよ」
とコメントしています。

モドリッチまたビリッチ代表監督は
「もちろん、この移籍には満足できるし、満足しなければならないものだ。モドリッチにとって、またクロアチア・サッカー界にとってもこれは大きな事柄なのは誰にとっても明らか。またディナモが認められたことでもあり、この一年間だけでトップクラスのイングランドのクラブが3人の選手を高額な移籍金で獲得していった。あらゆる意味で移籍先がルカの評判に適しているかは疑問とはいえ、これは彼のキャリアにとって大きな一歩であるのは間違いない」
とコメントしています。

モドリッチがクロアチア・リーグから巣立つことで、間近でプレーを見られる機会が減ってしまうのは寂しいものがありますが、以前より彼は移籍を国外への希望していました。今年になってから彼にインタビューをしたのですが、移籍話に触れるとうんざりした顔を見せ、今季を最後にディナモを去りたいと語っていました。このままクロアチアに残ったところでも伸びることはないので、移籍するには最後のタイミングだったと思います。トッテナムならばファンデ・ラモス監督の下、随分と出場機会はあるでしょうし、野心あるクラブの一員として更に成長することを願わんばかりです。


posted by 長束恭行 |04:20 | サッカーニュース | コメント(2) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月25日

ヴァスティッチ、オーストリア代表候補に選出/セルティックがヴコイェヴィッチにオファー?

24日、ユーロに向けたオーストリア代表候補31人が発表され、LASKリンツ所属のイヴィツァ・ヴァスティッチ(写真)が選ばれました。ヒッケルスベルガー代表監督はチームの若返りを図っていたものの、開催国としてのメンツが立つようなチーム作りに失敗しており、Jリーグから戻って国内リーグで活躍するヴァスティッチやマリオ・ハース(シュトゥルム・グラーツ所属)を復帰させるべきだと声が上がっていました。
ヴァスティッチヒッケルスベルガー監督は
「私は十分に経験ある監督なので、物事を予想しなければならない。何かしらの理由でイヴァンシュイッツを失ったならば、彼に代わるようなクオリティある選手がいないことになる。だからヴァスティッチを選んだ。イヴィツァには現在の状況と彼が持つことになる役割を説明した。彼は同意してくれ、助けてくれることに承諾してくれたんだ。しかし、彼が23名の最終メンバーに間違いなく入るという意味で言うことはできない」
と慎重なコメント。ヒッケルスベルガー監督は1990年のイタリアW杯でもオーストリアを率いましたが、今のヴァスティッチと年齢が近いベテランのプロハスカを連れて行きました。それに関して触れられるとヒッケルスベルガー監督は
「二つの状況を比較することはできない。プロハスカは当時、代えの利かない選手だったし、彼のチーム内での役割は疑いのないものだった。ヴァスティッチとは状況が全く異なる」
と答えています。
ちなみに代表発表前からヴァスティッチが選ばれるという情報が漏れており、クロアチアのメディアがヴァスティッチにお祝いを込めて連絡したところ
「初めて聞いたよ。それについては何も知らないね。貴方はよくサッカーの情報に通じていることは分かっているけど、お祝いのお礼はリストが発表された後に伝えるよ。今季の私に対して大きな認識をしてくれるのならば素晴らしいことだね。謙虚なふりをしなくとも、召集の話には喜ぶだろうし、私にとっては特別に嬉しいことだよ」
と語り、祖国のクロアチアと対戦することに関しては
「それについて話すのはまだ早すぎるよ。けれども、特別な感覚になるだろうね。感情に関しては、誰もが決して予想できるものではないだろうから」
とコメントしています。クロアチアのダルマチア地方、カシュテル出身のヴァスティッチは38歳。グランパス時代でもお馴染みの彼ですが、未だに得点王争いに加わるなど衰えを知らず、クロアチアにとってはやり難くなりそうです。ちなみにオーストリア代表の現司令塔イヴァンシュイッツも、同国東部ブルゲンラント州に住む4万5000人ほどのクロアチア人マイノリティの一人で、普通にクロアチア語を話す選手だったりします。

ヴコイェヴィッチディナモ・ザグレブのMFオグニェン・ヴコイェヴィッチ(24・写真)に、グラスゴー・セルティックがオファーを出すと英国デイリー・ミラー紙が報じています。セルティックのゴードン・ストラカン監督は中盤の選手を探しており、デイリー・ミラー紙が「クロアチアのガットゥーゾ」と評するヴコイェヴィッチに注目したとのこと。移籍金は300万ユーロ辺りとされています。ただし、労働ビザ取得は難しいと思われ、移籍実現は程遠いと見ています。ちなみにヴコイェヴィッチにはバイエルン、アーセナル、エスパニョールなどが関心を示していると報じていました。

またニューキャッスルのディレクター、デニス・ワイズ氏がディナモのマミッチ兄弟(副会長、スポーツディレクター)と接触し、モドリッチの移籍に関して話し合いをしています。現時点ではニューキャッスルが一歩リード、と報じられています。


posted by 長束恭行 |00:32 | サッカーニュース | コメント(1) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月24日

クロアチア・カップ準決勝第二戦/ファイナルはライバル対決に

23日、クロアチア・カップ準決勝第二戦が行われました。

第一戦のマクシミール決戦では終了間際のFWヴグリネツのFKで3-1と退けたディナモは、今度はザグレブの本拠地クラニチェヴィチェヴァで対戦しました。この試合からザグレブはこれまでの青地のエンブレムから、赤地の新しいエンブレムをつけたユニフォームで登場しています。試合前は強い雨が降ったのですが、キックオフ直前に雨が止んだため、ピッチサイドへと降りて撮影してきました。

ザグレブはMFブルクリャチャとMFムイジャが累積警告、GKストイキッチ、FWロヴレクとピシュコールが怪我と厳しい事情とはいえ、ブラジェヴィッチ監督は若手を起用して攻撃的に挑みます。
パルロヴ16分、FWユレンディッチが右サイドでDFドゥルピッチを一対一から振り切り、中央へと折り返すと、フリーの位置にいたMFパルロヴがノートラップで合わせて先制ゴールを決めます(写真左)。
もう一点決めてアドバンテージを得たいザグレブに対してディナモも反撃し、20分にはヴグリネツのFK、21分にはMFサミール、29分にはMFミキッチがチャンスを迎えますが、得点へと繋がりません。しかし、33分、カウンターからMFモドリッチが右サイドから切れ込むDFエトーへとパスを送り、エトーは中央からシュート。ブロックしたザグレブDFのミクリッチに当たってゴールに入るオウンゴールで同点に追いつきます。
けれども、その2分後、ザグレブのMFペイッチがペナルティエリア右から左足を直接FKを決めて勝ち越しに成功。ゴールはGKコッホの反応のまずさも手伝いました。
再び決勝進出の希望が生まれたザグレブでしたが、42分に息絶えます。エトーのシュートをザグレブGKシュコリッチが弾き返したものの、眼の前のDFイヴァンコヴィッチに跳ね返ってゴールに吸い込まれるオウンゴール。この二度目のオウンゴールは致命傷で、今のザグレブがディナモ相手にもう3ゴール挙げることは不可能でありました。

後半は気力も削がれたザグレブに対し、ディナモはアドバンテージを維持しながら軽く流していく展開に。88分、DFブリャトからのアシストからミキッチが20mのミドルシュートを叩き込んで、ディナモが勝ち越し、試合は3-2で勝利。トータルスコア6-3で決勝進出を決めました。
チーロ試合後、ザグレブのブラジェヴィッチ監督(写真)は
「ザグレブから私は去る。フロントが私に飽き飽きし、私がいない方が良くなると思っているのは明らかだ」と
今季末での辞任を表明しました。限られた戦力で今季を戦ったブラジェヴィッチは、昨年同様に3位の結果を希望したメディッチ会長との関係が上手くいっておらず、クロアチア・カップ決勝に進出してUEFAカップ出場権を得ない限りは辞任すると見られていました。「全監督における監督」とのニックネームを持ち、70歳を過ぎようとも指導者を続けるチーロではありますが、若いチームをここまで仕上げた手腕は高く評価すべきだと思います。


もう一試合はハイドゥク・スプリトvs.ヴァルテクス・ヴァラジディン。初戦の1-1の結果から二週間後、ハイドゥクは入場無料でスタジアムを開放し、12000人もの観客の後押しを受けてヴァルテクスを潰しにいきました。
キックオフからゲームを完全に支配したハイドゥクは、15分にMFチェルナトが右サイドから正確なミドルシュートを叩き込んで先制。32分にはMFガブリッチの左からの折り返しに、FWルカビナが俊足を飛ばしてボールに合わせ、ボールは右ポストに当たりながらもネットへと収まります。
ヤルニ前半終了間際にはルカビナがペナルティエリアでDFバライッチに倒されてPK。これをカリニッチが決めて3-0とリードを広げます。
この日のヤルニ監督(写真)は実験をやめて、ここ最近のベストのシステム(3-4-1-2)とメンバーを選択。走力を持ったルビール、アンドリッチ、リニッチ、ガブリッチの中盤の四枚に支えられたチェルナト-カリニッチ-ルカビナのトライアングルが威力を発揮しました。ヴァルテクスはMFムムレクとFWムヤノヴィッチが怪我で戦列を離れて以来、かつての輝きを失ってしまい防戦一方。リーグ戦の残り4節で残留を賭けて戦わなければならないため、この試合は捨て、何人かの主力も温存していました。
後半もハイドゥクのペースで試合が進み、60分にガブリッチが左サイドからペナルティエリアへと突破するルカビナへパスを送り、ルカビナは対角線にシュートを決めて4-0。トータルスコア5-1で決勝進出を決めました。同時にハイドゥクはリーグ2位に終わらなくてもUEFAカップの出場権を得たことになります。

これで決勝のカードはディナモ対ハイドゥクというライバル対決が実現。決勝で顔を合わせるのは2001年以来7年ぶりになります。決勝は二試合で行われ、初戦は5月7日、第二戦は5月13日。ホームの順番は金曜日にくじ引きで決められます。


先週土曜日のハイドゥク・スプリトvs.チバリア・ヴィンコヴチ戦で、ハイドゥクDFのムラデン・ペライッチがチバリアFWのマリオ・アンドリチェヴィッチのタックルを受けて左足を骨折するという事件が起きましたが、クロアチア一部リーグ協会の規律委員会はアンドリチェヴィッチに6ヶ月出場停止(+約17万円ほどの罰金)という重い処分を与えることを発表しました。意図的なタックルならば最大二年まで処分を食らったことを考えると、まだ軽い処分で終わったと言えます。ただし、
これほど処分が重くなったのは、間違いなくアーセナルFWのエドゥアルドの骨折事故が影響しているわけですが、これにはチバリアのルシッチ監督も怒りを示しており、
「テイラーのタックルとアンドリチェヴィッチのタックルは何ら比較することはできない。あのイングランド人は3試合、20日ほどの出場停止で、アンドリチェヴィッチの処分はその9倍以上だ。彼のタックルは意図的ではなく、耳の辺りを叩かれて脳震盪を起こしたというのに」
と述べています。


posted by 長束恭行 |21:55 | サッカーニュース | コメント(2) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月23日

クロアチア代表を起用した広告特集

ユーロ本大会が近づき、国内はクロアチア代表を起用した広告が増えてきました。
今日はそんな特集をしてみましょう。

ビール好きのクロアチア人にとって、長くメインスポンサーとなっているのが「Ozujsko Pivo」(オジュイスコ・ピーヴォ)。日本にとっては「キリン」みたいなものでして、かつてはクロアチア・リーグの冠スポンサーにもなっていました。彼らのユーロ・バージョンのCMはこれです(中央の動画をクリック)。
ちなみに最近は選手が入ったラベルも登場(写真)。500ml瓶にはクラニチャール(左)、1lペットボトルにはモドリッチ(右)が起用されています。

オジュイスコ
ちなみにオジュイスコのライバルメーカーは「Karlovacko」(カルロヴァチュコ)。彼らはクロアチア・サッカー協会とスポンサー契約を結んでおらず選手起用はできないのですが、大きな大会が近づくと毎回コミカルなサッカーCMを作成します。二年前には日本人にクロアチア国歌を間違えながら懸命に歌うというCMを作り、インパクトは高く、評判は良かったとはいえ、一部の苦情を受けて国営放送が直ぐに放映中止した、なんてこともありました。しかし、しっかりYoutubeには上がっており、ここで見ることができます。ちなみに熱唱しているのは当時の日本人留学生だと聞いています。日本人が少ない国だけに私に声が掛かる可能性は十分あったのですが、彼ほど役にはハマりきれません(苦笑) ナイスキャストだったと思います。  昨年からスポンサーになったのはオシエクの石鹸会社「SAPANIA」(サポニア)。今年2月6日にスプリトで行われたオランダとの親善試合の前に、選手たちを起用してスプリト旧市街に近い広場でCMを撮影しました。場所がスプリトだけに、ハイドゥクでプレーしたスルナやプレティコサがいい役をもらっています(ここからダウンロードが可能)。 しかし、オランダとの試合は0-3で完敗。ビリッチ監督はスポンサーのCM撮影が選手の調整の邪魔になっていると苦言を呈しました。 それにもかかわらず、一ヶ月半後に行われたグラスゴーでのスコットランド戦を前にサッカー協会がやらかしてしまいます。3月25日の記事にも書いていますので引用すると


しかし、そのビリッチを欺くかのような問題が発生しています。クロアチア代表一行は24日、スコットランドとの親善試合が行われるグラスゴーに入りました。しかし、代表スポンサーのCM撮影のため、モドリッチ、ペトリッチ、チョルルカ、ヴコイェヴィッチ、シミッチらが他のチームメイトより長くザグレブに居残ることになり、また飛行機の遅れもあってグラスゴーでの合同練習に参加できず。他にも合流遅れや怪我もあって、合同練習に参加したのはわずか6人。これにはビリッチ代表監督もおかんむりで、
「オランダ戦の前にもスポンサーのせいで時間が割かれ、我々が罰せられることになった。そして今回もまただ。ここへは練習と試合をするためにやってきたんだ。子供にセルティックのジャージを買うためにスコットランドにいるんじゃないんだよ! 我々からは欧州王者を要求している割には、アンドラのレベルでしか機能していない」
とバッサリと協会批判をしています。


そこまでして撮影されたCMは、昨年からスポンサーとなったクロアチア最大のマーケットチェーンの「KONZUM」(コンズム)社。つい最近からテレビでも放送されるようになりました。このCMのツボは左足にギブスをつけながらテレビの前で応援するエドゥアルド。上の二つのCMでも主役級をもらっていたエドゥアルドですが、いずれも骨折事故の前に撮影されたものでした。ですので、このCMが最新だと分かってもらえるでしょう。


スポンサー広告による活動の制約に文句を言うビリッチ監督も、会社にとっては広告に是非欲しい存在。例えば、最近は「CONVERSE」の看板広告に彼が起用されるようになりました(左から二番目がビリッチ監督)。

コンバース
ユーロのメインスポンサーである「MASTERCARD」の広告には、アサノヴィッチ、プロシネチュキ、ユルチェヴィッチといったコーチ陣と共にビリッチ監督が戦術盤を前にサポーターを指示しています(写真)。そして定番の文句といいますと… 「俺たちの仲間と一緒に過ごす時間-プライスレス」
マスターカード
さらにRawbauというプロのメタルバンドでギタリストを務めているビリッチ監督は、自ら作詞・作曲したというサポーターソング「Vatreno ludilo」(炎の狂気)を発表。19日には故郷スプリトでMTVを撮影しました。それを報じるニュースはこちら(その1その2)。またこちらは上から一般人が撮影した映像です。 ビリッチの友人であり、サッカー協会の広報担当を務めるダヴォール・ガヴラン氏もプロのロッカーだったりするので、音楽活動には理解を示しているのかもしれません(笑) クロアチア・サッカー協会とスポンサー契約を結ぶ会社は実に19社。これは増加傾向にあり、ここでは紹介し切れなかった広告もあります。階段でモドリッチとニコ・コヴァチに応援用の太鼓を運ばせたり、アイスクリームを食べるモドリッチに子供が色々とねだったり、と何でもござれ。この企画、好評ならばいずれ第二弾もやりたいものです。


posted by 長束恭行 |00:20 | サッカーコラム | コメント(3) |
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

« 前