2008年10月03日
ウクライナ戦・アンドラ戦に向けたクロアチア代表メンバー発表/コヴァチ弟、4試合の出場停止処分
9月29日、クロアチア代表のスラヴェン・ビリッチ監督(写真)は、ワールドカップ予選のウクライナ戦(10月11日、ハルコフ)とアンドラ戦(10月15日、ザグレブ)におけるクロアチア代表メンバー23名を発表しました。詳しく後述しますが、ロベルト・コヴァチが4試合に渡る出場停止処分を受け、またダリオ・シミッチがこのほど代表引退を表明。ビリッチ監督にとっては守備の再編が急がれることになり、薄いディフェンス陣のバックアッパーとしてディナモのディノ・ドゥルピッチを召集しました。また初召集は二人。まず先月は補欠召集の扱いだったハイドゥクのGKダニイェル・スバシッチが正式にA代表入り。そして、U-21代表の司令塔として活躍したMFイヴォ・イリチェヴィッチが呼ばれました。イリチェヴィッチ召集に関してビリッチ監督は 「自分に周囲の注目を向けさせた若者だ。貴方や私の考えでも、そしてラディッチU-21監督の評価でも、イヴォはチームのプレーメーカーとして活躍した。怪我人の多さに我々は苦しんでいるが、彼はその中で考えられる選択だ。現時点ではシャルビーニやトマソフ、ブルクリャチャといった選手たちよりも調子が良いと判断した。トレーニングでは20人が必要だ。彼にチャンスを与えようと思う」 とコメントしています。また2位争いの相手となるウクライナとの対決に関しては 「難しい試合だろう。直接対決となるだけに、このアウェーマッチは重要だ。しかし、イングランド戦のあの敗北を我々はまだ引きずっている。ハルコフで我々に何が待っているかは分かっているよ。相手はベラルーシ戦とカザフスタン戦での勝利ののち、新たな勝利で素晴らしいスタートを確実なものにしたいと考えている。彼らはクオリティある優れたチームだ。個々が力強く、組織力があり、自信に溢れている」 と警戒をしています。 代表メンバーは以下になります。 GK: スティペ・プレティコサ (スパルタク・モスクワ/ロシア) ヴェドラン・ルニェ (ランス/フランス) ダニイェル・スバシッチ (ハイドゥク・スプリト) DF: ヨシップ・シムニッチ (ヘルタ・ベルリン/ドイツ) ヴェドラン・チョルルカ (マンチェスター・シティ/イングランド) ダリオ・クネジェヴィッチ (ユベントス/イタリア) フルヴェイエ・ヴェイッチ (トムスク/ロシア) イヴィツァ・クリジャナッツ (ゼニト・サンクトペテルブルク/ロシア) ディノ・ドゥルピッチ (ディナモ・ザグレブ) MF: ニコ・コヴァチ (レッドブル・ザルツブルク/オーストリア) ダリヨ・スルナ (シャフタール・ドネツク/ウクライナ) イェルコ・レコ (モナコ/フランス) ルカ・モドリッチ (トットナム・ホットスパー/イングランド) ダニイェル・プラニッチ (ヘーレンフェーン/オランダ) イヴァン・ラキティッチ (シャルケ04/ドイツ) オグニェン・ヴコイェヴィッチ(ディナモ・キエフ/ウクライナ) ニコラ・ポクリヴァチュ (モナコ/フランス) イヴォ・イリチェヴィッチ (グロイター・フュルト/ドイツ[2部]) FW: ムラデン・ペトリッチ (ハンブルガーSV/ドイツ) イヴィツァ・オリッチ (ハンブルガーSV/ドイツ) イヴァン・クラスニッチ (ナント/フランス) ニコラ・カリニッチ (ハイドゥク・スプリト/クロアチア) マリオ・マンジュキッチ (ディナモ・ザグレブ/クロアチア)
イングランド戦でMFジョー・コールとの接触でレッドカードをもらったロベルト・コヴァチ(写真)が、FIFAの規律委員会から4試合の出場停止という厳しい処分を食らいました。故意ではなかったプレーだけに、これにはクロアチア・サッカー協会も抗議しています。 過去に1994年のW杯でイタリアのタソッティが8試合、ブラジルのレオナルドが4試合の出場停止処分を受けた例があり、処分の低減が認められないと2009年8月のベラルーシ戦まで出場できないことになります。エドゥアルドを酷い骨折に追いやったバーミンガムのテイラーが3試合出場停止で終わったことを考えれば、余りに厳しい処分と言えましょう。本人は 「もし規律委員会が4試合出場停止の処分を最終決定したならば、イングランド戦は私にとっておそらく最後のクロアチア代表の試合となるだろう」 と代表引退を示唆しています。 またメインスタンドの一部の観客がイングランド代表FWヘスキーに対してモンキーチャットしたことに、FIFAはクロアチア・サッカー協会に対して3万スイスフランの罰金を払うよう言い渡されています。 私事ですが、ウクライナvs.クロアチア戦を機に初めてウクライナを旅行してくる予定です。ビザが要らなくなったとはいえ、あらゆる面でクロアチアほど旅行しやすい国でもないため、心配は多いのですが…。ハルコフ以外にもキエフ、ドニプロペトロウシク、ドネツクといったサッカー処に、あとオデッサを加えて今月7日から一週間ほど旅をしてきます。

詳しく後述しますが、ロベルト・コヴァチが4試合に渡る出場停止処分を受け、またダリオ・シミッチがこのほど代表引退を表明。ビリッチ監督にとっては守備の再編が急がれることになり、薄いディフェンス陣のバックアッパーとしてディナモのディノ・ドゥルピッチを召集しました。また初召集は二人。まず先月は補欠召集の扱いだったハイドゥクのGKダニイェル・スバシッチが正式にA代表入り。そして、U-21代表の司令塔として活躍したMFイヴォ・イリチェヴィッチが呼ばれました。イリチェヴィッチ召集に関してビリッチ監督は
「自分に周囲の注目を向けさせた若者だ。貴方や私の考えでも、そしてラディッチU-21監督の評価でも、イヴォはチームのプレーメーカーとして活躍した。怪我人の多さに我々は苦しんでいるが、彼はその中で考えられる選択だ。現時点ではシャルビーニやトマソフ、ブルクリャチャといった選手たちよりも調子が良いと判断した。トレーニングでは20人が必要だ。彼にチャンスを与えようと思う」
とコメントしています。また2位争いの相手となるウクライナとの対決に関しては
「難しい試合だろう。直接対決となるだけに、このアウェーマッチは重要だ。しかし、イングランド戦のあの敗北を我々はまだ引きずっている。ハルコフで我々に何が待っているかは分かっているよ。相手はベラルーシ戦とカザフスタン戦での勝利ののち、新たな勝利で素晴らしいスタートを確実なものにしたいと考えている。彼らはクオリティある優れたチームだ。個々が力強く、組織力があり、自信に溢れている」
と警戒をしています。
代表メンバーは以下になります。
GK:
スティペ・プレティコサ (スパルタク・モスクワ/ロシア)
ヴェドラン・ルニェ (ランス/フランス)
ダニイェル・スバシッチ (ハイドゥク・スプリト)
DF:
ヨシップ・シムニッチ (ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
ヴェドラン・チョルルカ (マンチェスター・シティ/イングランド)
ダリオ・クネジェヴィッチ (ユベントス/イタリア)
フルヴェイエ・ヴェイッチ (トムスク/ロシア)
イヴィツァ・クリジャナッツ (ゼニト・サンクトペテルブルク/ロシア)
ディノ・ドゥルピッチ (ディナモ・ザグレブ)
MF:
ニコ・コヴァチ (レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)
ダリヨ・スルナ (シャフタール・ドネツク/ウクライナ)
イェルコ・レコ (モナコ/フランス)
ルカ・モドリッチ (トットナム・ホットスパー/イングランド)
ダニイェル・プラニッチ (ヘーレンフェーン/オランダ)
イヴァン・ラキティッチ (シャルケ04/ドイツ)
オグニェン・ヴコイェヴィッチ(ディナモ・キエフ/ウクライナ)
ニコラ・ポクリヴァチュ (モナコ/フランス)
イヴォ・イリチェヴィッチ (グロイター・フュルト/ドイツ[2部])
FW:
ムラデン・ペトリッチ (ハンブルガーSV/ドイツ)
イヴィツァ・オリッチ (ハンブルガーSV/ドイツ)
イヴァン・クラスニッチ (ナント/フランス)
ニコラ・カリニッチ (ハイドゥク・スプリト/クロアチア)
マリオ・マンジュキッチ (ディナモ・ザグレブ/クロアチア)
イングランド戦でMFジョー・コールとの接触でレッドカードをもらったロベルト・コヴァチ(写真)が、FIFAの規律委員会から4試合の出場停止という厳しい処分を食らいました。故意ではなかったプレーだけに、これにはクロアチア・サッカー協会も抗議しています。
過去に1994年のW杯でイタリアのタソッティが8試合、ブラジルのレオナルドが4試合の出場停止処分を受けた例があり、処分の低減が認められないと2009年8月のベラルーシ戦まで出場できないことになります。エドゥアルドを酷い骨折に追いやったバーミンガムのテイラーが3試合出場停止で終わったことを考えれば、余りに厳しい処分と言えましょう。本人は
「もし規律委員会が4試合出場停止の処分を最終決定したならば、イングランド戦は私にとっておそらく最後のクロアチア代表の試合となるだろう」
と代表引退を示唆しています。
またメインスタンドの一部の観客がイングランド代表FWヘスキーに対してモンキーチャットしたことに、FIFAはクロアチア・サッカー協会に対して3万スイスフランの罰金を払うよう言い渡されています。
私事ですが、ウクライナvs.クロアチア戦を機に初めてウクライナを旅行してくる予定です。ビザが要らなくなったとはいえ、あらゆる面でクロアチアほど旅行しやすい国でもないため、心配は多いのですが…。ハルコフ以外にもキエフ、ドニプロペトロウシク、ドネツクといったサッカー処に、あとオデッサを加えて今月7日から一週間ほど旅をしてきます。
昨季もホームで5-2とディナモを粉砕したスラヴェン・ベルーポは22分、FWユリッチのスローインをFWヴルチーナ(写真)が右サイドで受けると、縦のドリブルを加えながらDFミキッチとMFチャゴを引き付けたところでフェイクを入れてのスピードアップ。二人を振り切ってペナルティエリアに切れ込んで行くと、DFドゥルピッチもかわしてシュートを叩き込み、先制に成功します。
ディナモ贔屓のリュビチッチ主審の助けもあって、ディナモが何度もゴールチャンスを迎えたものの、ハイドゥク戦、スパルタ・プラハ戦と二試合続く決定力不足はこの試合でも深刻な状況。62分、ミキッチがセットプレーでヴルチーナを叩いたことでレッドカードをもらい、数的不利へ陥る中でも70分、FWタディッチがGKロディッチと一対一の形を作りましたが、ゴールを決められません。
83分、MFポサヴェツが左サイドでフリーのヴルチーナにダイアゴナル・パスを通すと、ヴルチーナはペナルティエリアと突進。あっさりとGKブティナの脇を抜くシュートを決め、リードを2-0と広げて勝利を確信させました。
ディナモは開幕6連勝ののち、直近の3試合で勝点1しか取れず、チーム状態は底辺といったところです。
前節のアウェーでのディナモ戦勝利で士気が上がった2位ハイドゥク・スプリトは、ホームに11位インテル・ザプレシッチを迎えました。勝てば勝点で首位ディナモと並ぶだけに、12000人もの観客がポリュウド・スタディオンに集まりました。
ハイドゥクの楽勝な展開と思いきや、勇敢に攻めてきたインテルにゲームの主導権を握られます。16分、ハイドゥク出身のMFグルグロヴィッチがパスカットから左に預けてペナルティエリアへ突進。ニアでボールをもらい返すと中央でフリーのFWグーリッチに繋ぎ、これをあっさりとグーリッチが決めてインテルが先制します。
36分にはMFクーケッツのシュートをDFブリャトがブロックするも、跳ね返りをMFバタレロが左ポストに当てながらのミドルシュートを叩き込んで2-0とリードを広げます。
しかし、その1分後にはDFストゥリニッチをクーケッツがペナルティエリアで倒しPKを与えると、FWカリニッチが右に決めて1点差に縮めます。
一方のインテルも42分、DFアンドリッチがFWシヴォニッチを倒したことでPKをもらい、キッカーを務めたグーリッチは一度はGKスバシッチに止められたものの、再び足元に来たボールを叩き込み、この日2点目のゴール。
すると、またして1分後にはDFイフティッチがMFティチノヴィッチを倒してPK。マリッチ主審はわずか10分間で3本のPKを与えたことになり、カリニッチが再び決めて3-2とします。
後半に入り、ハイドゥクはインテルの守備ブロックをなかなか破れず、65分にカリニッチ、74分にMFオレムシュが決定機を決めれずに終わりますが、79分、ボランチの位置へと戻ったアンドリッチ(写真)がガブリッチの右クロスをヘディングで合わせて同点に追いつきます。
インテルは終盤に4度に渡ってチャンスを迎えたものの、86分にシヴォニッチのシュートがポストを叩いたように運にも恵まれず、試合は3-3のドローで終了。
「もしや、このように終わった方が良かったのかもしれない。勝点1で満足すべきだと考えている」
とハイドゥクのヴチェヴィッチ監督も胸を撫で下ろしていました。
ザダールはリエカに0-3と完敗し、これまで勝点1しか奪えず最下位。リエカ戦後、これまで2年半に渡ってチームを指揮してきたダリボール・ゼビッチ監督が辞任を発表。後任はアシスタントのズボニミール・ユリッチが就任しています。
また前節までのリーグ戦4試合で1分3敗、下部リーグのチーム相手にクロアチア・カップ一回戦で敗れ去ったオシエクのイリヤ・ロンチェレヴィッチ監督が辞任することを決め、後任としてトミスラフ・ステインブリュックナーが監督に就任しています。
全試合の結果はこちら。
試合名をクリックすればクロアチア国営放送の動画が見られます。

