2008年08月27日
26日、クロアチア代表監督のスラヴェン・ビリッチ監督は来月6日の対カザフスタン戦、10日の対イングランド戦に向けたクロアチア代表メンバー22名を発表しました。
クラニチャールが怪我のため外れ、新たな召集としてはディナモのFW/MFマンジュキッチ(写真)が選ばれています。また補欠召集ではありますが、第3GKの扱いとしてハイドゥクのGKスバシッチが挙がりました。
カザフスタン戦について聞かれたビリッチは
「カザフスタンはアンドラやサンマリノよりもずっと優れた真剣なチームともいえる。とりわけホームでは強く、セルビアやポルトガルといったチームもつまずいたことは知られている。アウェーでは80%の試合に負けているとはいえ、5-0で倒せるような相手ではなく、いつも結果は2-1、3-1、2-0といったような感じだ。つまり、(前予選で一緒だった)エストニアと似たランクのチームだ」
と述べ、イングランド戦のことを聞かれると
「カザフスタン戦が終わるまで、つまり日曜(9月7日)の朝まではイングランドに関して話したくはない。いくらイングランド戦がアトラクティブな試合だといってね」
と言葉少なでありました。カリニッチとマンジュキッチは他のFWの調子次第では、U-21欧州選手権予選のアルバニア戦(5日)とイタリア戦(9日)があるU-21クロアチア代表へと貸し出す可能性があります。
代表メンバーは以下のようになります。
GK:
スティペ・プレティコサ (スパルタク・モスクワ/ロシア)
ヴェドラン・ルニェ (ランス/フランス)
DF:
ダリオ・シミッチ (モナコ/フランス)
ロベルト・コヴァチ (ボルシア・ドルトムント/ドイツ)
ヨシップ・シムニッチ (ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
ヴェドラン・チョルルカ (マンチェスター・シティ/イングランド)
ダリオ・クネジェヴィッチ (ユベントス/イタリア)
フルヴェイエ・ヴェイッチ (トムスク/ロシア)
イヴィツァ・クリジャナッツ (ゼニト・サンクトペテルブルク/ロシア)
MF:
ニコ・コヴァチ (レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)
ダリヨ・スルナ (シャフタール・ドネツク/ウクライナ)
イェルコ・レコ (モナコ/フランス)
ルカ・モドリッチ (トットナム・ホットスパー/イングランド)
ダニイェル・プラニッチ (ヘーレンフェーン/オランダ)
イヴァン・ラキティッチ (シャルケ04/ドイツ)
オグニェン・ヴコイェヴィッチ(ディナモ・キエフ/ウクライナ)
ニコラ・ポクリヴァチュ (モナコ/フランス)
FW:
ムラデン・ペトリッチ (ハンブルガーSV/ドイツ)
イヴィツァ・オリッチ (ハンブルガーSV/ドイツ)
イヴァン・クラスニッチ (ナント/フランス)
ニコラ・カリニッチ (ハイドゥク・スプリト/クロアチア)
マリオ・マンジュキッチ (ディナモ・ザグレブ/クロアチア)
補欠メンバー:
GKダニイェル・スバシッチ (ハイドゥク・スプリト/クロアチア)
またアルバニア戦とイタリア戦(ともにヴァラジディン開催)で行われるU-21クロアチア代表メンバーは以下のようになっています。
ドラジェン・ラディッチ監督は、個人的に対立しているリエカのMFアナス・シャルビーニを「かつてよりプレーが落ちている」という理由で外しています。またディナモが先のボスニア・ヘルツェゴビナとの親善試合の召集を拒否したMFミラン・バデリとFWヨシップ・タディッチですが、ラディッチがクラブ側と話し合いを済ませており、今回は召集に応じています。
GK:
アントニオ・イェジーナ (ザダール)
イヴァン・ケラヴァ (ディナモ・ザグレブ)
シルヴィオ・ロディッチ (スラヴェン・ベルーポ)
DF:
カルロ・シメク (ヴァルテクス・ヴァラジディン)
ドマゴイ・ヴィーダ (オシエク)
マヌエル・パミッチ (レッドブル・ザルツブルク/オーストリア)
イヴァン・ステゥリニッチ (ハイドゥク・スプリト)
アンテ・クルシッチ (シベニク)
クリスティアン・イプシャ (ミドティランド/デンマーク)
マリオ・マロチャ (ハイドゥク・スプリト)
イゴール・プラヒッチ (ヴァルテクス・ヴァラジディン)
MF:
ミラン・バデリ (ディナモ・ザグレブ)
マト・ヤヤロ (スラヴェン・ベルーポ)
マルコ・ディニャール (テレク・グロズヌイ/ロシア)
アンドレイ・ケーリッチ (スロヴァン・リベレツ/チェコ)
マリン・トマソフ (ザダール)
クレショ・リビチッチ (アントラフト・フランクフルト/ドイツ)
イヴォ・イリチェヴィッチ (グロイター・フュルト/ドイツ)
FW:
トミラスフ・ブシッチ (ハイドゥク・スプリト)
ヨシップ・タディッチ (ディナモ・ザグレブ)
マティヤ・スムレカール (ヴァルテクス・ヴァラジディン)
ポーツマス所属のクロアチア代表MFニコ・クラニチャール(写真)が、20日のスロベニア戦におけるMFキルムのタックルで右足首の上、腓骨と脛骨の間にある靭帯結合を損傷しており、今日ロンドンで手術が行われました。無事に手術は成功。この先6週間は松葉杖を使い、ピッチに戻るまでには2~3ヶ月必要とのこと。ワールドカップ予選のカザフスタン戦、イングランド戦、ウクライナ戦は欠場することになりますが、今の代表チームには必要な選手であり、コーチ陣はいずれ彼の見舞いへと訪れるそうです。
今月20日に17歳の誕生日を迎えたばかりのハイドゥク・スプリトのMFマリオ・ティチノヴィッチが、26日にプロ契約を結びました。小柄ながらボディバランスを活かしたドリブルとボールテクニックに優れ、「クロアチアのネドヴェド」と将来性を期待される彼は今季、左MFのレギュラーを獲得。これまでプロ契約の際にユース選手が条件の低さから他チームへ逃げることの多かったハイドゥクですが、代理人がイゴール・シュティマッツの弟ダミールということもあり、ティチノヴィッチとはFIFA規則では未成年最長となる3年契約を結びました。成年になり次第、更なる複数年契約を結ぶ予定です。ティチノヴィッチは
「ダルマチア地方出身の子供は誰もがハイドゥクでプレーすることを夢としているだろう。僕の夢は実現し、今は本物のプロサッカー選手となったんだ。ハイドゥクで、それもレギュラーとしてね」と記者会見で喜びを語っています。
ちなみにハイドゥクはドムジャレ所属のMFアンドラージュ・キルム(前述のクラニチャールを怪我させた選手)にオファーを出したもののキルム本人が拒否。またヴチェヴィッチ監督はスピードあるFWを望んでいることもあり、スラヴェン・ベルーポ所属の元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWのアスィム・シェーヒッチ(27)に関心を高めていると報じられています。ちなみにシェーヒッチはリエカのMFニコラ・シャフリッチとの交換トレードの話があったものの、リエカとの年俸交渉で決裂しています。
posted by 長束恭行 |22:36 |
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