2008年08月06日

ユーロ後初のクロアチア代表メンバー発表/エドゥアルド記者会見

8月6日、クロアチア・サッカー協会で記者会見が行われ、ビリッチ監督が8月20日に控えたスロベニアとの親善試合(開催地:マリボル)での代表メンバー22名を発表しました。
ユーロ2008のメンバーと大きな変更はなく、唯一の追加選手であり、初召集となったのはゼニト・サンクトペテルブルグ所属のDFイヴィツァ・クリジャナッツ。アルゼンチン生まれのクロアチア移民、FWイゴール・ツヴィタニッチ(アヤックス所属)はFIFAからの認可がまだ下りておらず、今回は見送りとなりました。またFWイゴール・ブダンは負傷のため呼ばれていません。

記者会見でビリッチ監督(写真)は
ビリッチ「誰も去ることはなかった。これは選手たちにヤル気とモチベーションがあり、ムードが良いことの証明だ。このチームから大きな変化を求めはせず、これまで一緒だった皆がこの先も我々と共にするのは論理的なことだ。とはいえ、この先も他の選手たちをフォローしていく。おおよそは今まで招集したことのある選手たちとなるが、新たな候補としてツヴィタニッチのようにクロアチア代表に加わりたがっている移民選手が何人かいる。それは我々が非常にいいチームであることの証明であり、ユーロの後、多くの移民が感情面からもクロアチア代表を優先したがっているということだ」
とコメント。また2年前の対立から既に和解したクリジャナッツに関しては
「ゼニトがUEFAカップを制覇した直後、メディアの騒ぎがどれだけ大きかったかは分かっている。彼にプレーするチャンスを与えるし、試合までの三日間で我々が彼のことを、また彼が我々のことを知る機会だ。我々がどのように我々が働き、またファミリーのような雰囲気がどのようなものかを知るにはね」
と述べています。もしDFダリオ・シミッチがスロベニア戦に出場した場合、クロアチア初の100試合出場を達成することになります。
ちなみに最新のFIFAランクでクロアチアがブラジルとアルゼンチンを抜き、5位まで浮上。ワールドカップ・フランス大会直後は3位まで上がったことがあるのですが、新しいランク算出方法では最高順位となります。


記者会見では怪我以来、初めてザグレブに現れたFWエドゥアルド・ダ・シルヴァ(写真)が同席しました。
エドゥアルド「久しぶりにザグレブに戻ってきて、ようやくここにいられることは幸せだよ。ブラジルではたくさん練習をしてきた。頭をすっきりさせるためにもザグレブにやってきたんだ。そしてロンドンに戻ってリハビリを終わらせる準備をするためにもね」
と切り出したエドゥアルドは、復帰の時期を聞かれると
「いつチームと一緒にトレーニングを始めるか正確なことは分からない。しかし、一ヶ月後ぐらいだと思っているよ。今日、イングランドの医師から診断書を貰うことになっている。回復がどれだけ進んでいるかは、その時正確に知ることになるだろう。
患部に痛みはないけど、足は以前よりも強くなく、少し弱まっている気がする。ボールを使った練習をしているし、走ったり、できるだけの力でボールを蹴っているけど、今のところは痛みはないよ」
またユーロをテレビで見ることは辛かったかとの質問には
「チームと一緒にいたかったよ。クロアチアの試合は全て追っていた。もちろん、注目していたのは唯一我々(クロアチア)だけだよ。僕にはチームの存在が本当に欠けているんだ。けれども今は前を見ることが必要なんだ」
と答えています。今日(6日)にディナモとドムジャレのチャンピオンズ・リーグの試合があるのですが、移籍金の取り分等でディナモのマミッチ副会長と揉めて口を聞かない関係に陥ったために、特別に試合に招待されてはいないようです。


posted by 長束恭行 |20:32 | サッカーコラム | コメント(1) |
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