2008年03月12日
3月11日、クロアチア代表監督のスラヴェン・ビリッチは、26日にグラスゴーで行われるスコットランドとの親善試合に出場するクロアチア代表メンバー19名を発表しました。
ビリッチ監督は記者会見にて
「アウェーでのスコットランド戦は我々にとって本物のテストとなるだろう。自分たちの歴史に誇りを抱き、かつサッカーに情熱を持ち、また"ブレイブ・ハート"の愛称を持つ国民の代表チームと相手をするわけだ。スコットランド人は親善試合なんて認識はしないだろう。彼らはユーロに出場しないが、イタリア、フランス、ウクライナが本命とされたグループリーグにおいて最後まで枠を賭けて争ったのだから」
とスコットランド代表を高く評価しました。注目は腎臓移植手術から復帰したFWクラスニッチと、足の怪我から復帰したFWブダンの二人。彼らに関してビリッチ監督は
「二人が戻ってくることに我々は嬉しく思っているよ。彼らをトレーニングや試合で実際に見て、チェックをしたいんだ。怪我や病気で代表リストから一時は外れてしまったが、彼らのクオリティは落ちていない。二人からは多くを期待しているよ。健康面が戻ったことだけで代表復帰したのではない。むしろクラブでのプレーで結果を残して代表に復帰したんだ」
と述べています。全メンバーは以下のようになっています。
GK:
スティペ・プレティコサ (スパルタク・モスクワ)
マリオ・ガリノヴィッチ (パナシナイコス)
DF:
ダリオ・シミッチ (ACミラン)
ロベルト・コヴァチ (ボルシア・ドルトムント)
ヨシップ・シムニッチ (ヘルタ・ベルリン)
ヴェドラン・チョルルカ (マンチェスター・シティ)
ダリオ・クネジェヴィッチ (リボルノ)
MF:
ニコ・コヴァチ (レッドブル・ザルツブルク)
ダリヨ・スルナ (シャフタール・ドネツク)
マルコ・バビッチ (レアル・ベティス)
ニコ・クラニチャール (ポーツマス)
イェルコ・レコ (モナコ)
ルカ・モドリッチ (ディナモ・ザグレブ)
ダニエル・プラニッチ (ヘーレンフェーン)
イヴァン・ラキティッチ (シャルケ04)
オグニェン・ヴコイェヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)
FW:
ムラデン・ペトリッチ (ボルシア・ドルトムント)
イヴィツァ・オリッチ (ハンブルガーSV)
イヴァン・クラスニッチ (ヴェルダー・ブレーメン)
イゴール・ブダン (パルマ)
10日、ハイドゥク・スプリトにまたして激震が走りました。
かつてハイドゥクに所属したDFフルヴォイエ・ヴコヴィッチ(現在は独ブンデス二部アレマニア・アーヘン所属)が未払給料の218万クーナ(約4700万円)を巡ってハイドゥクを裁判で訴えて勝利し、この日までにハイドゥクが支払いをしなかったならば破産手続きすることが迫られていました。
ハイドゥクは国に対して2300万クーナ(約4億9500万円)、またその他にも500万クーナ(約1億1000万円)の借金を抱えており、会長のジェリコ・イェルコフは破産手続きをしたところでもクラブは一部リーグに留まると解釈した上で、健全経営を目指すためにも破産宣告を支持していました。1995年以来、市民クラブであるハイドゥクの銀行口座が凍結されているため、架空の会社を開いた上で金銭のやり取りをする歪(いびつ)な構造となっており、これは新スポーツ法に反しているとされてました。
しかしながら、自動降格を恐れた最高幹部会の大部分が破産宣告に反対して、ヴコヴィッチへの支払いを会長抜きで決定。これに対してイェルコフは自分の立場がないということで辞任を提出しました。
40代目の会長として今年になって就任したイェルコフでしたが、わずか44日で辞任。歴代会長では最も就任期間の短い会長となってしまいました。暫定会長としては、イェルコフ就任以前と同様にアンテ・ノシッチが就くことになっています。
今回は単に問題を先送りした形となりましたが、ハイドゥクの財政問題は根深く、破産宣告する以外は誰かが購入して私有化しない限り、問題は解決しないとされています。
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posted by 長束恭行 |07:28 |
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