2008年07月28日
イゴール・トゥドール、現役引退
クロアチア代表として54試合に出場し、ユベントスでも活躍したハイドゥク・スプリトのDF/MFイゴール・トゥドール(30・写真)が、23日に現役引退を表明しました。 右足首を痛めて長く治療にかかっていたトゥドールですが、練習に完全復帰した直後の引退発表だっただけに驚きとして捉えられています。トゥドールは引退会見にて 「この4~5年間に渡って蓄積してきた健康問題もあり、キャリアを終えようという考えが私の中に長きに渡って存在していた。昨日は何とか痛みを耐えながら練習をしたが、既に自分の中では以前より現役を退く決定を下していたんだ。痛みと常に生き、薬を飲みながらプレーすることで、もう健康を害することはできない。非常に残念だが、この先、現役を続けるのは不可能だ。 (最後の)トレーニングはチームメートのため、そして全てのために終わりまでやり遂げたかった。しかし、もう決めたことなんだ。引退の決心は楽ではなかったが、もう苦しみたくはないんだよ」 とコメントを残しています。 様々な怪我に苦しんだトゥドールでしたが、最後は2006年8月にユベントスのキャンプ中に痛めた右足首に雑菌が入り込んだのが致命的となりました。二度の手術を経てから2007年夏にハイドゥクへとやって来たものの、開幕前の親善試合で左足首を傷めて3ヶ月半欠場したのち、最後の公式戦となった3月8日のディナモ戦で右足首を痛めていました。 ハイドゥクのヴチェヴィッチ監督は 「私もまた同じく怪我のために30歳でキャリアを終えることとなった。それ以外の選択肢が見つからなかった時にね。健康のせいで、違う決定を下すことは許されなかったんだ。だからトゥドールのことは理解できるんだよ」 と同情のコメントしています。 イゴール・トゥドールは192cmの高さと正確なロングパスを持ち味にし、ストッパーだけでなく、右サイドバック、ボランチとしてもプレー。フランスW杯では最年少で代表チームに選ばれると、大会直後にユベントスに移籍。2000/01シーズンは25試合6ゴールの活躍を見せました。しかし、そのシーズンを境目に怪我で苦しむ日々が続き、日韓W杯も欠場。ユーロ2004とドイツW杯に出場したものの、精細のないプレーに終わりました。スプリトならではの気まぐれな性格も災いして、高いポテンシャルを最大限まで活かすことなく現役を終えてしまい、残念でありません。今後は指導者への道を考えているようです。 そのハイドゥク・スプリトは17日、UEFAカップ予備戦一回戦でビルキラカラ(マルタ)をホームに迎えました。ここ3シーズンはディナモの後塵を喫し、財政難に苦しんだハイドゥクですが、株式化に踏み切って以来は思い切った補強を進め、かつヴチェヴィッチ新監督も攻撃的なサッカーの信奉者であることから、その期待を寄せた20000人以上のサポーターがポリュウド・スタディオンに集まりました。 先制は3分、ザグレブから移籍したMFイブリチッチが18mの直接FKを決め、鮮やかなデビューを果たします。23分には同じく新加入の左SBストゥリニッチがグラウンダーでクロスを上げると、代表FWカリニッチが冷静に決めて2-0とリードを広げます。 後半55分には右SBルビルのクロスからFWブシッチがヘディングシュートを叩き込み、71分には「ハイドゥクのネドヴェド」とその才能を見込まれている16歳のMFティチノヴィッチ(写真)がデビュー戦ながらゴールを決め、4-0と順調に発進しています。 また同日にはスラヴェン・ベルーポもUEFAカップでマルタのマルサクスロックとアウェーで対戦。DFクルスティッチ(15分)、MFポルドゥルガチュ(29分)、FWテプリッチ(34分)、FWヴルチーナ(77分)のゴールで4-0と一蹴しています。 またハイドゥク・スプリトは21日、オーストラリア代表MFヨシップ・スココ(32)と契約しました。クロアチア移民である彼にとっては9年ぶりのハイドゥク復帰。1995年から99年までハイドゥクに在籍したのちは、ヘンク(ベルギー)、ゲンツレルビルリギ(トルコ)を経て、2005年からヴィガン・アスレチックとストーク(いずれもイングランド)でプレーしていました。セントラルハーフのプレイヤーで、オーストラリア代表歴は51試合。契約期間は2年となります。 リエカには右MFイゴール・ノヴァコヴィッチ(29)がトムスクから復帰。また代表歴のあるMFフィリップ・タパロヴィッチ(32)も1年+オプション1年で契約しました。 その一方で、昨季のトップスコアラーだったFWラドミール・ヂャロヴィッチ(25)がステアウア・ブカレストに4年契約で移籍しています。 私のホームページでも取り上げている元ディナモ・ザグレブのFWドマゴイ・アブラモヴィッチ(27)が、このほどフィンランド一部のFCインテル・トゥルクと年内いっぱいの契約を結びました。昨季前半は三部のロコモティーヴァでプレーし、冬にインテルのテストを受けて合格したものの契約交渉が上手くいきませんでした。改めて両者が接触し、入団の運びとなりました。 彼から入団が決まったとの連絡が届き、昨日は携帯メールで連絡を取り合ったのですが、まずはフィンランドで結果を残して、それからより良いオファーを待つとのこと。クロアチア・ユース代表の常連だった彼は困難なキャリアを送っていますが、まだ27歳ですので、北の地で花開いて欲しいところです(入団を報じるFCインテルのサイト)。 クロアチア代表MFニコ・クラニチャール(23)が18日、彼女のシモーナ・フリスティッチと18日にクロアチアの教会で結婚式を挙げました。6歳年上の彼女と4年間の付き合いがあり、2年間の同棲を経てのゴールインとなります。
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posted by 長束恭行 |22:17 |
サッカーニュース |
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トゥドールは引退会見にて
「この4~5年間に渡って蓄積してきた健康問題もあり、キャリアを終えようという考えが私の中に長きに渡って存在していた。昨日は何とか痛みを耐えながら練習をしたが、既に自分の中では以前より現役を退く決定を下していたんだ。痛みと常に生き、薬を飲みながらプレーすることで、もう健康を害することはできない。非常に残念だが、この先、現役を続けるのは不可能だ。
(最後の)トレーニングはチームメートのため、そして全てのために終わりまでやり遂げたかった。しかし、もう決めたことなんだ。引退の決心は楽ではなかったが、もう苦しみたくはないんだよ」
とコメントを残しています。
様々な怪我に苦しんだトゥドールでしたが、最後は2006年8月にユベントスのキャンプ中に痛めた右足首に雑菌が入り込んだのが致命的となりました。二度の手術を経てから2007年夏にハイドゥクへとやって来たものの、開幕前の親善試合で左足首を傷めて3ヶ月半欠場したのち、最後の公式戦となった3月8日のディナモ戦で右足首を痛めていました。
ハイドゥクのヴチェヴィッチ監督は
「私もまた同じく怪我のために30歳でキャリアを終えることとなった。それ以外の選択肢が見つからなかった時にね。健康のせいで、違う決定を下すことは許されなかったんだ。だからトゥドールのことは理解できるんだよ」
と同情のコメントしています。
イゴール・トゥドールは192cmの高さと正確なロングパスを持ち味にし、ストッパーだけでなく、右サイドバック、ボランチとしてもプレー。フランスW杯では最年少で代表チームに選ばれると、大会直後にユベントスに移籍。2000/01シーズンは25試合6ゴールの活躍を見せました。しかし、そのシーズンを境目に怪我で苦しむ日々が続き、日韓W杯も欠場。ユーロ2004とドイツW杯に出場したものの、精細のないプレーに終わりました。スプリトならではの気まぐれな性格も災いして、高いポテンシャルを最大限まで活かすことなく現役を終えてしまい、残念でありません。今後は指導者への道を考えているようです。
そのハイドゥク・スプリトは17日、UEFAカップ予備戦一回戦でビルキラカラ(マルタ)をホームに迎えました。ここ3シーズンはディナモの後塵を喫し、財政難に苦しんだハイドゥクですが、株式化に踏み切って以来は思い切った補強を進め、かつヴチェヴィッチ新監督も攻撃的なサッカーの信奉者であることから、その期待を寄せた20000人以上のサポーターがポリュウド・スタディオンに集まりました。
先制は3分、ザグレブから移籍したMFイブリチッチが18mの直接FKを決め、鮮やかなデビューを果たします。23分には同じく新加入の左SBストゥリニッチがグラウンダーでクロスを上げると、代表FWカリニッチが冷静に決めて2-0とリードを広げます。
後半55分には右SBルビルのクロスからFWブシッチがヘディングシュートを叩き込み、71分には「ハイドゥクのネドヴェド」とその才能を見込まれている16歳のMFティチノヴィッチ(写真)がデビュー戦ながらゴールを決め、4-0と順調に発進しています。
また同日にはスラヴェン・ベルーポもUEFAカップでマルタのマルサクスロックとアウェーで対戦。DFクルスティッチ(15分)、MFポルドゥルガチュ(29分)、FWテプリッチ(34分)、FWヴルチーナ(77分)のゴールで4-0と一蹴しています。
またハイドゥク・スプリトは21日、オーストラリア代表MFヨシップ・スココ(32)と契約しました。クロアチア移民である彼にとっては9年ぶりのハイドゥク復帰。1995年から99年までハイドゥクに在籍したのちは、ヘンク(ベルギー)、ゲンツレルビルリギ(トルコ)を経て、2005年からヴィガン・アスレチックとストーク(いずれもイングランド)でプレーしていました。セントラルハーフのプレイヤーで、オーストラリア代表歴は51試合。契約期間は2年となります。
リエカには右MFイゴール・ノヴァコヴィッチ(29)がトムスクから復帰。また代表歴のあるMFフィリップ・タパロヴィッチ(32)も1年+オプション1年で契約しました。
その一方で、昨季のトップスコアラーだったFWラドミール・ヂャロヴィッチ(25)がステアウア・ブカレストに4年契約で移籍しています。
私のホームページでも取り上げている元ディナモ・ザグレブのFWドマゴイ・アブラモヴィッチ(27)が、このほどフィンランド一部のFCインテル・トゥルクと年内いっぱいの契約を結びました。昨季前半は三部のロコモティーヴァでプレーし、冬にインテルのテストを受けて合格したものの契約交渉が上手くいきませんでした。改めて両者が接触し、入団の運びとなりました。
彼から入団が決まったとの連絡が届き、昨日は携帯メールで連絡を取り合ったのですが、まずはフィンランドで結果を残して、それからより良いオファーを待つとのこと。クロアチア・ユース代表の常連だった彼は困難なキャリアを送っていますが、まだ27歳ですので、北の地で花開いて欲しいところです(入団を報じるFCインテルの

