2010年01月08日
ディナモ、DFロヴレンに対するリヨンのオファーを拒否
昨年もここでお伝えしましたが、ディナモ・ザグレブ所属のクロアチア代表DFデヤン・ロヴレン(20・写真左)を巡って欧州のビッグクラブが本格的に動き始めました。 昨年の段階でトットナム・ホットスパーが移籍金700万ユーロのオファーを正式提示し、これはズドラヴコ・マミッチ会長が断ったことは既に書きました。続いて動いたのはオリンピック・リヨン。今季はDFラインに怪我人が続出し、リーグアンでも6位に留まる強豪ですが、ロヴレンのポリバレント能力を高く買っているリヨンは獲得に本腰を入れ、6日にGMのマリーノ・ファッチョーリ、スカウトのフロリアン・モーリスがザグレブを訪れ、ディナモのマミッチ副会長と交渉の席を持ちました。 ここ数年で6000万ユーロもの移籍金を稼ぎ出し、オシムが「選手売却においてノーベル賞に値する人物だ」と語るマミッチ副会長を口説き落とすのはたやすい話ではありません。リヨンは700万から800万ユーロに移籍金を上げ、一説には1000万ユーロを提示したと言われていますが、2日間に渡った交渉は不発に終わったまま、帰国の途に着くことになりました。 リヨンでアドバイザーを務めるベルナール・ラコンブは 「まだ国際舞台で実力を証明していない若者に対して素晴らしいオファーを出したと思っていたのだが、ディナモは拒否してしまった。交渉は非常にきついものだったらしい。なぜならディナモの副会長ズドラヴコ・マミッチは交渉相手としてはとても難しいタイプだからだ。それに加えてロヴレンの交渉に何人もの代理人が絡もうとし、それが邪魔となって交渉は複雑化してしまったのだ」 と嘆いています。ただでさえロヴレンの正式代理人はマミッチ副会長の息子であるのに、クロアチアは代理人と名乗る人物がハイエナのように動く国ですから、交渉能力に長けたリヨンのエキスパートですら戸惑ったのは想像につきます。 マミッチ副会長は 「リヨンのオファーを蹴ったことに対し、多くの人々は"まったくもって狂っている"と言うだろう! そのように見えるかもしれないが、ディナモはどこへも急ぐ必要はないのだよ。クラブは財政的に安定しているし、どんなオファーにも食いつく必要はない。たとえリヨンの提示額が良いように見えてもね。我々はチーム力を維持したいし、さらに強くなることを望んでいる。そうとなったら誰も売りやしないんだ。マンジュキッチだろうが、ヴルドリャクだろうが、ロヴレンだろうが」 と口にしていますが、"クラブの財政を本当にアップさせるようなオファーが届いたならば、話は別だ"と最後に加えているように結局は金次第。リヨンもこれでロヴレン獲得を諦めるつもりはなく、事の成り行きをフォローしながら移籍期限が閉じるまでチャンスを伺う模様です。トットナムも移籍金を吊り上げてオファーを出すらしく、またチェルシーも秘密裏に交渉を進めているとも報じられています。
posted by 長束恭行 |20:04 |
サッカーニュース |
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続いて動いたのはオリンピック・リヨン。今季はDFラインに怪我人が続出し、リーグアンでも6位に留まる強豪ですが、ロヴレンのポリバレント能力を高く買っているリヨンは獲得に本腰を入れ、6日にGMのマリーノ・ファッチョーリ、スカウトのフロリアン・モーリスがザグレブを訪れ、ディナモのマミッチ副会長と交渉の席を持ちました。
ここ数年で6000万ユーロもの移籍金を稼ぎ出し、オシムが「選手売却においてノーベル賞に値する人物だ」と語るマミッチ副会長を口説き落とすのはたやすい話ではありません。リヨンは700万から800万ユーロに移籍金を上げ、一説には1000万ユーロを提示したと言われていますが、2日間に渡った交渉は不発に終わったまま、帰国の途に着くことになりました。
リヨンでアドバイザーを務めるベルナール・ラコンブは
「まだ国際舞台で実力を証明していない若者に対して素晴らしいオファーを出したと思っていたのだが、ディナモは拒否してしまった。交渉は非常にきついものだったらしい。なぜならディナモの副会長ズドラヴコ・マミッチは交渉相手としてはとても難しいタイプだからだ。それに加えてロヴレンの交渉に何人もの代理人が絡もうとし、それが邪魔となって交渉は複雑化してしまったのだ」
と嘆いています。ただでさえロヴレンの正式代理人はマミッチ副会長の息子であるのに、クロアチアは代理人と名乗る人物がハイエナのように動く国ですから、交渉能力に長けたリヨンのエキスパートですら戸惑ったのは想像につきます。
マミッチ副会長は
「リヨンのオファーを蹴ったことに対し、多くの人々は"まったくもって狂っている"と言うだろう! そのように見えるかもしれないが、ディナモはどこへも急ぐ必要はないのだよ。クラブは財政的に安定しているし、どんなオファーにも食いつく必要はない。たとえリヨンの提示額が良いように見えてもね。我々はチーム力を維持したいし、さらに強くなることを望んでいる。そうとなったら誰も売りやしないんだ。マンジュキッチだろうが、ヴルドリャクだろうが、ロヴレンだろうが」
と口にしていますが、"クラブの財政を本当にアップさせるようなオファーが届いたならば、話は別だ"と最後に加えているように結局は金次第。リヨンもこれでロヴレン獲得を諦めるつもりはなく、事の成り行きをフォローしながら移籍期限が閉じるまでチャンスを伺う模様です。トットナムも移籍金を吊り上げてオファーを出すらしく、またチェルシーも秘密裏に交渉を進めているとも報じられています。

