2009年06月23日

クロアチア代表DF/MFプラニッチ、約1億円を自腹切ってバイエルンに移籍

所属クラブのヘーレンフェーンの強情なまでの移籍金の吊り上げでバイエルン・ミュンヘン移籍が難航していたクロアチア代表MF/DFダニエル・プラニッチ(27・写真右)ですが、差額の70万ユーロ(約1億円)を本人が支払う形で移籍手続が完了しました。
nogomet-96084.jpgバイエルンが提示する移籍金は600万ユーロ、650万ユーロ、700万ユーロと上がっていったのですが、ヘーレンフェーンは770万ユーロを渡さない限りはプラニッチを放出しないと主張。折り合いがどうしてもつかない状態の中、プラニッチは代理人のレービー氏に自腹を切ることを提案し、バイエルンとの3年契約の報酬から70万ユーロを差し出すことで合意に至りました。もちろん、プラニッチはヘーレンフェーンに怒りを露にしています。電話インタビューでプラニッチは
「ああ、バイエルンでプレーするために自分のお金を支払ったさ。そうでもしないとヘーレンフェーンは僕を放出しようとしなかった。彼らは一切まけようとせず、出口のない状態だけにそうするしかなかったんだ。
自分の最高の年代をヘーレンフェーンに捧げたし、チーム史上最初のトロフィー(オランダ・カップ)をもたらした。自分の全てを差し出したんだ。それなのに彼らはこのような仕打ちで返してきたんだ。けれども、サポーターは素晴らしかった。サポーターと一緒に僕は4年間生きてきたし、彼らは僕を天国へと持ち上げてくれた。僕がどれだけヘーレンフェーンを愛し、クラブのために頑張ったことをサポーターは知っていたからこそ、僕は彼らのシンボルになったんだよ。しかし、フロントの奴らは最後にこんな対応をしたがために、全てが崩れてしまった。
交渉を担当したチームディレクターと財政担当とは二度と話すつもりはないし、彼らの名前を口にすることもしたくない。移籍に際してあんな約束はしてなかったんだから。ヘーレンフェーンは常に僕の心に残るだろう。けれども、バイエルンがこれほど僕を欲してくれていたというのに、フロントは僕をもてあそんだんだ…」
ようやく移籍話が解決したことで、来季のバイエルンはイヴィツァ・オリッチと合わせて二人のクロアチア人がプレーすることになります。


nogomet-96085.jpgクロアチア代表DFヨシップ・シムニッチ(31・写真)は、10年在籍したヘルタ・ベルリンを退団する可能性が極めて高くなりました。昨年はブンデスリーガの最優秀DFにも選出されたシムニッチですが、リュシアン・ファーブル監督が会長に対し「シムニッチは今季ほどのプレーを来季にできそうにないので、売却して500万ユーロを得るべきだ」と提言したことを知らされて大激怒。2011年夏まで契約はあるものの、この先も協力関係など結べるわけがないと移籍先を探すことになりました。
続々と移籍話が持ち上がっており、関心があるクラブとしてはフルハム、ポーツマス、アトレティコ・マドリッド、セビージャ、ホッフェンハイム、また最近では古巣でもあるハンブルガーSVが400万ユーロの移籍金を提示したと言われています。


前クロアチアU-21代表の司令塔で、A代表選出もあるMFイヴォ・イリチェヴィッチ(22)が、来季はブンデス二部のカイザースラウテルンにレンタル移籍されることになりました。ボーフムが所有権を持つイリチェヴィッチですが、ここ一年半は二部のグロイター・フェルトでプレー。このほどニュルンベルクに移籍金100万ユーロで移籍決定か?、という報道がされたものの、一転して再びレンタルが決まりました。イリチェヴィッチに対してはディナモ・ザグレブも関心を示したことがあります。


欧州カップに向けて補強を進めたいディナモ・ザグレブですが、コートジボアール代表FWブバカル・サノゴに続き、アルゼンチン元代表DFレアンドロ・クフレにも年俸100万ユーロ以上を提示しながら断れました。新たなターゲットとされているのが、レッチェに所属するギリシャ代表FWディミトリス・パパドプロス(27)。移籍金は200万ユーロほどとされています。
ちなみにディナモのユルチッチ監督は、スロヴァン・リベレツに所属し、今季15ゴールでチェコ・リーグ得点王となったクロアチア人FWアンドレイ・ケーリッチ(23)に関心を示したものの、ケーリッチはレッドブル・ザルツブルクへの移籍が濃厚とされています。


22日、2009/10シーズンの欧州カップの予備戦抽選会がニヨンで行われ、チャンピオンズ・リーグに参戦するディナモ・ザグレブは、予備戦二回戦でアルメニア王者のピウニク・エレバンと対戦することになりました。ピウニクはアルメニア独立後の18シーズンで11度のリーグ優勝、とりわけここ8シーズンは連続優勝している同国最強のチームで、メンバーはA代表とU-21代表で占められているそうです。ユルチッチ監督はアルメニアの遠さに加えて、どんな相手か見当がつかないことで不安感を持っています。アルメニア・リーグではイヴォ・シュシャク、ゴルダン・ツィプリッチといったクロアチア人指導者がいるのですが、彼らの情報を読んでも厄介な相手となるようです。

新たに創設されたヨーロッパ・リーグでは、スラヴェン・ベルーポが予備戦一回戦でマルタのビルキルカラ、リエカが予備戦二回戦でルクセンブルクのディフェルダンゲと対戦予定です。ハイドゥク・スプリトは予備戦三回戦から出場します。


posted by 長束恭行 |19:34 | サッカーニュース | コメント(2) |
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クロアチア代表DF/MFプラニッチ、約1億円を自腹切ってバイエルンに移籍

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個人的には、プラニッチのステップアップは遅すぎるくらいに思っていましたけど・・・自腹ですか。。

4年間も貢献してくれた傭兵に対して、気持ちよく送り出すのが良いクラブだと思います。
これまでも主力(フンテラール等)を移籍させた事があるクラブなので、ここまでフロントが渋るのが解せません。

プラスに考えれば、評価されている選手ということでしょうし、クラブにも野心があるということなんでしょうね。。

リベリが移籍したら、左サイドのアタッカーで。
移籍しなかった場合は、左のサイドバックで。
と考えると彼は、うってつけの補強ですね。

posted by alena | 2009-06-23 20:19

クロアチア代表DF/MFプラニッチ、約1億円を自腹切ってバイエルンに移籍

コメント投稿者ID :

バイエルンファンです。プラニッチの話はだいぶ前から
出ていた割に、正式に決まらないなぁなんて思って
いたらこういう裏話があったんですね。

レギュラーとれるかどうか、まだまだわかりませんが
自腹まで切って来てくれる選手なので心の底から
応援しますよ!

posted by monaco | 2009-06-24 20:29

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