2009年02月08日
ディナモ・ザグレブ、サンフレッチェ広島に4-3で辛勝
7日、ディナモ・ザグレブとサンフレッチェ広島がトルコで練習試合を行いました。ディナモにとってはトルコ合宿3試合目。ベルシャトフ戦(ポーランド、2-2)、テプリチェ戦(チェコ、1-0)と違ってアグレッシブさ、集中に欠けたプレーに終始し、ショートパスを使って速いカウンター、ハーフカウンターを次々繰り出すサンフレッチェのプレーに苦しみました。 開始8分、サンフレッチェはディナモを良く知るMFミキッチがハーフウェーラインからカウンターを仕掛け、最後はMF高萩にラストパス。高萩が難なくシュートを決めて先制に成功します。 逆にディナモは20分、FWスレピチュカがペナルティエリアでシュートを打つ瞬間に倒されてPK。これをモラレスが決めて同点に追いつきます。しかし、サンフレッチェも再開後の最初のプレーでミキッチが右サイドを突破すると、中央へ折り返し。これを佐藤寿が合わせ、2-1とサンフレッチェが再び勝ち越します。 リードも束の間、その1分後の22分、DF槙野がペナルティエリアで決定的なミスを犯し、ボールを奪ったスレピチュカがMFマンジュキッチ(写真)に送り、これを決めて再び同点に追いつきます。その後はサンフレッチェが鋭いカウンターを何度も浴びせ、ディナモは解決方法を見つけられないまま前半を終えます。 後半47分、DFストヤノフがペナルティエリアの若干外からFKを直接叩き込んで、改めて3-2と勝ち越します。しかし52分にはMF青山のハンドを取られ、ディナモが二度目のPKを手にすると再びモラレスが決めて3-3の同点。 決勝ゴールは59分、MFシヴォニッチのラストパスをマンジュキッチが決めて4-3。初めてディナモが勝ち越すと、その後はサンフレッチェの攻撃に苦しみながらも僅差を守りきって勝利しました。 試合後、ヴラク監督は 「我々は本当の姿ではなかった。愚かなプレーをいっぱいやらかしたし、可笑しなゴールも食らってしまった。この試合で唯一良かったのは、三度に渡って崖っぷちから戻り、最後には勝利したことだ。我々の勝利は値するし、この時点でそれが最重要なこと。しかし、満足しようにもゴールを食らいすぎだ。我々が速くて機動力のあるチームに向かないのは明らかだ」 とおかんむりでした。 また、65分までプレーしたミキッチはディナモとハイドュクの差を聞かれ、 「今、比較するのは不可能だよ。それぞれが異なる試合なんだから。今日の我々はハイドュク戦よりも真剣だったよ」 とコメントしています。 合宿最後の練習試合として、ブルガリアのリテックス・ロヴェチュとの対戦を予定しています。17日にコソボの首都プリシュティナでトレピチャ89と親善試合を行うと一時は発表されたものの、コソボの独立を認めないセルビア・サッカー協会のカラジッチ会長が不満を示し、またハイドゥクとの決戦も近いということで回避されました。 ハイドゥク・スプリトは6日、ルーマニアのステアウア・ブカレストと練習試合を行いました。 チームの屋台骨といえるFWカリニッチ、MFアンドリッチが怪我のため欠場。代わりに出場した若手FWオレムシュは前半に二度に渡ってシュートチャンスがあったものの決められず、逆にステアウアのコロンビア人MFダイロ・モレーノのシュートを素晴らしいセーブで食い止めます。 公式戦のような激しい競り合いをし、前半はほぼ互角の内容。後半からステアウアは3人のルーマニア代表選手を送り込んだものの試合は動かず、かなりの選手が交代しきった83分、ステアウアは右クロスからFWペドリエルがノーマークでヘディングシュートを決めて1-0で勝利。ハイドゥクはこれで合宿を終了。2勝2敗で合宿を終え、7日に帰国します。
posted by 長束恭行 |09:52 |
サッカーニュース |
コメント(6) |
この記事に対するコメント一覧
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ディナモ・ザグレブ、サンフレッチェ広島に4-3で辛勝
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サンフレッチェも、やっと実力の片鱗を見せましたね。
だけど、勝ったのに「我々は本当の姿ではなかった」と言わせるとは、Jもまだまだか。
失礼ながら、欧州では中堅クラブでしかないザグレブに、飛ぶ鳥を落とす勢いのサンフレッチェがこれでは。
やっぱりクロアチアは強い。
posted by ジダ | 2009-02-08 10:28
ディナモ・ザグレブ、サンフレッチェ広島に4-3で辛勝
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いやあ、J弱くなかったんですね
8-0負けのときはショックでした
2点はPKでしょ。本気でやればいい勝負だろうな
公式戦でなくても、こういうマッチを組むと、多少でも、Jのレベルが分かるよね
posted by うーん | 2009-02-08 10:34
ディナモ・ザグレブ、サンフレッチェ広島に4-3で辛勝
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ご無沙汰してます。
ミキッチが2アシストですか。
相手が元所属チームだった、というやり易さもあったと思いますが、チームに馴染んでるみたいで良かったです。
Jリーグだと、縦にスピードで抜けるタイプで、サイドの選手があまりいないので、良いアクセントになりそうですね。
H・スプリト
>ステアウア・ブカレストというと、UEFA CUPでも上位の常連チームですし、そこと互角にやれたということは、好調を維持してそうですね。
posted by alena | 2009-02-08 13:22
トルコでまだ勝ちがない・・・
コメント投稿者ID :
6試合 0勝4敗2分
サンフレッチェが勝っていないから心配です。
2/3
NK IBリュブリャナ (スロベニアリーグ5位)
前半 0-0 (サテライト組)
後半 1-1 (トップ組)
2/4
ハイデュク・スプリト (クロアチアリーグ2位)
前半22分 0-5 (サテライト組)
22分以降 0-8 (トップ組)
2/6
FKテプリツェ (チェコリーグ8位)
1試合目 0-1 (サテライト組)
ブドゥチノスト・ポドゴリツァ (モンテネグロリーグ2位)
2試合目 1-1 (トップ組)
2/8
GKSベウハトゥフ (ポーランドリーグ5位)
1試合目 1-2 (サテライト組)
ディナモ・ザグレブ (クロアチアリーグ1位)
2試合目 3-4 (トップ組)
posted by オレンジ | 2009-02-08 22:54
ディナモ・ザグレブ、サンフレッチェ広島に4-3で辛勝
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ここにきてミキッチがフィットしはじめたのは嬉しいニュースですね。
ユキッチの件もあるので心配でした。。。
リーグのほうでもサイドで違いを作り出してほしいです。
ディナモザグレブなどの質の高いチームと試合できることはとても有意義だと思います。できれば結果も残して自信をつけてもらいたなと。。
そいえばコヴァチはいつ合流するんですかね〜
posted by 3 | 2009-02-10 02:33
ディナモ・ザグレブ、サンフレッチェ広島に4-3で辛勝
コメント投稿者ID :
>失礼ながら、欧州では中堅クラブでしかないザグレブに、飛ぶ鳥を落とす勢いのサンフレッチェがこれでは。
クロアチア首位のチームが、トルコまで遠征してきた東洋の2部から昇格したばかりのチームに苦戦したというのが、普通の見方なのでは?
そこまで日本のサッカーに悲観的になる事はないと思うのですが。
posted by k | 2009-02-14 10:24
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しかし、サンフレッチェも再開後の最初のプレーでミキッチが右サイドを突破すると、中央へ折り返し。これを佐藤寿が合わせ、2-1とサンフレッチェが再び勝ち越します。
リードも束の間、その1分後の22分、DF槙野がペナルティエリアで決定的なミスを犯し、ボールを奪ったスレピチュカがMFマンジュキッチ(写真)に送り、これを決めて再び同点に追いつきます。その後はサンフレッチェが鋭いカウンターを何度も浴びせ、ディナモは解決方法を見つけられないまま前半を終えます。
後半47分、DFストヤノフがペナルティエリアの若干外からFKを直接叩き込んで、改めて3-2と勝ち越します。しかし52分にはMF青山のハンドを取られ、ディナモが二度目のPKを手にすると再びモラレスが決めて3-3の同点。
決勝ゴールは59分、MFシヴォニッチのラストパスをマンジュキッチが決めて4-3。初めてディナモが勝ち越すと、その後はサンフレッチェの攻撃に苦しみながらも僅差を守りきって勝利しました。
試合後、ヴラク監督は
「我々は本当の姿ではなかった。愚かなプレーをいっぱいやらかしたし、可笑しなゴールも食らってしまった。この試合で唯一良かったのは、三度に渡って崖っぷちから戻り、最後には勝利したことだ。我々の勝利は値するし、この時点でそれが最重要なこと。しかし、満足しようにもゴールを食らいすぎだ。我々が速くて機動力のあるチームに向かないのは明らかだ」
とおかんむりでした。
また、65分までプレーしたミキッチはディナモとハイドュクの差を聞かれ、
「今、比較するのは不可能だよ。それぞれが異なる試合なんだから。今日の我々はハイドュク戦よりも真剣だったよ」
とコメントしています。
合宿最後の練習試合として、ブルガリアのリテックス・ロヴェチュとの対戦を予定しています。17日にコソボの首都プリシュティナでトレピチャ89と親善試合を行うと一時は発表されたものの、コソボの独立を認めないセルビア・サッカー協会のカラジッチ会長が不満を示し、またハイドゥクとの決戦も近いということで回避されました。
ハイドゥク・スプリトは6日、ルーマニアのステアウア・ブカレストと練習試合を行いました。
チームの屋台骨といえるFWカリニッチ、MFアンドリッチが怪我のため欠場。代わりに出場した若手FWオレムシュは前半に二度に渡ってシュートチャンスがあったものの決められず、逆にステアウアのコロンビア人MFダイロ・モレーノのシュートを素晴らしいセーブで食い止めます。
公式戦のような激しい競り合いをし、前半はほぼ互角の内容。後半からステアウアは3人のルーマニア代表選手を送り込んだものの試合は動かず、かなりの選手が交代しきった83分、ステアウアは右クロスからFWペドリエルがノーマークでヘディングシュートを決めて1-0で勝利。ハイドゥクはこれで合宿を終了。2勝2敗で合宿を終え、7日に帰国します。

