2008年08月20日
スロベニアvs.クロアチア直前情報/MFグェラがディナモ退団に際して不満を暴露
今日20日、スロベニア第二の都市マリボルにあるリュツキ・ヴルト・スタディオンにて親善試合「クロアチアvs.スロベニア」(現地時間20時45分キックオフ)が行われます。 ユーロ2008のあと最初の親善試合となりますが、メンバーはDFイヴィツァ・クリジャナッツを加えた以外はユーロ2008のメンバーと同じ。しかしながら、MFニコ・コヴァチは7月下旬のカプフェンベルク戦で大腿方形筋を痛めて代表には合流せず。またトットナムでデビューしたばかりのMFルカ・モドリッチは以前より痛めている右足の膝に加え、左膝の調子も思わしくなく、試合に欠場させる意向です。またハンブルガーSV戦で足を痛めたDFダリオ・クネジェヴィッチは所属のユベントス側が無理をさせないよう通告しており、同じく出場しない予定です。 またこの試合でクロアチア代表では初の代表キャップ100を迎えるDFダリオ・シミッチが先発することになっています。 スタメン予想は以下のようになっています。 GKプレティコサ-DFチョルルカ、シミッチ、コヴァチ弟、プラニッチ-MFスルナ、ヴコイェヴィッチ、ラキティッチ、クラニチャール-FWペトリッチ、オリッチディナモ・ザグレブのコートジボアール人MFフランク・マンガ・グェラ(22・写真右)がチームを退団することとなりました。イヴァンコヴィッチ監督(写真左)はグェラが出場機会に恵まれないのを不満に移籍を希望したため、と理由を説明しましたが、グェラ本人は移籍願望などなく、イヴァンコヴィッチ監督が一方的にチームから追い出したと語っています。わざわざグェラ本人がクロアチアのジャーナリストに事実を知ってもらうため電話をかけたそうで、 「ディナモを去りたいなんて願望を口にしたことは決してなかったし、イヴァンコヴィッチとそれについて話をしたこともなかった。しかし、残念ながら監督は僕に対して一度もオープンではなかったんだ。ドレッシングルームに最初に入った時にもう僕はショックを受けた。彼はこう言ったんだ。 "君はチームにとって良い選手だが、ベンチに座る選手だ!" とね。貴方にとっては信じ難い話なのは分かっているけど、(嘘ではないと)自分自身に誓うよ。最初は冗談だと思ったが、彼は真面目にそう考えているのが見えてきたんだ。 (グェラをよく起用したソルド監督が去ったのち)再び彼が監督として戻ってきたけど、一度たりとも僕を助けようとはしなかった。怪我をした時だって、助けが必要な時だって何もなかった。出場機会を得た際にはイヴァンコヴィッチは常にこう僕に言ったんだ。 "走れ、ボールをキープするな。サッカーをやれ!" それが何を意味するんだい? それがアドバイスとううのかね? 僕は攻撃的MFだし、チャレンジしなければいけない立場だ。"リスクを恐れるな"と僕に言うも分かっていた。しかし、リスクを負えばボールだって失う。僕がボールを失えば、2~3分後にはピッチから出されるかもしれなかったんだよ。そんな環境で自信を得られるというのかね? ピッチで動くことを恐れていたし、ドリブルをすることにも恐れていた。最悪だったよ」 とイヴァンコヴィッチとの冷めた関係を暴露しました。 更にMFトミッチとのトラブルも口にしました。グェラがトレーニングで車をやってきた際にトミッチの車にぶつけてしまい、最初はトミッチも気にしないと言っていたのですが、二日後には「いつ僕の車を直してくれるんだね」と迫ったとのこと。グェラ自身がトミッチの車の修理に出向くよう言われたものの、込み入った試合日程で行く機会がありませんでした。すると練習で再びトミッチに修理を迫られ、 「お前は修理の金を持っていないのか?」 と挑発されたため、グェラは 「君がランボルギーニを持っているのならば恐れるかもしれないけど、ポロの修理ならば金は持っている」 と返した瞬間、トミッチは黒人の彼をなじる発言をしたそうです。それに切れたグェラがトミッチに殴りかかったところでイヴァンコヴィッチ監督は練習を止めた、という事件があったことを明かしました。そのトラブルでイヴァンコヴィッチ監督から戦力外扱いされたとは考えてないものの、隠蔽されていた事実をジャーナリストに語りたかったとのこと。今後はディナモと契約解消の話し合いをしたのちは、家族の住むパリに行き、6ヶ月間はうつ状態から立ち直り、頭を整理するためにサッカーはしないそうです。確かに試合中、イヴァンコヴィッチはグェラのプレーに対して怒っている場面を見ましたし、移籍してきた当初の頃を振り返ればグェラは思い切りの良さを失った感じがありました。ポテンシャルはある選手だけに残念な退団です。 ディナモにおける騒動はこれだけでなく、20日にボスニア・ヘルツェゴビナU-21代表との親善試合を控えるクロアチアU-21代表監督ドラジェン・ラディッチが、FWヨシップ・タディッチとMFミラン・バデリを召集したのにもかかわらず合宿所に現れなかったことに怒りを表しています。 怒りの矛先は二人に対してではなく、参加しないように指示したイヴァンコヴィッチ監督に向けられており、ラディッチがイヴァンコヴィッチに電話で理由を問い正したところ、 「もし二人の代表参加を主張するのだったら、彼らは怪我をしているためだとクラブから発表するつもりだ」 と答えたとのこと。これにはラディッチもお冠で、 「私はあの若者二人が残念だ。なぜなら、代表不参加は彼らの決定ではないからだ。イヴァンコヴィッチらはどんな言葉を彼らに与えたというのだね。どうせ、 "お前たちは好きなことをしてもいいよ。代表召集の際にも現れる必要はない。俺たちが君らを隠してやる" なんて言ったのだろう。ほんと悲しいよ。バデリはよやくサッカーの表舞台に一歩踏み出したところだ。なのに、もう怪我を偽るようにされ、代表の試合に出場できなくなるなんて」 と失望を込めて語っています。ラディッチはこれまでハイドゥク・スプリトとも同様の理由で衝突し、またリエカのシャルビーニ弟とも不参加を巡って喧嘩をしています。U-21欧州選手権の予選を戦っている真っ最中で、来月には大事なイタリアとアゼルバイジャンとの試合を控えているだけに、ディナモの非協力体制にはやり切れないところです。 モナコの移籍話が挙がっていたベティス所属のMF/DFマルコ・バビッチですが、条件面で折り合わず、モナコ側が断念したとのことです。 サンフレッチェ広島に在籍していたDFダリオ・ダバッツ(30)がリエカと契約することが濃厚とされています。2007年に大怪我をし、今年5月にサンフレッチェを退団したダバッツとは7月に契約の話が挙がったものの、練習試合のテストを望まなかったために流れていました。しかし、ダバッツがヴィノドルとの練習試合でテストすることに承諾し、それを機に契約が一歩近づいたと報じられています。
posted by 長束恭行 |21:29 |
サッカーニュース |
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ディナモ・ザグレブのコートジボアール人MFフランク・マンガ・グェラ(22・写真右)がチームを退団することとなりました。イヴァンコヴィッチ監督(写真左)はグェラが出場機会に恵まれないのを不満に移籍を希望したため、と理由を説明しましたが、グェラ本人は移籍願望などなく、イヴァンコヴィッチ監督が一方的にチームから追い出したと語っています。わざわざグェラ本人がクロアチアのジャーナリストに事実を知ってもらうため電話をかけたそうで、
「ディナモを去りたいなんて願望を口にしたことは決してなかったし、イヴァンコヴィッチとそれについて話をしたこともなかった。しかし、残念ながら監督は僕に対して一度もオープンではなかったんだ。ドレッシングルームに最初に入った時にもう僕はショックを受けた。彼はこう言ったんだ。
"君はチームにとって良い選手だが、ベンチに座る選手だ!"
とね。貴方にとっては信じ難い話なのは分かっているけど、(嘘ではないと)自分自身に誓うよ。最初は冗談だと思ったが、彼は真面目にそう考えているのが見えてきたんだ。
(グェラをよく起用したソルド監督が去ったのち)再び彼が監督として戻ってきたけど、一度たりとも僕を助けようとはしなかった。怪我をした時だって、助けが必要な時だって何もなかった。出場機会を得た際にはイヴァンコヴィッチは常にこう僕に言ったんだ。
"走れ、ボールをキープするな。サッカーをやれ!"
それが何を意味するんだい? それがアドバイスとううのかね? 僕は攻撃的MFだし、チャレンジしなければいけない立場だ。"リスクを恐れるな"と僕に言うも分かっていた。しかし、リスクを負えばボールだって失う。僕がボールを失えば、2~3分後にはピッチから出されるかもしれなかったんだよ。そんな環境で自信を得られるというのかね? ピッチで動くことを恐れていたし、ドリブルをすることにも恐れていた。最悪だったよ」
とイヴァンコヴィッチとの冷めた関係を暴露しました。
更にMFトミッチとのトラブルも口にしました。グェラがトレーニングで車をやってきた際にトミッチの車にぶつけてしまい、最初はトミッチも気にしないと言っていたのですが、二日後には「いつ僕の車を直してくれるんだね」と迫ったとのこと。グェラ自身がトミッチの車の修理に出向くよう言われたものの、込み入った試合日程で行く機会がありませんでした。すると練習で再びトミッチに修理を迫られ、
「お前は修理の金を持っていないのか?」
と挑発されたため、グェラは
「君がランボルギーニを持っているのならば恐れるかもしれないけど、ポロの修理ならば金は持っている」
と返した瞬間、トミッチは黒人の彼をなじる発言をしたそうです。それに切れたグェラがトミッチに殴りかかったところでイヴァンコヴィッチ監督は練習を止めた、という事件があったことを明かしました。そのトラブルでイヴァンコヴィッチ監督から戦力外扱いされたとは考えてないものの、隠蔽されていた事実をジャーナリストに語りたかったとのこと。今後はディナモと契約解消の話し合いをしたのちは、家族の住むパリに行き、6ヶ月間はうつ状態から立ち直り、頭を整理するためにサッカーはしないそうです。確かに試合中、イヴァンコヴィッチはグェラのプレーに対して怒っている場面を見ましたし、移籍してきた当初の頃を振り返ればグェラは思い切りの良さを失った感じがありました。ポテンシャルはある選手だけに残念な退団です。
ディナモにおける騒動はこれだけでなく、20日にボスニア・ヘルツェゴビナU-21代表との親善試合を控えるクロアチアU-21代表監督ドラジェン・ラディッチが、FWヨシップ・タディッチとMFミラン・バデリを召集したのにもかかわらず合宿所に現れなかったことに怒りを表しています。
怒りの矛先は二人に対してではなく、参加しないように指示したイヴァンコヴィッチ監督に向けられており、ラディッチがイヴァンコヴィッチに電話で理由を問い正したところ、
「もし二人の代表参加を主張するのだったら、彼らは怪我をしているためだとクラブから発表するつもりだ」
と答えたとのこと。これにはラディッチもお冠で、
「私はあの若者二人が残念だ。なぜなら、代表不参加は彼らの決定ではないからだ。イヴァンコヴィッチらはどんな言葉を彼らに与えたというのだね。どうせ、
"お前たちは好きなことをしてもいいよ。代表召集の際にも現れる必要はない。俺たちが君らを隠してやる"
なんて言ったのだろう。ほんと悲しいよ。バデリはよやくサッカーの表舞台に一歩踏み出したところだ。なのに、もう怪我を偽るようにされ、代表の試合に出場できなくなるなんて」
と失望を込めて語っています。ラディッチはこれまでハイドゥク・スプリトとも同様の理由で衝突し、またリエカのシャルビーニ弟とも不参加を巡って喧嘩をしています。U-21欧州選手権の予選を戦っている真っ最中で、来月には大事なイタリアとアゼルバイジャンとの試合を控えているだけに、ディナモの非協力体制にはやり切れないところです。
モナコの移籍話が挙がっていたベティス所属のMF/DFマルコ・バビッチですが、条件面で折り合わず、モナコ側が断念したとのことです。
サンフレッチェ広島に在籍していたDFダリオ・ダバッツ(30)がリエカと契約することが濃厚とされています。2007年に大怪我をし、今年5月にサンフレッチェを退団したダバッツとは7月に契約の話が挙がったものの、練習試合のテストを望まなかったために流れていました。しかし、ダバッツがヴィノドルとの練習試合でテストすることに承諾し、それを機に契約が一歩近づいたと報じられています。

