愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2016年09月

「試練」のシーズン~上武大学~

ここまで8年連続で箱根駅伝出場を果たしている上武大学だが、今季は例年以上の厳しい立場に立たされていると言わざるを得ない。 一時は予選会をトップ通過といった実績があるものの前回の箱根駅伝予選会はギリギリの最終通過、本大会でも20位と苦戦を強いられた。 花田監督が退任し、今季から新たに指揮を執る近藤監督が、前半シーズンを踏まえてどう夏にチームを作り上げてきたのか注目される。 だが、選手層の薄......続きを読む»

オレンジ「特急」の巻き返し~法政大学~

箱根駅伝予選会において法政大学の評価は二分される。 現状のチーム力、主力の状態、層の厚さなどを考えた時、決して安泰の位置にいるとは言い難い。 しかし、その一方で昨年厳しいと言われていた下馬評を見事に覆す調整力と勢いを見せた。 前半シーズンの出来を振り返れば、不利な予想に見方が偏りがちだが、夏合宿でどこまで復調してきたか、チームを作ってきたのかが注目される。 前回の予選会は箱根経験者が少......続きを読む»

チーム力を上げる「二世」の力~大東文化大学~

シード権復活に挑むのは大東文化大学も同様。 決して絶対的なエースがいるわけではないが、チームとしての地力の高さは苦戦が予想された全日本駅伝選考会を通過したことからも明らかだ。 主力勢の状態が上がっていなかった点が不安視されるが、予選会までにどれだけコンディションを整え、選手を揃えてこられるか。 そして、その主力の中には「二世」ランナーの名前も入っている。 今季のチームに欠かせない選......続きを読む»

本大会「連続」出場なるか~東京国際大学~

東京国際大学にとって勝負の大会が刻一刻と迫ってきている。 来月に行われる第93回箱根駅伝予選会。 前回の同大会で歓喜の中心にいたのはまさしく彼らだった。 大学史上初の箱根駅伝出場。 初めての箱根路は17位という結果に終わったが、1度走ったからそれでお終いというわけではない。 あくまでチームの目標は箱根駅伝の常連となりシード圏内で勝負できるようになること。 激戦化している昨今で連続出......続きを読む»

「鬼門」を乗り越え勝負の年へ~拓殖大学~

金森選手を中心とした世代が抜け、厳しいチーム状況が懸念されていた拓殖大学。 しかし、これまで好選手が揃っていた時代でも勝ち抜けていなかった全日本大学駅伝選考会を通過、9年ぶりに本大会への出場を決めた。 トラックタイムを計算する全日本選考会では不利とされた予選を通過したことは確かな走力がついてきたことを証明するものだった。 選考会にあまり参加しないため、持ちタイムが目立った選手は少ないが、......続きを読む»

伝統校の衝撃的「改革」~中央大学~

悩める伝統校が大学史上初の変革を決定した。 1年生主将。 今でこそ3年生が主将を務めるチームが出てくるようになったが、下級生がチームをまとめるというのは聞いたことがない。 しかし、これは大学としての危機感の現れ。 箱根の伝統校として今、中央大学は間違いなく岐路に立たされている。 藤原監督が決断した大博打を発奮材料として生かせるかどうか、箱根予選会での戦いは多くの人が注目する舞台となる......続きを読む»

「逆襲」の紫紺の魂~明治大学~

92回箱根駅伝は明治大学にとって忘れ難い大会となった。 黄金世代が去り、チーム力低下が取り沙汰されていた状況でもシード権はほぼ確実と言われていたチーム。 それが往路でまさかの失速となり、復路で巻き返すことはできなかった。 見ている我々でも、そして本人たちですら想像できなかった結末。 だが、この事実をチームが大きく変わる出来事としてもらいたいと願う。 それが上向きの材料になっているのか......続きを読む»

「好調」維持の新チーム~神奈川大学~

神奈川大学の駅伝シーズンは箱根駅伝を残すのみとなった。 全日本駅伝選考会ではまさかの途中棄権もあり出場権を獲得することはできず、箱根駅伝の本大会へ向け、来月の予選会に挑む。 しかし、今のチーム力を考えれば順当に通過すると見ていいだろう。 それほどまで今季の神大の状態は安定している。 全日本選考会こそアクシデントに泣かされたが、チーム力の高さは健在と誰の目にも明らかなレースをしていた。 ......続きを読む»

今季も新戦力の「台頭」はあるか~城西大学~

要所での粘りは見せたものの前回の箱根では12位。 エースであった村山選手が抜けた後のチーム力低下は避けられないものであっただけに、シード落ちという結果を見れば深刻さが伺える。 しかし、チャンスは十分あった。 安定感のある選手や経験者、急激に走力を上げてきた選手もおり、チームとしてはこれまでとは違った姿を見せていた。 今季もそういった顔ぶれは健在。 全日本駅伝選考会では主力の調整が間に......続きを読む»

今季最強の「大砲」~日本大学~

前大会では11位とシード権を逃した日本大学。 5区のコースが変更されてから5区区間賞の選手を擁したチームは全てシード獲得というデータがあったが、最後の年にして法則が崩れた。 山に留学生ランナーのキトニー選手を起用し、これまでとは違ったレース展開で上位進出を狙っていたものの結果だけ見れば不発と言われても仕方がない。 だが、今季はコースも変わり、チーム事情も異なる。 シード奪還の道筋は着々......続きを読む»

「育成」力の本領発揮~帝京大学~

92回大会では10位に滑り込みシード権を獲得した帝京大学。 1・2区で流れを掴み、3区以降は全員が粘り順位を守り抜くという帝京らしい安定感を感じさせた。 箱根駅伝において「順位を守る」というのは並大抵のことではない。 それを可能にしたのが上級生を中心とした確かな地力。 4年間ひたすらに積み上げてきた練習の成果が実を結んだと言えるだろう。 その一方で、残っている箱根経験者は2年生の畔上......続きを読む»

「理想」形の世代交代~中央学院大学~

2年連続でシード権を獲得し、3年連続の更新を目指す中央学院大学。 昨年までのエース・潰滝選手や安定感抜群の塩谷選手などの影響が大きくシード権を獲得したと思われがちだが、彼らより下の世代の選手たちの粘りもあったことを忘れてはならない。 確かに今季のチームには昨年のような1人で流れを作る、変えることのできる選手はいない。 だが、地道にコツコツと積み上げてきた走力を発揮する良い機会になると考え......続きを読む»

いざ「頂点」を目指して~山梨学院大学~

前半期を満足な結果で終えたのが山梨学院大学だっただろう。 関東インカレは出場した中長距離種目全てで入賞、全日本駅伝選考会でもトップ通過と個人としての強さと順調なチーム作りを証明している。 エースと主力メンバーが揃っている今季で目標である優勝への足掛かりをしっかり作りたいところだ。 上田監督が絶対的な信頼を寄せる留学生ランナー・ニャイロ選手がいることは大きな強み。 10000メートル......続きを読む»

「堅実」だけではない熟練集団~日本体育大学~

古豪らしい安定感を見せる日本体育大学。 特に、昨年は監督交代、エースの離脱など様々な懸念が見られたが、終わってみれば箱根駅伝ではシード権獲得と揺るぎない精神力を見せつけた。 今季の全日本選考会でも高い安定感と走力で危なげなく本大会行きを決め、3大駅伝全ての切符を手に入れた。 箱根駅伝経験者も11人と多く、下級生・上級生全員を巻き込んだレギュラー争いは激化していきそうだ。 日体大のバ......続きを読む»

「世界」を知るエースを擁し更なる高みへ~順天堂大学~

前々回の箱根駅伝シード落ちから一転、92回大会では6位と躍進し伝統校の強さを見せた。 前回はあくまで優勝を志して挑んだシーズン。 その為に各選手がレベルアップし、チームの意識改革をもたらした成果がしっかり出ていたと感じた。 提唱した前回の最上級生は卒業したが、その礎は残ったメンバーたちに受け継がれているはず。 全日本駅伝選考会ではまさかの予選敗退となったが、出雲駅伝、強いては箱根駅伝に......続きを読む»

「黄金」世代が集う~東海大学~

次世代の主役チームとしての強さを見せるために今季は絶好の舞台だ。 ここ数年は強力ルーキーが多数入学し、「近々東海大学の時代が来る」という声が挙がっていた。 そして、今季の強力世代の加入。 お膳立てはできた。 もちろん、高校時代の実績だけで大学駅伝を勝ち抜けるほど甘いレベルではない。 それでも、彼らの顔ぶれを見ればどうしても期待してしまう。 しつこいようだが、今回の東海ルーキーは......続きを読む»

脱・「候補」扱いのシーズン~早稲田大学~

一世代前に比べ、チーム力の低下が見える早稲田大学。 絶対的なエース不在が続く中で、上位でレースを作るところはさすが伝統校といったところだろう。 しかし、87回大会での優勝以降の5大会は4位が3回、5位が2回と優勝争いに加わっているとは少し言いづらい。 今季も大きな見方をすれば「6強」と言えるが、ここでも立ち位置は微妙なラインだ。 相楽監督采配の2年目、再び優勝への道筋を立てていくために......続きを読む»

ブロガープロフィール

profile-iconnoburin

愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
  • 昨日のページビュー:14380
  • 累計のページビュー:17063099

(11月19日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 第93回箱根駅伝予選会①~主要チームエントリー分析~
  2. 第28回出雲駅伝を経ての箱根シード校の明暗
  3. 第92回箱根駅伝各チームの区間エントリー分析~前回シード校~
  4. 第48回全日本大学駅伝統括
  5. 大迫傑選手は日本選手権で勝てないのか
  6. 第28回出雲駅伝④~関東勢の区間エントリー予想①~
  7. 第92回箱根駅伝復路統括
  8. 第92回箱根駅伝展望予想
  9. 2015年度卒業生進路~青山学院大学~
  10. 第29回出雲駅伝~各チームエントリー①~

月別アーカイブ

2017
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2014
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2010
12
11
10
09
08
07
06
カテゴリー

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年11月19日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss