愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2016年02月

東京マラソン2016

リオ五輪の選考レースとなっている今回の東京マラソン。 ヤクルトの高宮祐樹選手が日本人トップとなる8位でゴールに飛び込んだ。 2時間10分57秒というタイムでこれまでの自己ベスト2時間15分台から大幅に更新する走りを見せた。 とは言え、日本人トップという点に一定の評価をあげつつも代表当確には至っていないという状況だろう。 世界との差を突きつけられたようなレースだった。 今回優勝した......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑯

母校の代表 山口修平・丸山竜也(関東学生連合) 創価大学代表・山口修平。 専修大学代表・丸山竜也。 歴代最速メンバーが選出された関東学生連合が総合11位に相当する走りを見せてくれたが、中でも箱根路を沸かせてくれたのがこの2選手だった。 各校のエースが名前を連ねた1・2区。 大学を代表するエースも彼らに負けない走りを発揮していた。 創価大学は91回大会で初出場。 対して、専......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑮

初出場の山男 濱登貴也(東京国際大学) 東京国際大学は良い意味で初出場らしくないチームだった。 箱根駅伝を経験するだけの箱根路ではない。 負けて当たり前の箱根路でもない。 彼らは初出場でのシード権獲得という目標に向かって誰一人妥協していなかった。 そして、その快挙は確かに手の届くところにあったと感じた。 大志田監督の秘蔵っこが仕事を果たした。 シード権獲得の可能性をぐっと......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑭

オールマイティーな新エース 菊地聡之(城西大学) 大エースが抜けた後のチームの建て直しは難しい。 代わる1人を立てることができればそれでいいが、毎年大エースを作るというのは中々できることではない。 では、全体の底上げで抜けた穴を埋めれば良いのか、と問われれば一概にそうとは言えないだろう。 例え、中間層や下級生の走力が上がりこれまでと同じようなチームタイムになったとしても個の力も箱根......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑬

名門の誇りを体現する走り 町澤大雅(中央大学) 名門・中央大学が4年連続でシード落ちと苦しんでいる。 一度崩れた歯車を何とか修正しようと毎年試行錯誤を繰り返してはいるが、中々ピースが噛み合っていない、そんな印象を受ける。 それでも、強い名門復活へ孤軍奮闘を続ける選手もいた。 その1人が1区を任された町澤選手だ。 一走入魂のハチマキがたなびいた。 彼の走りは至ってシンプル。 ......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑫

山のキング ダニエル・ムイバ・キトニー(日本大学) 現在の箱根駅伝は最も距離が長く、特殊区間の為差がつきやすい5区で大逆転劇が起こるケースが多い。 ならば、留学生を擁するチームは走力の高い彼らを配置すれば良いのではないか。 ところが物事はそう単純ではない。 これまで箱根駅伝で山を担った留学生ランナーは少ない。 それは周りを配慮するという背景もあるだろうが、それ以上に彼らの持ち味を......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑪

育成力を象徴したエース・高橋裕太(帝京大学) 帝京大学と言えば「中野マジック」と称されるように育成力に定評がある。 帝京で地道に培ってきた走力は地力となって表れる。 事実、今回の箱根駅伝でも3区の畔上選手を除き、残り9人が3・4年生というチーム構成だった。 爆発力を持った選手は不在かもしれない。 それでも、殆どの選手が大崩れせず区間10位前後で走り、チームのシード権を勝ち取った。......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑩

4年連続同一区間の経験者 潰滝大記・塩谷桂大(中央学院大学) 今回の中央学院大学は決してスマートなレースではなかった。 勢いに乗りかけては落ちたり、アクシデントに見舞われたりとヒヤヒヤの展開もあり、シード落ちや途中棄権の可能性もはらんでいた。 それでも、しっかりシード権を獲得できたのは高い走力と選手層。 何よりエースと経験者の力が大きかったと感じた。 1区と3区はどちらも実力......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑨

最終学年の意地・宮上翔太・高木登志夫・金子晃裕(東海大学) 東海大学は若手中心のチーム。 昨今では有力新人が多く入り、格段にチーム力を上げている。 事実、今回の駅伝シーズンでも4年生が走ったレースは少なく、2・3年生を主体にしたチーム構成を敷いていた。 しかし、どれだけ素晴らしい素材を持っていたとしてもすぐに輝きを見せる保証はない。 だからこそ、経験と地力をつける期間は重要。 ......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑧

進化を続ける新留学生・ニャイロ(山梨学院大学) 大会が始まるまで、2区にはニャイロ選手かオムワンバ選手のどちらが走るのかという話題が注目されていた。 エースとして4年間チームを支えてきたオムワンバ選手だったが、2年時に途中棄権、3年時は直前の故障の為、エントリーを外れた。 彼の箱根駅伝でのリベンジ意識は高く指揮官も大いに頭を悩ませたことだろう。 だが、ニャイロ選手の持つ未知の可能性......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑦

未来を担うスーパールーキー・塩尻和也(順天堂大学) 塩尻選手のルーキーイヤーの活躍は目覚ましかった。 日本インカレ3000メートルSCで1年生王者となり、箱根駅伝予選会ではチームトップとなる59分38秒のタイムで全体8位。 全日本駅伝ではエース区間の2区を任され区間4位と好走した。 1年生だから、という常識は彼には通用しない。 そして、初の箱根駅伝。 起用されたのはエース区間・......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑥

笑顔でのリベンジ・馬場翔大(駒澤大学) 思い返せば馬場選手の箱根駅伝は涙の連続だった。 大型ルーキーとしてでもなく、エースとしてでもなく入学した名門・駒澤大学。 厳しいレギュラー争いの中、馬場選手が活路を見出したのが山だった。 「山でならどんな相手でも戦える」 その気持ちを押し出すように初めて挑んだ2年時での5区。 当時・東洋大学のエースであった設楽啓太選手に果敢に勝負し、首位......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち⑤

一般入試組の星・井戸浩貴(早稲田大学) 今回の早稲田大学は底力が光った。 エースの高田選手が不調で本来の走りができなかった中、1区の中村選手は高速レースにしっかりと対応し、3区の武田選手も遅れをカバー。 ルーキーの永山選手も好調を維持し箱根駅伝に臨み区間4位と期待通りの走りを見せた。 課題となっていた5区には安井選手がピタリとハマり、直前のアクシデントで6区スクランブル起用となった......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち④

新・山下りの神・秋山清仁(日本体育大学) 第92回箱根駅伝でまた新たな記録が生まれた。 日本体育大学3年・秋山清仁選手による6区58分09秒。 前回区間賞を獲得した早稲田・三浦選手が出した58分31秒を上回っただけではなく、コース変更前の参考記録であった駒澤大学OB・千葉健太選手が保持していた58分11秒をも更新した。 前大会では5区で神野選手が柏原選手の持っていた記録を、そして、......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち③

東洋大学を象徴したエース・服部勇馬(東洋大学) 第92回大会で王座奪還に挑んだ東洋大学だったが、往路の段階で青山学院に先手を許し、そこからは追うレースとなってしまった。 本来は接戦に持ち込み、プレッシャーを与え続けて行きたかったが中々レースは思うようには進まない。 それでも、その作戦をしっかりと遂行しようと奮闘した選手もいた。 それが、東洋大学の主将にしてエースの服部勇馬選手だった......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち②

ベールを脱いだ切り札・秋山雄飛(青山学院大学) 12月29日の区間エントリーが発表された時、3区は当日変更だろうと感じた人は多かったのではないだろうか。 それもそのはず。 3区にエントリーされた秋山選手は2014年の全日本駅伝を最後に大学駅伝に出場していなかったのだから。 今季も出雲・全日本駅伝の出場どころかエントリー表にも「秋山雄飛」の名前はなかった。 勝負の明暗を分ける肝区間......続きを読む»

第92回箱根駅伝を彩った選手たち①

文句なしの金栗杯・久保田和真(青山学院大学) 今回の箱根駅伝は青山学院大学を筆頭に東洋大学・駒澤大学を含めた3強による接戦が予想されていた。 各大学に強みと不安要素があり、トータルすると復路にまで勝負がもつれるだろうと。 ところが、その大会前の予想は1区で裏切られることになる。 青山学院が誇るゲームチェンジャー・久保田選手の抜け出し。 笑顔でのトップ襷リレーを見た瞬間、早くも彼が......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~関東学生連合~

「関東学生連合」という名前に恥じない戦いぶりだった。 今回招集された選手たちの持ちタイムは歴代最速。 しかし、急造チームであるため適正区間やモチベーションの関係上、中々個の力を発揮できずチームとして下位に沈むことも多かった。 ところが、今回の学生連合は1区で流れを掴む走りや復路で追い上げを見せるなど数々の場面で存在感をアピールした。 記録も順位もつかないが、大手町に戻ってきた時には10......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~上武大学~

8大会連続で箱根駅伝に出場し、今や箱根路に欠かせないチームとなっている上武大学だが、またしても悲願のシード権を獲得するには至らなかった。 予選会では国士舘大学と10秒差の競り合いを制し最終順位での通過。 本大会では巻き返しを図りたいところだったが、結果として20位とここでも最後のゴールとなってしまった。 来季はチームの立て直しと育成がこれまで以上に求められるだろう。 チーム力・選手......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~法政大学~

2年ぶりの箱根は総合19位と悔しい結果に終わった法政大学。 箱根経験者は3区の中村選手のみで残り9区間を未経験者で挑んだが、その経験値の少なさも出てしまったのかも知れない。 1区には高速レースを見越し、予選会チームトップのエース・足羽選手を起用したものの彼でも区間20位と出遅れ、早々に競り合いの舞台から姿を消すことになってしまった。 悪い流れを断ちきれず4区まで最下位でレースを進めること......続きを読む»

ブロガープロフィール

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愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
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(10月24日現在)

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