愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2016年01月

第92回箱根駅伝チーム別統括~大東文化大学~

市田ツインズが卒業し、チーム力低下を余儀なくされていた大東文化大学だったが、今大会はレース前から厳しい状況になっていた。 チーム唯一の10000メートル28分台の自己ベストを持つ大隅選手が故障明けの為、復路配置となり、今季のエースとして期待されていた北村選手も直前で状態を崩し往路での起用を見送ることとなった。 本来任せたい区間に走るべき選手を配置することが叶わず、エントリーの段階から不安は......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~東京国際大学~

第92回箱根駅伝、初めての箱根路は彼らにとって未来を感じさせるものだった。 大手町に戻ってきたのは順位で言えば17位。 目標としていたシード権には届かなかったが、可能性を見せた。 これまでの東京国際大学は「どうすれば予選会を通過できるのか」という立場のチームだった。 しかし、これからは「シード権を獲得するには何が足りないのか」を考えるチームとして成長してくるだろう。 現実的に見た......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~拓殖大学~

拓殖大学にとって6区は鬼門の区間なのかもしれない。 前回往路を11位で終えシード権を射程圏内に収めた位置での復路だったが、山下りで区間20位と出遅れ巻き返すことができなかった。 その反省を生かし挑んだ今回の箱根駅伝。 往路10位とシード圏内で迎えた復路でまたしても6区区間19位とスタートでつまずき、シード権から遠ざかってしまった。 2年連続で6区で苦い思いをしてしまった拓大がこのまま悪......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~中央大学~

名門・中央大学の試練は続いている。 予選会ではヒヤヒヤの通過ではあったが、今回の箱根駅伝でシード権を奪還できる算段はついていた。 しかし、実際は往路16位、復路14位で総合15位。 シード権争いに加われたのは序盤だけであとは苦しいレースになってしまった。 最高のスタートだった。 2年連続で1区を任された町澤選手はスタートから臆することなく果敢にトップを狙い、早めに仕掛けるなど揺さ......続きを読む»

第21回全国都道府県対抗男子駅伝統括

愛知県が先週の女子に続いて男子も優勝を決めた。 15年ぶりとなる愛知県の優勝は昨年のことを知る駅伝ファンからすれば一層の嬉しさがある。 前回エントリーされた選手の顔ぶれから優勝候補の一角として挙がっていた。 しかし、1区でタスキ渡しの中継違反があり失格。 チームの順位がつかない中でのレースとなってしまった。 今回エントリーされた選手で前回を経験した選手はいないものの愛知県代表として思......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~明治大学~

第85回大会の駒澤大学以来の衝撃だ。 強い世代が卒業しチーム力の低下はあったものの、それでも高い走力を保持し、上位ゴールをほぼ確実視されていた明治大学がまさかのシード落ち。 古豪として苦しんだ時代はあったが、近年は上昇傾向にあり優勝も狙えるチームにまで成長していた。 それ故に今大会にて7年守っていたシード権を失うという事実は中々受け入れがたい。 箱根駅伝の難しさと厳しさを味わってしまっ......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~神奈川大学~

5カ年計画の続きとして意地を見せたかった今大会だったが、シード権争いをする為にはやはりチーム力不足の感は否めない。 エース力・選手層・地力・特殊区間。 神奈川大学に限ったことではないが、箱根路でシード権を獲得するにはどこかでアドバンテージを作りたい。 区間10位以内で走れたのは僅か2区間。 まだ往路の主要区間を1ケタ順位で挑めたなら活路を見出すこともできたかもしれない。 だが、実際に......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~城西大学~

総合12位は城西大学。 こう言っては失礼に当たるが、現在のチーム力を考えれば健闘した印象を受ける。 昨年までの大エース・村山紘太選手が抜け、戦力は大幅にダウン。 今季は全日本駅伝の選考会でも箱根シード校の強さを見せることができず、予選落ち。 出雲駅伝でも13位と苦しいレースになり、チーム力の低下は明らかだった。 そんな中で迎えた今季の箱根駅伝。 残った選手たちの意地を見た大会だった......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~日本大学~

日本大学にとっては信じたくない現実だっただろう。 予選会ではトップ通過を果たし、チーム状態は上向きだった。 それを証明するかのように、1区荻野選手、2区石川選手が粘りの走りを見せ、エースのキトニー選手が5区区間賞を獲得するなどの活躍で往路6位。 復路も確実に設定タイムを刻んでいければ大きく順位を落とすことはない。 その目論見は儚くも崩れてしまった。 11位でシード権を逃してしまっ......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~帝京大学~

91回大会では11位と惜しくもシード権を逃した帝京大学だが、今回は雪辱を果たし10位でシード権を獲得。 彼らの持ち味は何と言っても抜群の安定感だ。 予選会では10人全員が100位以内で走り危なげなく予選通過を決めたが、本大会でも強みを発揮。 10区間をほぼ区間10位前後でまとめ、大きなブレーキを作らなかった。 エース区間でも特殊区間でもしっかりと走ることができる点が帝京大の武器。 着......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~中央学院大学~

5区では苦しい展開になったものの勝負区間を1ケタ順位で固め、要所を抑えたレースを見せた中央学院大学。 5区で大勢が覆されるケースは多いが、それまでの貯金もあり大ダメージとはならなかったことが幸いした。 復路でも4区間を区間7位以上で走り、シード権を着実に引き寄せた。 今季のチーム力は高く6位以内も考えられた布陣。 多少のつまずきがあってもシード権を逃さないところは流石といえるだろう。 ......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~山梨学院大学~

総合8位と2大会連続でシード権を獲得した山梨学院大学だが、上位進出を狙っていたチームとしては少し物足りない。 それは見ている側だけではなく、本人たちも強く思っていたことだろう。 しかし、来季更なる上位を狙えるだけの足がかりはできた。 新戦力が台頭し、今後主軸を担うであろう2年生たちも経験を積んだ。 今回の箱根経験者も7人残りチーム力は高いままだ。 個人的にラストランが見たかったオ......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~日本体育大学~

今季、決して順風満帆なシーズンではなかった日本体育大学だが、本大会でもシード権を獲得し下馬評を覆した。 エースの離脱や新体制になっての環境変化など様々な要因があり、箱根路では厳しい戦いになるのではないかと思われていたが、安定したレース運びで7位。 伝統校らしい走りを見せてくれた。 特筆すべきはやはり6区・秋山選手だろう。 前回の箱根路では6区区間4位と一人気を吐いた選手だったが、今......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~順天堂大学~

総合成績6位と予選会組では最上位の成績を収めた順天堂大学。 3大会ぶりにシード権を獲得し、チーム力の向上を見せたが松枝主将を始め笑顔の選手たちは少なかった。 当初は無謀と思われた優勝宣言。 予選会を通過した大学で「優勝」を目的としていたのは順天堂だけだった。 苦しいレース展開になった時もあったが、それでも1つでも前を目指し掴んだ6位という順位。 優勝には届かなかったものの充分に躍進を......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~東海大学~

前半出遅れがあったものの最終的に5位に滑り込んでくるところから走力の高さに疑いようはない。 しかし、一歩間違えればシード落ちになる可能性も潜んでおり、順位以上にヒヤヒヤなレース内容だったと感じた。 1区にルーキー・湊谷選手、2区に将来性の高い春日選手と若い選手を起用し勢いを作りたいところだったが、3区にタスキが渡った段階で17位と厳しい序盤。 若手に実力者が多い東海大学だが、チームを救っ......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~早稲田大学~

4位という結果に終わった早稲田大学だが、層の厚さを感じた大会だった。 高田選手と光延選手は区間下位と苦しいレースになってしまったものの他の8人は区間6位以内にまとめ、要所を抑えていた。 今季の早稲田の課題として流れを変えられる選手の不在が挙げられていた。 だが、今回の大会ではそのイメージを払拭する選手もいたように感じる。 まだゲームチェンジャーとは言い難いが、来季以降そのポジションに入......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~駒澤大学~

往路でどれだけリードを作れるかが総合優勝への絶対条件だったが、1区の出遅れが響いた。 チーム力を考えた時に、1分50秒差は大きくのしかかっただろう。 其田選手の状態は良く、エース級の選手を残した上で粘ることができれば有利な展開にもっていけただけに悔しさの残る走りになってしまった。 それでも、最終的に3位に食い込んでくるところは流石は3強といったところか。 2区・3区にエースを起用し......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~東洋大学~

レース前の予想では東洋大学が優勝と挙がる声も多かった。 全日本駅伝を制した勢いがあり、敵なしと思われていた今季の青山学院に唯一土をつけたチームである。 服部兄弟を筆頭に中間層の選手たちの力も加わり、競り合える戦力は整っていた。 東洋の戦略は、往路で青山学院に先行すること。 混戦に持ち込み、常にプレッシャーを与え、揺さぶりをかけたいところだった。 その為の1区上村選手、2区服部勇馬選手......続きを読む»

第92回箱根駅伝チーム別統括~青山学院大学~

青山学院大学が1区から一度もトップを譲らず完全優勝で連覇を果たした。 完全優勝での箱根路制覇は実に39年ぶりの大記録。 如何に今季の青山学院が強かったかが分かる数値だ。 とは言え、大会前の予想ではここまで圧勝するとは思わなかっただろう。 全日本駅伝を2位で終え、大本命の牙城が揺るぎ、神野選手の状態も万全ではない。 それでも終わってみれば2位と7分以上の差をつけ10時間53分25秒とい......続きを読む»

第92回箱根駅伝復路統括

【新たな才能が光った復路 完全優勝の箱根路】 青山学院大学が連覇達成。 往路では一度もトップを許さず駆け抜け、復路ではさらに差を広げる走りで完全優勝を決めた。 5000メートル13分台、10000メートル28分台の選手を豊富に擁し、走力の高さを数値通りに見せつけた結果のように感じた。 初めて王者として臨む箱根路。 様々なプレッシャーがあったように思うが、それでも勝ち切れるところは......続きを読む»

第92回箱根駅伝往路統括と復路に向けて

【磐石の安定感 見せた底力】 青山学院大学が1区から5区まで一度もトップを許さず、11年ぶりに往路完全優勝を飾った。 区間エントリーの時点では誰がどこに入るかいくつも選択肢があったように感じたが、いざ蓋を開けてみれば5区間中4区間に経験者を起用。 経験のあるコースゆえ戸惑うこともなく王者らしいレースを展開した。 1区の久保田選手が終盤に抜け出し流れを作ると、2区一色選手も猛追する東......続きを読む»

第92回箱根駅伝展望予想

【3強争い 勝負の行方は】 優勝候補の青山学院大学の区間エントリーは正直読めない部分が多い。 9割変わることはないと思われていた6区村井選手をまさかの1区起用。 代わって今回の山下りは1年生の小野田選手が担当する。 補欠メンバーの顔ぶれや枠を考えた時、6区の当日変更はほぼないと見ていい。 ストロングポイントの1つである特殊区間をルーキーに任せるということは来年以降のことを考えてい......続きを読む»

ブロガープロフィール

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愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
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(10月24日現在)

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