愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2015年09月

再起をかける男たち⑤~横手 健~

駅伝シーズンを前にして優勝候補の一角・明治大学に黄色信号が灯っている。 今季10000メートルで27分58秒40と日本人学生最速記録をマークした明治のエース・横手選手が8月に右ひざを痛め出雲駅伝の欠場を余儀なくされた。 西監督は「箱根駅伝に間に合えばいい」と全日本駅伝も無理をさせない姿勢を取っている。 今季駅伝シーズンは間違いなく中心選手になってくるはずだったが、一転して箱根までにどこま......続きを読む»

再起をかける男たち④~町澤大雅~

全日本駅伝関東予選会4組目、会場に衝撃が走った。 スタートから一気に飛び出した中央大学エース・町澤選手の大失速。 明らかに足に何かしらの故障が起こった走りで、完走するのがやっとという状態だった。 3組目までも中大の選手たちの調子は芳しくなく、それでも逆転を目指し駆け出した町澤選手だったが、結果発表を待つまでもなく中大の全日本駅伝予選落ちが決まった。 それまで調子が良かっただけにショッキ......続きを読む»

再起をかける男たち③~服部弾馬~

東洋大学の王座奪還は彼にかかっていると言ってもいい。 当然、その見方が強くプレッシャーに感じて欲しくはないのだが、服部弾馬選手の走りの状態でチームの勢いが変わるだろう。 兄・勇馬選手が最上級生となり、来季は弟である弾馬選手が中心となってくる。 東洋の地盤をしっかりと固めるためにも今回の駅伝シーズンは彼にとってもチームにとっても重要だ。 昨年度の弾馬選手の走りは決して満足のいくもので......続きを読む»

再起をかける男たち②~馬場翔大~

9月11日、気象庁は箱根山の噴火警戒レベルを2に引下げる発表をした。 まだ余談を許さない段階ではあるが、例年通り箱根駅伝を決行する見方は強くなったと考えていいだろう。 箱根駅伝が例年通りのコースで行われるとすれば、箱根山に並々ならぬ想いを抱いている選手がいる。 駒澤大学・馬場翔大選手だ。 前回の91回大会。 7年ぶりの箱根優勝を目指し万全のシフトを組んできた駒澤だったが、4区......続きを読む»

再起をかける男たち①~エノック・オムワンバ~

来月から遂に3大駅伝が始まる。 それぞれの選手たちが様々な想いを抱え、駅伝シーズンに臨んでいく。 中でも今季にかける想いが強い選手が山梨学院大学のエース・オムワンバ選手だ。 青山学院大学が史上最速タイムで優勝を飾った第91回箱根駅伝。 優勝予想で駒澤・東洋・明治・早稲田らが上がっていたが、山梨学院の名前もそこにあった。 オムワンバ選手・井上選手に加え、自己ベストを更新した選手たち......続きを読む»

2015年度今季の№1~留学生ランナー~

圧倒的なスピードと爆発力を見せる留学生ランナー。 彼らの走力は流れを作り、変え、新たなゲームメイクを生み出すことが出来る。 毎年非常にハイレベルな争いになっているが、今季最も頭角を現してきているのが日本大学のパトリック・ワンブイ選手だ。 ワンブイ選手は今季加入した1年生。 日大には、2年連続で箱根駅伝5区を走っているキトニー選手がいる為、駅伝シーズンでのワンブイ選手のエントリーはな......続きを読む»

第84回日本インカレ~3000メートルSC~

1、8:42.80 塩尻和也(順天堂大学) 2、8:45.05 津田修也(筑波大学) 3、8:50.68 藤岡勇貴(関西学院大学) 4、8:56.79 高橋流星(大阪経済大学) 5、8:58.99 矢ノ倉弘(山梨学院大学) 6、9:01.73 村島 匠(順天堂大学) 7、9:02.11 三牧真也(第一工業大学) 8、9:02.52 岡田 望(早稲田大学) 9、9:05.52 乾......続きを読む»

第84回日本インカレ~1500メートル~

1、3:51.26 井上弘也(上武大学) 2、3:51.55 神谷天地(関西学院大学) 3、3:51.88 山本雄大(城西大学) 4、3:52.01 大手敬史(日本体育大学) 5、3:52.54 浅石祐史(駒澤大学) 6、3:53.25 山本大志(立命館大学) 7、3:53.98 才記壮人(筑波大学) 8、3:55.76 服部 俊(首都大東京) 9、3:55.77 冨田三貴(東......続きを読む»

第84回日本インカレ~5000メートル~

1、13:38.45 服部弾馬(東洋大学) 2、13:40.22 パトリック・M・ワンブイ(日本大学) 3、13:40.78 エノック・オムワンバ(山梨学院大学) 4、13:40.93 一色恭志(青山学院大学) 5、13:45.51 ダニエル・M・キトニー(日本大学) 6、13:56.60 中谷圭佑(駒澤大学) 7、14:05.26 井上弘也(上武大学) 8、14:05.34 牟......続きを読む»

第84回日本インカレ~10000メートル~

1、28:21.80 パトリック・M・ワンブイ(日本大学) 2、28:22.94 ドミニク・ニャイロ(山梨学院大学) 3、28:31.88 ダニエル・M・キトニー(日本大学) 4、28:52.29 徳永 照(中央大学) 5、28:52.80 中村信一郎(早稲田大学) 6、28:56.76 木村 慎(明治大学) 7、28:57.21 渡辺 心(青山学院大学) 8、28:58.05......続きを読む»

2015年度今季の№1~チーム伸び率~

チーム伸び率は10000メートルタイムと内訳をベースに考えてみたい。 単純に91回箱根駅伝のタイムから2015年9月まで最も伸びたのは拓殖大学。 留学生のデレセ・タソ選手の加入が大きいが、10000メートル平均タイムを18分56秒縮めている。 10000メートル28分台のタイムを持つ選手が多いのは、駒澤大学と山梨学院大学。 駒澤・中谷選手、山梨学院・オムワンバ選手を筆頭にそれぞれ6人の......続きを読む»

2015年度今季の№1~急成長~

今季最も成長を遂げた選手は明治大学の横手健選手だろう。 元々ルーキー時から注目されており、これまで3年連続箱根駅伝出場。 チームの主力の1人として走ってきた彼に対し「急成長」という言葉は違うのかもしれないが、今季の横手選手は更に一皮剥けた印象を受ける。 その印象を確信に変えたのは、ホクレン網走での走り。 走りやすい環境であるとはいえ、夏合宿に入る前の調整段階。 それにも関わらず1......続きを読む»

2015年度今季の№1~スピードキング~

スピードに関しては5000メートルのタイムがベースとなるが、今季のスピードキングとして東京農業大学・戸田雅稀選手を挙げたい。 5000メートルベストは13分36秒42。 しかも、今年7月に行われたホクレン網走で自己ベストを更新し、東農大記録もマークした。 今季の学生の中では、山梨学院のオムワンバ選手、日大のキトニー選手に次ぐ3番手のタイム。 戸田選手のスピードには、他大学のエースも舌を......続きを読む»

2015年度今季の№1~エース~

エースの概念や評価の仕方は千差万別。 ここでは駅伝シーズンを迎えるに当り、中心になるであろう選手を「エース」として表現したいと思う。 昨年なら駒澤・村山謙太選手、一昨年なら設楽ツインズなどが当てはまる。 あくまで個人的な主観になってしまうが、今季の駅伝シーズンの中心選手は中央学院大学の潰滝大記選手ではないだろうか。 今季のトラックシーズンは潰滝選手の独壇場だった。 関東インカレ2......続きを読む»

2015年度今季の№1~チーム力~

来月から遂に3大駅伝の初戦・出雲駅伝、そして、箱根駅伝の予選会が始まる。 有利と言われても不利と見られていても実際に走ってみなければ分からないのが勝負の世界。 しかし、現段階でチーム力を測るに数値として現れているものもある。 それがタイムである。 今季は5000メートル、10000メートルの平均タイムで箱根駅伝王者・青山学院大学が抜きん出ている。 箱根駅伝を制した選手が9人残って......続きを読む»

第3回全国高等学校陸上競技選抜大会~10000メートル~

8月29日に大阪・ヤンマーフィールド長居で行われた全国高等学校陸上競技選抜大会。 将来の陸上界を背負う高校生が熱戦を繰り広げた。 高校レースでは珍しい10000メートルで、有力選手たちが凌ぎを削った。 10位までの結果は以下の通り。 1位 29:30.99 太田智樹(3年) 浜松日体(静岡) 2位 29:48.87 加藤 淳(2年) 西脇工業(兵庫) 3位 30:11.60 高......続きを読む»

箱根駅伝「決行」か「中止」か「コース変更」か

各大学が夏合宿の最終段階に入り、来月からの駅伝シーズンに向けて走力を上げている中、注目されているのが箱根駅伝の開催だ。 6月下旬から続く箱根山の小規模噴火に伴い、現段階の噴火警戒レベルは「3」。 大涌谷周辺で水蒸気の噴出が起こった5月上旬ごろの段階では、立ち位置禁止区域もごくわずか。 開催には影響しないだろうと見られていたが、警戒レベルが上がったことにより、開催の最終決断は未だ下されてい......続きを読む»

世界陸上北京を振り返って

9日間に渡る熱戦が繰り広げられた世界陸上。 競歩50キロで銅メダルを獲得した谷井選手や4位に入った荒井選手、そして女子マラソンでは7位に伊藤選手が入り、終盤に意地を見せた。 しかし、結果としては「メダル1、入賞2」。 当初掲げていた「メダル2、入賞6」という目標には及ばなかった。 200メートルで初出場のサニブラウン・ハキーム選手が準決勝に進んだり、5000メートル女子では鈴木選手が入......続きを読む»

世界陸上北京~女子5000メートル~

世界陸上女子5000メートル決勝。 鈴木選手が9位、尾西選手が14位と堂々たる走りを見せてくれた。 決勝の舞台に残るだけでも快挙だが、鈴木選手、尾西選手共に序盤から積極的なレースをし、世界と勝負する姿勢を貫いた。 彼女たちが作ったペースにより決勝らしいハイペースのレース展開になった。 3000メートルくらいまで有力選手たちが動き出さなければまだ余裕を持って走れると期待したが、やはり思惑......続きを読む»

ブロガープロフィール

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愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
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(12月16日現在)

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