愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2015年02月

91回大会を彩った選手たち⑯

来季への逆襲 我那覇和真・西山凌平(神奈川大学) 全日本予選会、箱根駅伝予選会とトップ通過を果たし、層が厚くなっていた神奈川大学だったが、箱根駅伝では特殊区間で苦しみ、シード権獲得はならなかった。 大後監督が積み上げてきた5ヵ年計画の集大成として、着実に準備を重ねてきただけに今回の結果は無念だっただろう。 さらに、エースの柿原選手ら主力の4年生が卒業し、今回の反省点も踏まえチームの再......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑮

復路の順大・西沢卓弥(順天堂大学) エントリーや当日でもアクシデントに見まわれ、中々流れに乗りきれなかった伝統校・順天堂。 しかし、復路では彼ららしい走りを見せてくれ、シード圏内に届くかもしれないという見せ場を作ってくれた。 その一役を担った選手がいた。 箱根駅伝ではこれまで目立った実績がない選手が、突如驚くような走りをしてくれることがある。 今回の順大では、7区を任された西沢選......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑭

想いを繋ぐ走り・倉田翔平(上武大学) 85回大会から7年連続で箱根駅伝に出場している上武大学。 今回も残念ながら悲願のシード権を獲得することはできなかったが、悔しい気持ちとともにより一層シード権への想いは強まったに違いない。 もはや上武大学の悲願はその世代だけの絆ではない。 福山真魚選手が、福島弘将選手が、長谷川裕介選手が、坂口竜成選手が、渡辺力将選手が、山岸宏貴選手たちが目指して......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑬

初出場、見せた可能性・山口修平(創価大学) 初めて母校の襷で走る箱根駅伝は彼にとって言葉では言い尽くせない感情があったに違いない。 失礼な表現になってしまうが、創価大学は箱根駅伝に出場できるような恵まれた環境ではなかったと思う。 ところが、山口選手が加入し、1年目に学生選抜で走ったことから少しずつ状況が変わっていった。 「次はチームで箱根路を」 その気持ちは徐々に浸透し、91回大......続きを読む»

東京マラソン2015

今井正人選手が、念願の世界選手権マラソン日本代表に大きく前進した。 世界選手権の先行を兼ねた東京マラソンで自己ベストを更新する2時間07分39秒を出し、日本人トップの7位でゴール。 これまで、タイムも順位もあと一歩のところで届かなかった今井選手だったが、終盤まで先頭集団に食らいつき、粘りを見せた。 他の有力選手のペースが落ちていく中、最後まで崩れず走り切った。 今回の今井選手はあま......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑫

最後まで繋げた襷・吾妻佑起・廣川倖暉(國學院大學) 予選会2位の勢いそのままに箱根駅伝シード権を狙っていた國學院大學だったが、序盤からの悪い流れを変えることができず、総合14位という結果に終わった。 しかし、悔しい中にも1つの目標は達成できた。 それは「襷を最後まで繋ぎ大手町に戻ってくる」こと。 前回9区を走った吾妻選手は7秒間に合わず、アンカーに襷を渡すことができなかった。 そ......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑪

走力の高さを知らしめる快走・ダニエル・M・キトニー(日本大学) 90回大会で5区を走った日本大学・キトニー選手は、区間賞も期待されながらも山の気候に振り回され実力を発揮できなかった。 1時間21分51秒で区間10位。 ブレーキとは言えないまでも日大のエースからしてみれば、不完全燃焼の結果だった。 昨年のこともあり、今回キトニー選手は平地区間になるのではないか。 その見方も多い中、......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑩

幻を超えた区間3位・永井秀篤(中央大学) 91回大会に中央大学の頼れる主将が戻ってきた。 永井秀篤選手。 2年前の89回大会、8区で1時間06分10秒というタイムをたたき出し、この区間で一番早く走ったランナーだ。 しかし、そのタイムが公式になることはなかった。 中大は5区で途中棄権となっており、永井選手の記録は参考記録。 幻の区間賞となってしまった。 それ以降の永井選手は......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑨

念願叶った山上り・市田宏(大東文化大学) 2年連続シード権を獲得した大東文化大学。 こう言っては申し訳ないが、数年前まではシード権どころか本大会出場も危ぶまれていたチームだった。 しかし、そのチーム力を向上させた要因として市田ツインズの功績は大きいだろう。 それでも、ツインズエースとして入学当初から期待された彼らだったが、最初から活躍ができていたわけではない。 1年生の予選会では......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑧

創部100周年の誇り・三浦雅裕(早稲田大学) 陸上部創部100周年。 そして、渡辺康幸監督の最後の采配をできることなら優勝という形で締めくくりたかった。 しかし、故障者続出で満足なオーダーを組めなかった伝統校は往路から苦しい展開を強いられてしまった。 それぞれの選手が悪かったわけではない。 1区中村選手は区間11位なれど先頭とは42秒差。 2年連続区間賞はならなかったがエースの......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑦

最強世代をまとめたキャプテン・有村優樹(明治大学) 今年度の明治大学4年生は、歴代最強世代と言っても過言ではない。 大六野秀畝・文元慧・山田速人・松井智靖・八木沢元樹・前野貴行など走力があり、タイプの違う選手たちが古豪・明治を着実に強くしていった。 そして、豊富なタレント陣をまとめた主将・有村優樹選手。 彼らが目指した優勝を成し遂げることはできなかったが、全日本駅伝での追い上げて2......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑥

リベンジの山上り・及川佑太(中央学院大学) 実力はあるものの前回の箱根駅伝では中々結果を残せなかったエースが最終学年で大きな仕事をやってのけた。 任された区間は前回同様、山の5区。 90回大会では区間18位と悔しい走りとなり、チームもシード権をあと一歩のところで逃してしまった。 個人としてもチームとしてもリベンジを誓っていた今大会。 2度目の山に挑む及川選手は実に冷静だった。 ......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち⑤

新星・川端千都(東海大学) 今大会では24人のルーキーが箱根路を駆け抜けた。 歓喜のレースになった選手、悔しい思いを味わった選手、そして、力はあるものの調整やスタミナ不足で走ることができなかった選手。 1年生にとっても箱根駅伝は夢の舞台だ。 10枠に入るためにたくさんの練習をこなし、多くの経験を積んでいく。 まだ18・19歳という体を作り上げていく状態から戦えるアスリートの体に......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち④

闘将・井上大仁(山梨学院大学) 4年生として、主将として、エースとしてチームを支えた井上選手は最後の最後まで大黒柱だった。 90回大会でまさかの2区途中棄権となり、どん底からのスタートとなった山梨学院の立て直しを任されたのはキャプテンの彼だった。 多くの重圧を抱えていた井上選手の心境はどのようなものだったのか。 決して軽くはないプレッシャーの中、チームが機能しきっていない中、言葉......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち③

再び兄弟で高みへ・村山謙太(駒澤大学)・村山紘太(城西大学) 91回大会の中心選手は間違いなく村山ツインズだった。 兄の謙太選手は今季現役学生最速記録となる10000メートル27分49秒94というタイムを樹立し、トップランナーの仲間入りを果たした。 そして、弟の紘太選手は関東インカレ1部10000メートルで優勝すると、5000メートルではアジア大会の日本代表として戦い、13分34......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち②

悔し涙の区間賞・服部勇馬(東洋大学) 「情けない」 各校のエースがひしめく花の2区を個人としてもチームとしてもトップで走り抜いた鉄紺のエースは涙を流し、そう呟いた。 これが個人戦だとしたら、服部選手は笑顔になれたかもしれない。 しかし、駅伝というチームスポーツにおいて、エースにかかる役目は多い。 本来なら自分の区間でもっとリードを作らなくてはいけなかった。 区間賞の走りでも......続きを読む»

91回大会を彩った選手たち①

3代目山の神・神野大地(青山学院大学) 10年は破られないと言われた記録がある。 それが2012年、東洋大学・柏原選手が打ち立てた5区の1時間16分39秒という大記録だ。 急勾配の箱根山中を1時間16分台で走れる選手は稀有な存在。 現実的に考え、1時間18分を目指し、悪くとも1時間20分前後に抑えることができれば充分な難所として捉えられていた。 ところが、僅か3年でこの記録が......続きを読む»

第91回箱根駅伝チーム別統括~関東学生連合~

今回の関東学生連合はオープン参加。 従って、彼らには記録も順位もつかない。 それでも、区間1ケタ相当の走りをした選手もおり、それぞれの気持ちを抱えて最後まで走り切ってくれた。 モチベーションの上げ方や維持が難しく、立場も異なる急造チームではあるが、箱根路を沸かせた一役を担ったのは間違いない。 様々な視点があったが、中でも1区を走った浅岡選手を評価したい。 前大会は予選会トップ通過......続きを読む»

第91回箱根駅伝チーム別統括~創価大学~

箱根駅伝初出場の創価大学の第1戦は最下位という結果に終わった。 現状の力を突きつけられたという印象だが、大きな1歩を踏み出したと感じる。 19位の中央大学とは10分以上離されてのゴール。 9区まで繋いできた襷も10区で無念の繰上げとなってしまった。 それでも、箱根駅伝の本大会に出られたことは彼らにとって代え難い経験を与えたことだろう。 殆どの選手が、出られた嬉しさより勝負に絡めなかっ......続きを読む»

ブロガープロフィール

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愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
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(01月21日現在)

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