愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2012年01月

88回箱根駅伝チーム別統括 ~関東学連選抜~

総合17位は関東学連選抜。 例年以上に実力者が揃っていた為、シード権獲得も十分あり得た戦力だったが、復路で失速し獲得はならなかった。 毎年感じることだが、やはり5000メートルや10000メートル、予選会の記録は参考にはなるが、箱根路でそのまま反映されるわけではない。 しかし、見どころも作ってくれ、非常に意味のある学連選抜メンバーだったと思う。 箱根の名門・日本大学勢がまず流れを作ってく......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~上武大学~

中々箱根は予想通りにはいかない。 上武大学の16位フィニッシュは個人的にそう感じさせた。 予選会は堂々の1位通過。全日本駅伝も箱根常連校を抑えて6位でシード権獲得。 この勢いにのって箱根駅伝も、と思われた上武大は往路も復路も厳しい戦いになってしまった。 初の箱根駅伝シード権獲得はまたも来年以降にお預けになってしまった。 往路のスタートは、彼らの今季の勢いを感じさせた。 1区を任された......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~神奈川大学~

総合15位には神奈川大学。 戦力だけをみれば、大体予想通りの順位だと思ったが、だからこそそれを上回る爆発が見たかったと感じる。 しかし、今大会は早い段階で上位と下位のタイム差が開いてしまった為、序盤の出遅れから巻き返すことはどうしても難しかっただろう。 「誰が良い、悪いとか、誤算はないんです。スピードもスタミナもない。選手層も薄いということです。」 大後監督が言うように、確かに力負け感が......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~拓殖大学~

強力な留学生ランナーと安定感抜群の選手層、そして名将が指揮する拓殖大学がまさかのシード権を落とした。 往路かららしくない展開となり、復路での追い上げもシード権内で戦うことはできなかった。 戦力だけを見れば、上位進出は確実視されていただけに残念な結果だっただろう。 後になって思えば拓殖大学は誤算が続いた。 エントリー発表時に2区を期待されていたJ・マイナ選手の欠場が発表された。 今シーズ......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~帝京大学~

当日のエントリー発表から厳しい展開になることは覚悟していた。 本来は2区を当然走るだろうと思われていた2年生エース・蛯名選手は3区起用。 ここでも「おや?」と感じていたが、当日にはまさかのエントリー変更で箱根路を走れなかった。 原因は貧血だった為らしいが、予選会8位の成績を持ち、往路で出遅れない役割を担っていただけに起用できなかったことは大きな痛手だった。 予選会から本戦までのピーキングの問......続きを読む»

第17回全国都道府県対抗男子駅伝②

想いをこめた走り・福島勢。 今回の都道府県対抗男子駅伝は福島県にとって大きな意味を持っていたと思います。 3月11日に東北を襲った東日本大震災。 東北地方を始め、関東でも大きな被害を与えました。 そして、福島県では原発の問題で揺れ動く中での今大会。彼らの心中は穏やかではなかったと思います。 福島出身のランナーは当時間もない時、走って良いのか悩んでいたはずでしょう。 しかし、復興に......続きを読む»

第17回全国都道府県対抗男子駅伝①

一旦箱根駅伝連載を止めまして、1月22日に行われました都道府県男子駅伝を書きたいと思います。 復興への想いを襷に記し、駆け抜けた48キロの戦いはとても熱く、また素晴らしい大会になったと感じました。 それぞれの選手が走りで何かを届けたいと言う気持ちがこもっているようでした。 兵庫・中谷選手が1区区間賞で襷を渡してレースは目まぐるしく変わっていきます。 チーム数が多く区間ごとの距離も短い為、......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~東海大学~

Wエースの不調。 今回の東海大学はこれに尽きるだろう。 もちろんエースに頼り切っていると言うわけではないが、エースで流れを作れず苦しい展開になってしまった感は否めない。 彼らが本調子の走りでいけたのなら、シード権獲得は堅いと踏んでいただけに残念な結果になってしまった。 前回区間賞のエース・村澤選手は2区でエントリー。 噂されていた5区ではなく、過去の実績十分なエース区間での走りとなった......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~国士舘大学~

時点でシード権を逃したのは国士舘大学。 エース級がいるとは言え、経験者が2人しかいない布陣で臨んだ箱根路はやはり厳しかったかもしれない。 だが、こういう表現は不適切かも知れないが、11位にまで順位を上げたことを心から称えたいと思う。 結果的にシード権は獲れなかったが、4年生を8人起用して戦った箱根駅伝は彼らの意地の走りを見ることができた。 先輩たちの走りは後輩たちに大きな目標を渡したと感じる......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~国学院大学~

2年連続10位でのシード権獲得。 昨年度はシード権を劇的に獲得し、話題性が集まっていたが、今回もしっかりと10位以内をキープした。 予選会からのチーム力の高さ、そして、国学院の戦力ダウンからシード権が危ぶまれていたが評価を改める必要があるだろう。 苦しい展開はいくつもあったが、それを盛り返す地力の高さは今年も健在だった。 そして、やはり彼に触れないわけにはいかないだろう。 国学院大学を......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~山梨学院大学~

山梨学院大学がそつない走りで9位に入りシード権を獲得した。 元々戦力は高く、昨年のシード落ちはまさかの部分が強かったので今回のシード権は納得だ。 だが、復路は厳しい走りになった区間もあったので課題は残っただろう。 主力の4年生も卒業する為、来季はより戦力アップをしていかなくてはシード権更新は難しい。 山梨学院大学は往路のアドバンテージをしっかりと生かした。 特にO・コスマス選手の区間新......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~中央大学~

この記録はいつまで続くのか、箱根のシード王が28年連続シード権を更新した。 全日本駅伝を見た限りでは戦力十分、調整も余念がないように思えたのでシード権はほぼ間違いなし。3強をどれだけ追いつめられるのか注目されていた。 しかし、往路は5区でブレーキとなり12位。 シード権争いに加わる展開となってしまった。 それでも、シード権獲得ができたのは、ブレーキを他の区間でしっかりカバーできていたから......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~順天堂大学~

順天堂大学が復活を遂げた。 予選会ではインカレポイントを適用してのギリギリの通過。 今回は出場することに意味があり、箱根路をどれだけ走れるのかに興味が集まっていた。 正直、シード権内で戦うことも厳しいだろうと言う大方の予想を裏切る総合7位。 箱根駅伝の戦い方・経験値の高さをまざまざと見せつけてくれた。 往路順位は13位。10位と2分差とシード権を狙える位置。 5区間中4区間が2ケタ順......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~城西大学~

前回3秒差で失ったシード権を、おつりがくる走りで奪回した。 「箱根の借りは箱根でしか返せない」と心に誓い挑んだ88回大会は、実に想いのこもった走りだった。 総合11位と言う順位が多い事実は、彼ら自身がよく知っていただろう。 もしかしたら今回も……そんなプレッシャーを見事に跳ね除けた城西大学。 エースとキャプテンとアンカーの4年生が最後の箱根路を彩った。 特に気迫を感じたのはキャプテンで......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~青山学院大学~

ミラクルはどこまで続くのかと思っていた青山学院大学だが、ここまで来ると強豪校になったと認識を改める必要があるだろう。 大学歴代最高の5位となったが、実に素晴らしい戦いを見せてくれた。 チームとしてはエースが流れを作り、要所をしっかりと押さえた理想通りの展開となったことだろう。 エースの出岐選手は今季絶好調。 もちろん区間賞候補として挙がっていたが、実際に獲得したことには正直驚いた。 と......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~早稲田大学~

出雲・全日本で3位に終わり、箱根駅伝連覇を目指していた早稲田大学。 1区大迫選手の抜け出しから、箱根では照準を合わせてきたように思えたが、彼ららしい戦いを見せることができなかった。 3強として挑んだ箱根路の総合4位は予想外の順位という印象だ。 「たられば」になってしまうのは否めないが、やはり主将・八木選手と駅伝主将・三田選手の欠場は痛かったと感じる。 精神的主柱として早稲田を支えていた4......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~明治大学~

3強の一角を崩したのは、明治大学。 出雲・全日本でのシード落ちから箱根駅伝も不安視されていた古豪が、総合3位と堂々の成績を残した。 彼らの走りを心から評価したい。 明治の期待が薄かったのは、往路の当日変更でも大エース・鎧坂選手がエントリーされなかったからだろう。 彼が2区で走るのか走らないのかで大きく戦力が変わると目されていただけに、明治の出遅れは免れないと思われた。 5区には山を得意......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~駒澤大学~

総合2位になったのは駒澤大学。 今回箱根路優勝の本命と言われていた駒澤だったが、要所でその力を見せるも東洋大学には届かなかった。 全日本駅伝を制し、箱根駅伝も獲る勢いだった駒澤にとっては惨敗と言わざるを得ないだろう。 駒澤の戦略は5区までに東洋と2分ないし3分差をつける予定だった。 5区の井上選手は山の経験者とは言え、駅伝シーズン故障で走っていない。 その為、ある程度の余裕は持っておく......続きを読む»

88回箱根駅伝チーム別統括 ~東洋大学~

今大会の東洋大学は間違いなく強かった。 往路・復路ともにミスが全くなかったと言ってもいいだろう。 9区・田中選手が思うような走りでなく区間6位だったが、ブレーキと呼ぶほどの遅れではなくチームの勢いも損なわれなかった。 最も大会記録を8分以上更新するとんでもない大会新記録に対してミスを探す方が難しいだろう。 前回までの東洋大学は柏原選手の活躍がどうしても目立っていた。 柏原1人だけのチー......続きを読む»

88回箱根駅伝 ~復路を終えて~

東洋大学が10時間51分36秒という新記録で総合優勝を掴み取った。 11時間の壁を昨年に早稲田が超えたと思った翌年に、この大記録。 前人未到の大記録と称してもいいだろう。 もちろん、柏原選手の区間新記録の走りもあったが、東洋大学全員で叩き出した素晴らしい記録となった。 特筆すべきはやはり、7区設楽悠太の区間新記録。 速いとは感じていたが、まさかの佐藤悠基選手超えの大記録。 2位以下の......続きを読む»

88回箱根駅伝 ~往路を終えて~

東洋大学が往路4連覇を飾った。 柏原選手の区間新記録があったが、彼に1位で襷を繋いだ東洋大学の選手たちにも同様の賛辞を贈りたい。 中々実力を出せなかった2区の啓太選手の走りや、無名の1年生・田口選手の区間賞。 1区宇野、当日変更の3区山本選手も自身のやるべきことを忠実に行った結果だと感じる。 往路新記録を作った東洋大学は、間違いなく強かった。 4日以降にしっかりまとめて書くつもりだが、......続きを読む»

88回箱根駅伝レース解説!

私、愛下哲久からご報告です! この度、1月2日の箱根駅伝往路・そして3日の復路のレース解説をスポーツナビさんの特集ページにて行わせて頂くことになりました。 ありがたいことでございます。 「マニアが語る第88回箱根駅伝」のバナーから閲覧でき当日開始されます。 僕の他にすごい知識を持っていらっしゃるお二方とたくさん箱根駅伝を語らせて頂く予定になっています。 どんなお話ができるのか、そして当......続きを読む»

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愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
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(12月13日現在)

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