愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2011年10月

88回箱根駅伝予選会⑥

箱根駅伝予選会、最後の切符を掴んだ大学は、順天堂大学。 予選会だけの記録では全体10位で通過できなかったが、3:25というアドバンテージタイムが順天堂を救う形となった。 圧倒的な山での存在感、そして、復路での強さから「逆転の順天堂」「復路の順天堂」と呼ばれた伝統校が3年ぶりに箱根路に戻ってくる。 だが、箱根路での戦いは相当厳しいものになるだろう。 予選会では、インカレポイントで救われたが......続きを読む»

88回箱根駅伝予選会⑤

7位以降はインカレポイントが関わってくる為、戦いはより複雑になる。 インカレポイントが高いチームは、予選会では大きなアドバンテージとなるが、低いチームは、単純に全体の9位以内に入ればいいと言うわけではない。 ただでさえ、実力が拮抗している今、1分1秒の差は大きく明暗を分ける。 そんなインカレポイントが適用される中、最初に呼ばれたのは城西大学。 覚えている人は多いと思うが、城西は昨年も11......続きを読む»

88回箱根駅伝予選会④

5番目に予選を通過したチームは、「ジンダイ」神奈川大学。 箱根路を2度制した伝統校が、今年も帰ってきた。 87回大会は15位、予選会も決して圧倒的な成績ではなかったが、シード権を獲得する為の戦力は整いつつある。 チーム最高位は24位の小嶋直耶選手だが、38位に小堀佑真選手、52位・坪内武史選手、53位・赤松宏樹選手、54位・柿原聖哉選手が入るなど集団走が功を奏した。 際立って個人力が高い......続きを読む»

88回箱根駅伝予選会③

続いて3番目の順位で本戦出場を決めたのは国士舘大学。 実力は常に箱根駅伝に出られる戦力を持ちながら、予選会では思うような結果を残せずにいたチームの1つだ。 しかし、今回はエース・伊藤正樹選手に加え、関東インカレ5000メートル覇者・藤本拓選手も予選会からの出場で3年ぶりの箱根出場を決めた。 伊藤選手の個人3位が光ったが、藤本選手の走りにも強い思いを感じた。 1・2年時は実力不足、3年時か......続きを読む»

88回箱根駅伝予選会②

まず、箱根予選会をトップで通過したチームは、上武大学。 昨年までの大エース・長谷川裕介選手を欠き戦力ダウンも懸念されていた上武大学だったが、全日本駅伝も予選を通過した勢いそのままに、見事箱根駅伝の切符も掴んだ。 個人成績全体9位のエース・氏原健介選手を筆頭に、10人が100位以内に入ったことからも上武の急成長が伺い知れた。 特に個人10位に入った佐藤舜選手は今年入学した1年生。 予選会に......続きを読む»

88回箱根駅伝予選会①

2011年10月15日、箱根駅伝予選会が行われた。 陸上自衛隊立川駐屯地から国営昭和記念公園までの20キロ。 関東大学の40校、480人のランナーが1分1秒をかけて駆け抜けた。 全ては2012年1月2・3日の箱根駅伝本戦に出場する為、母校の誇りをかけて必死に闘った。 しかし、勝負とは非常に過酷なもの。 箱根を目指し予選会に向けて調整を行い、1年間練習してきた成果を出しても、出場できるの......続きを読む»

元・箱根ランナーに聞く!② ~阿江匠さん編~ 5/5

―――6区のコンディションは、はたから見ているとあまり良くなさそうですよね? 朝も早いですし、とても寒そうですが走りにどれくらいの影響を与えるのですか? 確かに良くはないですね。前日に雨が降ったりしていたら最悪です。一応神奈川県警の人が夜、氷を溶かしてくれてはいるんですよ。ですけど、寒さと路面の状態は実際走ってみないと分かりませんね。 6区は一番スピードが出る区間なので、その状況下で転ばない......続きを読む»

元・箱根ランナーに聞く!② ~阿江匠さん編~ 4/5

―――6区のラストの平地でガクッとタイムが落ちる選手も多いですよね。 僕その典型(笑) ですけど、下りから平地になると思った以上に全然足が動かなくなるんですよ。気持ちは「前に進まなきゃ」って思っているんですけど、足は進まない。不思議な感覚でしたね。 ―――やっぱり下りから平地への切り替えは難しいんですね。 走り方の切り替えは難しいですよね。 下りも後半にかけては段々緩やかになっ......続きを読む»

元・箱根ランナーに聞く!② ~阿江匠さん編~ 3/5

―――阿江さんは3・4年時に6区を走りましたけど、走りたい区間ってあったんですか? 1区と6区ですね。入学した時に、走りたい区間を挙げることになりましてその2区間を言いました。 特に6区には野村俊輔さんがいましたから、意識していました。 ―――願いが叶ったわけですね。いざ6区を走ることになった時、どんな気持ちでしたか? ありがたいことに1年時からエントリーはしてたんですよ。野村さ......続きを読む»

元・箱根ランナーに聞く!② ~阿江匠さん編~ 2/5

―――中央大学の練習ってどんな感じなんですか? 単純に練習量が多いことに驚きました。高校時代の約2倍。1000メートルを5本やるのが高校だとしたら、大学はそれを10本。 西脇工も練習はきつかったですし量も多かったんですけど、大学に入っていきなりのハードメニューでしたからびっくり。こんなん無理や~って(笑) 中央大学に限らず他の大学も同じでしょうけどね。 ―――そんなハードな練習をこな......続きを読む»

元・箱根ランナーに聞く!② ~阿江匠さん編~ 1/5

出雲駅伝が終わり、箱根予選会が終わり、いよいよ駅伝シーズンが本格化! そして、我がコラムにも新たな出来事がございました! 約1年前に日本体育大学OBの鶴留雄太さんにインタビューさせて頂きましたが、その鶴留さんからまた、箱根ランナーを紹介して頂きました。 いいともシステム! 箱根ランナー数珠つなぎです! 今回も緊張しまくりのインタビューに快く協力して頂いたのは、中央大学OB・阿江匠さんです......続きを読む»

第23回出雲駅伝④

3大駅伝の開幕戦・出雲はリベンジを誓う東洋大学が制しました。 これにより3冠への挑戦権を唯一得たことになりましたが、戦いはますます激化していくことでしょう。 終わってみれば、上位3チームは東洋・駒澤・早稲田でしたが、それぞれ誤算があった展開だったと思います。 東洋・駒澤に関しては、やはり1区の出遅れが響いたと思います。 東洋は序盤からの爆発を期待しての柏原選手起用でしたが、各校のエースが......続きを読む»

第23回出雲駅伝③

向かい風の5区 終盤の5区、早稲田と東洋の一騎打ちに動きが生じました。 東洋の5区ランナーは、箱根の6区担当・市川孝徳選手。対する早稲田は前田悠貴選手。 5000メートルベストはほぼ同じタイムの両者でしたが、襷を受け取った時3秒差が5秒、8秒と広がっていきました。 流れを引き継ぐとは良くいう表現ですが、市川選手は田中選手からもらった良い流れをそのまま繋いでいきます。 実力では申し分ない前田......続きを読む»

第23回出雲駅伝②

風の3区 明治・鎧坂選手のリードをルーキー・大六野秀畝選手が必死に守ろうと力走します。 3大駅伝デビューの大六野選手でしたが、後ろをあまり気にせず前だけを見て走る姿に好感が持てました。 良い意味でルーキーらしくない堂々とした走りだったと思います。 しかし、迫ってくるのは早稲田と東洋の2校。 東洋大学は、設楽ツインズの弟・悠太選手。 早稲田大学は、留年してまで早稲田に入学するほど強い想いを......続きを読む»

第23回出雲駅伝①

「出雲、ここから」 3大駅伝がついに幕を開けました。その第一戦目は島根県、出雲路。 今回も熱い戦いが繰り広げられましたね。 今週は出雲駅伝特集でコラムを組み、4日に分けてコラムを書いていきます。 2年連続・3冠を狙う早稲田大学。 出雲駅伝優勝筆頭の駒澤大学。 王者奪還に燃える東洋大学など、初戦から箱根駅伝に勝るとも劣らない興奮の展開になりました。 はたしてどこの大学が栄冠を勝ち取るのか......続きを読む»

出雲駅伝の展望②

3強に対抗する1番手として今季、調子を上げているのは明治大学でしょう。 4年生でエースの鎧坂哲哉選手率いる明治大学は、戦力も十分整えてきました。 大学界のエースとしても注目されている鎧坂選手は、出雲駅伝もエントリーされていますので、上位での戦いが期待されます。 前回同様3区での起用が予想されますが、いずれの区間になっても鎧坂選手にどの位置で襷が渡るかによって終盤での結果が変わってくるでしょう。......続きを読む»

出雲駅伝の展望①

来る10月10日には、第23回出雲駅伝が開催されます。 3大駅伝のうちの1つ、スピードの出雲と言われる戦いは一体、どんなドラマを生むのでしょうか。 全6区間、合計44.5キロからなる出雲路は、まさにスピードレース。 順位が目まぐるしく変わるこの戦いは、終始興奮すること間違いなしのレースです。 選手のエントリーも公表されて、誰がどこを走るのかも大注目ですね! 本命はやはり、連覇を狙う早稲......続きを読む»

関東学生歴代ベストタイム・10000M(21位~30位)

関東学生歴代ベストタイム・10000メートル版も最後です。 個人的な話で申し訳ありませんが、知っている憧れの選手たちの名前が出てくると嬉しいですね。 パソコンで打ち込むたびに、「あぁ、偉大な記録だなぁ」と感じてしまいます。 箱根路を走った選手たちは、1回目から今までの合計でゆうに万を超える数ですから、その中で30位以内は本当に素晴らしい記録です。 これからも、塗り替え追い越しのレベルアップが......続きを読む»

期待の新戦力・25

明治大学・大六野秀畝選手、前野貴行選手。 今回は明治大学のルーキーを2人紹介します。 明治大学と言えば、有村優樹選手・八木沢元樹選手の黄金ルーキーが強力ですが、この2人も将来エース格を担える存在です。 大学入学前の5000メートルの自己ベストは両者とも14分台前半。 全大学見渡して明治大学のルーキー力が高いのも、彼らのようなランナーが控えているからでしょう。 しかし、1年時から駅伝エン......続きを読む»

期待の新戦力・24

帝京大学・早川昇平選手。 全日本駅伝予選会を堂々2位のタイムで突破した帝京大学。 その裏には、1年生の活躍も欠かせなかったでしょう。 帝京大学の誇る4年生クインテッドが卒業し、戦力低下が懸念されていましたが、その前評判を覆す活躍を見せてくれました。 一端を担った新戦力、それこそが早川昇平選手です。 宮城県・東北高校出身の早川選手は3年間通して県大会で全て4位以内の順位で抑えています......続きを読む»

ブロガープロフィール

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愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
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  • 累計のページビュー:16501216

(10月19日現在)

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