愛下哲久の「駅伝野郎、らぶりん」

月別アーカイブ :2011年01月

7位・拓殖大学(往路9位・復路4位)

エースの不調は全員で埋める。 拓殖大学にはそういった気迫を感じました。 岡田監督就任の元、チーム最高順位でのフィニッシュは決してまぐれではなく、彼らが今まで培ってきた努力が実を結んだ結果でしょう。 2区のマイナ選手でリードを作れなかった。 正直、この段階で拓殖大学は厳しい立場に置かれたと思いました。 本来であれば、エースのマイナ選手で独走、強いてはトップに立つ構想を用意していたはずです......続きを読む»

6位・中央大学(往路8位・復路6位)

やはり中央大学を救ったのは、5区と6区だったと思います。 5区・大石選手は1時間20分58秒で区間7位。 6区・山下選手は1時間54秒で区間13位。 本来のタイムからすれば、物足りないところがあったかも知れません。 しかしながら、往路4区まで14位だった順位を大石選手は、8位にまで押し上げ、山下選手は調子が悪いながらも順位を1つ上げ、後続に望みを託しました。 最終的にはシード権を獲得し......続きを読む»

5位・明治大学(往路4位・復路7位)

昨年の主力であった4年生が卒業して、今季の明治大学は苦しい展開になると思われました。 しかし、その予想に反し、全員が高い総合力を発揮しました。 昨年では大事な場面で粘れなかった悔しさを払拭し、明治大学が再び強豪への道を拓いたと思います。 1区ではほとんどが集団でのレースだったので、松本選手の区間15位は大きなブレーキではありませんでしたし、6区の広瀬選手も区間17位と言う結果でしたが、致命......続きを読む»

4位・東海大学(往路3位・復路8位)

大エース・村澤明伸ここにあり! そう思わせるには十分過ぎる走りで2区を沸かせてくれました。 往路2区で勢いに乗り、復路は8位と言う結果ながらも粘りの走りで見事4位に食い込みました。 昨年シード落ちした強豪は、エースの力を起爆剤により高い成長を見せてくれました。 昨年までの東海大は、どうしてもエース・村澤選手の実力が抜きんでてバランスが今一つの印象がありました。 戦力は決して低いわけでは......続きを読む»

3位・駒澤大学(往路5位・復路3位)

3位狙いとの公言通り、見事に総合3位を獲得した駒澤大学。 復路6区で3位に入ってからは単独走になり大八木監督の采配通りにレースを進めましたが、千葉選手・窪田選手の連続区間賞で2位の東洋大に迫るなど見どころもしっかり作りました。 「早稲田・東洋のうちどちらかは脅かすようなレースがしたい」という言葉通りでしたね。 新聞では、常勝軍団ならぬ「上昇軍団」として表記がありましたが、まさに正しく来年以......続きを読む»

2位・東洋大学(往路1位・復路2位)

東洋大学に誤算がなかったとのか言われれば、ないとは言い切れません。 結果論になってしまいますが、1区での出遅れが最終的に後半に響いてしまうこととなりました。 もちろん、往路で優勝するのは予想通り。 東洋大の勝ちパターンは、往路で出来る限り2位との差を広げ、復路でそのリードを守りきる。そういう戦い方でした。 往路で優勝したとは言え、東洋大がしたかったレース展開にはならなかったのが最大の誤算だっ......続きを読む»

総合優勝・早稲田大学(往路2位・復路1位)

今季は大本命・早稲田大学が見事18年ぶりの総合優勝を果たしました。 出雲・全日本の勢いそのままに箱根路も制し、史上3校目となる駅伝3冠は本当に素晴らしい成績です。 スーパールーキーの台頭に、2年生の安定した実力、3年生にはエース格が揃い、4年生は悔しい経験をバネにして全員で優勝を勝ち取ったと思います。 主要区間での出場が予定されていた佐々木寛文選手や志方文典選手を欠く中、非常に高い総合力を......続きを読む»

87回箱根駅伝・10区(シード権の行方)

「最少差の大会」。 1位と2位の差が21秒と過去最少のタイム差だったかと思えば、シード権の差も最少。 87回大会はそう呼ばれてもいい、非常に各チームの実力が伯仲した大会でした。 毎年、10校のみが手にすることのできる来年の本戦出場の切符。 シード権から漏れたチームは、厳しい予選会にて箱根駅伝出場を目指します。 何度も言いますが、予選会を勝ち抜くことは本戦のシード権を獲得するのと同じくら......続きを読む»

87回箱根駅伝・10区(優勝の行方)

87回箱根駅伝も終わりの時が近づいてきました。 早稲田の3冠か、東洋の3連覇か。 お互いの意地と意地がぶつかった戦いは、最後まで壮絶なものとなりました。 早稲田の10区を任されたのは、中島賢士選手。 そして、東洋は山本憲二選手。 優勝の行方は、二人の「ケンジ」によって争われました。 2位で襷を受け取った山本選手は、始めから飛ばしていきます。 そのスピードは、初の箱根路とは思えな......続きを読む»

87回箱根駅伝・9区

レースも終盤とは言え57秒の差で繰り広げられるトップ争い。 決して油断できるようなタイム差ではありません。 裏エース区間と言われる9区は、各チームの復路エースが名前を連ねます。 その中でも、注目はトップを走る早大の八木勇樹選手。 早稲田のエースと呼ばれてもおかしくない実力の持ち主ですが、駅伝で中々思うような成績を残せずにいました。 86回大会では、5区を任され期待の高さを感じましたが、......続きを読む»

87回箱根駅伝・8区

7区の早稲田・三田選手が東洋大との差を広げ、このまま優勝に向けて独走態勢になると思われました。 8区を任されたのは、4年生の北爪貴志選手。 昨年同様の8区で逃げ切りを図ります。 しかし、ここから東洋大の凄まじい追い上げが始まります。 走るのは3年連続で8区を担当する千葉優選手。 過去2年間はいずれも区間2位と安定した成績を残している選手です。 彼も最上級生として最後の箱根にかける想い......続きを読む»

87回箱根駅伝・7区

早稲田・三田裕介選手がトップで襷を受け取り、早くも逃げ切り体制に入っていきます。 85回大会で4区区間新を打ち立てたあの脚力が箱根路に戻ってきました。 昨年は、怪我や不調で苦しみ、区間賞を取った実力がありながらエントリー漏れとなってしまう厳しさを味わった選手です。 今季も出雲・全日本と登場機会がなく、出場が危ぶまれていましたが、7区の走りはどうでしょう。そんなことは微塵も感じさせない力強いもの......続きを読む»

87回箱根駅伝・6区

1月3日、復路。 総合優勝が決まる箱根から東京までの帰り道。 往路での順位・タイム差で戦い方を変える必要がありましたが、山梨学院大学以外の19チームがエントリー変更を行いました。 当日に調子の良い選手を選抜したチームが多かったのではないでしょうか。 見どころは、やはり前評判通りの接戦を見せた1位・東洋大学と2位・早稲田大学。 その差は、わずか27秒。 早稲田からすれば、充分射程圏内。......続きを読む»

87回箱根駅伝・5区

2日の往路で一番興奮した区間は5区で間違いないでしょう。 往路優勝を決める最終区であり、また数々の逆転劇を生んだ箱根の山。 箱根駅伝の勝負を左右する最重要区間として、どのチームもエース格を起用する戦いとなりました。 箱根の山上りは彼の為にあるといっても過言ではありません。 それほど、山を熟知しているのが東洋大学の絶対的エース・柏原竜二選手。 もはや駅伝を知らない人でさえ、柏原選手の名前......続きを読む»

87回箱根駅伝・4区

全区間の中で一番距離が短い18.5キロ。 山に向けて有利な展開に持っていきたい繋ぎの区間の為、各校のスピードを十分に生かせる4区です。 早稲田がどのくらいのアドバンテージで襷を渡すのか、そして、対抗の東洋大学はどれだけ差を詰められるのか、非常に気になる区間でしたね。 2位を走る東海、3位の明治や4位の山梨学院など、できる限り余裕を持って5区に繋げたいところ。 距離が短いだけあって、注目は上位......続きを読む»

87回箱根駅伝・3区

3区でも大きく順位は動きます。 と言いますのも、この区間でもエース格を起用したチームが多かったからでしょう。 2区のエースが作った流れに乗る、最低でも維持するためにも重要な区間であると伺えます。 区間賞の大本命は山梨学院大学のオンディバ・コスマス。 対抗として駒澤大学の上野渉選手、拓殖大学の西山容平選手、明治大学の菊地賢人選手の戦いが予想されました。 中でも、一番驚いたオーダーはト......続きを読む»

87回箱根駅伝・2区

各大学のエースが集う「花の2区」。 今回も、エースの名にふさわしい選手たちが火花を散らしました。 チーム順位はもちろんのことですが、誰が区間賞を取るのか、その個人タイトルにも注目されたエントリーでした。 まず、1位で襷を受け取った早稲田大学は平賀翔太選手を起用。 出雲・全日本をアンカーで走った平賀選手は、箱根路でも独走の状態で襷を受け取りました。自分のペースで走ることのできる平賀選手にと......続きを読む»

87回箱根駅伝・1区

2011年1月2日の往路、そして3日の復路と今回も見どころがたくさんあった大会でした。 各大学それぞれの持ち味を生かして箱根路に挑む姿は、まさに「戦国駅伝」。 最後までどうなるか分からない手に汗握る接戦となりましたね! 既に結果は出ましたが、まずは各区間を振り返ってみたいと思います。 ちなみに、個人的な話ですが往路は沿道で応援をしてきました。1区から5区を追いかけましたが、どこの区間も大勢の......続きを読む»

2011年東京箱根間往復大学駅伝競走

早稲田大学が悲願の3冠を達成し、87回箱根駅伝は幕を閉じました。 前評判通りの結果とはいえ、決して楽な戦いではなく、また非常にハイレベルな大会となりました。 スーパールーキーの台頭。 ごぼう抜き記録。 山の神の逆転劇。 鼻血・転倒・衝突・給水ミスなどのハプニング。 白熱するシード権争い。 繰り上げスタート。 そして、生まれた区間新記録。 間違いなく伝説の大会として残ることでしょ......続きを読む»

ブロガープロフィール

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愛下哲久 (あいしたてつひさ)
出身地:埼玉県

役者をやっています。
よろしくお願いします。
以前のコラム名は「駅伝野郎のぶりん」でしたが、芸名が変わった為変更いたしました。
変わらずよろしくお願いします。
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(12月11日現在)

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