西の落伍家

【プロレス】BULLETCLUB、ファレ、そして福岡

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新日本プロレスには、BULLETCLUBというヒールユニットが存在する。その人気は高く、海外のプロレスファンにもその名は知れ渡っている。

そんなBULLETCLUBの結成の地が福岡であるということを覚えている人はどのくらいいるだろうか。

2013年、福岡国際センターにてBULLETCLUBは旗揚げされた。創設メンバーは現在WWEに所属するプリンス・デヴィット、そしてバッドラック・ファレであった。ファレにとって、福岡は思い出の地なのだ。

ただ、ファレにとって、福岡という地はもう一つの意味を持つ。

ファレはプロレスラーとなる前、ラグビー選手であったことは広く知られているが、その時所属していたチームが福岡だったのだ。しかし、怪我のためラグビー選手としての人生を歩むことは出来なかった。

そう、ファレにとって福岡は思い出の地であると共に、因縁の地でもあるのだ。

そんな愛憎入り混じった土地に、ファレが帰ってきた。

5月3日の福岡大会「レスリングどんたく」では、IWGPヘビー級ベルトをかけて、王者オカダ・カズチカと挑戦者バッドラック・ファレの一戦が行われる。

ここ数年、ファレは存在感を発揮できずにいた。最後にシングルのベルト(インターコンチネンタル王座)を獲得したのは3年前。そのベルトも一度も防衛することができずに手放している。去年は夏のG1で王者オカダに勝ったにも関わらず、ベルトに挑戦することは許されなかった。

存在感という意味では、BULLETCLUBも同様だ。昨年は内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに話題を持っていかれた。今年は新年早々鈴木軍が登場。他のユニットに比べて幾分か地味な印象になっている。

そんな中巡ってきたタイトルマッチ。ファレにとっても、BULLETCLUBにとっても勝負どころとなるだろう。

今の新日本プロレスにとって、ファレは唯一といっていい立ち位置にいる。それは「ビッグマン」であるということ。プロレスの世界において、体が大きいということはそれだけで長所になり得る。その昔、アンドレ・ザ・ジャイアントが一世を風靡したのもこのためだ。

これは海の向こうでも同じことだ。WWEでは長年ビッグショーやアンダーテイカーといった大男たちが人気を博し、現在は次代のビッグマンとして身長203cmのブラウン・ストローマンがプッシュされている。

こう考えると、ファレも人気レスラーとなるだけの土壌を持っているのだ。もっと人気を博してもいいはずなのだ。それだけに、この一戦が持つ意味は重い。

今までの不遇の状況に対して。そして一度は自分の夢を諦めた福岡という土地に対して。この試合の見どころはズバリ、「ファレのリベンジ」だ。



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プロレス
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バッドラック・ファレ
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