ニコ小鉢その2(仮)

レノファ山口  名古屋グランパス 小感

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初見の山口に、7割方を傾けての観戦です。

■レノファ山口 試合開始時点、名古屋のダイレクトを多用したパスまわしに、全くついていけず、開始10分で失点。その後のゲーム運びを難しくしてしまいました。 名古屋がこういうサッカーをしてくることは、予めわかりきっていたはずでの、このゲーム運びの拙さは、ちょっと原因がよくわかりません。スカウティング不足かもしれませんし、選手の自信の無さ、戦術理解不足なのかもしれません。 名古屋が2点目を取った以降、ややパスワークのテンポを落としてくれたこともありましたが、ボランチの1枚(高柳一誠)を前に出して、2トップの3人でビルドアップを制限し、主にサイドに出されるパスに強いアプローチを仕掛けることで、ようやく試合展開は互角になりましたが、既に手遅れでした。恐らくこのような「後手を踏む」試合展開は、この試合に限らないのでしょう。 アプローチは厳しく、また荒っぽい(苦笑)。同じ厳しさでも、ハリルホジッチ監督のデュエルとはかなり味わいが異なります。相手ホルダーとボールの流れを「潰す」ことに主眼が置かれているようです。カルロス・マジョール監督はアルゼンチン人ですが、母国のスタイルをそのまま持ち込んでいるようにも感じます。 攻撃は、足許へのショートパスを細かくつなぐ形で、個人のアイデアに重心が置かれています。ロングカウンターも目立ちましたが、これは恐らく意図してのことではないでしょう。選手の押し上げも遅かったので、得点機も少なかったです。この日は名古屋相手で、ボールを握れる時間が少なかったので、自然とそういう展開になった、ということでしょう。

現在21位。自動降格圏です。しかし、チームの調子は上がっていません。危機的状況です。現実的には、最下位転落だけは回避し、J3の2位が、ライセンスを持たないクラブである(状況的にそうなる可能性は高い)ことを祈るしかないのでしょう。

レオナルド・ラモス:スピードと身体の強さを併せ持つFW。ロングカウンターの起点はほぼこの選手でした。28歳のアルゼンチン選手で、母国やチリ・ギリシャでプレーした経験を持つ選手。

アベル・ルシアッティ:24歳のアルゼンチン人CB。アプローチは厳しく、肩から相手を弾き飛ばすようなプレーは非常に荒っぽかったですが、このプレーで、山口の選手の「闘う」気持ちのスイッチが入りました。 ただ、典型的な潰し屋で、裏のスペースをカバーするのにあまり意識がいってません。CBで起用するには怖すぎる選手です(苦笑)。

■名古屋グランパス 2回目の観戦なので、詳細記述は省きます。ダイレクトパスを多用した華麗なパスまわしで山口を圧倒。ただ、山口のアプローチが厳しくなると、ボール保持に重点が置かれ、前を向けるシーンは極端に少なくなりました。 風間監督の戦術の基本的な考え方は、各個人が持つスキルを最大限生かすこと。そのためには、「フリーで前を向いている」選手を作らねばなりません。ダイレクトのパスワークはその手段にすぎないはずですが、現在は手段と目的が逆転してしまっているように感じます。ただ、前半の早い時間で2点リードしていた展開でもあったので「単なる保持」でもよいという考えもあったかもしれません。このあたりの見極めは難しいところ。

田口泰士:ボランチのパートナーが、バランサーの小林裕紀になって、BoxtoBoxの縦方向への進出が目立ちました。強烈なミドルを持っている選手なので、このようなCH的な役割が、この選手には一番合っています。

和泉竜司:なんとこの日は左SBでプレー。もっとも、かなりボールを握れる試合展開でしたので、SBとしての守備の役割は殆どせずに済みましたが、強い相手と戦う場合はどうなることやら(苦笑)。

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この記事へのコメントコメント一覧

レノファ山口  名古屋グランパス 小感

こんにちわ。

押谷のボランチは確かに押し出された感じはありますよね。風間監督は「連動性の部分に問題があるから、それなら動かないといけないポジションをやらせている」とインタビューで言ってました。実際の試合でも、ボールを出した後や奪われた後の切り替えで、動かなきゃいけないのに足を止めてしまうシーンがよくありましたから、その辺りを改善するのが目的でしょう。本人は最近ボランチに手ごたえ感じてるらしいので(本人曰く視野が広がったそうです)、もしかしたらボランチで試合に出るかも。全然想像出来ませんが(笑)。

年間通して使われ続けている(サブが多いとはいえ)し、風間監督の評価は高いと思うので、頑張って貢献できる選手に成長してもらいたいものです。

それでは。

レノファ山口  名古屋グランパス 小感

コメントありがとうございます。
青木もSBやらされていますか!いやー、想像だに尽きませんね。もっとも、今はシャビエルとのホットラインが半端ないですから、中盤から動かさないでしょうが。
押谷のボランチは、他選手に押し出されたような感じでしょうかね。寿人、玉田、永井。チーム内には同系統のFWが多すぎますね。

レノファ山口  名古屋グランパス 小感

こんにちわ。

山口戦、前半と後半で名古屋、違うチームみたいでしたね。風間監督もインタビューで語ってましたが、今の名古屋はまだ、90分、風間サッカーをやり切るのが難しいです。理由は正直推測でしかないですが、メンタルの部分に問題があるんじゃないかなと。今の名古屋は前半に相手に来られて失点する、もしくは苦戦する試合の方が、試合後トータルで考えてみた時、結果的にいい内容に落ち着くことが多いです。むしろ最初良かった時の方が後半に相手に押し込まれて対策もなくずるずる要ってしまう、そんな試合が目立ちます。その前の大分戦や8月の愛媛、町田戦なんかもそんな感じの試合でしたね。

昨日の試合は名古屋はパスの本数が800を超えていましたが、本来この数字の時は名古屋は試合に負けていることがほとんど(いや、全部かな?)で、内容的に良い試合ではなかったことを裏付けてると思います。風間監督は「ボールを持っているという錯覚」と表現してましたが、まさしく筆者様の言う「手段と目的が逆転してしまっている」状態でしたね。やはりパス回しのための保持ではなくゴールを奪う為の保持を90分続けられるようになってほしいです。

和泉のサイドバックはかなり前から何度も試されてます。風間監督は本来得意とするポジションから敢えて別のポジションを経験させることで視野を広げたり、動きの連動性を身につけさせたりすることをしてきます(青木の左サイドバックや杉森の右サイドバックも同様の目的でした、あと蛇足ですが今押谷はボランチを練習でやってます)。ただ和泉の場合はそれだけじゃないような気もします。風間監督は和泉のサイドをそれなりに評価しているのかも。それはさておき、見てるこちらとしてはやっぱり和泉の守備はまだまだ危なっかしいので毎回ヒヤヒヤしながら観戦してます(笑)。

ワシントンは風間監督の好みじゃないでしょうね。本人は努力して、少しはマシになったんですけどね(笑)。なにせ今、というかシーズン開幕から名古屋は慢性的なCB不足なので(レンタルでやってきた新井も怪我しちゃうし(涙))緊急避難的措置でしょうね、たぶん。

それでは。

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