ニコ小鉢その2(仮)

川崎フロンターレ 横浜F・マリノス 小感

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リーグ2位・3位の川崎、横浜。両者の神奈川ダービー。 観るしかない!という試合ですね。

試合は、内容・結果ともに、ホームの川崎が圧倒。3×0の快勝でした

■川崎フロンターレ 鬼木達新監督となって一年目。戦術において特筆すべきは攻守の切り替えの部分。 相手のカウンターの基点となる選手へのアプローチ、パスコースの切り方、そしてボールを運ばれた後のプレスバックの質の高さが素晴らしかったです。もともとポゼッション力のあるチームですので、ボールとゲームを支配する時間が長かったです。3×0も納得の内容です。 遅攻は、風間体制時の自由さは尊重しつつも、ホルダーの外を追い越す動きをデコイにして、バイタル脇のスペースを使っていく、というトライアングルはオートメーション化されている感が強い。テンポは良い一方、ボールの動きは相手に読まれやすくなっています。一長一短なのですが、それを前述の守備戦術の向上でもって、トータルプラスにしている観があります。 鬼木新監督体制発表時に、「風間サッカーの継承」という言葉があったと記憶しているですが、それはやはり難しいのでしょう。ただこれは鬼木監督の手腕の問題ではなく、指導者のパーソナリティーの違いに由るもので、よくあることの一つです。

大島僚太:守備の部分が格段に良くなりました。相手の思考を読みきってのパスカット、一対一でのディレイ。特に、スピードに乗った体勢にある齋藤学に対し、巧みなディレイとアプローチから一対一でボールを奪ったシーンは圧巻。たゆまぬ努力と進歩を続けるところは、代表選手になっても変わりません、いや代表選手になったからこそ、と言うべきでしょうか。 気になったのは、先制点を取った以降、攻撃部分の安全プレー、バックパスが多かったところ。ただ後半の交代後、足首に大きなアイシングをしていましたので、コンディションの問題かもしれません。

家長昭博:ようやくこの選手が先発に定着。右サイドハーフの位置で、正確なパスワークと精力的な守備。まだ我を出さず、チーム戦術に合わせている観があります。

中村憲剛:36歳になっても全く老けません。さすがにトップ下の位置以外では厳しくなっていますが、中村俊輔と同じ道を歩んでいます。もっとも、クラブ強化陣が、あえて彼に家長昭博という強烈な駒をぶつけてきたこともあるでしょう。常に危機感を持ってサッカーをしています。彼は既に川崎の歴史に不可欠な存在になっていますが、俊輔と同様、引退するまで今のクラブに居続けるという保証はどこにもないでしょう。

■横浜F・マリノス  守備は4-4ブロックを、かなり横方向にコンパクトにした陣形。バイタル脇を頻繁に使う川崎のパスワークに対するゲーム戦略だったでしょうが、ホルダーへのプレッシャーが甘くなりました。ボールを良い位置で奪えず、また奪ってもすぐ取り返される苦しい展開。 試合内容・結果ともに、悔いの残るものになりました。

マルティノス:左SHでプレー。横浜のロングカウンターは、彼のスペースランニングに合わせるという、ほぼほぼ一択でした。ボールを持てる時間は少なかったですが、力強い突破・クロスであわやというシーンを演出。

齋藤学:マルティノスに押し出されたような形で、右SHでプレー。いつもこのポジションでプレーしているのでしょうか?。利き足は右でカットインが得意な選手にこの位置を任せることは、未だシーズン無得点という不本意な状況とも関連しているように思います。後半から左でもプレ-するようになりましたが、中央の天野純と併せて、もっとポジションチェンジをしていかねば、チーム全体の攻撃にバリエーションが生まれてきません。

喜田拓也:モンバルエツの英才教育を受けて3年目。まだ23歳ですが、壁に突き当たったいるような観があります。アプローチの激しさは代表レベルだけに惜しい。苦手な部分を伸ばしていきたいところ。

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