ニコ小鉢その2(仮)

2017 U-20W杯 日本代表  南アフリカ戦小感

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個々の戦力差で勝った、という感が大きいです。守備戦術部分、特にハイプレスでボールを奪う部分ではストレスの残る試合内容でした。

アジア予選でも感じたところですが、日本のハイプレスは単体の動きしかなく、サンドのチャレンジ&カバーの詰めが甘いです。二人で相手を囲んでも、相手のターン一発で突破されてしまうシーンが多く見られました。 前半20分頃から、選手達はプレスに行かなくなりましたし、行けなくなりました。4-4-2ブロックをしっかり作って、エリアの深いところで跳ね返す。クラシックでして、これでこの先の予選を戦えるのかと不安の残る戦い方でしたが、スピードはあるものの、高さ強さには難のある南アフリカ代表相手には、これが最も有効な策でした。 U-20日本代表は、アジア予選を全勝無失点で優勝。しかし、それに満足していなかったでしょうか、世界を意識したトレーニングが出来ていたでしょうか。内山監督をはじめとするスタッフ、選手達には自省してほしいところです。

攻撃部分でも、左のスクエア(舩木翔、 三好康児、小川航基、岩崎悠人)のグループ単位での崩しでは見せ場を作りましたが、さしてプレスに来ず、最終ラインも不安定な南アフリカ相手に、手こずりました。

この試合に限らず、ユース世代全般が抱える課題は、状況に応じた判断ができないこと。特にその課題が、個の創造力を必要とする遅攻部分で出てしまいました。 例えば、ワンタッチパス、身体の向き。相手が積極的にプレスに来る相手なら、そういうパスも有効になりますし、楔の体勢でボールを受けるのはセオリーです。しかし、この日の南アフリカは、高い位置ではプレスに来ません。にも関わらず、しっかりツータッチでまわせる、フリーな体制にもかかわらず、無理なワンタッチパスで精度を欠いてしまったり、オフザボールで前を向く姿勢を取らなかったりと、歯がゆさが残りました。

この世代の選手達は、個々の実力は高い。世界で戦えるポテンシャルがあります。 だから、もっともっと目線を高いところに持っていってほしい。U-20W杯の頂点を狙うぐらいの意気込みで戦ってほしいです。

冨安健洋:この試合のMVP的存在だったと思います。オウンゴールもありましたが、試合序盤でから右サイドを崩され、中央を崩され、各所カバーに走り回る展開では致し方なかったと思います。試合全体を通じては、圧倒的な高さ強さを披露。課題の地上戦も、スピードで遥か上回る相手に、冷静に対応していました。

久保建英:15歳ながら「格が違う」プレーを披露。交代出場直後のファーストタッチでノールックスルーパス。相手GKとの一対一の決定的シーンを演出したシーンに、度胆を抜かなかった人はいないでしょう。また、難しい体勢から左足アウトで右サイドに大きな展開と、またプレーの幅も広がった印象。 課題、と言いますか、どうしようもない部分はフィジカルの部分。恐らく今後の試合でも途中出場、ジョーカーとしての働きを求められるのでしょう。

小川航基:1得点でエースストライカーの面目を保ちました。股関節が非常にしなやか。柔らかいのに強い。自分の背中から来るボールに対して半身になりながら、トラップ、シュートに持ち込むプレーが上手かったです。
   初瀬亮:試合序盤はルーサー・シンのスピードに四苦八苦。ラインを崩してしまい、失点の起点となってしまいましたが、同点としてからは、積極的なプレーを披露。両足で正確なクロスを放てるのは魅力

舩木翔:相手のプレスがないこともありましたが、ゲームメイク、オーバーラップからのクロスと、左足の精度を生かしたプレーで攻撃を形成。

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