ニコ小鉢その2(仮)

クラシコ   バルセロナ × レアル・マドリッド 小感

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どうにも仕事が忙しく、久しぶりの更新であり、サッカー観戦でしたが、最高のゲームを観れたことに感謝したいです。 それにしても、DAZNがスペインリーグのネット配信放映権を獲得したのには驚きました。WOWOWは「独占放映権契約」を取っているとのことでしたが、テレビ放映権に限られていたのでしょう。

■レアル・マドリッド 敗戦したものの、戦術がはっきりしており、内容的にはバルセロナより上でした。 ジダン監督のレアルは、就任当初こそ、個々の選手の技術やスピードのみが目立つサッカーでしたが、徐々に良くなってきています。この試合でも、守備時は前線中盤の5人がしっかり前ブロックをかけてボールの進路を制限したところに、最後はカゼミーロがボールを剥ぎ取る、という戦術でもって、バルセロナのビルドアップを寸断していました。 攻撃面もアグレッシブ、且つ戦略度の高さがうかがえました。トニ・クロースのサイドチェンジを起点にした、両サイドを広く使う攻撃はいつもながらですが、この試合はいつにも増して「前」への意識が強かったです。SBのカルバハルが早いタイミングでオーバーラップして、深いエリアでプレーする回数の多さ、クロースが相手CB裏を狙うスルーパスの多さにそれが現れていました。バルセロナの浅いDFラインの裏を狙ってのことでしょう。 しかし、惜しむらくは、上記の戦術戦略を90分続ける体力はなかったです。これは5日前のCLで120分戦ったことが影響したでしょう。特に中盤の3人は、ジダン監督の信頼が厚いあまり、連戦の疲労を知りながらもなかなか外せない、という面もあったと思います。 ただ、逆に言えば、そういう面を抱えながら、また試合終盤に10人になりながらも攻撃を続け、ハメス・ロドリゲスの同点ゴールを引き寄せた、ハードで情熱的な戦いぶりには畏敬の念を感じます。最後は悪魔のようなメッシに逆転ゴールを喰らいましたが、クラシコの価値をまた一段上げた、「名勝負」でした。

マルセロ:29歳のブラジル代表。現時点で世界最高の左SBと言っていいでしょう。攻守の見極めが非常に上手くなり、また攻撃時は一歩目で相手のマークを引きちぎるパワーを持っています。クロスの精度・スピードは言わずもがなです。

ダニエル・カルバハル:25歳のスペイン代表右SB。攻撃におけるアグレッシブさ、ロングスプリントの多さに関しては、マルセロを上回るところもあります。ただ、やや攻撃に夢中になるあまり、攻守のバランス取りが安定しないところが泣き所。

カゼミーロ:26歳のブラジル代表アンカー。筆者とこの選手の相性は本当に良い。この試合で先制点を決めましたが、今季リーグの初ゴールとのことでした。 試合序盤は、持ち前の一対一の強さで、バルセロナのビルドアップを寸断。思うに、この選手の最大の強みは臀部の筋力にあるのでしょう。ボールを取ろうと足を伸ばしたところに相手選手のチャージを受けても、全く体幹がぶれないところは驚きです。 しかし、その彼とて、メッシのフェイントには敵いませんでした。一対一では彼を止めることはできません。強い相手に対しては、味方とのコンビネーションでボールを上手く回収していくところがこの選手の課題でしょう。

ガレス・ベイル:説明不要のウェールズ代表サイドFW。カゼミーロとは対照的に、筆者はこの選手と相性が悪く、なかなか良いプレーを観ることができません。この試合も前半途中の故障退場でした。

マルコ・アセンシオ:21歳のスペイン人選手。ベイルに代わってサイドFWで途中出場。ドリブルスピードの速さ、左足パワーの強烈さには一見の価値あり。レアルの未来を背負う選手の一人になるでしょう。

■バルセロナ 試合序盤は、レアルのプレッシャーに、殆ど中盤を作れず。例の奇跡のCL、パリ戦で見せた3バックからのサイド攻撃は影を潜め、イニエスタ、メッシを経由した中央縦の攻撃に、悪い意味で戻ってしまいました。 ルイス・エンリケ監督は今季限りでの退任が決まっています。就任当初は、攻守にハードな戦術で、新しいバルサ、個の力に頼らないバルサを作ろうとしていたように思うのですが、MSNで勝利を重ねていくうちに、戦術色が失われていきました。これがバルセロナの「終わりの始まり」にならなければよいのですが。

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