ニコ小鉢その2(仮)

日本代表 タイ戦 小感  (ロシアW杯アジア最終予選第7節)

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もうかなり日が経ってますが、少しだけ。 結果は4×0という最高のもの。しかし、内容に関して満足している人は誰もいないでしょうし、筆者も同様です。

UAE戦同様、タイ戦でも日本代表は中盤のプレスが機能せず、むしろタイのプレスに後れをとっていました。攻撃面でも、タイのハイプレスに、有効的なビルドアップが殆ど行えず。ノープレッシャーの状態でも、緩いスピードの横パスをあっさりカットされてのカウンター、と目を覆いたくなるシーンが続出。無失点で終えたことは奇跡に近かったです。

何故にこのような内容を招いたか、まずコンディションの部分でタイにアドバンテージがあった部分は無視できません。選手達はUAE戦をアウェーで戦い、その夜に日本にフライトしたとのこと。肉体の疲労は中3日で取れたでしょうが、思考部分の疲労は抜け切れていなかったのでしょう。かたやタイは4日前の試合をホームで戦い、あまり時差のない日本に乗り込む形。影響は日本より少なかったでしょう。

あと、やはり精神的な部分。「慢心」はあったと思います。タイを過小評価してはいなかったでしょうが、自分達のサッカーを「過大評価」していたのではないでしょうか。UAE戦の勝利を「完勝」と論評したメディアは多かったですが、ハリルホジッチ監督や強化スタッフは、UAE戦の内容について、選手達にどのようなメッセージを送りながらタイ戦を迎えたのか、興味のあるところです。

久保裕也:この選手がいなかったらタイ戦は全く別の展開になっていた、と誰もが感じていたでしょうし、筆者もそう感じます。タイのハイライン・ハイプレスの裏を掻い潜って、右サイドから何度もチャンスを演出。特に岡崎のヘディングシュート・ゴールのアシストとなった右からのクロスは最高でした。京都時代は典型的な点取り屋でしたが、よくもこれだけロングスプリントを繰り返せる選手になったものです。

香川真司:先制点となったPA内でのシュートフェイントは名人の域。しかし、試合全体でのパフォーマンスは水準以下と感じます(上述の通り、疲労もあったでしょうが)。ビルドアップが上手く機能しなかった責任の一端はこの選手にもあるでしょう。縦パスを受けても足許でゴールを背にした体勢が殆どでしたので、相手のアプローチをまともに受けてロスト、というシーンが少なからずありました。もっとオフザボールでスペースに動き、トラップした瞬間で前を向く、というプレー姿勢が欲しかったです。

岡崎慎司:彼も得点はしたものの、試合全体のパフォーマンスは水準以下。しきりに相手DFの裏を狙う姿勢は良かったのですが、どうして左に流れるシーンが多かったのかなと。日本のビルドアップは右が主体なので、ボールとの距離が際限なく遠く、彼の動きは殆どTV場面上に出てきませんでした。下がって楔になるプレーでも、相手のアプローチをかわしきれずロストと、「弱さ」を出してしまったシーンも多かったです。

酒井宏樹:狙われていた、という印象。吉田麻也が右利きで、右CBを務めている関係もあるのですが、彼にビルドアップのボールがまわってくる回数が非常に多く、タイもそこをスカウトしていた印象。タイは、彼がボールホールドする展開から逆算して守備の戦略を考えていたように思います。

本田圭佑:後半半ばに彼が入り、日本代表はようやくボールの収めどころを見つけた観が。何だかんだ言われていますが、前線でもサイドでもトップ下でもプレーできますし、キープ力は高く、パスセンスもあり、左足のパワーも衰えていません。この試合ではPA内まで戻って相手ボールをクリア、という泥臭い動きも見せました。小林佑希というライバルもいますが、総合力では「まだまだ」彼の方が上。依然として貴重な存在であり続けるでしょう。

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