ニコ小鉢その2(仮)

レアル・マドリッド ナポリ  (CL Round16 1stレグ) 小感

このエントリーをはてなブックマークに追加

Jリーグ放映権の失注に伴い、スカパーの契約者数減が続いているとのこと。 でも、解約は全体の3%とのこと。個人的感覚ですが、意外と痛手が少なかったかな、という印象です。

CS放送にとってスポーツ、特にサッカー・野球はキラーコンテンツなのですが、やはりCLとプレミアリーグを確保している強みは大きいですね。

■レアル・マドリッド ジダン監督は、就任時からからその指導者歴の少なさが不安視されていまして、筆者も昨年のレアルの戦いぶりを見て、その戦術・戦略色の少なさが気になっていたのですが、就任から3年を経て徐々に経験を積んだ成果か、あるいはナポリという試合巧者をよほど警戒していたか、見事なゲーム戦略を見せました。 ナポリはショートパスを短く速くつないでいくチーム。特にトライアングルからのパスの受け手が、ダイレクトで縦に走る3人目にボールを渡し、そのトップスピードでもって、最後はこれまたスピードのあるFW陣が裏を仕留める、というのがベース戦術のチーム。 これに対するレアルは、相手のビルドアップの段階から、かなり前にプレッシャーを仕掛けて、トライアングルを寸断する手に出ました。 そこでボールを奪えなくても慌てません。ラインを低くコンパクトに保って、裏のコースを上手く塞いでいました。ナポリの前線3人はスピード・運動量はありますが、高さに欠けている点を突いてきました。

ナポリが、押し込まれた局面でもクリアせず、頑ななほどにロングカウンターを仕掛けていくところもよくスカウティングしていました。レアルの選手は、押し込んだところからの攻守の切り替えを素早くして、相手のカウンター攻撃をよく封じていました。

よく練られたゲーム戦略は、選手の体力も奪います。80分頃には、かなり選手の運動量が落ちましたが、3×1と、ホームの1stレグとして上々の結果を得ました。

クリスティアーノ・ロナウド:一時的にコンディションが落ちている時期かもしれないのですが、一歩目のスピードは落ちたな、という印象。昨年のような化け物っぷりが見られません。鋭いフェイントは健在で相手選手を翻弄していましたが、ダイナミックさよりも、足許の技術の高さで躱すシーンが多くなりました。味方にボールを預けるシーンも目立ちましたね。 容貌こそ若々しいですが、もう32歳。フィジカルに頼るプレースタイルでは劣化も速いかもしれません。来年には中国かアメリカに電撃移籍しているかも。

カゼミーロ:ハードなアプローチが持ち味のブラジル代表アンカー。筆者はこの選手と相性が良いです。どちらかと言えば守備系統の選手なのですが、ポルト在籍時に、凄い弾道のFKゴールを観たことがあります。そしてこの試合でも超絶のダイレクトボレー。あの右足の破壊力はもっと評価されていいと思います。

カリム・ベンゼマ:BBCの中で最も好調なのはこの選手かな?という印象。実質ワントップなのですが、それでも忍者のようにマークを外し、正確に頭で合わせてくる技術は特筆もの。永遠の課題は捌きの正確性でしょうか。

ルカ・モドリッチ:月日は早いものでこの選手も32歳。しかし下がってボールを受けて、捌いて、突破して、という正確なプレー連結を延々と続けるところは、まさにチームの肺。逆に言えば、この選手が抜けると中盤はどうなるのかという不安も。クロースもカゼミーロもいい選手ですが、水を運ぶタイプではありません。

■ナポリ 前述のとおり。得意とする戦術をことごとく封じられました。ナポリのような戦術を取るチームは過去にも見たことありますが、どうしても相手にラインを下げられてしまうと分が悪くなります。永遠の課題です。 ゲーム終盤の集中力低下も気になりました。若い選手が多いこともあるでしょう。CLレベルでは、まだまだ「これから」の存在でしょうか。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
海外
タグ:

【お知らせ】
Yahoo! JAPAN IDで記事にコメントできるようになりました

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

レアル・マドリッド ナポリ  (CL Round16 1stレグ) 小感

コメありがとうございます。
自分は、リーグを観てませんし、メディアの評論もあまり読みません。観察不足かもしれません。
TCE00074063さんの見解も尊重しますが、
あの試合でのベンゼマのマークの外し方の上手さ、またロナウドのパワーに頼らない突破を見て、自分は記述したように感じました。

さすがに見過ごせない

いつも拝見していますが、以前から選手個人の寸評には疑問に思う点が多々あります。

直後のリーグで股抜きエラシコを披露していることからしても、最近のロナウドは今季イチの状態だと思います。
己の今後を見据えているからこそのプレースタイルの変化でしょうし、中盤が充実しているという理由もあるでしょう。

あくまで意見の一つだとは思いますが、下半身に不安を抱えており今季以上に動きの悪かった昨季のロナウドを「化物」と表現したり、今季散々叩かれているベンゼマを「好調」と表現しているのを見ると、
「ちゃんと普段から観てるのかな?」
と思わずにはいられません。

こんな記事も読みたい

バルセロナ 大敗により10年連続ベスト8進出はほぼ絶望的【巨人 大鵬 卵焼き】

なぜ、バイエルン相手に無策なんだ、ベンゲル監督!【東京ドームに計画停電を!】

リーガ・エスパニョーラ第23節 エスパニョール戦招集リスト【レアルマドリードのある生活】

ブロガープロフィール

profile-iconniko0730

色々なカテゴリのサッカー観戦記書いてます。
  • 昨日のページビュー:1228
  • 累計のページビュー:2186783

(07月25日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. 2017年度 J2順位予想
  2. J1 J2 2016年度順位予想
  3. J1戦力補強小感 (徳島・浦和・横浜FM・新潟・名古屋)
  4. 2017年度 J1順位予想
  5. 2014年度Jリーグ順位予想
  6. ACミラン 本田圭佑 小感
  7. Jリーグ移籍劇について、小感五題
  8. レスター・シティ  岡崎慎司 小感
  9. J移籍劇 小感  (大久保嘉人・中村俊輔・菊池大介・家長昭博 他)
  10. 2013年度順位予想

月別アーカイブ

2017
07
06
05
04
03
02
01
2016
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2015
12
11
10
04
03
02
01
2014
12
11
08
07
06
05
04
03
02
01
2013
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2012
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2011
12
11
10
09
08
07
06
05
04
03
02
01
2010
12
11
10
09
08
07
06

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2017年07月25日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss