ニコ小鉢その2(仮)

J移籍劇 小感  (大久保嘉人・中村俊輔・菊池大介・家長昭博 他)

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まだこの時期なので、チーム単位の補強について書くことは難しいです。

趣向を変えて、選手をメインに据えて、個人的にインパクトの残った移籍劇について幾つか書きたいと思います

■大久保嘉人 (川崎→F東京) 選手個々によって濃淡はありますが、良いオファーを受けて移籍し、自らのステータスをアップさせることは、プロサッカー選手にとって日常のこと。だから彼の移籍には不自然さを感じません。

むしろ、移籍するなら、2年連続得点王の経歴をひっさげての昨年の方がよほど良かったと思いますが、それでも昨年は残留したことに、チーム愛すら感じます。

それにしても、34歳という高年齢で、強豪クラブへの移籍を果たし、なおかつ主力級で迎えられるというのは、かなり凄いことです。数値で表せないのが残念ですが、今後このような移籍はなかなか見られないのではと思います。

■中村俊輔 (横浜FM→磐田?) まだ確定報ではなく、横浜FMサポにもショッキングな報道でしょうが、実現性は高いと筆者は見ます。 モンバルエツ監督の攻撃ポリシーはポゼッションですが、組織的にテンポアップさせていくことに力が注がれていて、相手をいなしながら好機をうかがう、俊輔のプレースタイルとは合わない部分があるからです。 また磐田は、残留は何とか果たしたものの、攻守の戦術が整備されているとは言い難いです。俊輔個人のファンンタジーに期待するところ大でしょう。

■菊池大介 (湘南→浦和) 来年は26歳。これだけの才能のある選手であり、また周りは次々と移籍していくにもかかわらず、この年齢までクラブに踏みとどまったのは、やはりユース卒であることが大きいでしょうか。これも選手個々によって濃淡はあるのですが、ユース卒選手のクラブに対する愛着心の強さは、筆者のような外部の人間の想像を超えた部分があります。 競争相手は、宇賀神友弥、関根貴大。なかなかに手強いですが、ペトロヴィッチ監督に調子の良い選手を大胆に起用する長所があるのは、昨年の高木俊幸の重用ぶりを見てもわかるところ。いざ勝負、というところでしょう。

■家長昭博  (大宮→川崎) 若干「?」な移籍劇です。 周知の通り、川崎の中盤はネット、大島、憲剛の正三角形がしっかり定着していて、付け入る隙がありません。もっとも憲剛のフル稼働は難しいのですが、まさか家長ほどの選手が、サブを許容して入団してきたとは思えません。アウトサイドやトップで起用される可能性も高いとは思えません。

ただ、昇格後の大宮の戦術がかなり守備的なものになりましたので、ピッチ上ではフラストレーションを溜めていたのかもしれません。オファーの内容より「攻撃に重きを置くチームでプレーしたい」という願望の方が強かったのでしょう。 また、実績は充分すぎるほどある選手なので、「相手がレジェンド(憲剛)であろうと、互角以上に競争できる」という不敵な自信があるのかもしれません。大きな波乱も予測される移籍劇です。

■ペドロ・ジュニオール (神戸→鹿島) 楽天の財力を持つ神戸にもかかわらず、彼を引き留められませんでした。非常に意外な移籍劇。 「ジーコというレジェンドとの関わりが深いこのクラブでプレーするのが夢だった」というのが彼の言葉ですが、しかし鹿島は伝統的にFWに献身的な守備を要求するクラブ。なかなか外国人FWが適応していくには難しい。相棒の金崎もそれほど守備に熱心なタイプではありませんので、同時起用は石井監督の許容を超えると思います。失敗が懸念される移籍劇です。

■堀米悠斗  (札幌→新潟) 人件費約2倍の新潟への移籍は、間違いなくステップアップ系統の移籍でしょう。相手ボールへのアプローチの強さには定評がありますので、堅守が伝統的戦術である新潟との相性も良いと思います。 心配なのはどのポジションでプレーするかというところ。札幌ではWBでしたが、新潟は伝統的に4-2-2。本来はボランチの選手なので、そこかという推測もありますが、するとあのレオシルバの後任ということに。これはかなり荷の重い役割です。 やや身長が低いですが(168cm)、SBでの起用が自然でしょうか。競争相手となる予定のコルテースは既に退団しています。

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