ニコ小鉢その2(仮)

鹿島アントラーズ  川崎フロンターレ 小感

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鹿島を最後に、何とかギリギリのタイミングで、今季もJ1全クラブのレビューを完了。 (この強豪クラブが最後になるのも妙な話ですが)

■鹿島アントラーズ スタイルは変わらない。しかし、常に進歩しているクラブです。 安定したパスワーク、激しい攻守の切り替えは、三冠を取った当時から変わりません。 進歩している部分は、チーム内の意思統一の完璧さ。ここでクロスを出す、前線がニアや裏に飛び込む。あるいはここで囲む、前線の選手がカウンターの予備動作を行う。上記はむろん一例ですが、本当に連携が素晴らしい。 むろん、前から同数のプレスでもって、川崎のポゼッションを嵌めるというゲーム戦略が見事に当たり、選手が気持ちよくプレーできていた部分は大きかったでしょうが、この強さは一体何なのかというのが正直な思いです。 決勝の相手は浦和。どんなゲーム戦略を考えているのか、今からワクワクさせられます。

小笠原満男:御年37歳。さすがにクラブも不安になってきたか、シーズン前に永木亮太、三竿健斗といった選手を補強したのですが、彼にとってはその状況もどの吹く風。この大事な試合でもしっかり先発を確保。91分までプレーしました。 運動量はさすがに落ちましたが、守備時のポジショニングの巧みさでそれをカバーしています。昔はイエローをよく貰う選手でしたが、今は相手の動きを読む部分がとても良くなり、クリーンなパスカットを連発。「常に進歩し続ける」それを体現しているクラブの象徴。

永木亮太:鹿島という、不変のスタイルを持つチームに移籍するのは勇気を要する決断だったでしょうが、2ndステージでレギュラーを確保。代表にも選出されるようになりました。 彼の最大の長所はキックの正確性。サイドチェンジのパスや、やや距離のあるところからのFKでそれが生かされるのですが、そこはややチーム内のコンビネーションが合っていない様子。 しかし、守備面が抜群によくなりました。小笠原と同じく、相手の動きをよく見てのパスカットを連発。激しいアプローチ、カウンターで長い距離を走る、という湘南DNA部分でも良いところを見せていました。

金崎夢生:右足の大きな動作を主体としたフェイク、裏への意識の高さ。典型的なFWの選手として成長。ただ、守備の面では、少しサボるところがあります(苦笑)。そのあたりが、シーズン途中で監督と衝突した一因ではないかと思うのですが、しかしその余ったエネルギーは攻撃に余すことなく消費しています。 多くの人が感じていることかと思いますが、本当にこの選手は日本に帰っても変わりません。外国でプレーしているリズム・感覚を大事にしています。来季は海外復帰を視野に入れているのでしょうか。

ファン・ソッコ:スピードを生かしたカバーリングと寄せの強さ、カバーリングの正確さ。コンディションが100%なら、まだまだ植田直通が敵う相手ではありません。しかしこの現状には、植田のみならず、チームの中長期戦略を考える強化スタッフにも悩ましいところ。もし自分が鹿島のGMでしたら、ドライに他クラブに売却するでしょうが(苦笑)。

■川崎フロンターレ この大事な試合に大島僚太・小林悠が欠場。アンラッキーでした。特に大島の欠場は痛かったなと。鹿島の守備はマンツー気味に、同数でホルダーにプレッシャーをかけていくものでしたので、大島がいればその一対一の状況をビルドアップの段階で上手く剥がすことができていたでしょう。 独特なパスワーク、攻守の切り替えの激しさをベースにリーグ「3位」に躍進した川崎。しかし、この試合を前に風間監督と大久保嘉人は退団を表明。これがチーム全体に与える負の影響も大きかったのではないかなと。クラブ統率面での課題が浮き彫りになった一戦でした。

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