ニコ小鉢その2(仮)

ACミラン 本田圭佑 小感

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先週末のジェノア戦を録画観戦。 本田圭佑が1ゴール・1アシスト。2×1でミランが勝利しました。

■ACミラン これでミランの通算戦績は12勝7分6敗のリーグ6位。現時点ではELすら進出不可能な順位です

ただ、シニシャ・ミハイロヴィッチ監督のもと、チームは限られたメンバーで再起を模索しています。 システムは4-4-1-1。選手個々の守備意識は非常に強く、攻守の切り替え、いわゆる「ボールを奪い返す」意識も高い。 ただその一方、ボールを奪いきれなかった局面での帰陣は遅く、また、引いて守ったところのブロックにもところどころに綻びが見られます。特にベテランCBのアレックスと、21歳CBのロマニョーリの関係性がそれほどよくありません。それでもジェノア相手に試合終了間際まで無失点でしたが、これは相手の攻撃力の弱さに助けられた部分が少なくありません。

一方の攻撃に関してですが、前線の駒は揃っています。キープ力のある本田、ドリブラーのボナヴェントゥーラ、ストライカーのバッカ、汗かき役のニアングとバランスも良い。彼らにボールを預けて、高い位置で基点を作るオーソドックスな攻撃スタイルです。ややテンポアップする部分が少なすぎる部分も感じられましたが、これは試合開始早々に得点したこともあるでしょう。 問題はここもDF陣。ジェノアがハイプレスを仕掛けてくるチームだったこともありますが、最終ラインで殆どボールを廻せないですし、持ち運ぶこともできません。ボール支配率が低い分、前線選手の負担は重く、それが理由か、ミランの攻撃には速攻が殆ど見られませんでした。

以上のような感じで、今のミランの順位は、良くも悪くも実力がそのまま反映されているもので、またセリエ全体のレベル低下を考えると、厳しい言い方ですが、ミランの世界ランキングは一時期のそれとは比較にならないほど下にあると考えた方がよさそうです。

本田圭佑:ポジションはSHながら、ウイングのような動きは求められていません。ミハイロヴィッチ監督は本田の特性をよく理解していて(左足の破壊力のみまだ理解されていない観がありますが)、本田も心地よく、日本代表時と変わらぬ好パフォーマンスぶりを発揮しています。 本田の弱点は、スピードとスプリント持久力ですので、それだけに、速攻をあまり求めない(バランスを重視する)セリエのスタイルは、彼に合っていると思います。 ただ、ミランの財政状態は悪いらしく、人件費の再編に迫られています。本田もその対象になっていることでしょう。本田自身も「このままミランにいて自分が成長できるのか?」と自問自答しているのではと思います。名門クラブの背番号10に未練は無いでしょう。

マティア・デ・シーリョ:23歳のイタリア人右SB。普段はサブで、イグナツィオ・アバテの怪我での出番とのことですが、レギュラーでないのが不思議なほどの実力者。縦のスピードがあり、スペースの嗅覚にも優れています。トップスピード下で放つクロスも正確です。やや守備時のポジショニングは雑なところがありますが、アズーリの現役であることも納得の実力です。

ムバイ・ニアング:21歳のフランス人選手。初速が速く、また持久力もある選手で、ミランの中では唯一速攻の受け手役となっていました。守備時の責任ゾーンも非常に広いのですが、全く苦にせずプレーしていました。

ジャコモ・ボナヴェントゥーラ:26歳のイタリア人SH。典型的なドリブラー。フェイント動作が独特の間合いで、また左右両足の動作に殆ど優劣が無く、応対する選手にとってはなんとも厄介な存在。右足プレースキックのパワー・精度も監督からも高い信頼を得ているようで、左右のCK・FKと全てを担当(本田は一度も蹴らせてもらえませんでした)。

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