2008年11月30日
三浦は破格の条件を提示したタイガースへの入団を断り、結局ファンの声に動かされる形となり横浜への残留を決断した。
私はこの決断は結果的にタイガース、ベイスターズ両球団にとって最良の結果だったと思う。
まずはベイスターズにとってのメリットである。鈴木尚や川村の引退、石井琢の解雇でチームが若返る一方でチームを引っ張ってきた精神的支柱もまたどんどん失う結果にもなってしまっている中、さらに三浦までも球団を去るとなると、ベイスターズ生え抜きのリーダーが不在ということになってしまう。
村田あたりがそろそろリーダー的な年齢に差し掛かっているとはいえ、まだ村田にはそのような役割を担える存在かといえば疑問符が付く。
今後三浦に対して戦力として大きな期待ができるとは決して言えない。しかし三浦のような選手がいることで、士気等に間接的な好影響を与えてくれることは間違いない。
またファンの三浦に対する好感度も上がり、三浦自身にとっても野球がより気持ち良く行える環境になると思う。
一方、破格の待遇を提示したにも関わらずフラれてしまったタイガースだが、タイガースにとっても結果的にはこれで良かったというその理由だか、三浦の名誉のために前置きしておくが三浦は実績的にも素晴らしい投手どある。
しかしタイガースが提示したとされる3年で11億の価値があるかといえば、そこまでは・・・という感じだと思う。
さらに年齢的に30も後半の三浦に大きな上積みは期待できない。適正価格はもっと低いだろう。
さらにチームに与える影響も悪い意味で大きい。特に今シーズン大車輪の活躍をした江草や渡辺等は、何故外様の三浦に11億も払う金があって自分達若手は年俸が押さえられるのかというチームへの不信感が生まれることにも繋がり、そうなればチーム自体がバラバラになってしまいかねない。
そんな金があるならば前述のような活躍した若手に存分に年俸を払い、来シーズンへのモチベーションにしてあげる方がよっぽど有効だろう。
タイガースには杉山や能見等、力を発揮しきれずにくすぶっている投手がいる。ベテランの三浦に頼らずともそういった選手の力を伸ばしてあげる事こそが重要ではないだろうか。
また近年のタイガースは巨人の陰に隠れて目立っていなかったが、巨人に負けず劣らず金に物を言わせた大型補強をしているのも事実である。
FAで三浦を獲得し、その三浦が期待外れの結果に終われば批判の的になるだろうし、そんな補強をしても優勝できなければトラキチだって黙ってはいないと思う。
それよりも全国のトラキチがそこまで他所から戦力をかき集めてまで、優勝を望んでいるのかどうかも私は疑問に思う。元々イーグルスの様に戦力そのものが足りないというのなら話はわかるが、タイガースは決して戦力が足りていない訳ではない。
むやみに他所から戦力を引き抜くよりも、もっとフレッシュな若手が力をつけて、チームの力が底上げされる方が私は今のタイガースには理想的だと思う。
posted by nihonichi |17:06 |
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2008年11月26日
今回長野のようにマリーンズが強行指名した例としては二年前の大嶺の件が記憶に新しい。
結果的に大嶺については入団にこぎつけたが長野についてはマリーンズ入りを拒否し、自身の巨人愛を貫き通し浪人を決めるようだ。
ドラフト前から巨人以外の球団からの指名であれば本田に残留と公言していて最高の条件を提示されたにも関わらず、己の信念を貫き浪人を決め込んだ長野の選択は果たして吉と出るだろうか、それとも凶と出るだろうか。
現在のマリーンズは打者よりも投手陣の立て直しの方が急務のはずだ。よって長野を絶対に獲得しなければいけないというような選手でもないはずだ。
にも関わらずの強行指名だ。少々理解に苦しむ。もしかしたら有望な新人を戦力が既に充実している巨人ばかりにみすみす集中させはしないというバレンタイン監督なりのアンチテーゼのメッセージが込められているのかもしれない。
話は戻るがまたまた熱烈なアプローチも虚しく巨人への指名を得られずに浪人を決める方向の長野だが、また一年間浪人をするということはモチベーションを維持することがかなり大変なものだと思う。
さらにその浪人中に大きなケガでもしようものなら自らの商品価値を下げるどころか、もしかしたら指名をされないというリスクも背負うことになる。
しかも今回のように長野より若い大田のような活きの良い高校生の目玉が出て来れば、またさらに巨人からの指名が遠退き三度巨人以外の球団の指名を受けることも十分有り得る。
仮に次のドラフトで入団にこぎつけたにしても20代の後半という年齢でのスタートとなる。
同世代の選手達は続々とレギュラーとして活躍し始める中、新人としてしかも巨人という強力な選手がひしめく外野手というポジションを一から争うというのは精神的にも非常に厳しいものであると思う。
そういう意味ではマリーンズでプレーする方が幾分巨人に比べればポジション獲得のチャンスが高いし、さらにパ・リーグはDH制度もあるのでひとつポジションが多いことにもなる。
しかしそういった厳しい橋を渡る事となろうとも巨人のユニホームでプレイをしたいというのだから、長野のその意気込みは並々ならぬものであると受け取りたい。
そうはいってもマリーンズファンの私としては、長野がマリーンズのユニホームを着てプレイする姿も見てみたかったので、残念といえば残念ではある。
posted by nihonichi |12:55 |
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2008年11月22日
いわゆるボイコットに近いものにあたるのだろうか。危惧はしていたが、やはりというか中日のWBCへの全選手参加辞退の表明である。
WBCは北京五輪と同じくあくまで自由参加であり、参加への強制は無いため中日球団が責め立てられるようなことは一切無い。
ただ一つWBCが北京五輪と違う点は、12球団の選手参加の協力の意志統一がなされていないことである。そのため今回のような、一球団が丸々参加辞退という状況が生まれてしまった。
それでは何故中日はこのような、侍ジャパンへの謀反のような事を起こしたのであろう。
理由の一つとしては間違いなく北京五輪での一件があるだろう。岩瀬の起用法に加え、川上が酷使され結局それで川上はシーズン終盤の優勝争いという大事な時期を棒に振る羽目になり、ドラゴンズは苦しい戦いを強いられると共に一時はAクラス脱落の危機にも瀕した。
また星野監督の五輪後の対応も非常にまずかった。怪我人を出してしまった球団には一言謝罪をするなり、選手を提供して協力してくれた12球団には御礼をするべきだろうに、あろうことか散々開き直りの態度を見せた揚げ句トンズラしてしまったことが今回の一件に繋がっているのではないだろうか。
もうひとつ理由があるとすれば、一部の謎の人選によるメンバーによるWBCの検討会議である。
普通なら各球団より代表者が一人ずつ召集された上で検討会議が行われると思いきや、一部の球団の代表者しか呼ばれていないどころか、何故か現役からも現場にも携わっていない解説者が呼ばれているから、いかにこの検討会議というものが不自然なものかが伺える。
要するに代表者が一人も召集されなかった球団は、言ってみれば無視された形と言っても過言ではない。
しかもその監督の人選についても、二転三転して日本一の監督が相応しいとされ、慌ただしい形で原監督就任となったが、結局原監督は日本一を成し得ないまま代表監督に据えられた。
そんな経緯に加え、コミッショナーを含めNPB自体も何の根拠があるのかわからないが、王特別顧問の威光に胡座をかいて北京五輪の時みたく選手は無条件で参加するのではないかという驕りがあったのではないだろうか。
果たしてコミッショナー達は各球団に対して、そういったお願いの行脚の一つでもしたのであろうか。
前述のような私が挙げたようなきちんとした対応がなされていれば、もしかしたら中日側も今回のような態度に出なかったのではないだろうか。
今はドラゴンズだけが辞退を申しでているが、今後もNPBを含めた侍ジャパン側の対応によっては、特に北京五輪によって辛酸をなめさせられたタイガースのような球団もボイコットをするのではないかと、不安に思っている。
山田久氏はまるでまさかの事態で構想が狂ったというような発言をしていたが、それは現場サイドが勝手に参加すると決め付けていただけという、単なる驕りにすぎないとわたしはあらためて言わせてもらう。
posted by nihonichi |19:24 |
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2008年11月20日
今年はシーズン中には二岡の女性スキャンダルがあり、シーズンオフ直後にもまた、大久保コーチが暴力沙汰で書類送検されるという不祥事があり、何かと選手またはコーチが私生活で世間を賑わせた一年でもあった。
二岡についてはスキャンダル発覚後、謹慎処分が下されて、このスキャンダルも間接的な影響があったのかなかったのかはわからないがシーズンオフにトレードされる形となった。
一方大久保コーチはスキャンダルを認めて謝罪会見を開いたが、現在西武球団は推移を見守る形で処分保留という状況である。
過去には賭博や脱税、窃盗等事件性のある不祥事で厳しい処分が球団から下されたことはあっても、私生活におけるトラブルについてはあまり処罰という例はみたことがない。
二岡のようなケースはあくまで家族または個人間の問題なので、各々の中で解決すれば良い問題なのでイメージ的な問題はあるがあまり球団がどうのこうの口を挟むほどの事ではないと思う。
しかし今回の大久保コーチの件はただの痴話喧嘩のもつれだけに止まらず、逮捕こそされなかったが書類送検されたということはもはや二岡のような形で済まされるような出来事ではないと思う。
週刊誌に掲載されているような内容が事実であれば、出来れば私は大久保コーチには自ら職を辞するべきではないかと思う。
今季は確かに中村や栗山を育成し、意外にも非常にスコアラーのデータを駆使した指導をするなど、なかなかの敏腕ぶりだった聞いている。
ただし、指導者としての能力と人間性とは別問題であると思う。
選手の中には高校卒業して年端も行かない、人間として未成熟な選手もいる。未成熟なままの親元から離れたそういった選手を預かる言わば親代わりの監督やコーチは彼らの人間性を育む役割を担っていると思う。
よって私生活の乱れきった指導者では人間性を育むなどできないだろうし、選手にも示しがつかないのではないだろうか。
いずれにしても私のような素人がどんなに騒ごうが処分を下すのは球団である。一体大久保コーチにどのような処分を下すのか注目したい。
それにしても西武という球団は替え玉出頭や親会社のインサイダー取引に裏金問題で今度は暴力沙汰と、何かとお騒がせな球団である。
posted by nihonichi |06:58 |
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2008年11月19日
ついこの前まではFAは封印し、ドラゴンズで骨を埋めるようなことを示唆していた中村紀に一体どんな心境があったのだろう。
ここからは私の予測になるが、まず一つ目の理由は今季で退団が決定的なウッズの事情により、来季は森野が三塁に再コンバートが予測され、それに伴い中村紀が一塁にコンバートされるため、三塁手としての自負心やプライドがあるためホットコーナーである三塁のポジションが保証される球団への移籍希望。
次は金銭的な問題。去年は実質戦力外からの入団であったため文句は言わずに一発サインをしたが、今年はそういった事情も無いために銭闘体勢は十分だという中日フロントへの宣戦布告。
最後は純粋に選手としての評価を確かめたかったという理由。
いずれにしても金の事で揉めた揚げ句、四面楚歌となり、昨年のキャンプでヒゲを剃り、金髪頭を丸めて態度を改めて泥にまみれ必死になり、ようやく落合監督に拾ってもらえたのに、いざFA権を得た途端前言を翻すかのようにFA申請をするのはいかがなものかと思う。
果たして中村紀にとって昨年の涙の入団とは一体何だったのかとさえ感じてしまう。
posted by nihonichi |11:28 |
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2008年11月13日
最近の風潮なのかWBC日本代表にも「サムライジャパン」という愛称が付けられた。
特定のスポーツの代表チームに愛称を付けることに対して別に否定も肯定もしない。
今回、私が気になったのはその「サムライジャパン」という愛称は既に男子アイスホッケーの代表チームが公表していたということ。
ただ愛称が被ってしまったなら新しい愛称を考えればいいだけなのだが、今回は訳が違う。
その事実について加藤コミッショナーは認識済みの上で名付けたというのだからタチが悪い。
アイスホッケーの側が先に名付けたとどんなに騒ごうが、野球とアイスホッケーを比べれば当然、野球の方が世間的には人気も認知度も上な訳だから、自然とその愛称は野球の方で親しまれ、馴染む可能性が高いということは容易に想像はつく。
もし加藤コミッショナーがそこまで織り込み済みでいたとしたら尚更悪質であり、日本人の野球人気というものに胡座をかいた傲慢であり、他スポーツに対する冒涜だと思う。
私は加藤コミッショナーに野球に携わる言わばトップとしての誇りや自覚があるならば、直ちに「サムライジャパン」という愛称はアイスホッケーに返上し、別の愛称を再考すべきだと思う。
むしろそうしてもらわなければ野球ファンとしては、そんな節操の無い人間がプロ野球を束ねるトップだという事が非常に情けないし、残念でならない。
posted by nihonichi |07:04 |
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2008年11月09日
またまた原監督の短期決戦での采配の勘の悪さを見せられる無様な結末となった。
こんなに短期決戦で脇の甘さを見せる監督にWBCの指揮を任せていいのかと本当に不安である。
第5戦で王手を取った時点で原監督は正直気を緩めたと言うか、慢心したように思った。それを感じさせたのが、寺内のスタメン起用だ。一気に攻め落とさなければならない状況で本来ならば木村拓を起用すべき場面で、何を思ったのか寺内をテスト起用するという甘さだ。中継ぎが豊富とはいえ、先発投手であっても常にスタンバイさせる必要があるのにシーズン通りに越智、山口、西村、豊田という布陣でしか臨まなかった。今日も投手が余っている状況でメロメロの越智をアポたいに引っ張りすぎて逆転されているのだから、もう救いようがない。
一方、一戦一戦常に必勝の短期決戦仕様の起用を渡辺監督は見せた。第5戦では帆足をスパッと降ろし岸を投入してきた。
最終第7戦では見ての通り、西口を早くに見切りを付け先発の石井一、涌井を投入し、また代打も惜しみ無く使った。
しかもライオンズは王手を取られて追い詰められた6戦、7戦ではDHという制度が使えないセ・リーグ仕様の中での優勝だから本当に素晴らしい。とにかく何もかも、全てにおいて渡辺監督の方が原監督より遥かに短期決戦らしい采配をしていたということが凝縮されたシリーズであった。
また、どんなに金を使って戦力をかき集めようが、それだけでは日本一という栄冠は勝ち取れないということを今回のシリーズでいい加減にナベツネさんには学習して欲しいと切に願う。
それにしても日本一の監督がWBCの監督だと言っていたのに、早々に原監督をWBCの監督に祭り上げた方々はどのような言い訳をされるのだろう。今からでも渡辺監督をWBCの監督にするのが筋ではないだろうか。
posted by nihonichi |21:55 |
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2008年11月06日
日本シリーズの野球中継では現役選手の解説が聞ける数少ない機会である。
ダルビッシュ、岩隈、工藤などといった名だたる選手の解説をラジオやテレビで聴かせてもらったが、こういった選手達は立派な成績挙げているだけあって独自の理論をもっており、普段気付かないような色々なポイントを挙げてくれて試合を更に見応えのあるものにしてくれている。
しかしその一方で悲しいかな誰とは言わないが、ゲストの現役選手の解説が冴えているため、メインの解説者が霞んでしまってしまう事態も起こっている。
日本シリーズの試合中継は実はゲスト解説者との組み合わせによっては、メイン解説者の解説の質がどのくらいのものなのか露呈させられてしまう鬼門なのではないかと思わされた。
posted by nihonichi |01:36 |
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